樹海は人を迷わせ生命を奪い取る……。そんな樹海に私は、いや私達結束バンドは遭難しています。あ"あ"あ"何でこんなことになってしまったのでしょう……。
数日前。リョウさんが作曲を終え、遂に結束バンドは次回のライブにエントリーをすることに決めたのだが他ならぬ店長さんに止められてしまった。
曰く、『前回と同じくらいの出来だったらレベルが低すぎるからダメ』とのこと。私のパートだけでも思い当たる箇所が沢山有るため反論することは出来なかった。
そしてそれは私だけでなく虹夏ちゃんや参加してなかった喜多さんも何も言わなかった。(リョウさんはすっとぼけた顔をしている)
そして紆余曲折を経てオーディションに合格すれば出演許可が降りることとなったのだが……。
「バンドマンらしくなる為にはどうすれば良いのか……」
私達は悩んでいた。
「王道で言うんなら特訓をするべきなんだけど一週間程度じゃ大して変わりませんし……」
「見た目から変えてみるのはどう?形から入るっていうのも大事だと思うよ」
「中身が伴ってなきゃ意味ないよ」
「むぅ。じゃあリョウは何か案は有るの?」
「くっくっく。聞かせてあげよう」
そう言ってリョウさんは博士が蓄えてそうな口髭を付けて偉そうに答える。その白ランは一体どこで用意したのでしょう……。
「少年漫画を見て思い付いたんだけど……主人公が強くなる時は修行パートが有る」
不安度が上がりました。
「スポーツ物バトル物問わず主人公達は山奥で修行をして強くなるシーンがわんさかある。私達も山奥で修行をしよう」
「いやいや。山奥ったって設備が無いと修行出来ないよ」
「くっくっく……虹夏。私の設定を知ってるか?」
「えっ?意地汚い所?」
「違う。ぼっちは分かるか?」
「く、食い意地が張ってる所ですか?」
「違う!郁代……分かるな?」
「…………」
喜多さんは何も言わず目を逸らした。
「私だって悲しくなる事だって有るんだぞ……良いか!私の実家は医者で金持ち設定なんだ!」
「あーそういえばそうだった」
「つまり、山奥に別荘を持っていたっておかしくないということだ!」
「で、でも原作にそんな描写は有りませんよ」
私の指摘にリョウさんは不適な笑みを浮かべる。そしてゆっくりと腕を組んで答える。
「描写が無いということは有るかもしれないし無いかもしれない不確定要素だ。つまり、有るという設定で書いても問題は無い」
「た、確かに!」
「さすがリョウ先輩です!」
「照れるぜ……どうだ虹夏。私の案は?」
「そこまでプレゼンされたら行かない手は無いね……よし!原作で明らかにされる前に行こう!」
「「「おー!」」」
こうして結束バンドは山奥の別荘でバンド練習をすることになりましたが……。
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まさか遭難することになるとは思いもよりませんでした。樹海ということも有って電波は通じずスマホは圏外。
家族にも合宿に行くと伝えているので少なくとも数日は救助が来るとは思えません。
「元はと言えばリョウが悪いんだよ……電車賃無いから徒歩で行こうって……」
「だったら貸してくれたら良いじゃん。なんで賛同しちゃったの?」
どことなく虹夏ちゃんとリョウさんの雰囲気も悪くなっています。私はもちろん喜多さんでさえ間に入れずオロオロしています。フレディはいつもと同じ無表情。しかしその額には一筋汗が流れている。
「分かったよ死んでワビるよ!それで満足でしょ」
「どうせ口だけでしょ」
「はっ?虹夏、私の事をナメてるな!?」
「うるさいなリョウは!音楽の事以外テキトーなんだからこんなことになるんでしょ!」
「もうやめてください!」
二人が一触即発の空気になった時、意を決した喜多さんが二人の中に割って入った。
「今は力を合わせないといけないのに喧嘩なんてしてたら助かるものも助かりませんよ!」
「うっごめん……」
「ごめん喜多ちゃん」
彼女達も流石に状況が分かっているのだろう素直に謝った。謝るくらいなら最初から喧嘩するなと思うかもしれないが、しかしこれは仕方ない側面もある。私達は三日間何も食べていない。空腹で気が立っているのだ。
