逃走中 ~妖精様は突然に~   作:ハルカン

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ノロイ

 

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ティ

「この幽霊、ビンに詰めておいてどう使おうか……こんなの持ってても役に立たないんじゃないか?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

一瞬の油断が、隙を生む……

 

 

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ティ

「うお!?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ティ

「マジかよ、来た!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

橋を渡り、城の方へと向かう

 

 

アミティ

「誰だろ? うわ、ティが走ってる!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ティ

「ちきしょう……とりあえず中だ!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー……

 

 

ハンターの視界から逃れるため、一旦ハイラル城の庭へ

 

 

ティ

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

ハンターは、ティを見失ったようだ……

 

 

ティ

「はぁ……はぁ……もう動きたくない。 やっぱこれ厄憑いてんだろうよ……呪われるとかいやだぞ俺は……」

 

 

アミティ

「城の近くハンター多いね……」

 

 

チェレン

「結局どうしようかな……胞子も使っちゃったし。 これ以上走るのはキツイな……」

 

先ほどハンターに追われ、丸腰となったチェレン。 現在、草原で休憩中

 

チェレン

「……自首します」

 

エリア内2箇所に設置された自首用電話から申告すれば、その時点の賞金を獲得しリタイア出来る

 

チェレン

「もうちょっと……息を整えてから、自首電話に向かおうと思います」

 

ミッションや人助けでかなりの体力を消耗してきたチェレン。 体力の限界を感じ、自首を決意

 

 

 

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デイジー

「41分……95万円? そろそろ100万円に届きそうよ……」

 

 

アミティ

「出る度に思うけど、自首って揺れるよね……今まで積み上げてきた、この賞金が確保されるとゼロになるのって本当に勿体無く思っちゃう……」

 

 

しかし自首をするにしても、自首用電話までの移動はリスクが伴う

 

チェレン

「ゆっくり考えましょうかルートは……」

 

 

デイジー

「ちょっと……ちょっと、あれ何よ?」

 

デイジーが、何かを見つけた

 

デイジー

「気になるポスターが貼ってあるんだけど……『逃走中……次回の舞台は天まで届きそうな塔のある街。 大都会を逃走者たちが逃げ回る』? どういうこと? 逃走中って今、このゼルダワールドでやっている今じゃないの? あっ、ひょっとしてこれって次回予告ってこと?」

 

 

 

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マリオ

「あと41分……結構いいとこまで来てる」

 

スタッフ

「今日ミッションは?」

 

マリオ

「ミッションらしいミッションは何一つ参加出来てないですね……ただ単に、牛乳屋さん助けてミルク貰ってカルシウム摂取しただけだ……」

 

今回はミッションに参加出来ていないマリオ

 

マリオ

「ただ忘れちゃいけないのは、ミッションやることが逃走中ってわけじゃないんだよね。 逃走中の醍醐味ではあるけどさ。 根本は逃走することなんだよ。 そこをもう一回頭に叩き込んどこう」

 

 

ノーティ

「マリオさん!」

 

 

マリオ

「あ……ノーティだ」

 

ここで、ノーティとマリオが合流

 

マリオ

「ハンターいた?」

 

ノーティ

「こっちは来てないです……マリオさんは?」

 

マリオ

「多分まだ大丈夫かな……?」

 

 

タビー

「ノーティ復活したからなぁ……ちょっとノーティと連絡取り合ってハンターの居場所確認し合いたいね……」

 

 

ノーティ

「さっき復活ゲームの前に……地図のこの辺? ここら辺で、ちょっとお手伝いをして洞穴を見つけたんですよ」

 

マリオ

「洞穴?」

 

ノーティ

「妖精の泉があったんですよね……妖精は冒険者達がよくお守りにビンに入れてるって聞きましたけど」

 

マリオ

「へぇー、そうなんだ……どうなんだろ? いいことあるかな? 妖精捕まえて」

 

 

タビー

「電話かけよ……」

 

 

ピリリリリリリリ

 

ノーティ

「電話です、すいません……」ピッ

 

ノーティ

「もしもし? タビー」

 

 

タビー

「ノーティ、今どこにいる?」

 

 ノーティ

 「コッコ畑の辺りでマリオさんと一緒」

 

タビー

「そっちハンターいる……?」

 

 ノーティ

 「こっち見てない……」

 

 

しかし……タビーの近くに、ハンター……

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

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タビー

「こっちは今森の中にいるんだけど……キャッ!」

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

見つかった……

 

 

タビー

「キャアッ……嘘! 見つかっちゃった……見つかっちゃった!」

 

 ノーティ

 「走ってる……電話越しにすごい走ってるよ」

 

 

タビー

「嫌……何で、ああっ!」ポン!

 

 

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電話に気を取られすぎたタビー、油断大敵とはこのこと……

 

タビー

「ああ……捕まった! 超悔しいぃ~……」

 

 

ノーティ

「うわ……切っちゃお」ピッ

 

電話の向こうは……惨劇と化した

 

ノーティ

「タビーの嘆きが聞こえてきた……」

 

 

マリオ

「捕まったみたいだね。 何かダブルスのペアにしちゃ、薄情な切り方な気もするけど」

 

 

ノボリ

「タビー確保、残り9人です……」

 

 

フェーリ

「ようやく呪いが通じたワ……」

 

スタッフ

「……まじないじゃ無かったんですか?」

 

フェーリ

「あ、そうだったワ。 呪いは流石に人聞きが悪いものよね」

 

 

チェレン

「よし……行きましょうか。 自首電話に」

 

自首電話はエリア北の占いの館の横と、ハイリア湖の雑貨屋の近くにある

 

チェレン

「行きます……2つありますけど、近いのでハイリア湖の方を目指します」

 

果たしてチェレンは、自首出来るか!?

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