前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました   作:Lcrcl (エルマル)

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さて、幻斗は諏訪大戦まで何をするのか…?


大妖精と竜脈

side三雲幻斗

 

『レベル102 次のレベルまであと97万2624』

 

幻斗「うーん…(ドナルド風)」

 

諏訪大戦は一応中立を決め込むつもりなんだが、問題はそれまでの数万年間何をするかだよな…俺、130年しか生きてないしそんな暇つぶしを作るワケがない。

 

ルーミア「強化素材を作ったりすれば?」

 

幻斗「一応ソレもやるつもりだ。強化ネザライトを作ったら強化素材コンプリートだしな」

 

それが終わったら次は合金を作ることに挑戦する予定だな。

 

ルーミア「ふーん…私は適当にフヨフヨするかな~」

 

幻斗「ソレを何十万年もやるのか?」

 

ルーミア「………」( ゚Д゚)

 

…はぁ。

 

幻斗「一先ずは経験値の為に採掘するか」

 

ルーミア「私も手伝う!」

 

ー数分後ー

 

洞窟に向かっていると、川のほとりで妖精達が遊んでいるのを見かけた。

 

ルーミア「…アレは妖怪?」

 

どうやらルーミアは会ったことがなかったようだ。

 

幻斗「いや、妖精だな。自然の化身みたいなヤツらだ」

 

ルーミア「ふーん」

 

妖精達の中に大妖精がいたな。後で会っておくか。

 

ー----

ー---

ー--

ー-

 

ガキッ、ガッ。

 

ルーミア「えいっ」ガッ

 

幻斗「よっ…ん?」

 

コォォォォ…

 

今掘ってる岩壁の先からエネルギーを感じる。

 

幻斗「ルーミア、ちょっと下がれ」

 

ルーミア「?」ザッ

 

ギュン

 

幻斗「ブルーインパクト!」バゴォ

 

ゴゴゴッ…!

 

波動で岩壁をぶっ飛ばす。その先には…

 

ギュゥゥン…

 

血管のようにエネルギーの管が張り巡らされてる空間があった。

 

ルーミア「…何コレ?」

 

幻斗「コレは恐らく…竜脈だな」

 

ルーミア「りゅうみゃく?」

 

幻斗「ああ。地球の血管みたいなモノで、コイツが大きく乱れた場所は荒れ果て、生命は維持できなくなるらしい」

 

ルーミア「…何処で知ったの?」

 

幻斗「月夜見からだな」

 

正確には地質学の研究者達からだが。

…それにしても。

 

幻斗「コイツに遭遇するぐらい掘ったのか……おっと、乱れてないかチェックしないとな」スッ

 

俺は手を竜脈にかざし、乱れがないか確認する。

うーむ……

 

ルーミア「…もしかして乱れてる?」

 

幻斗「いや、乱れてはないな。ただ、乱れそうになってる」ギュン

 

確かこの状況だったら…

 

幻斗「…こうすればいいんだっけな?」ゴォッ

 

俺は自分のエネルギーを竜脈に流し込んだ。すると…

 

ギュルルルル!

 

おかげで勢いがついたのか、竜脈の流れが改善された。

 

幻斗「よし」

 

ルーミア「勢いが良くなったけど…どんな効果があるの?」

 

幻斗「作物の育ちが良くなったり、鉱物ができやすくなったりと自然に良い効果をもたらすぞ」

 

ルーミア「つまり、もっと素材が手に入る…?」

 

幻斗「その通りだ…お?」

 

『レベルアップ! 102→103 新たな素材を集められるようになった! 次のレベルまであと109万2727』

 

…ファ!?

 

幻斗「一気に経験値が手に入ったぞ!?」( ゚Д゚)

 

ルーミア「えっ、どれぐらい?」

 

幻斗「約100万」

 

ルーミア「」( ゚Д゚)

 

何だよこの異常な量!?

 

ー----

ー---

ー--

ー-

 

手に入れる経験値のノルマを越えまくったので家に帰ると、転送装置から何がが送り込まれていた。

あったのは…鉱物と手紙。

 

幻斗「おっ…コレは月の鉱物か?」

 

ルーミア「手紙を読めば分かるんじゃない?」

 

幻斗「だな。どれどれ…」パサッ

 

幻斗、ルーミアへ

ロケットは月に辿り着き、現在都の復旧作業を開始した所だ。その時に手に入れた鉱物、『エンダライト』を少しずつだがお前に送ることにした。上手く活用してほしい。それではな。

月夜見より

 

…今復旧作業が始まったってことは、結界を張り終えたってことだよな?忙しい中よく手紙が書けたな…というか。

 

幻斗「なんで『エンダライト』なんだ?」

 

返信で質問しておくか。

その後硬度や性質をチェックしてみると、強さはネザライトと同じぐらいで、重量はネザライトより軽いと分かった。つまり…コイツの方が使えるってことだ。

 

幻斗「じゃ、強化ネザライトを作った後はコイツを強化するか」

 

コンコン

 

ドアからノックが聞こえる。…えっ、誰が来たんだ?

 

ルーミア「はーい」タタッ

 

ガチャッ

 

「こ、こんにちは…」

 

ルーミア「…妖精?」

 

ルーミアがドアを開けると、そこには妖精がいた…しかも後で会いに行こうと思ってた大妖精。

 

大妖精「えっと、三雲幻斗さんですよね?」

 

幻斗「そうだが…どうしたんだ?」

 

大妖精「あの…ありがとうございます!」ペコッ

 

…え?いきなり感謝されたんだが?

 

幻斗「俺、なんかしたか…?」

 

大妖精「幻斗さんが竜脈を治してくれたから、自然が豊かになったのです」

 

あー…なるほど。

 

幻斗「でも、なんで俺がやったと分かったんだ?」

 

大妖精「…実は私たち、偶に洞窟で隠れんぼをするんです。その時に流れが安定した竜脈を見て…幻斗さんがやったのかと」

 

幻斗「…凄い思考能力だな」

 

妖精にしてはかなり勘がいい…と思う。

 

大妖精「それで、何がお礼をしたいんですが…」

 

お礼か…俺は別に竜脈が安定してたら色々と便利だからやっただけなんだがな…そうだ!

 

幻斗「俺の友達になってくれ」

 

妖精達…特に竜脈付近に住む妖精達を味方につけたら結構な助っ人になりそうだしな。

 

大妖精「…え、それでいいんですか?」ポカーン

 

幻斗「ああ、友達は増やしたいからな。あとタメ口でいいぞ」

 

大妖精「…うん、分かった。よろしくね!」ニコッ

 

幻斗「おう、よろしく」

 

こうして俺は大妖精と友達になった。




竜脈を治すと大量に経験値が手に入るのは、地球を治療してるのと同然の行動だからです。

実は…この小説の大妖精、後に名前を付ける予定です。名前は既に決まってます。
ヒント:葉っぱ、そよ風(ほぼまんま)

次回もよろしくおねがいします。
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