神殿の奥にいる男に頼まれ空きビンで水を汲んだノーティ
ピーーーーーーーーーーーーー
しかし、戻る道中の神殿の前にハンター……
ノーティ
「急げ……急げ……」
ピーーーーーーーーーーーーー
ノーティ
「うわっ!?」
ハンターを目撃したノーティ、咄嗟に木の陰に隠れる
ノーティ
「いたよ……いた!」
ピーーーーーーーーーーーーー
ノーティ
「あそこいる……あそこに」
ピーーーーーーーーーーーーー
ハンターは、ノーティのいる方向とは逆へと向かう
ノーティ
「今のうちだ……」
間一髪、ハンターに見つからずに済んだ
ノーティ
「ここで捕まったら嫌だよ……あの壁の奥に何があるのか気になるもん」
りんご
「行くよ……マリオとレムレス。 いっせーのっ!」
レムレス
「よいしょっ!」
マリオ
「どりゃっ!」
台車が……
牛乳屋
『おおっ! 動いたぞっ!』
動いた……
マリオ
「タイヤが浮いた……」
レムレス
「よかったですね……」
牛乳屋を助けてあげた3人
牛乳屋
『よしそれじゃ君たちにお礼をしなくちゃならんな』
マリオ
「お礼ですか?」
牛乳屋
『君たち、何か入れ物を持っているかい?』
りんご
「いや入れ物なんて持ってない……ハッ、いつの間に!」
レムレス
「ゲーム開始から持ってたけどね……」
牛乳屋
『それじゃ君たち3人のその空きビンにミルクを入れてあげよう』
嵌っていた台車を元に戻したお礼に、3人はミルクを空きビンに入れてもらった
りんご
「農場のにほひが致します……まごうことなき牛乳でありんす」
レムレス
「お菓子やケーキには牛乳は合うからね。 でもどうせならミルクセーキとかの方が嬉しかったかな」
マリオ
「ミルク貰っちゃった……メールだと空きビンが逃走を有利にするとかどうとか書いてあったけどどうなんだろ? 役に立つのかな?」
デイジー
「遠い……薬屋。 一番近いルートお墓通らなきゃいけないじゃん……」
厄介ごとを次々押し付けられるデイジー
チェレン
「さすがに墓地にはハンター近づいてこないんじゃないかな?」
その墓場には……チェレン
デイジー
「あ、誰かいる……誰かいる。 託そう、託そう……」
チェレン
「あれ……デイジーさん、どうしたんですか?」
デイジー
「あなたどこか行く気かしら?」
チェレン
「いや、この辺で……この墓地でハンターを確認していたところですけど」
デイジー
「じゃあ……暇してるなら、これ薬屋に持ってって……」
チェレン
「これ……キノコ?」
デイジー
「あなたのその空きビンとこれ交換して……それでこれを薬屋に持ってって」
チェレン
「何で何で……? どういうことですか?」
デイジー
「地図で……ここに薬屋あるから、これ持ってってあげて。 孫娘からの届け物だって言って」
チェレン
「分かりました……じゃあ空きビン交換して」
デイジー
「お願いね……」
厄介ごとを……キラーパス
デイジー
「私だっていつまでもあんなコの用事に付き合ってられないわよ……でも放置するのもどうかと思うし、空きビンに入れっ放しにしなきゃいけないし」
チェレン
「何か……流れで僕が行くことになっちゃった……」
ノーティ
「おじさん……おじさん!」
ノーティが男の元に戻ってきた
ロッソ
『おお兄ちゃん、水持って来てくれたか? それをこのバクレツの実の苗木にかけてくれよ』
ノーティ
「はいはい、焦らないで……」
ノーティが苗木に水をかけると……
ロッソ
『おおっ!?』
ノーティ
「うわ凄い! バクダンの形になった!」
バクレツの実が出来た……
ロッソ
「こいつを引っこ抜いて……おい、離れろ!」
ノーティ
「うわわわ……火点いてる! 火点いてる! 音でハンターにバレない?」
…………ドカン!
ノーティ
「うるさい……うるさい! うるさいよ……」
ロッソ
『ほら見てみろ! やっぱり洞窟があったぜ』
爆発の後には、大きな穴が……
ロッソ
『お、こいつは……』
ノーティ
「うわぁ……」
果たして、穴の奥にあったのは……?
