逃走中 ~妖精様は突然に~   作:ハルカン

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ミッション2 大発見

 

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ティ

「後ろは来てない……」

 

マリオ

「これ目立つなあ……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

マリオ

「うわっ、いた!」

 

大バクダン花を引率する二人が、ハンターに見つかった!

 

 

マリオ

「ちょっとティはハイラル城のルートを通って!」

 

ティ

「分かった!」

 

マリオがハンターを引き付け、ティがルートを変えて大バクダン花を運ぶ

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

マリオ

「ほらこっちだこっち……まだまだ遠いよ……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

ハンターの標的が、マリオだけとなった……

 

 

マリオ

「あっちに逃げよう……逃げなきゃ……」

 

 

ミッション終了まで残り5分

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ティ

「マリオが引き付けてる内に進まないとな……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

マリオ

「はぁ……はぁ……」

 

マリオはそのまま、教会の方へと逃げ込む

 

マリオ

「撒いたかな……?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー……

 

ハンターはマリオを見失ったようだ……

 

 

マリオ

「後はティに任せよ……」

 

ゲーム慣れしている逃走中ベテランのマリオ、自らハンターを誘導しティにミッションを託す

 

 

ティ

「草原まであと少しだ……」

 

エリアには4体のハンター、僅かな油断が確保を招く

 

 

アミティ

「鉱石屋に爆弾があるんだよね?」

 

ティが大バクダン花を連れていることを知らず、動き回るアミティ

 

アミティ

「ミッションやりたいんだけどさ……爆弾持って来いって言われても。 その前に村で売ってないかな?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

その近くに……ハンター

 

 

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アミティ

「でも今回お金無いし……あっ!」

 

見つかった……

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

アミティ

「嫌だ! 嫌だ! 来たよーっ! ハンター!」

 

 

アミティが逃げる先には……

 

 

ティ

「うおっ!?」

 

大バクダン花を連れたティ!

 

ティ

「ちょっと……隠れろ、隠れろ!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

アミティ

「あーん! どうしよ……どうしよ……!」

 

 

ティ

「アミティか? 今の……。 神殿の方に逃げていった……今のうちに突っ切るか、草原……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

 

アミティ

「うわぁーっ!」ポン!

 

 

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アミティ

「捕まったあーっ! 悔しいぃー!!」

 

結局何も手に入れることなく、終わった……

 

アミティ

「うわーん、最後くらい皆の役に立ちたかったのに……」

 

ゲームでの賞金も、手に入らなかった……

 

 

マリオ

「アミティ確保……これで残り3人だよ……」

 

ミッション終了まで残り4分

 

 

ティ

「ベル? ベル? どこだ!?」

 

その間にベルがいる草原の奥へと近づいてきたティと大バクダン花

 

 

ベル

「ここ、ここ、ここ! うわっ、何それ!? リモコン爆弾!?」

 

 

ティ

「ちょっと石拾っておくか……」

 

ベル

「妖精さんどこ? 妖精さんどこ?」

 

ティ

「もう残り時間的にもチャンスは1回しか無いだろうから、きっちり場所絞らないとな……」

 

ベルのビンの中の妖精が、羽で壁を指し示す……

 

ティ

「そこか……よし、ベル離れてろ」

 

妖精が示した壁に、大バクダン花を誘導するティ。 そして……

 

ティ

「そこだ……そらっ」カン!

 

拾った石を大バクダン花に投げつけた!

 

シュルルルルル……

 

ティ

「よしっ、伏せろ!」

 

ベル

「はいっ!」

 

……ドカーン!

 

ティ

「うぅっ……!!」

 

ベル

「うわ~……」

 

 

牢獄

 

ノボリ

「何ですか、今の音……」

 

りんご

「あっちの方からドカーンって爆発音が聞こえたよ?」

 

アシュリー

「何やってるのかしら?」

 

 

ティ

「…………どうだ?」

 

ベル

「……開いてる! 穴、開いてる!」

 

ティ

「入るぞ……」

 

大バクダン花によって開いた洞穴……その中には

 

ティ

「あれか? あの人か?」

 

ベル

「うわあ~、美人!」

 

大妖精

『あなた達、私に何か御用ですか…………?』

 

ティ

「大妖精の雫ってのを俺達は欲しいんだ……頼む! 時間が無い!」

 

ミッション終了まで残り3分

 

大妖精

『分かりました……あなたのその空きビンに雫を入れましょう』

 

大妖精がティのビンを指差すと……

 

