前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました 作:Lcrcl (エルマル)
なお、この回から台本形式をやめます。ご注意下さい。
レベル502 次のレベルまであと1億1451万419
side三雲幻斗
テブルに乗せてもらって、数年が経った。
夢幻の里の住人はニンゲン含めて寿命が長いし、外見もあまり老けないので気付いたら結構経ってるのはザラだ。
「幻斗、来客だ」
日課である時空の歪みでも鍛錬をしていると、妻の月夜見に呼ばれた。
「来客?」
「半人半霊を名乗る剣士なんだが、知ってるか?」
半人半霊だと?時期を考えると妖夢は生まれてないから………いや、にしても早くね…?
「一応知ってるな。何処に居るんだ?」
「応接室だ」
ーーー
応接室に入ると、そこには白髪の男がいた。緑色を基調とした服を着ており、近くに半霊がふよふよと浮いている。
俺の姿を見た男は、早速尋ねた。
「…貴方が、三雲幻斗か?」
「いかにも。お前は?」
「私は、魂魄妖忌。白玉楼と呼ばれる屋敷で仕える庭師だ」
やっぱり妖忌だったな。今は11世紀後半だが…仮に原作開始時を21世紀と仮定して、そこでも存命なら約1000年生きてる事になる。半霊ってだけでそこまで生きれるのか?
(※あくまで独自設定)
「お前の事はどう呼べばいい?」
「妖忌で構わぬ」
「…なら、妖忌。要件はなんだ?」
俺の予想が正しければ、白玉楼にある妖怪桜、西行妖についてだと思うが…
ザッ
「(ん?)」
何故か、妖忌は座る姿勢を整えた。そして───
「私の主を、どうか救ってほしい!」
綺麗な土下座をしながら、そう懇願した。
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「なるほど…」
すぐ土下座を辞めさせてから話を聞いたところ、経緯を纏めるとこうだ。
・主人の親である西行法師が数年前に白玉楼の桜の前で自殺。
・その影響で桜が異様な雰囲気を放つようになり、生物が寄ってきては自殺するようになった。
・自殺する生物のタマシイを取り込み、桜は妖怪桜へと変貌。近付く者に死を振りまくようになる。
・妖忌は半霊だからか引き寄せられる事は無かったが、主人の幽々子が日に日に桜への興味を強め、時々刃物を自分に向ける事があった。
・数日前、幽々子がついに自殺を試みようとしてしまう…が、紫が現れコレを阻止。
・俺なら何とかしてくれるかもしれないと紫から言われ、急いで来た。
思ったより時間がない状況のようだな…!
「すぐ向かおうか?」
「…!感謝する」
「礼はお前の主人を救ってからにしろ。行くのは俺と妖忌と、そうだな…」
死に耐性があるヤツを連れて行きたいが………ん?
「いるじゃないか、実質不死身なヤツが!妹紅を呼ぼう!」
「?」
ーーー
偶々町にいた妹紅を呼び止め、事情を説明した。
「…って事なんだが、頼めるか?」
「私が役に立てるなら、いいですよ!」
「よし、じゃあ決まりだな。妖忌、白玉楼まで案内を頼──
スーッ
目の前にスキマが現れ、中から紫が出てきた。数十年ぶりに会ったが、少し身長が伸びたぐらいで外見は変わっていなかった。
「緊急事態だし、スキマを通りなさい」
そりゃ助かるな。
「あれ?じゃあなんで妖忌さんが来た時もスキマを使わなかったんだ?」
「幽々子を縛るのに意識を割いてたの。ごめんなさい」
「あー、ソレなら仕方ないか」
「…話はココまでにして、行こうぜ」
余談:紫と別れて数話しか経ってないのに再会させる事を、作者は最後まで悩んだ。
次回もよろしくおねがいします。
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