結月ゆかり「私のマスターは自称神様」   作:またたび日和

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※本作に登場するゲームは皆さんの知っているものと似て非なるものです


6話 配信のお手伝い

初めてのお買い物から帰って来て、私達は居間でまったりとした時間を過ごしています。

いえ、のんびりしてるのはお二人だけで、私はそわそわと落ち着きません。

この後のマスターの配信に、私も出る事になっているからです。

 

不特定多数の人に注目されるというのは初めての経験ですし、できるだけ上手くやりたい気持ちはあるのですが

なんと、マスターは配信時は全てアドリブで喋っており、台本等は一切ないそうです。

 

「そんなに難しい顔しなくても、自然体でいいんだよ?」

「自然体と言われましても、私こういうの初めてですし、もし失言をしてしまったら・・・」

「その時は僕がフォローしますよ。それにゆかちゃんは自然体が一番可愛いんですから、生かさないと勿体ないですよ」

 

またマスターはそういう事を平然と言って・・・そんな言葉にゆかりさんは惑わされませんからね!

熱くなっている両頬を必死に冷ましながら、私はマスターに不満の目を向けました。

マスターは特に何か言うでもなく、ニコニコと笑っています。

 

「そろそろ準備しておけ、遅れたらまた第一声が謝罪になるぞ」

「おっとそうでした。これ以上あれを切り抜かれてネタにされるのは御免です」

 

いそいそと準備を始めるマスターの背中を見ながら、私は不安な表情のまま増田さんを見ました。

増田さんは私の視線に気付きますが、肩をすくめただけでした。

 

「アイツがフォローは任せろと言ったのなら問題ない、任せておけ。

ゆかちゃんも、今までの扱いから自信が無い気持ちは汲むが、この程度の事で一々そんな顔になっていては今後持たないぞ」

「は、はひ・・・」

 

確かに増田さんの言う通り、我々アンドロイドはマスターの命令を実行しなければならない存在。

スペック上できない無理難題ならまだしも、この程度の事でアタフタしていられません。

そう、思ってはいるのですが、どうしても不安は拭えませんでした。

結局覚悟も決まりきらないまま、配信は始まってしまうのでした。

 

 

 

 

 

「クリスマスが今年もや~ってくる~、楽しかった出来事を消し去る様に~」

 

『開幕からぶっこんでくるのやめてw』

『神様今日も飛ばしてるなー』

『神様僕に彼女を下さい』

 

「さて、下々の民達よ、今宵はクリスマススペシャルだ!

チキンとケーキの用意は無論できておるだろうな!」

 

『コンビニで両方買って来たぜ』

『配信してる時点で神様も同類なんだよなぁ・・・』

『みんなでボッチチキン、略してボッチキン食おうぜ』

 

「相変わらず不敬な輩がいるようだが寛大な心で許してやろう。

そして、残念だが今宵はボッチキンではないぞ!」

 

『お、増田さん来るのか』

『お母さん来るのか!』

『息子さん、お母さんを下さい!』

 

「誰が誰の母親だ不敬者め。それと増田さんは俺の嫁だ誰がやるか!

そんな事より、今回から参加する新メンバーを紹介しよう!」

 

視聴者に一通り挨拶を終えたマスターが、こちらに向かって手招きしました。

このタイミングで私の紹介をするようです。

覚悟を決め、何回か深呼吸をしてカメラの前に座ります。

 

「は、初めまして!アンドロイドの結月ゆかりです。よ、よろしくお願いします!」

 

緊張からか、声の音量がバラバラになってしまいました。大失敗です。

下げた頭を戻して、皆さんの反応を見るのが怖いです。

プルプルと震える私を余所に、コメント読み上げの音声は賑わっています。

 

『マジか神様!?』

『アンドロイド迎え入れるとか金持ちかよぉ!』

『親の脛齧ってるニートじゃなかったのか・・・』

『この子合法?最近出回ってる違法なヤツじゃない?大丈夫?』

 

