前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました   作:Lcrcl (エルマル)

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一気に時間が飛びます。


そしてかなりの年月が過ぎた

side三雲幻斗

 

『レベル361 次のレベルまであと4433万2211』

 

五万年。

この期間の長さはニンゲンにとっては途方もないものだろう。

しかし俺はそれを…時空の歪みで過ごした。百年おきに村へ様子を見に行ったりしたが、大半は時空の歪みだ。時空の歪みでひたすら素材の強化や特訓を行い、俺は気付いたらレベルが361になっていた。

そして俺は…いつの間にか夢幻の里の神になった。

 

幻斗「いやなんで!?」

 

村に戻ることはちょくちょくあったが、俺が神になってるなんて一言も言われてないぞ!?

 

「幻斗さん!」

 

「やっと特訓が終わったんですね!」

 

幻斗「おお、久しぶりだなお前ら!」

 

俺の事を知っている妖怪や妖精達に歓迎されて俺が着いた場所は…神社だった。

 

『三雲神社』

 

看板にはそう書いてあった。

 

「この神社では、幻斗さんを祀っているんです」

 

幻斗「は、はぁ…」

 

…言われてみれば、確かにある時から俺は神力が使えたな。もっと早くに気付けばよかった。

 

幻斗「ちなみに、巫女とかいるのか…?」

 

「いますよ。半妖が代々巫女をやってます」

 

マジか…

神社の鳥居をくぐり、階段の前までくる。

 

「この階段の先には里長がお待ちしております」

 

里長…天也か。百年前に会ったが、忙しそうだったな。

そう思いながら階段を進むと…

 

『幻斗さん、お帰りなさい!』

 

ワァァァァッ!

 

村人たちが総出で祝ってくれた。

俺に会ったことのないニンゲン達もそこにいた。ニンゲンと妖怪の共存は続いてるようでよかった。

人混みの中から天也とルーミア、大妖精が出てきた。

 

天也「幻斗さん、お久しぶりです」

 

ルーミア「5万年経っても外見は変わってないようね」

 

大妖精「力は相当上がってるみたいだけどね」

 

幻斗「フッ、まぁな。久しぶりだなお前ら」

 

その後神社で大きな宴会があった。

みんな盛り上がっていて、本当に楽しかった。

 

「こんにちは!」

 

巫女服を着た猫耳少女がこちらに来た。

 

幻斗「お前が三雲の巫女か?」

 

「はい!」

 

元気そうだな。

 

幻斗「…なぁ、俺の神としての力って何なんだ?」

 

「えっ…知らないんですか?」

 

幻斗「ずっと特訓してたモンでな」

 

「なるほど…色々ありますよ?豊作だったり、運気アップだったり、健康に過ごせたり」

 

幻斗「あ、そういうモノなんだ」

 

なんかこう…平和だな。(小並感)

 

ー----

ー---

ー--

ー-

 

俺の自宅はルーミアが住んでいたようで、俺の部屋も整理されていた。

転送装置を見てみると何もなかったので、恐らくルーミアが月夜見と連絡を取っていたのだろう。

 

幻斗「っと、戻ってきたと言わないとな」カキカキ

 

月夜見がこの手紙を読んだ途端、すっ飛んでくるだろうな。

手紙を書き終え、転送装置にぶち込んだ。

 

ー次の日ー

 

月夜見「お前が予想した通り、すっ飛んできたぞ。久しぶりだな」フワッ

 

幻斗「」

 

親方、空から女神が!(白目)

…って

 

幻斗「月から飛んできたのかよ!?それと久しぶりだな!?」

 

ホントにすっ飛んできたし、しかも転送装置じゃなくて空から来たしでマジで反応に困るんだが!?

 

月夜見「…ふむ、お前も神になったようだな。私はお前に会った時からそうだったが」

 

幻斗「そうだったな…んで、何から話す?」

 

2人『………』

 

正直話したいことが多すぎる。

…よし、まずは。

 

幻斗「何だ、その服?」どーん

 

だって会ってた時や写真で映ってる時着てる和風の服ではなく、スーツなんだぞ?神がスーツ着てるんだぞ?

 

月夜見「ああ、コレか。実は現在月の都ではこのスーツが流行っていてだな、私もハマったのさ」

 

幻斗「お、おう…」

 

月夜見「次は私からだな。お前の力はどれ程強くなった?私も鍛えたから強くなっているが、それ以上にお前の上がり幅が見たい」

 

幻斗「そうだな…五万年前と比べたら軽く百倍は強くなってるハズだ」

 

だから五万年前の風見幽香は瞬殺できるな、今はできないだろうが。

 

幻斗「…あ、そういえば。月の都でスーツが流行ってるのは分かったが、文明ってどれぐらい進んでるんだ?」

 

月夜見「文明?都民はかなり長命だからか発展はゆっくりとしたものだったが、他の惑星に行き素材収集ができるようになる程には発展しているな」

 

幻斗「おお…それは凄いな」

 

完全に東方の世界観から外れているが。

その後も俺達は互いに質問をし続け、終わる頃には日が暮れていた。会ったのは朝なのにな…時間が経つのは速いモンだ。(説得力マシマシ)

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

どうやら月夜見は現在休暇中のようで、数ヶ月は里にいることができるそうだ。…休暇を数ヶ月もいきなり取れるのかよ。

 

月夜見「幻斗、お前にコイツを見せたい」スッ

 

月夜見が出したのは…非常に細かい糸のようなものだった。

 

幻斗「何だコレ?」

 

月夜見「フェムトファィバーといってな、最近生み出された繊維だ。非常に細かく丈夫なのが特徴で、コイツ一本は肉眼では見えないクセに、強化鉄の斧を振っても切れない程だ」

 

幻斗「ほーん…凄く強い繊維なんだな」

 

月夜見「ああ、だから服に編み込んで鎧の代用品にしたり、銃などの武器の威力を何倍にも上げることができる」

 

幻斗「…ん?待てよ。そんなに強い繊維、一体何からできてるんだ?」

 

月夜見「超強化エンダライトだ」

 

幻斗「なるほどな…って超強化エンダライトだと!?」

 

そんなカンタンに言うなよ!?




解説:超強化素材
強化素材を160個集め、それを大量のエネルギーで凝縮した代物。当然強化素材よりめちゃくちゃ強い。
超強化石<強化ネザライト=強化エンダライト<超強化鉄

実は超強化のさらにワンランク上を考えてたりします。
次辺りから諏訪大戦を始めたいですね。

次回もよろしくおねがいします。
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