「提案なんですが、ここにフルーツ缶が有ります。それを皆で食べましょう!」
「えっ?でもそれは最後の食糧じゃ……」
「でもここで喧嘩されるよりはマシです」
「と、ところで缶切りって有りますか?プ、プルタブが付いてないタイプの缶なのですが……」
「大丈夫ここにあるよ!」
そう言って虹夏ちゃんはカバンから缶切りを取り出した。
「普通こういう場合『缶詰は有るのに缶切りが無い』というパターンが多い。さすが虹夏だ。こんな時でも抜け目がない」
「こういう時だからこそパニックになっちゃダメ。落ち着いて行動しないと……それとリョウ。さっきはごめん……言い過ぎた」
「いや……私も考えが足らなかった。本当にゴメン」
虹夏ちゃんは缶を切りながらリョウさんに謝った。リョウさんも虹夏ちゃんに謝った。状況は変わっていませんが先程よりも空気が円やかになった感じです。
「ところで虹夏……謝りついでに一ついい?」
「なに?」
「虹夏が切ってるソレ。缶じゃないよ」
「えっ!?」
『メ、メカラッタ……』
「そ、それはメカ沢さんの弟!か、缶はこっちです!」
虹夏ちゃんが切ってるそれは缶じゃ無かった。いや、見た目こそ缶なのだが私の級友メカ沢さんの弟でした。缶切りで頭を開かれたメカ沢βは一言断末魔を呟くと目の光を消したのだった。
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陽が落ち樹海に闇と静寂がやって来る。
「どうすればいいの……」
か細い声で誰かが呟いた。誰が言ったのかは分からないその言葉は誰かに答えを求めてる言葉というより心境の吐露に近かった。
フルーツ缶を食べたお陰で争いは起きなかったがメンバーの雰囲気は悪くなっていく一方だ。
元気が取り柄の虹夏でさえ見るからに落ち込み顔をうつ向かせている。ひとりは……せめて食糧をどうにかすると言って触手の大量生産をしているがウネウネと蠢くソレを見て食べる者はおろか見る者さえいない。
ピンク色のソレは見方によってはイソスタ映えしそうだが郁代は写真に残そうとしない。
食い意地の張るリョウでさえチャレンジはしたものの食べることは出来なかった。
皆の気持ちがバラバラになりつつ有るのを感じた時、腹の虫が鳴ったので私は腹を押さえた。先程、フルーツ缶を食べたがやはり五人で缶詰一つは少なくまた腹の虫が鳴る。ふと腕時計を見ると針は8時を指していた。
私は立ち上がり結束バンドから離れた。
森を抜け崖を下り橋を渡り蛍光灯の灯りが漏れる一件のラーメン屋に入る。
「ハイラッシャイ!」
店長の威勢の良い挨拶を聞きながら私はもはや定位置となったカウンターの席に座る。
「お!兄さん。今日はどうする?いつもの醤油ラーメン大盛かい?」
私は頷いた。
店長が厨房に行くと二、三分でラーメンが出される。この国には郷に入れば郷に従えという言葉が有るように私はラーメンに会釈をし食す。
食事中、店長が話し掛けてきた。
「そういえば兄さん。この三日間、昼と晩に食べに来るけど近くの人なのかい?」
私は答えようとしたがラーメンが美味しすぎて喋る余裕が無い。
「ああそうだった兄さんは喋らないんだった。邪魔してすまない。ゆっくり食べてくれ」
この店は良い。客の身辺に深く踏み込んでこない。かといって無愛想でもない。丁度良い距離感だ。
旨いラーメンだった。十数分後、食べ終わった私は会釈をした後、ポケットから日本の硬貨を取り出してカウンターに置いた。
「毎度あり~~ッス!」
店を出た私は橋を渡り崖を登って森に入る。結束バンドは出ていく前と変わらず悩んでいる。
「「「「どうすれば良いんだー!?」」」」
皆が頭を抱えたので私も頭を抱えた。
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遭難して四日目。結束バンドは虫の息でした。
精も根も尽き果て衰弱しきっています……。一人一人の表情を見てもそれは明らかです。
初めは皆を励ましていた虹夏ちゃんでさえ一言も話さず項垂れている。すっかり沈んでしまっている。リョウさんや喜多さんの顔にも生気が無い。
そしてフレディさん……。
「…………」E:ナルト
………………ナルト?