マスターを羨むコメントの中に不穏な言葉が流れてきて、私はビクリと体を震わせました。

私がここに来るまでの経緯は、とても合法とは言い難いものです。

どの様に反応すればいいのかと頭を下げたまま考えていると__

 

「はーい今まで僕をニートだなんだと煽ってた下々の民達よザマーミロー

それとウチのゆかちゃんは違法サイトの出身じゃねーからな」

 

『既に愛称呼び・・・だと・・・!?』

『ゆかちゃん可愛いよゆかちゃん』

『床ちゃん』

 

「はーい馬鹿にしたー俺も心の底で思ってた蔑称出力したー

このスレンダーボディの魅力が分からんのか、ねぇゆかちゃん可哀想に」

「ひょわっ!?」

 

私が色々と思考をしていると、不意にマスターに抱き寄せられました。

細いながらも、がっしりと筋肉質な胸板と腕に挟まれ、私の思考は強制的にシャットアウトしました。

 

『ヒューッ神様ってば大胆』

『なんて自然な抱擁、俺でなきゃ見逃しちゃうね』

『ちょっと神様やめなよー、ゆかちゃん嫌がってんじゃーん』

 

「はー?この神の抱擁を嫌がるわけがないであろう?不敬であるぞ」

 

『ここは本人に聞くところでしょう』

『ゆかちゃんを解放しろ!』

『ゆかちゃん、嫌なら嫌って言ってもええんやで?』

 

「ひょえっ!?え、えーっと、えーっと・・・と、とってもいい匂いがします」

 

って、私は一体何を言っているのですか!?

いくら混乱しているからと言って、男の人に抱き締められた感想がそれって!

で、でも実際になんかいい匂いがしてますし・・・。

 

『感想がそれでいいのか?w』

『はー、ラブラブじゃん』

『なるほど神様はいい匂いがする、と』

 

「さてさて下々の民よ、いい感じに温まってきたところで、神の戯れゲーム配信クリスマススペシャルを開始するぞ。

本日最初のゲームだが、新参者にはまずこれだろう!」

 

『世紀末ゲーキター!』

『増田さん相手といい、新参いじめが酷いなこの神様w』

『相手アンドロイドだろ?神様完封されんじゃね?』

 

私がアワアワしてる間に話が進んでいっています。

マスターから隣に座るように促され、ほいっとコントローラーを渡されました。

・・・なんでしょう、初めてのハズなのに、不思議と手に馴染むこの感覚は。

なんだか、誰にも負けない、そんな思考が溢れ出してきます。

 

「ゆかちゃんは初めてのプレイだけど、何回か練習は」

「いえ、必要ありません。実戦で調整しますので」

「お、言うではないか。良いだろう、抗ってみせよ挑戦者よ!」

 

『コントローラー持ったら強気になるゆかちゃん可愛い』

『やったれゆかちゃん!アンドロイドの力見せてくれ!』

『とりあえず[病人]使ったれ、そしたら勝てるぞ!』

 

確かに私はゲーム自体初めてですが、高度な演算能力を持ったアンドロイドです。

マスターの配信で主催である彼をボコボコにするのは気が引けますが、真剣勝負なら仕方ありません。

今まで振り回されてきましたが、アンドロイドの真骨頂、見せてあげます!

 

 

 

 

「どぼじてがでな”い”んでずがぁ”あ”ぁ”ぁ”あ”あ”ぁ”ぁ”!!!??」

 

私が涙目で叫ぶ間に、星を全て取られた私の[病人]が、マスターの[聖帝]の一撃必殺を受けて倒れました。

マスターの操作する1P側には、現在7連勝を意味する[7win]の文字が煌々と輝いています。

この試合で8連敗目、あまりに散々な結果です。

 

『涙目ゆかちゃん可哀想可愛い』

『全力で攻める[聖帝]見てて気持ちいいわw』

『頑張れゆかちゃん!確実に上手くなってるよ!』

 

・・・そうです、誰かがコメントをくれたように、私も着実に強くなっていっています。

現に先程も、負けはしましたが、マスターから1ラウンド取る事ができたのです。

次こそは勝ってみせます!

