前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました 作:Lcrcl (エルマル)
side三雲幻斗
次の日。3人はなんと霊力の玉を出せるレベルに達していた。
…速くね?
神子「どうかしました?」
幻斗「習得が速いと思ってな。俺は結構かかったんだがな…お前らには才能があると思う」
神子「そうですか…(私達に才能、ですか。いずれ幻斗さんの領域に達せそうですね)ところで、次は何をすればいいんですか?」
次…そうだな…
幻斗「霊力を纏えるようになれ」
屠自古「…纏う?」
布都「どうやって?」
幻斗「霊力の玉を出しただろ?その玉はカンタンに言えば、霊力を手のひらに集中して作ったモノだ。今度はその霊力で、手を覆うことを想像しながらやってみろ」
神子「手を覆う…分かりました」
ドサッ
『…修行シーンはコレだけでいいよな(by作者)』
おい、メタいぞ。
ーーーーー
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ーーー
ーー
ー
2週間後。
霊力の基礎は基本的に全部教えた。今では…
神子「ハッ!」ドッ
幻斗「…!」サッ
霊力込みの手合わせもできるようになっていた。
身体能力に関してはあまり上がってないハズだが…恐らく自分で鍛えたのだろう。
布都「とりゃー!」バッ
朱美「よっ」サッ
布都「避けるなー!」むきーっ
屠自古「いや、普通は避けるだろう」
布都と屠自古は朱美が相手している。
…前回と前々回はなんで朱美がいなかったのかって?(メタい)
別の部屋でゴロゴロしてただけだ。
しばらく神子の攻撃を避けていると、やがて彼女の息が上がりはじめた。
…ドサッ
神子「ハァ、ハァ…降参です」
幻斗「ん…また強くなってるぞ」
神子「そう、ですか…?」
幻斗「ぶっちゃけ基礎は全部教えたしな…後はお前が仙人としての修行に励むといい」
神子「…はい!」
ー数時間後ー
その夜。
幻斗「……ん?」ムクッ
朱美「…!」ハッ
客室の布団で目を覚ます。隣にいる朱美も目を覚ましていた。
何故なら…
幻斗「…力を持つヤツの気配を感じる」
それを感知して俺達は目を覚ました。
方向は……!
幻斗「神子の部屋辺りだ。行くぞ!」ダッ
朱美「はい!」ダッ
ガタン
神子の部屋…の近くの扉を開いた先には…
「…おや?気付かれましたか」
「…げっ!」
「は、速く逃げよう!」
青髪、黒髪、桃髪の女性が俺達の登場に驚いていた…って
幻斗(青娥、芳香、華扇じゃねーか!)
しかも芳香は生きてるようだし、華扇は腕が包帯に巻かれている。
…3人の背後の壁に穴が開いていることについては、敢えて触れないでおこう。
「見つかったようですが、ごきげんよう」スッ
青娥(ほぼ確定)が壁抜けのかんざしを出し、逃げようとするが…もちろんそうはさせない。
幻斗「朱美、かんざしを奪え。俺は3人を縛る」
朱美「了解!」
ドッ
「…え?」パシッ
朱美「はいゲット」
ギュゥゥゥ
幻斗「ふぃ~」
「いつの間に!?」
「ぬぬぬっ…離すのじゃ!我らは仙人見習いだぞ!」
幻斗「侵入者を逃がすワケねーだろ。てか、仙人見習いなら普通に訪問しやがれ」
…あ、でも神子は名目上仏教の信者だから無理か。
とりあえずコイツらは…
幻斗「お前らは少なくとも朝まで縛っておく」
「な、なんですって!?」
華扇(暫定)が驚いてるが…敬語じゃない華扇って珍しいな。鬼がいる山に行った時も敬語だったのに。
(幻斗は華扇に会ったことがある。しかし辺りが暗いので華扇は幻斗に気付いてない)
…朝までココで待つか。
芳香は個人的に改変したかったのでします。
次回もよろしくおねがいします。