なんでフレディさんの顔にナルトが張り付いているんだ?よく考えるんだ……。
そう考えていると虹夏ちゃんが異変に気付いたのか私に声を掛けてきた。
「どうしたのぼっちちゃん?」
「い、いえ……フレディさんの顔にナルトが付いてて……」
「ナルト?」
「さ、さすが樹海ですね謎に満ちています……。も、もはや人間の想像が及ばぬ世界ですね。で、ですけどこのナルトを見て私は一つの答えを導き出しました」
「……その答えとは?」
「こ、この森の中にも食糧が有るということです!」
「「な……なるほど!!」」
「いや例え有ったとしてもナルトは無いんじゃ……?」
虹夏ちゃんは何か弱気な事を言っていましたが、何はともあれ結束バンドの皆と手分けをして、食糧を求めて樹海の中を探し回りました。
「みんなお疲れ様。……で集まった物は……」
そう言って虹夏ちゃんが視線を落とすとそこに有るのはどんぐりと松ぼっくり雑草、茶色だが見たこと無いキノコ。
「樹海ですしコレが精一杯ですね……」
「じ、じゃあフレディさんはどうやってナルトを調達してきたんでしょうか?」
「まぁ樹海は謎が多いですし……」
「私の勘だけど多分街に出てラーメン食べてる気がする」
虹夏ちゃんが突拍子の無いことを言っていると有ることに気づいた。
「あ、あれ?そ、そういえばリョウさんは?」
「あれ?そういえばいないね」
「まさかリョウ先輩道に迷ってしまったのでしょうか?」
「と、となるとヤバいですね……リョウさん責任感じていたようですし必死に探してるんじゃないでしょうか?」
「生きてれば良いけど……」
「伊地知先輩!縁起でもないこと……」お~い
「「「ん?」」」
声のした方を見ると人影が見えた。
お~い
間違いないあの青髪は!リョウさんだ!!
「オーイ!私だ!リョウだ!!」
「リョウ先輩!無事だったんですね!」
「遅くなってゴメン!いや~買ってきたぜ!!」
そう言ってリョウさんは両手に持っていたビニール袋を私達の前に置いた。中にはカップ麺にパン!おにぎりも有った!
「さ、さすがリョウさんです!」
「は?」
「獣道を三時間歩いてたらコンビニがあってさ……これで当分の間は飢えをしのげる」
「流石コンビニ……どこにでも有るんですね」
私達が感心していると虹夏ちゃんが割り込んできた。
「ちょっと待ってリョウ。コンビニに行けたんならそのまま助けを求めに行けばいいじゃん。なんで戻ってきたの!?」
「バカだな~虹夏は」
「え?」
「私達は仲間だろ……仲間を置いて自分一人だけ助かろうなんてするわけ無いじゃない」
「リョウ先輩、見直しました!」
喜多さんが、(久々に見た)カッコいいリョウさんの事を褒める一方で虹夏ちゃんはどこか納得していない顔を見せる。違和感を感じた私はビニール袋の中を確認する。
「あっ!?」
「ん?どうしたのぼっち?」
「み、水が有りません!」
「あっ!?しまった!」
「リョウ先輩!喉が渇いちゃいます!」
「突っ込む所そこ!?」
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遭難して五日目。依然として状況は変わっていませんが雨が降ったお陰で喉の渇きを癒した。とはいえ結束バンドの心はどんどんと磨り減っていきました。
「夢も希望も無い……」
「な、何を言っているんですかリョウさん!私達はオーディションに合格する……その夢を忘れたんですか?」
「はっ……そうだった!!私達はバンド練習をする為にここへ来たんだ!!」
「そ、その通りです!た、例え樹海でも夢を諦めたら負けなんです!!が、楽器が有ればどこでもバンドはやれます!!」
「そりゃ君達は何とかなるよ」
虹夏ちゃんが困った顔をしている。そういえば虹夏ちゃんはドラムで私達と違って大きくて重かったので別荘まで配送して手元には無いんでした。
「大丈夫だよ虹夏。私に策がある」
そう言ってリョウさんは両手で有るものを差し出した。
「……そ、それは!?」
それは私達が食べたフルーツ缶と物言わぬ物体になったメカ沢βでした。
「これをドラム代わりにしよう。音は出ないけどリズムくらいなら取ることは出来る」
「……まぁ無いよりはマシか」
「大事な楽器だと思えば良い演奏も出来るよ」
「そうだね……」
「キャア!!」
突然の喜多さんの悲鳴に私達が振り向くと巨大なスズメバチが喜多さんの周りを飛んでいました。
これは危険です!そう思っているとリョウさんが虹夏ちゃんのドラム(メカ沢β)を掴みスズメバチに投げました。スズメバチには当たりませんでしたが追い払うことには成功しました。
しかし虹夏ちゃんのドラムが代償となりました。リョウさんが勢い良く投げたことで遠くに消えたのです。
「私のドラムが!?」
「取りに行ってくるよ」
そう言ってリョウさんは虹夏ちゃんのドラムを取りに行きました。
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五時間後リョウさんはメカ沢βを持って戻ってきました。
「リ、リョウさん、お帰りなさい。よ、よく見つかりましたね」
「いやー大変だったよ。森を抜けて崖を降りて橋を渡った先のラーメン屋に敷地内に有ってさ。柵に囲まれてたから取れないな~って思ってたら偶然ラーメン屋の人が来て取ってもらったんだ」