 

『おぉ、実力が拮抗してきてる』

『流石アンドロイド、飲み込みが早い』

『今度こそ白星取れるか!?』

 

お互いに1ラウンドを取り合っての3ラウンド目、僅かに私の方が有利に持ち込めてます。

マスターの癖も分かってきましたよ__そこっ!

 

『入った!いくぞこれ!』

『落とさなかったら削りきれる!』

『アンドロイドならこの程度のコンボ余裕で完走できるっしょ』

 

もちろんです、先の8戦でタイミングはほぼ完璧に覚えました。

コメントで応援してくれている皆さんのためにも、この試合は絶対負けられないのです!

そう思って必死になっていた私は、マスターが画面ではなく私の横顔を見ている事に気付きませんでした。

 

「ふっふっふ、これで私の勝ちですよマス・・・ひゃぅっ!?」

 

唐突に、耳を柔らかい物で挟まれる感触がして、思わず私はコントローラーを離してしまいました。

なんとマスターは、私の耳を甘噛みしてプレイを妨害してきたのです。

なんという蛮行でしょう!

 

「み、皆さん見ましたか今の!?私の耳を噛みましたよ今!?」

 

『ちょ、神様何してんすかw』

『こんな露骨な妨害する神様初めて見たw』

『ゆかちゃん可愛いw』

 

私が皆さんに確認をしている間に、しれっとマスターが勝利をもぎ取っています。

卑怯です!マスターが邪魔しなかったら私が勝ってたのに!

 

「いやーごめんごめん、美味しそうな耳があったのでつい」

「なんですか美味しそうな耳って!?」

 

『いや気持ちは分かるがw』

『必死に頑張ってるのに酷い神様だ』

『俺もゆかちゃんの耳パクッてしたい』

 

「悪かったって、ちゃんと真面目にするからさ」

 

そう言ってヘラヘラしてるマスターですが、ゆかりさんは先の蛮行を許していませんよ!

これは普通に勝つだけでは私の気が収まりません!マスターにも同じ屈辱を味わってもらいます!

 

マスターの猛攻で1ラウンド目を取られ、カウンターからの逆転で2ラウンド目を取って3ラウンド目。

お互いに牽制し合い、決め手に欠けるこの状況、やるなら今しかありません!

 

「・・・え、えいっ!」

「ぬおっ!?」

 

私はコントローラーから手を離し、不意打ちでマスターに抱きつきました。

正直、滅茶苦茶恥ずかしいです。自身の体温が上昇しているのが分かってしまいます。

それでも、私の思惑通り、驚いたマスターは完全に動きを止めました。

 

『おっ、やり返したw』

『単にいちゃついているだけじゃねぇか!』

『爆発しろバカップルどもめw』

『どおしてそんなことするの?(´・ω・`)』

 

「・・・あはは、見ているか民達よ、ここにゆかちゃんの可愛さの全てが詰まっているぞ」

 

そう言いながら、マスターは私を抱き返してきました。

マスターの体温と匂いが鮮明に伝わってきて、私の体温は更に上昇します。

恥ずかしくてたまりませんが、致し方ありません。これも私が勝つための__

 

「何より一番可愛いのは___抱きつくのに必死でコントローラー放しちゃってるとこだよね」

「・・・ふぇ?」

 

気付いた時には、操作主のいなくなった[病人]が[聖帝]に倒されていました。

マスターは私を抱き返しながらも、ちゃっかりとコントローラーを持っていたのです。

結局私は、マスターに抱き付いて試合を放棄しただけでした。悔しい・・・!