ロッソ
『妖精の泉だな、ここは』
ノーティ
「妖精の泉?」
バクレツの実で壊した先には、泉に妖精が3匹
ロッソ
『ここら辺じゃ珍しいな、妖精の泉があるなんて、ふーん。 兄ちゃん、1匹ビンに詰めてったらどうだい? お守り代わりに』
ノーティ
「え? ビンに詰めて大丈夫なんですか?」
ロッソ
『この辺のやつらは妖精をビンに入れるのは普通のことだよ。 だから遠慮なく入れてきな。 ハートがゼロになったとき復活させてくれるぜ』
ノーティ
「ハートがゼロってのはよく分かりませんけど……」
男に進められ、妖精をビンに詰めたノーティ
ノーティ
「……何か可哀想な気もしないでもないけど。 今後役に立つのかな?」
チェレン
「あ、あそこかな? 薬屋さんって」
チェレンも薬屋に到着
チェレン
「すいませーん……」
魔法おばば
『おや、いらっしゃい。 何か必要かね?』
チェレン
「あの……あなたの孫娘さんからの預かり物を持ってきたのですが……」
魔法おばば
『アイリンから? あのコったらまた他の人を使ったのかい……すまないねぇ。 おや、随分と立派なモンじゃないか』
チェレンが薬屋のおばばに、魔法のキノコを渡す
魔法おばば
『何かお礼をしたいところじゃが……そうじゃ、10分ほどしたらもう一度ここに来てくれるか? いいものをあげよう』
チェレン
「あ、そうですか……すいません、それじゃ」
魔法のキノコを届けたチェレンは、御礼を約束された
チェレン
「いいものって何でしょうね?」
ノーティ
「ふーん……ビンの中に入れられてるっていうのに、呑気に飛び回ってるなあ……」
人助けにより、妖精を獲得したノーティ
ノーティ
「このコが一体どう絡んでくるのか……ここから見ものだね」
ピーーーーーーーーーーーーーー
頼み事を終え、神殿を徘徊するノーティの近くに再びハンター
ノーティ
「またハンターいるし……」
隙を突いて神殿エリアから抜け出し、距離をとろうとする
ピーーーーーーーーーーーーーー
ノーティ
「あっち側行っちゃおう……」
ピーーーーーーーーーーーーーー
しかし、振り返ったハンターに見つかった……
ノーティ
「来てるな……来てるぞ!」
ピーーーーーーーーーーーーーー
現役プロテニスプレイヤー、逃げ切れるか?
ノーティ
「うわわ、ちょっと、ちょっと!」
ピーーーーーーーーーーーーーー
ノーティ
「怖い、怖い、近いよ!」ポン!
トップアスリートがハンターの餌食となり、ゲームセット
ノーティ
「あんな速いの、ハンター……スーツにスニーカーは似合わないよ!」
アクロマ
「確保情報……ノーティ確保」
タビー
「もう……何してんのよ、ノーティ!」
ノボリ
「プロテニスプレイヤーですよね……? そのノーティさんが捕まるとは……ハンターどれだけ足速いんですか……」
ノーティ
「結局妖精何も使いどころなかったし……」
その頃、エリア北東のゾーラの里
「オーレン様、トレジャーハンター・アンチがやってきましたゾラ」
「……アンチですか。 薬専門のトレジャーハンター……気が進みませんが通しなさい」
ゾーラ族の女王、オーレンの下にトレジャーハンターがやってきた
「おう、ゾーラの女王さん今日もいい品を持ってきたっちよ」
「アンチ……あなたの持ってきた薬はろくな物がありませんでしたが。 この前持ってきたのが、しばらく食べ物が何でも塩味になる薬、その前は赤色と朱色の区別をより鮮明にする薬……」
「こないだの空気の薬は良かったっち?」
「あの3分間酸素が必要なくなる薬ですか……人間ならばいざ知らず、ゾーラ族の私には必要ないものです」
「あははは……過去は水に流すっち。 今回持ってきた薬は……スベスベの薬だっち!」
「スベスベの薬……?」
「よりお肌がスベスベになる薬だっち!」
「……成る程。 それじゃあちょっと頂いてみましょう」
興味を示した様子のオーレンが、薬をアンチから貰う
「ほう……香りは普通。 それでは……ゴクゴクゴク……」
「一気にいったっちね……」
「ふう…………うっ」
「えっ!?」
「オーレン様?」
「うっ……うおおおおお!!」
なんとスベスベの薬を一気飲みしたオーレンが、一瞬にして巨大化し醜い姿に
「あわわ……ひょっとしたら元々スベスベだったのに飲んだから副作用が発動したのかもしれないっち!」
「そんな……おい、アンチ! 戻す方法は無いゾラか!?」
「えーっと……確か解毒剤は水色の薬だっち」
「その水色の薬を早く出すゾラ!」
「そ……それが……今は持ち合わせていないっち」
大騒ぎとなったゾーラの里、果たして今後の逃走にどう影響するのか!?
ここまで7人が確保され、一人が自首した
残る逃走者は……あと12人!