前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました 作:Lcrcl (エルマル)
side三雲幻斗
「俺に鍛えてほしい?」
「はい、どうか…」
「いや頭下げなくてもいいけど」
ゆっ子が天也に拾われて約1年。初対面の怯えてた状態とは打って変わり、散歩と称して里内を元気に跳ね回るようになった…それはさておき。
俺に鍛えてほしいと頼み込んでるのは、片腕有角の仙人見習い…茨木華扇だった。
「てか、どうしたんだ?そんなに焦って」
「…来るんですよ」
「来る?その嫌そうな顔からして……元仲間からか?」
「えぇ…」
元仲間とは、鬼。それも山の四天王と呼ばれるヤツらだな。
「後30回寝たら来るそうです」
「…ちなみに小さい方か大きい方か、どっちだ?」
「何ですかその呼び方…小さい方です」
「ほーん、萃香か…でもなんで鍛えてほしいんだ?修行サボってたのか?」
「いえ、幻斗さんなら鬼を対策した技でも編み出してるかな~と」
「………」
ソレでいいのかお前。
「鬼の力と仙術を上手く組み合わせれば今のお前でもなんとかなるだろ」
「なりますかね…?萃香ですよ?」
「…無理そうだな?」
どうした事か…俺がかなり前に萃香とドンパチやった時は確か能力を封じて中遠距離で攻め続けたんだが、おかげでアイツからは『お前は人として好きだが戦い方が気に入らないな』なんて言われちまった。
「あれはどうです?えっと確かし、し…シニガン?」
「ソレはフィリピン料理だ。神眼だろ?」
「あーそれそれ。教えてほし「無理」…えぇ!?」
とりあえず即答した。
「アレは俺や月夜見みたいな所謂上澄みしか使えないんだよ。使いたいならまず…そうだな、そこにいる萃香でも倒してこい」
「そんな、あっちにいる萃香を────ゑ?」
俺の視線の先…華扇の振り向いたすぐそこに霧のようなものが集まり、小さな鬼の姿になった。足元はふらついている。
「よぉ~華扇…ひっく」
鬼の首魁 伊吹萃香
「げ!?」
「『げ!?』とは何だよぉ、ちょいと戦う約束をしただろ~?」
「さ、30回寝た後って」
「ちゃんとしたぞ?1回30分でなぁ!」
「ひ、卑怯よ!貴女それでも鬼なn「あ"?あたしらだって成長すんだよ、鬼辞めたお前には分からんかもしれないけどな」…スミマセン」
「下らん事言ってさぁ…んぐぐ」
ギロッと華扇を一睨みすると、怒りを鎮める為か萃香は瓢箪から酒をガブ飲みする。
「で、今から戦うのか?審判はしてやるぞ」
「そうだな、やろう!準備しろ華扇」
「シクシク…」
開けた場所に移動し、2人は向き直る。
「勝負、はじめ!」
…ドォン!
「ッ…!」ぐぐっ
開始と同時に萃香が華扇を肉薄し、右ストレートをかます。ソレを華扇は押さえるが萃香は既に蹴りを繰り出し…華扇にクリーンヒット。
「ぐぁっ!」
「どうした~?修行の成果ってヤツを見せておくれよぉ!」
「言われなくても…ッ!」バッ
包帯を竜の頭のような形に変形させ、霊力と妖力を溜めて放つ。
「ドラゴンズグロウル!」グォォ
東方版竜の波動が萃香に向かって放たれる。ソレに対し萃香は片手を出し、能力を発動した。
「消えろ!」
…フッ
「は!?」
「…マジか」
波動は一瞬で霧散し、華扇はあっけにとられる…間に萃香が再び近付き攻撃した。
「──チッ!」サッ
「驚いたかい?そこの幻斗から能力の使い方ってヤツを学んだのさ!」
「幻斗さん!?」
「いや俺教えた覚えないぞ!?」
いつの間に…俺に負けてから身に着けたのか?随分、原作とは違うな…
「さて、とぉ!あたしも技を使っちゃおうかな!?」ギュン
あの構えは、天也の粉砕撃だな……纏ってる妖力に神力が混じってるのを除けば。何処から神力を…?
「仙法・多重結界」
「無駄無駄ァ!神砕撃ィ!」
パリィン!
「なっ───ブフッ」
結界がまるで障子のように破られ、華扇はその拳で地面にめり込んだ。
「…おて、あげです」
「勝者、萃香……お前相当強くなってね?」
「お前のようなヤツを見たら鍛える気にもなるさ」
「そうなのか…?「喋ってないで助けて下さ~い!」…お、おう」
結論:華扇の修行不足。
伊吹萃香
数百年前に幻斗と戦ったロリ鬼。当時は幻斗の戦術を嫌がっていたが、今はそんな戦い方もあるなと受け入れてるようだ。
神奈子>萃香≧天也
次回もよろしくおねがいします。
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