ティ

「うわっ、どんどん液体が溢れ出て来るようだ!」

 

すぐにビンの中は満タンに……

 

 

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ベル

「ありがとう大妖精さん!」

 

ティ

「すまん! 俺は急いで村に行かなきゃならんから!」

 

大妖精

『あなた達の旅が無事でありますように……』

 

 

これよりティは村へ戻って、長老の病気を治し機械に目を認証させなければならない

 

 

ティ

「よし、行くぞ! 時間がほとんどないからな……」

 

ベル

「ティ、お願いねー!」

 

 

マリオ

「間に合うかな……村から離れたほうがいいかな? 念のために。 いやティ達を信じてないわけじゃないけどさ……」

 

 

ベル

「ティが行ってくれたから……私は隠れよう」

 

 

ティ

「クッソ……もう時間が」

 

ミッション終了まで残り2分

 

ティ

「厳しいな、これは……!」

 

ミッションの残り時間が少なくなり、ティ猛ダッシュ!

 

しかしエリア内を徘徊する4体のハンターに見つかってしまえば、一貫の終わりだ!

 

 

マリオ

「万が一のために……村から離れよ、離れよ……」

 

 

ベル

「どうしよう、10体も増えちゃったら……隠れるとか小細工出来ないよね? でも、逃げる……」

 

他の二人は、ハンター放出に備える

 

 

ティ

「あそこだ……あそこだ!」

 

全力疾走で、長老の家に辿り着いたティ

 

ティ

「ごめんください! 長老はおられるか!? 大妖精の雫を持ってきた!」

 

アスファル

『君……それは本当か!?』

 

ティ

「早く飲ませてやるんだ……これを」

 

大妖精の雫をアスファルに渡したティ

 

ミッション終了まで残り1分

 

アスファル

『さあ師匠……大妖精の雫です。 飲んでください……』

 

ティ

「やばい、1分切ってるじゃないか……この状況では不謹慎なのか、こんなこと言ってるのは?」

 

サハスラーラ

『う……う。 ふわーあ……』

 

アスファル

『師匠……師匠!?』

 

サハスラーラ

『アスファル……? そうか……ワシはずっと眠っておったか』

 

アスファル

『このお方が助けてくれたんですよ! 師匠……』

 

サハスラーラ

『そうであったか……かたじけない』

 

ティ

「目覚めたばかりで悪いが、俺の頼みを聞いて欲しいんだが……」

 

サハスラーラ

『ワシがか……? 命の恩人の頼みは断れぬが』

 

ティ

「そこの機械をちょっと見つめてくれ……」

 

サハスラーラ

『この機械をかの……?』

 

ティ

「この部分に目を当ててくれればいいんだ……」

 

サハスラーラ長老の目を認証すれば、10体のハンターはロックされる

 

ハンター10体ロック

 

ティ

「よっしゃ! ハンター10体ロック……!」

 

 

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牢獄

 

ディクシー

「『ティによりハンター10体の放出は阻止された』!」

 

レムレス

「クリア出来たんだ!」

 

ノーティ

「やるじゃん、やるじゃん!」

 

 

マリオ

「『ティによりハンター10体の放出は阻止された』 よしっ……! 最悪の事態は免れた」

 

 

ベル

「良かった、良かった……何事もほどほどが一番! 14体は多すぎ!」

 

 

ティ

「すまなかった病み上がりも病み上がりのところを」

 

アスファル

『いやいや……師匠の命を救ってくれて本当に感謝しきれないよ』

 

サハスラーラ

『本当に心配かけたのう……アスファル。 本当にありがとうございました……旅のお方』

 

ティ

「旅じゃないが……それじゃあな」

 

 

この地域の住人は……

 

「オーレン様!? オーレン様どこゾラ!? また勝手にハイリア湖に行ったゾラか……また変なトレジャーハンターに捕まるゾラ……」

 

 

「平和が一番ですね……ぷかぷか」

 

 

逃走者たちの手によって……

 

「お婆ちゃん、新しい薬が出来たって本当?」

 

「ああ、アイリン。 いいキノコが手に入ったんだよ……」

 

「あ、私が頼まれてた奴だ……ま、いっか」

 

 

危機から助けられたようだ……

 

「しかし、アスファル……お前はワシが倒れたときは慌ててばかりだったのじゃろう。 そんなことじゃ弟子としてはいかん! そもそもじゃな……」

 

「アハハ……いつもの師匠だ!」

 

 

残る逃走者は……あと3人!

 

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