スタッフ
「移動できませんか?」
ノボリ
「まだです……さっき結構長距離走りましたから……」
ハンターに追われ、動物広場に逃げ込んだサブウェイマスター・ノボリ
ノボリ
「でもここ逃げ場無いですよね……」
動物広場は周りが木に囲まれており、追い詰められると逃げ場が無い
ノボリ
「もうちょっと休憩してから別の場所へ移動した方がいいですかね……」
アミティ
「あれ……?」
福引屋
『あっ、さっきのお嬢ちゃん! らっしゃい!』
アミティ
「最初の方に青い炎をくれたおじさんじゃないの?」
福引屋
『あっちはある程度儲けた……おっと、在庫が切れちまったから新しい商売を始めたんだよ。』
アミティ
「新しい商売? その煙が出てる大きな壷のこと?」
福引屋
『壷じゃなくてその中身を見てくれよ、お嬢ちゃん』
アミティ
「これ何? お湯?」
福引屋
『お湯じゃねえよ! こいつはヘブラ山が源泉の温泉水だ!』
アミティ
「お湯じゃん……」
元福引屋
『お湯と温泉水を一緒にすんな! この温泉水の効力は凄いぜ! 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、痔疾、冷え性、病後回復期、食欲不振、麻疹、消化不良、逆流性食道炎、うつ病、すい炎、乳様突起の陥没に効くんだよ!』
アミティ
「へぇ~、万能なんだ! この天然水!」
福引屋
『温泉水な、お嬢ちゃん……とにかくこの温泉水を飲むと途端にギンギンになるんだ!』
アミティ
「ギンギンって……えぇーっ!? そういう類の物なの!? あわわわ……」
福引屋
『……お嬢ちゃん?』
アミティ
「あたしはそんなのいらないから! いらないから!」
スタッフ
「ベルさん自首は?」
ベル
「ええ? んー、でも元々私1回捕まってるからな……」
復活ゲームにより、再び息を吹き返したベル
ベル
「せっかく復活したんだったら、牢獄で有り余った体力使って最後まで頑張りたいな!」
ここまで来たら、最後までゲームを楽しむようだ
福引屋
『お嬢ちゃんいるかい? これ1杯で何と……200ルピーだ!』
アミティ
「200ルピー? ごめんなさい、お金持ってないんで……」
福引屋
『そうかい、じゃあ帰ってくれ! お金無いんだったらよ』
アミティ
「あ、ごめんなさい……」
一文無しとバレると、途端に冷たくあしらわれた……
アミティ
「何だろう……? 青い炎の次は温泉水ってのが今のトレンドなのかな? ……それにしても、200ルピーはよく単位分かんないけど高いと思う!」
スタッフ
「ここから殆ど動いてませんね……?」
フェーリ
「前回……出て分かったことだけど……結局ハンターに捕まるってことはそういう運命なのよ」
ゲーム開始からフェーリは、村の民家の影に潜み全く動いていない
フェーリ
「だから頻繁に移動しようとしなかろうと、運命は変えられないの……」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
デイジー
「何でこんなに柱が多いのかしら?」
草原エリアへとやって来たデイジー
デイジー
「柱の色は白いから黒いスーツのハンターも目立つ……と私は判断したわ」
エリアの地形を利用し、逃げ切りを狙う
ピーーーーーーーーーーーーーーー
フェーリ
「またこれに出るって決まってから今日まであまりちゃんと眠れてないのよね。 建物いっぱいある場所で、こうやってジッとしてた方がいいとかそういうことで自分を占ってたら不安だけが増していったのよ……」
対策のためにハンターの脅威をイメージトレーニングしたようだ……
フェーリ
「運命でしかないのは分かり切ってるけど……姑息な悪あがきをしてしまうワ。 それも全部ハンターが怖いから……」
そのイメージが、更に不安を駆り立てる……
デイジー
「どうしても広い場所に一人で立ってるとかは出来ないわね……逃走中って障害物とかエリアを利用するのが大事だと思うの」
地形を使いハンターをかわす作戦のようだ
デイジー
「ハンター来たらあそこの人を隠せるくらいの大きな岩のところへ逃げ込めばいいんじゃないの?」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンターに見つかったのは……
デイジー
「キャアッ! 出た!」
デイジーだ……
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
デイジー
「はぁ……はぁ……」
作戦通り、巨大岩の影へと避難……
ピーーーーーーーーーーーーーーーー……
視界から外れた……
デイジー
「来てない? 来てない? 止まった……?」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
しかし、恐怖はまだ終わらない……
デイジー
「シーッ……気付かれるかも」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
デイジー
「いなくなったかしら……?」
岩の影から、顔を出して確認するデイジー
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
デイジー
「あっ!」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
再び、見つかった……
デイジー
「ちょっとやめてやめてやめて! 来ないで!」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
デイジー
「ああ~、どうしてよ!」ポン!
デイジー
「顔出さなければよかった……」
不用意な行動は、即座に確保へと繋がる……
ティ
「自首情報……じゃない確保情報だ。 デイジー確保、残り6人」
マリオ
「デイジー姫が捕まった……もう僕だけだ……僕らのシリーズからは」
ノボリ
「場所を変えます……ここは逃げ場が無いからかなり危険でしょう」
動物広場で一息つき、場所移動を試みるノボリ
ノボリ
「安全第一……まだ息の調子が戻りませんが、ここずっといるのはまずいですね」
移動開始……
ピーーーーーーーーーーーーーーー
しかし……近くに、再びハンター
ノボリ
「生き残るためには移動した方がいいです……うおぅ!?」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
見つかった……
ノボリ
「うわわ……来てます!」
結局、動物広場へと逃げ帰るが……
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ノボリ
「ああ……行き止まり! 逃げ場が無い!」
当然のように袋小路……
ノボリ
「不安的中……!」ポン!
ノボリ
「はぁ~……悔しいですね……」
そう何度もハンターを振り切れるほど、逃走中は甘くない……
ノボリ
「多事多難ですよ……」
アミティ
「ノボリ確保。 残り5人……悲しいなぁ、次々に減っていくの」
ベル
「ええ~……ノボリさん確保された……チェレン、ノボリさんと知ってる人が減っていくなあ……」
一方、カカリコ村のとある家……
「師匠!」
「……ゴホッ、ゴホッ」
「アスファル様……大妖精様は見つかりましたか?」
「駄目だ、ばあ……各地のトレジャーハンターやインパ様に色々と聞きまわったが大妖精様の情報は無い……」
この村の長老、サハスラーラの家。 そこに、ゲーム中各地を回っていた弟子のアスファルが戻っていた
「しかし……本当にその、『大妖精の雫』というのが必要なんですか?」
「そうだ……師匠の病気を治すには大妖精の雫が必要なんだ……薬屋のババにも聞いたが、そんなもの見たことも聞いたことも無いらしい」
サハスラーラは現在、病に冒され床に就いているようだ
「インパ様によれば、確かにこの地域に大妖精様はいる。 しかし、その場所までは分からないそうだ…………師匠の様子は?」
「もう目も開きません……このままでは……」
「……クソッ! どこにいるんだ……大妖精様は……」
その様子を見ていたゲームマスター・カンティーヌ
モニターをタッチすると、サハスラーラの家に機械が設置された
更にその横の倉庫に、10体のハンターが設置された
この後、ミッションが発動される……! 残る逃走者は5人!