前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました 作:Lcrcl (エルマル)
side三雲幻斗
朝。
俺は朱美に神子を連れてくるよう頼み、拘束した3人と一緒に待っていた。
タタッ
朱美「連れてきました!」
幻斗「おお、来たか」
神子はすぐ俺の後ろにいる3人に気付いた。
神子「えっと…この3人は?」
幻斗「昨日の深夜に侵入してきたヤツらだ。3人とも仙人で、この建物に仙人になりたいヤツがいると知ってきたそうだ」
神子「…なるほど」
俺の思考を読み取ってくれたようだ。
華扇「ど、どうも…」
幻斗「…んで、コイツらの処遇は?」
神子「そうですね…質問してもよろしいでしょうか?」
3人『?』
…アレ?また尋問タイムスタートか?
(前回含む)
神子「貴女達は仙人なんすね?」
芳香「そうじゃ」
神子「(言葉から嘘は感じませんね)ならば、私に協力してくれませんか?」
青娥「…協力、ですか?」
ふむ…なるほどな。仙人に修行の仕方を教えてもらった方が効率的と考えたんだな。
(当たり前だろ)
神子「私…とその従者の3人に、仙人となる修行の手ほどきをしていただきたいのです」
華扇「…しかし、仙人への道は長いですよ?」
神子「心得ています」
神子から強い意志を感じる。
芳香「…分かった。元々我らは加害者の身、償いに反論はない」
青娥「私も同じですわ」
華扇「私達が貴女達を鍛えます」
神子「…ありがとう」
幻斗(…フッ)
上手く行ったようだな。
こうして、今ここに世間からは隠された契約が成されたのだった…。
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神子、布都、屠自古が華扇達3人に仙人として鍛えられることになって数日後。
俺と朱美は……夢幻の里への帰路についていた。
朱美「よかったんですか、もう帰って?」
幻斗「まぁ、聖徳太子に会ってみたいって目的だったしな」
朱美「そういう事じゃなくて…神子さん達って本来あの後封印されるんですよね?」
そう、神子たち3人は尸解仙になろうとした所で仏教の僧侶たちに危険視され封印される。…しかし、もちろんその対策はしている。
幻斗「安心しろ、『保険』はかけてる」
朱美「保険、ですか?」
幻斗「ああ…俺が緊急ですぐあっちに行ける代物を渡しておいた。それに、本来キョンシーになってるハズの宮古芳香が仙人として生きてんだ、問題ないだろ」
まぁ…宮古芳香がいつキョンシーになったかは知らないから一概に大丈夫とは言えないが。
朱美「そうですか…また会えるといいですね」
幻斗「だな」
結構すぐに会うことになりそうだが。
朱美「あっ、そういえば…」
雑談は続く。
ちょうど1000文字。
これにて聖徳太子編終了。原作とは結構変わった状態になってます。
次回もよろしくおねがいします。