前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました   作:Lcrcl (エルマル)

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お腹ブラックホールの方。


西行寺幽々子

side三雲幻斗

 

スキマの中に入り、紫に案内されとある部屋に着いた。

そこでは…桃髪で着物を着たお嬢様が団子を食べながらくつろいでいた。

 

「ん~、美味しいわ♪…ってあら?」

 

『………』

 

思ったより危機的状況じゃなかったようだな?

 

「幽々子様、ご無事で!」ザッ

 

「妖忌…心配かけたわね?紫のお陰で何とかなったわ」

 

「よく言うわね、何処から来たか分からない怪力でスキマをこじ開けようとしたクセに」

 

スキマをこじ開ける…?(困惑)

 

「アレは妖怪桜のせいだから、仕方ないわ。…それで、そこの方が幻斗さん?」

 

「あぁ、よろしくな」

 

…ヤベっ、団子食べてる幽々子を見て目的を忘れそうになってた。

 

「妖怪桜はどうなったんだ?」

 

「見た貰った方が早いわ」

 

紫が小さなスキマを開き、向こう側を見せる。

 

 

 

ゴォォォォ…

 

 

 

禍々しい雰囲気を纏った桜の大木がそこにはあった。

 

「………」

 

「幽々子様…」

 

さっきまで穏やかな表情を浮かべていた幽々子がすんっと真顔になる。普通に怖い。

 

「っ…こりゃヤベぇな、濃密な"死"の気配がする。妹紅はどうだ?」

 

「特に何も…そんなにヤバいんですか?」

 

「…マジで?」

 

実質不死身の妹紅に耐性があるかもって考察だったが、耐性どころか無効化するとはな…よし、次は干渉してみるか。

 

「紫、幽々子は俺と妖忌で抑えておくからスキマを少し広げてくれ。妹紅はスキマから妖怪桜を攻撃してみろ」

 

「分かったわ」スッ

 

ガシッ

 

スキマが広がるのを視界に収めた次の瞬間、俺と妖忌で幽々子を抑えにかかる。

 

「っ───放して!」

 

「申し訳ございません、幽々子様…!」

 

まるで別人のような形相で、幽々子は俺達を睨む…しかし放すつもりはない。

 

「小手調べでいい、やれ妹紅!」

 

「はい!…ったぁ!」ボッ

 

スキマ越しに妖怪桜を火の弾幕で攻撃した。

 

「あっ」

 

「…流石に当たらんか」

 

しかし弾幕が大木に当たる直前に、妖力弾か何かでかき消された。

 

「なら、今度はコイツで…!」

 

妹紅は火球を生み出し、ソレを段々大きくしていく。

 

「ンぬぬぬぬっ…!」ぐぐっ

 

「………」

 

そんな事してる間も幽々子がずっと抵抗してるが…マジで何処からこんな馬鹿力出てるんだ?霊力も纏ってないんだぞ?

 

「なぁ妖忌、気絶させた方が良くないか?」

 

「…無意味です。気絶しても抵抗するので」

 

「Oh。じゃあこのままやるしかないか」

 

…ん、喋ってる間に火球は充分なサイズになったな。

 

「行けッ!」

 

放たれた大火球は先程と違って妖力弾をものともせず大木に向かって突き進み…

 

「(何かおかしい、こんなすんなり───)」

 

───っ!?まさか!

 

「紫、スキマを閉じろ!嫌な予感がする!」

 

「っ!」シュッ

 

俺の指示に反応した紫がスキマを閉じた直後…

 

 

 

ドガァァン!

 

 

 

大きな爆発音が聞こえた。

 

「うわっ、何だ!?」

 

しばらくして爆発音は止んだので、またスキマを開いて確認してみると…

 

『………』

 

「アレは…!」

 

幽々子と似た柄の服を着た男性が妖怪桜の前に立っていた。




暑すぎてモチベが溶ける…

次回もよろしくおねがいします。

月面戦争編で出してほしいキャラ

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