 

「うぅ・・・うー・・・!うー・・・!」

「ああよしよし、ゆかちゃんも強かったよ」

 

『不貞腐れてるゆかちゃん可愛いw』

『神様のパパみが強いw』

『うーんこれは親子』

 

悔しさをぶつける様にマスターの胸に頭をグリグリとこすり付けますが、あまり効いていません。

頭をポンポンナデナデと、まるで幼児の様に慰められてさらに情けない気持ちになってしまいます。

 

「では、私がゆかちゃんの骨を拾うとしよう」

「お、増田さんもやってくれるんですか?嬉しいなぁ」

 

『お母さんキター!』

『見かねてお母さんが参戦してきたw』

『お母さんがんばえー』

 

「だれが母親か」

「さて、増田さん相手にコントローラーは無理なので・・・っと」

 

いそいそとマスターが準備しているのは、アーケードコントローラー、通称アケコンと呼ばれる格闘ゲーム専用のコントローラー。

格闘ゲームは汎用コントローラーよりアケコンの方が操作性が良いと知識としてあります。

つまり、私は完全に手加減されていたということ・・・!?

 

「今回は初手から全力でいかせてもらうぞ」

「いいですね、僕も負けませんよ」

 

『いきなり[妖星]と[汚物]のガチ対決かよw』

『[妖星]使いの増田さん相手に即座に[汚物]選ぶ神様よw』

『増田さんも十二分に強いのに常勝無敗の[汚物]がこえーよ』

 

さらに皆さんの反応を聞いていると、私が相手をしていたキャラですら本気では無いということが分かってしまいました。

その証拠に、増田さんと戦っているマスターの動きは、先程とは明らかに違います。

二重の手加減をされて、私のアンドロイドとしてのプライドはもうボロボロです。

 

「ズルです・・・!卑怯です・・・!マスターはズルっ子です・・・!」

「え・・・ちょ、ゆかちゃん、見えない!」

 

私はマスターの正面に回り込み、画面が見えなくなる様にマスターに抱きつきました。

マスターが口や顔を動かすたびに、それが胸に当たって滅茶苦茶恥ずかしいです。

 

「あぁホントにもう何だこの可愛い生き物は!」

 

そう言ってマスターが抱き返してきました。

流石に先程とは違い、重たいアケコンを手放さないと私を抱き返す事はできません。

ここまでくれば勝ったも同然!さあ増田さん、無抵抗のマスターをボコボコにしてやってください!

そう思ってた時に、耳にしてしまったのです。画面で激戦を繰り広げるキャラ達の声を。

 

『え、待ってくれ、なんでこの状況で普通に[汚物]動いてんだ!?』

『出た神様の視界・両手縛りw』

『視界と両手縛った状態で対人戦してんじゃねぇよ!w』

『なんで状況分かるの?こわ・・・』

 

な、ななな何ですかそれ!?両足でゲーム!?視界が塞がった状態で!?

ま、増田さんもこの状況でも押し切れないんですか!?

何なんですかマスターは!?リアルチートですか!?

 

「はっはっは、その辺の連中とは格が違うのだよ」

 

まさかマスターがここまでの達人とは思いませんでした・・・。

って、私また抱き損ですか!?ただ恥ずかしい思いをしただけですか!?

そんな私の心の声に呼応する様に、マスターの操る[汚物]の勝利ボイスが聞こえてきました。

 

 

 

「ゆかちゃん、そろそろ機嫌直して、ね?」

「ふーんだふーんだ、どうせゆかりさんはダメダメアンドロイドですよーだ」

 

体育座りで不貞腐れる私の頭をマスターが優しく撫でてくれていますが、立ち直れる気がしません。

勝手にやる気になって負けたら不貞腐れるなんて、我ながら面倒くさい性格をしてると思います。

だって、悔しいんですもん、恥ずかしいんですもん。ぐすん。

 

「いや、すまなかった。流石に大人げが無かった。神様反省。

さて、折角増田さんも来てくれたことだし、次は協力プレイをしようと思うのだが」

「・・・・・・やります」

 

もそもそと移動し、コントローラーを手に取ります。

負け越してはしまいましたが、ゲーム自体は楽しかったですし。

それに、協力プレイのゲームならズルっ子のマスターも妨害はできないでしょうし。

 

