前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました 作:Lcrcl (エルマル)
side三雲幻斗
朱美が俺の部下になったことを祝った宴会の次の日。
ヒュン!
幻斗「お?」パシッ
里内で散歩してると矢が飛んできたので手で掴み止める。
矢には手紙が巻いてあった。
幻斗「誰が飛ばしてきたんだ………ルーミアか」
ルーミア「~~♪」ブンブン
少し離れた所(500メートル程)からルーミアが手を振っているのが見える。
さて、手紙を読むか。
幻斗「どれどれ…」
『お客さんが6人もいるよ。全員女で、朱美と幻斗が会ったことあるって。 ルーミアより』
…口頭で説明できたよな?
幻斗「もしかして神子達か…?」
アイツらと別れて数か月経ったが…確かに時期的に考えてちょうどいいな。
幻斗「行ってみるか」
スタスタ
ー自宅ー
ガチャッ
幻斗「ただい……ん?」
中には確かに神子達がいた。いたんだが…
月夜見「………」じっ
神子「………」じっ
バチバチ
月夜見と神子がお互い見つめあい、気のせいかバチバチとした音が聞こえる。
月夜見「……幻斗は」
神子「…幻斗さんは」
2人『渡さない!』
バチバチッ!
幻斗「…………は?」ポカーン
何言ってんだコイツら?
幻斗「朱美、説明頼む」
朱美「あ、はい」
ー数分後ー
朱美の話によると、どうやら2人は『どっちが幻斗ともっと仲がいいか』で争ってるそうだ。…うん、ワケ分からん。どう見ても月夜見の勝ちだと思うぞ?
神子「くらえ!湯呑マッスルアタック!」スッ
ポイッ!
神子はそう言って持っている湯呑にエネルギーを纏って月夜見に向かって投げつけた。
月夜見「むっ…フンッ!」バッ
ガキィ!
ソレに対して月夜見が拳を振るって湯呑を割った。
…って
幻斗「何やってんだお前らァ!」ドッ
…ゴンッ!
2人『ごッ!?』
2人に思いっきり拳骨をしてやった。
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
2人『スミマセンでした…』
俺の前に2人を正座させ、今説教を終えた所だ。
…時間?2時間ぐらいだぞ。(長ぇ…)
幻斗「まったく、初対面でケンカするヤツがいるかよ…神子」
神子「…?」
幻斗「俺と月夜見は5万年もの友情が続いてるんだ。だが、だからと言ってお前と仲がよくないと言ったら違うからな?」
神子「…はい」
幻斗「それと月夜見、お前はケンカをすぐに買うな」
『私は幻斗さんの初めてを貰ったんですよ?』なんて言った神子も大概だが。…初めてとは、『初めての旅先で会ったニンゲンの友達』らしい。ややこしいなおい!
幻斗「…はぁ、説教は終わりだ。お前らは仲良くしろ」
スタスタ
俺はその場を去り、屠自古と布都に話しかける。
幻斗「お前ら、大変だな」
2人『はい……』ずーん
…どうやら似たようなことが前にあったようだ。
神子がどうやって来れたかって?
仙人になる時に死んだふりをして、仏僧に封印される前に逃げました。
次回もよろしくおねがいします。