逃走中 ~妖精様は突然に~   作:ハルカン

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思惑

 

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ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

りんご

「怖い……もはや、迷路。 ハンターラビリンス……」

 

神殿エリアのりんごに、ハンターが接近

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

りんご

「………………足音?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

りんご

「…………足音の…………正体見たり…………!」

 

 

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りんご

「黒い影! いたぁーっ!」

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーポン!

 

 

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りんご

「曲がり角……出会い頭の……確保なり」

 

ハンターに、確保されれば、賞金ゼロ

 

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

チェレン

「うわあ、メールが来た……」

 

情報はメールで通知

 

チェレン

「あんどうりんご確保、残り10人」

 

 

タビー

「……ハンター本当酷いわ。 容赦ないし……」

 

 

ノーティ

「妖精がいたんですよね……」

 

先ほどの確保直前に、妖精をビンに入れていたノーティ

 

ノーティ

「もう一回捕まえに行こうかな……? でもあそこ追い込まれると終わりだよね……」

 

妖精の泉があるところは、追い詰められると逃げ場が無い……

 

ノーティ

「復活したからにはこの命大事にしたいよな……」

 

 

チェレン

「足音が聞こえるかどうか……結構大事かな。 後ろから近づいてくるとタッタッタッタッって音が聞こえたほうが気付きやすいから。 鍛冶屋からカンカン聞こえてくるから不利かな?」

 

 

鍛冶屋の近くのチェレンに……ハンターが近づく

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

足音に気付けるか……?

 

 

チェレン

「ここみたいに平坦なところだと……見つけやすいけど見つかりやすい」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【挿絵表示】

 

 

見つかった……

 

 

チェレン

「えーっと……うん? うわっ!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

チェレン

「不味い……!! どうしよ!」

 

 

すぐに気付けず、距離を詰められる

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

チェレン

「クッ…………」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

チェレン

「……はぁ……はぁ……使うしかないか!」

 

チェレンが逃げながら、ビンを手にし蓋を開ける

 

チェレン

「よしっ……食らえっ!」

 

チェレンが振り返り、ハンターに向けてビンの胞子を放つ

 

ピーーーーーーーーーー………………

 

ハンターの動きが……止まった

 

チェレン

「はぁ……はぁ……すぐ動くんですよね? 逃げなきゃ……」

 

止まっている時間は僅か。 その隙に遠くへと逃げる

 

 

………………ピーーーーーーーーーー

 

 

チェレン

「危なかった……危なかったけど使っちゃったな。 はぁ……はぁ……疲れた」

 

人助けのおかげで……命拾い

 

チェレン

「やっぱり地脚ないと無理だよ、このゲーム……」

 

 

ベル

「誰か作業してるみたい……」

 

鉱石場にやって来たのはベル

 

ベル

「何してるんですか?」

 

ロッソ

『おうよ。 バクレツの実っていう危険な花を栽培してんのよ』

 

ベル

「バクレツの実?」

 

ロッソ

『ここに苗木を埋めたから、ここに来ればいつでもバクダンが手に入るぜ』

 

ベル

「へぇ~……これが……」

 

ロッソ

『おっと! 無闇に触るのはよしな、引っこ抜くと爆発しちまうぜ』

 

ベル

「ええ~! 物騒!」

 

ノーティが実らせたバクレツの実は、ここの鉱石所で栽培されているようだ

 

ベル

「あれ? あそこにある一際大きな草はなんですか?」

 

ベルが更に奥にある、根っこをみつけた

 

ロッソ

『ああ、あれか……あれもトレジャーハンターから買った大バクダン花の苗木なんだ。 どうもでっかい実らしく、おまけにこのバクレツの実と違って連れ回すことが出来て好きなタイミングで爆発させられるようだが……普通の水じゃ成長しねえんだ。 もっと栄養のあるもんじゃねえといけねぇのかな』

 

ベル

「へぇ~……とりあえず覚えとこうかな」

 