「そうだったんですね!親切な人が居て良かったです!」
「よ、世の中捨てたものじゃ有りませんね」
「ちょっとリョウ……いい?」
「どうした虹夏?」
「そのラーメン屋に救助依頼を出してもらえば良かったんじゃない?」
「あっ!?その手が有ったか……!」
「まったく……まぁ良いか」
「あれ……怒らないの?」
「ここで怒ったって状況が良くなる訳じゃないし、喜多ちゃんも言ってたでしょ。喧嘩せず今は助け合わないといけないって」
「虹夏……」
「はーあ……なんか皮肉なんだけど……この遭難で一回り人間として成長出来たような気がするよ」
「た、確かにそうですね……大自然の前には人間でさえちっぽけな存在だと思いました。そ、そう考えるとこんな事でクヨクヨしてる場合じゃ有りません!」
「大自然……あっ!」
そう言うと喜多さんは立ち上がり指笛を鳴らしました。
「喜多ちゃんどうしたの?」
「一つ思い出したんです!実は今回の合宿の事を学校の友達のゴリラに伝えていたんです!」
前々からコミュニケーションお化けと思っていましたがまさか言葉の通じない筈のゴリラと友達となっているなん……さすが陽キャ。
「いや、陽キャとか関係ないよ!」
虹夏ちゃんが突っ込むと奥の茂みが音を立てて動きます。私達が身構えていると茂みから毛むくじゃらの巨人が現れました。
「ゴリラさん!来てくれたんですね!」
「ウホ!」
「ゴリラさん、お願いします!さぁ皆さん!ゴリラさんの後に付いていきましょう!」
ゴリラが私達に背を向けて歩きだした。私達はゴリラを信じてその後ろに続いていく。
「さすが野生……足が速いな」
「追い付くのがやっとだよ」
「見失わないようにしないとですね……」
三人は話ながら追いかけていますが私にはそんな余裕が有りません。長年じっとしていたこともあって体力が無く、口からは粘液と空気しか出てこない状態です。
そしてゴリラが歩きだして一時間。街の光が見えました。数日ぶりの文明の光に皆は喜んでいます。私は呼吸が整ってから喜びます。
「やった!ようやく樹海から脱出できた!!」
「私達、助かったんだ!!」
「ありがとうゴリラさん!!」
「ウホ?」
「あれ!?このゴリラ違う!」
ゴリラの頭には花飾りが付いていて心なしかまつ毛も長いです。
「本物はどこに?」
「い、一体どこではぐれたんでしょうか……?」
「まぁ元々野生の動物だし……捨てる手間が省けた」
「ちょっとリョウ!」
私達は辺りを捜索しましたが見当たらず、オーディションの日が近くなっていたこともあり下北沢に帰ることにしました。
こうして樹海から生還し一皮むけた結束バンドはオーディションに合格をし次のライブに出ることが決まりました。
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余談ですがこの日以降、秀華高校ではゴリラが何故か三頭に増えました。教師から目を付けられている私は追及を受けましたが知らぬ存ぜぬで突き通しています。
次回、アル中登場
没ネタ
考えたは良いものの使い所が見つからなかったのでここで供養します。~もしも結束バンドが更に飢えていたら~
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遭難して一日目。リョウさんが私に尋ねてきました。
「そういえばぼっち。初ライブの時に自分を食糧にするとかって言ってたけど味はどうなの?」
「アッハイ。じ、実を謂うと自信が有ります。わ、私の唯一の長所だと思っています!」
「なるほど……。期待してるよ」
「えっ?」
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遭難して二日目。虹夏ちゃんが話しかけてきました。
「ねぇぼっちちゃん。ぼっちちゃんって自分の体に自信ってある?」
「じ、自信ですか……正直無いです。私も喜多さんみたいにほっそりとした体になりたいのですが……」
「ぼっちちゃんはそのままで良いよ」
「えっ?」
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遭難して三日目。喜多さんが私のお腹を摘まみながら質問してきました。
「ねぇ後藤さん。後藤さんの胸とお腹ってどっちが美味しいのかしら?」
「えっ?お、美味しいとかどうかこんな状況でブラックなジョーク言わないでください……へへ」
「ジョークじゃないよ」
「えっ?」
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遭難して四日目。なんだか皆が私の事を見てヒソヒソ話をしています。風呂に入っていませんしもしかしたら私って臭い?でも皆も同じ条件のはず……不安になります。
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遭難して五日目。って悠長に言ってる場合じゃ有りません!私は結束バンドの皆に服を剥かれました!!いやらしい意味ではなく物理的な意味で食べる気満々です!!
「ま、待って下さい!!じ、実は私って不味いんですリカ○ゃん人形の靴の味がするんですマジで!!」
魁!!ぼっち・ざ・ろっく!~完~