 

そうやって、私は色々なゲームを楽しみました。

 

攻撃と防御に分かれて相手を倒す[虹六]では、マスターと増田さんが阿吽の呼吸で無双し、追い込んだ相手を私が倒して勝利。

マスターも増田さんもこまめに状況を伝えてくれて、判断も的確でした。

勝利に舞い上がって、マスターとハイタッチもしました。

 

インクで陣取りを行う[イカ]では、マスターも増田さんも攻撃に回り過ぎた結果、塗ったポイントで負けてしまいました。

お二人が揃って「あっ」という抜けた声を出したので、陣取りという事を忘れていたようです。

意外だったのは、増田さんは広い範囲を大雑把に塗るタイプで、マスターは細かな部分まで塗りつぶすタイプだったことでしょうか。

 

モンスターを狩るゲームでは、最早モンスターが可哀想になるほどにボコボコにされていました。

素材集めが楽しくて色々なところを回っていると、気付けば狩猟が終わってたりもします。

尻尾の位置が遠くて何度か剥ぎ取りを逃してしまいました。

何で教えてくれないんですかというと、言ったけど私が集中して聞き逃してるんだよと返ってきました。

まさか、こんなところでも私の集中癖が出てしまうとは・・・。

 

 

 

「さて、随分と盛り上がった配信もそろそろ終わりの時間だ。

今後はゆかちゃんも定期的に参加する故、楽しみにするが良い」

 

楽しい時間というのは、あっという間に過ぎてしまうのですね。

気が付けば、マスターが締めの挨拶と共に配信ボタンを切っていました。

ずっと笑ったり喜んだりしたからでしょうか、頬を中心に顔が熱いです。

 

「視聴人数過去最高だよ、ゆかちゃんのおかげだね」

「そんなことありませんよ、私はただ楽しくゲームをしていただけですし」

「それが良いんだよ。全力で楽しんでる姿は、見てる人も楽しくなるものですよ」

 

ニコリと少年の様な無邪気な笑みが返ってきました。

ああそうか、この人も全力で楽しんでいるから、それを見たい人が集まるのですね。

 

「お疲れ様だな。ほら、麦茶だ」

 

増田さんが冷えた麦茶を持って戻ってきました。

こういうところがお母さんっぽいんですよねと思いながら、私は有り難く麦茶に口を付けます。

熱を持った喉を冷たい麦茶が通っていく感覚は、なんとも言えない爽快感がありますね。

 

「あ、ゆかちゃん、ここのPCは共用だから好きに使っていいよ。

お気に入りにチャンネル入れてるから、今日の配信を見返したい時は活用してね」

 

言いながら、マスターは早速先程の配信動画を流し始めました。

こうして、まともな動画で自分を見返すのも初めてですね。

ガチガチに緊張してる私、マスターに対戦でボコボコにされてる私、そして__マスターに抱きつく私。

 

え、待ってください!わたっ、私、こんな事を配信中にやっていたんですか!?

対戦中に急に抱き付き、妨害の為に対面で抱き付き、不貞腐れて慰められる姿が何人もの人に見られたんですか!?

冷静になって見返したら、何でこんな恥ずかしい事を平然とやっているんですか私は!?

 

「ま、マスター・・・この動画、消すおつもりは」

「ゆかちゃんの初登場だよ勿体ない。それに、ゆかちゃんの可愛い言動ベスト百垓に入れる予定ですし」

「入れないで下さい!桁を増やさないで下さい!」

 

当然消してはくれないようです。私の醜態がネットの海に流れちゃいました・・・。

・・・いえ、前マスター達の所業を考えると、既に流されていても不思議ではありませんが・・・。

でも、それとこれでは恥ずかしさの意味合いが違うんです!こっちのがより恥ずかしいんです!

抗う事ができない私は、真っ赤になった顔を覆って唸る事しかできませんでした。




この子いっつも体内温度上昇してるな
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