かなり短くなってしまいました。
やさしい光で目を覚ますタダオミ。
「知ってる天井だ。...いや、床下だわこれ。」
異世界で一度は言ってみたい言葉だったが、なにか違う気がする。そんなこんなで起きるタダオミ、辺りを見渡すが誰もいない。
(ヘスティア様は神の集まりだろうし、ベル君はダンジョンへ向かったかなぁ。)
テーブルにメモ用紙をみつける。
[おはようごさいます、タダオミさん。起こすのも悪いと思い起こしませんでした。僕は用事があるので出ますね]
[P.S 朝食はじゃが丸くんです!]
(どうやらベル君の書き置きのようだな。今頃、豊饒の女主人でミアかーちゃんに謝ってるところかな。)
「とゆうか、寝起きでじゃが丸くんかぁ...仕方ないし食べるか。」
衣はベチョベチョになっており。食べるなら揚げたてだな、と思うタダオミだった。
———————
「よし、それじゃあ始めるか。」
そんなことを呟くタダオミ。ベルもいないし、能力の確認ためダンジョンへ来ていた。
(まずは、武器を変えてみるか。)
「【換装】」
枝が光輝く。そして、タダオミの手に握れていものは。ジャンクヤード・ドックだった。
(これは、たしかソル=バットガイの武器か。)
「少し試すか。」
グランドヴァイパーの構えをとるタダオミ。力をぐっと貯めて一気に解放する。想像以上のスピードに驚きそのまま壁へ激突する。
「うわぁぁぁ!!ぐはっ!」
ドンッ!!...バタ。
「ッッッ!!痛すぎる!なんだこれ!ソル、こんな勢いで突っ込んできて無事って、普通に尊敬するわ!」
痛い目をみたタダオミだったが、なんだか楽しくなっていた。たまたま見つけたコボルトの群れにヴァイパーの構えをとる。力を解放した瞬間1体目のコボルトは灰になり、2体目からは壁づたいに吹き飛びダンジョンの奥へ消えていった。
「やっぱりこれ強いな。でも、モンスターに生身で突っ込むのは遠慮したいな。」
「少々脱線したが次だ。【換装】!」
また武器が光だし、光の収束をまつタダオミ。
「これは、セルピエンテか...何故だろう、これを見てるとイライラするな。まぁいい。これもためすか。」
適当にダンジョンの奥の方へセルピエンテを振り抜く。質量保存の法則など無視してあり得ないレベルで伸びる刀身。もう訳がわからない。
「どんだけ伸びるんだこれ。ふむ...咆えろ!蛇尾丸!」
まるで関係のない掛け声を上げセルピエンテを振るう。そして、何がヒットした。先ほど壁沿いに吹き飛びされたコボルトである。こちらに引き寄せられた瞬間灰になり魔石が転がる。
特に理由のない暴力がコボルトを襲う。南無三。
「とりあえずは確認できたな。さっさと武器を変えようもう満足だ。【換装】」
光だした武器、タダオミの等身まで変化する。
「これは。アダムの武器!かなりしっくりくるな!」
魔剣サヴァイヴァーニィ。タダオミの手に馴染み、辺りに冷気をばらまく。
「んっんー!馴染む!実に馴染むぞ!!!
WUYYYYYYYY」
何故か満足した顔をしているタダオミ。特に意味はない。とりあえず何発か氷柱を出し確認する。
「よし、武器のヒーローアクションは無事に発動するみたいだな。それと、換装で出る武器はアタッカーロールのキャラが基本なのかな、まだ確証はないな。最後に試そう【換装】」
しかし 何も おこらなかった!
「やっぱり、武器の換装は3回までみたいだな。よし、いろいろ確認出来たし、ある程度稼ぎながら帰るか。」
1時間ほど走り回りながサーチ&デストロイをしたおかげでかなりの稼ぎになった。
———————
ヘスティアファミリアのホームに帰りつくタダオミ。
「今帰った。」
どうやら、ベルはまだ帰って来てないようだ。
「そろそろ、いい時間だし先に晩御飯にしよう。と、言っても材料なんて物はないしなぁ。うーーむ、そうだ。」
ふと思いつくタダオミ。カード・Fate/激辛麻婆豆腐を発動する。効果は敵の弱体化なのだが。ここはご都合主義である。
目の前に麻婆豆腐が出現する。
「まじか、半信半疑だったがうまくいったな。
エセ神父の大好物、食べてみたかったんだよな。」
いただきます。と一口分スプーンですくいあげ、口へと運ぶ。その瞬間、世界は暗転した。
ガンッ!!
一口で気を失いテーブルに頭をぶつけるタダオミ。殺人麻婆は奥にずらしていたため、麻婆豆腐で窒息することはなかったよだ。危機察知能力が発動したのだろう。
—1時間後—
ガチャ
「帰りましたー。」
豊饒の女主人より帰宅したベル。神様はまだ帰ってないのだと思い心配する。
「そういえば、タダオミさんどうしてるかなぁ。」
と、ベルはそこで気がついた。机に突っ伏すタダオミがいたことを。
「た、タダオミさん!大丈夫ですか!返事をしてください!」
「う...べ...ベルか......まーぼーに...きを...つ...けろ...」ガクッ
「タダオミさん!しっかりしてください!何言ってるのか意味がわからないですよ!タダオミさーん!」
そうして、この日の幕を閉じたのであった。
できるだけ毎日投稿したいな。