 

 

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ティ

「大丈夫か……? 墓石を背にして隠れてるが。 バチが当たったりしねえかな……」

 

墓場でハンターを警戒するティ

 

ティ

「ん……?」

 

 

トライ

『うーん、うーん……駄目だっちょ。 動かないっちょ』

 

トレジャーハンター・トライが墓石を動かそうとしている

 

 

ティ

「あそこにもっとバチ当たりそうな奴がいるな……」

 

 

トライ

『あ……いいところに! おい、そこの少年!』

 

 

ティ

「……俺かよ」

 

見つかった……

 

ティ

「何やってんだ? 墓荒らしか?」

 

トライ

『この下にお宝が眠ってるっちょ!』

 

ティ

「お宝? この墓石の下にか? 胡散臭いな……」

 

トライ

『いいからちょっと手伝ってくれっちょ!』

 

ティ

「仕方ないな……」

 

ティが仕方なく、墓荒らしを手伝う

 

ティ

「行くぞ? いっせーのーせっ!」

 

ゴゴゴゴ……

 

トライ

『よっしゃ! 動いたっちょ!』

 

ティ

「うわ! 何か出てきた!」

 

ポゥ

「ケケケケ…………」

 

ティ

「お化けか!? お化けか!?」

 

トライ

『2匹出てきたっちょ! 逃がさないっちょ!』

 

バシッ、バシッ

 

トライが持っている弓矢でお化けを撃退

 

トライ

『よっしゃあ! 魂になったっちょ!』

 

ティ

「何だよ……アンタの目的はこのお化けだったのかい?」

 

トライ

『そうだっちょ! これマニアには高く売れるんだっちょ! 兄ちゃんには御礼に1体の魂をあげるっちょ! ビンに詰めてやるっちょ!』

 

ティ

「はあ?」

 

ティが返答を返す間もなく、ビンを引っ手繰るトライ

 

ティ

「まだいるとは一言も……」

 

トライ

『はい、返すっちょ! サンキューっちょ!』

 

 

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ティ

「そんなに嬉しくないんだが……役に立つのかね、コレ。 持っていて祟られるとか嫌だぞ、俺は」

 

 

インパ

『餅は餅屋と言いますからな……捜す手段といえばそれくらいでしょう』

 

アスファル

『インパ様! もっと手っ取り早く大妖精様の場所は分からないのか!?』

 

インパ

『……大妖精様は滅多に人前には姿を見せませぬからの……とにかく居場所を知る手段はそれくらいですのう……』

 

 

アミティ

「大妖精……?」

 

ハイラル城の従者と、少年の会話がアミティの耳に入ってくる

 

 

アスファル

『…………くそっ!』

 

インパ

『アスファル殿……私の記憶が確かならば、この地域に確かに大妖精様がいることは事実。 そんなに焦らずとも……』

 

アスファル

『時間が無いんだ……! 落ち着いてられな……』

 

インパ

『こういう時だからこそ、落ち着くのです!』

 

アスファル

『……! インパ様すまない……』

 

 

アミティ

「あの子相当気が立ってるな……あのままだとヤケを起こすね。 それにしてもこの地域には大妖精なんてのがいるのかな?」

 

大妖精に興味を示すアミティ

 

アミティ

「それを探してるのかな? あの子……一応気にかけておこう」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

エリア内で起きている様々な出来事……

 

 

アミティ

「大妖精さんがいるなら会ってみたい……あっ!? ハンター!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

アミティ

「やばい、やばい、やばい……! 話を聞くのに夢中になってた!」

 

それに気を取られていれば、ハンターへの注意も疎かになる

 

アミティ

「危ない……気付かれてないよね? 良かった……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ティ

「この幽霊、ビンに詰めておいてどう使おうか……こんなの持ってても役に立たないんじゃないか?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

一瞬の油断が、隙を生む……

 

 

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ティ

「うお!?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ティ、逃げ切れるか!?

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