前世ゲーマーだったヤツが東方の世界にログインしました   作:Lcrcl (エルマル)

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法界に行く方法かい?
そりゃ、魔界を経由するのさ……ほんまかい?



同じく平和を願う者

side三雲幻斗

 

「…ところでさ」

 

「?」

 

「聖ってどうやって助けるの?魔界に行けばいいのは知ってるけど…船が船じゃなくなった以上行き方が分からないし」

 

「…!」フンス

 

聖白蓮が封印されてる法界は、魔界を経由して行く事ができる。そこまでは既に知ってたようだな。

 

「なんで修理しなかったんだ?」

 

「主人がそう指示したのさ」

 

ナズーリンの主人、というと寅丸星か。でもなんでだ?船以外に魔界へ行く方法は少なくともコイツらは把握してないハズ。

 

「彼女曰く『手だてはある』のだと。教えてくれなかったがね」

 

「そんなお前の主人は何処にいるんだ?」

 

居場所を尋ねると、ナズーリンは気まずそうに目をそらす。

 

「あー……えと、ね。落とし物を探してるんだ」

 

落とし物?…あ、なるほど。完全に理解した。宝塔か。

 

「二時間前に出かけたハズだしそろそろ帰ってくると思うけどね……あ、ほら」

 

指を差した先には、宝塔を大事そうに持ちながら駆けてくる寅丸星。

 

「いやぁ見つかりました!今度こそ本当に見つからないかと…ん!?」

 

「どうも」

 

「な、ななななんで三雲幻斗さんが!?」

 

目が飛び出るレベルでビックリしてるな…そんな驚かなくても。

 

「かくかくしかじか…」

 

村紗たちと話してた事を説明し、ついでに船を修理しなかった理由を尋ねる。

 

「なるほど…」

 

「手だてはあるって聞いたぞ?」

 

「あぁ、ソレですか。その手だてはズバリ…」

 

ゴゴゴ…

 

「貴方、三雲幻斗さんですよ!」

 

バァァァン!と聞こえてくるようなドヤ顔決め台詞だな…ココは俺も乗ろう。

 

「な、何だってーッ!?」

 

「おぉ、ノリいいですね!」

 

「お前こそ」

 

「(何だいそのノリは…)」

 

…さて、茶番はココまでだな。

 

「俺がその手だてって、どういう事だ?」

 

「聖が封印される前、こう言っていたのです」

 

 

 

『できれば犠牲は私だけにしたいのですが、どうしてもと言うのなら…夢幻の里の主を尋ねるといいでしょう。彼なら我々を受け入れると、ある方から聞きました…船はその里で寺にでもして下さい』

 

 

 

「……ほう?」

 

随分と俺を信頼してるようだな、まだ会った事ないのに…それともその"ある方"が原因か?俺を頼れと言うようなヤツは…ほぼ確実に紫だな、うん。

 

「えっ、星ちゃんそんな事言われてたの!?」

 

「えぇ…漏らされると困るので」

 

「いやいや私達は秘密に「酒癖悪いのに?」…スミマセン」

 

仏教徒が酒飲んでていいのか…?

 

「言われた当初はワケが分かりませんでしたが、こうして貴方に会い理解できました…貴方は、彼女と同じく平和を願っている」

 

「………」

 

「どうか、法界に封印された聖を助けて下さい」

 

「…あぁ、任せろ」

 

頼まれたんなら、やってやるさ。




ファインプレー紫さん。
命蓮寺勢のエミュが間違ってたら指摘お願いします。

次回もよろしくおねがいします。

月面戦争編で出してほしいキャラ

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