異世界ボマーライフ!!!!   作:ヒリドア

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この小説書くために初めて構想を練ったので初投稿です。


爆弾魔の作り方

 

 

弓と比べて射程が短い。

 

 

近接戦では剣に太刀打ちできない。

 

 

投擲ナイフと違い、使い続けることも出来ない。

 

 

 

だけど広い範囲に、高威力の投擲武器。

 

メインとして使う馬鹿はいないような高コスト。

 

だけどもそこにロマンがあった。

 

使い続ける理由があった。

 

 

だから俺は、『アンディア・スロウ』は爆弾を使う。

 

さっきも言ったようなデメリットはあるが……そんなの、メリットに比べれば小さいもんだ。

だから爆弾は強いんだ。

 

 

 

 

と、まあ爆弾を俺の主観で語ってみたが。実際爆弾はとても強いと思う。そんじょそこらのモンスターには負けやしないような、戦況をひっくり返す力がある。ドラゴンだって倒せるような決定力があるはずだ。

 

それだけで使う価値はあるってモンだ。

 

まあ、だからこそメインで使うもんではねぇんだけどな。

 

 

日本のようにネット通販でなんでもポチれる世界じゃない。供給も安定してない。そんな世界で火薬を使うともなれば、威力を高くすればするほど火薬が足りなくなるし、消耗も激しい。

 

まぁ、要は、アレだ。

 

 

爆弾をメインウェポンにするやつはよっぽどの信奉者かなんかだろうな、って話だ。

 

 

 

 

さて、ここで俺が置かれた状況に思考を移そう。

 

 

オレはとある国の爆破テロに巻き込まれて死んだ。

運がなかったのだ、単純に。両親には申し訳ないとは思っているが、まぁそこ含めて人生だろう。

満足いった人生とはいかなかったが、まぁ疲れたといえばそうだし諦めもついた。

 

それでオレはその人生を終えた。

 

 

で、新しく楽しんでんのが今の人生だ。転生した、ってすぐに理解した。赤ん坊になってたしな。

始めは絶望した。なんてったって転生したのが中世っぽいんだぜ?

生粋の現代っ子にはキツすぎる。

 

 

んでもまぁ……

 

この世界にもいいことがあった。

 

 

だって魔法があるんだ。創作物でしか見たことないもんが目の前にあるんだぜ?

冒険者ギルドだとかそんな王道なのもあったんだ。

その時は心踊ったな。赤子らしく親とキャッキャウフフしてたぜ。

それでまた地獄を見たぜ。

 

ここの世界の文字、元の世界で全然見たことねぇんだ。

文字を学ぶにも常識を塗り替える必要があるからな。

幸いにも会話は日本語にほとんど似たようなもんだからよかった。

 

ご都合主義とかいうなよ?俺には死活問題だったんだからな。

 

そしてこの世界、中々に進んでるらしい。

平民全体が文字を識別できるように家庭で教えることを強制してるし、計算とかも必要不可欠だ。

魔法使いとか、貴族になるともっと進んでるらしいが、まぁ俺には関係ないな、って思ってたんだ。

 

 

魔法の才能があるって分かるまではな!

分かった時はまたもや心踊ったぜ。親もメチャクチャ喜んでたしな!

 

 

そんでそれも絶望に変わったぜ…

 

 

だって魔法の才能がサポート特化なんだ!!!

 

攻撃魔法、ってなるとめちゃくちゃ薄くて威力も低い…そのうえ魔力の燃費も悪い。

やめたら?魔法使い、って感じだ。

 

 

それでもまだ諦めなかったんだ。

鍛えればマシになるって信じてた。

 

 

魔法学校出るまで頑張ってみた。

 

 

 

………でも無理だったんだよなぁ…

そこそこ友達もできたし、魔法使いへの道も見えてきてたけど…

 

 

わり…やっぱ、辛いわ…

 

いやだってそりゃ辛いでしょ。

 

 

もっと派手なのやりたかったんだ…

 

そのときから魔法はもう諦めたな。

その頃はもう生きる希望を失ったような顔してたな、多分。

 

 

 

で、目的もなく徘徊するのもよかったんだが、とりあえず興味もあったし冒険者ギルドに行こうとしたんだ。

それでそのための武器を調達しようとしてな、武器屋に行ったんだ。

 

 

それでさ、見つけたんだ。

 

 

俺がこの世界に来た原因。

 

ロマンと火薬の塊。

 

 

 

 

 

爆弾をよぉ!!!!

 

 

 

 

それで店主に頼んで何個も即購入だ。

 

おかしなもの見るような目をされてたが、そんなこと気にしてなかった。

その時のオレはおかしくなってたんだろうな。

 

 

 

 

それで爆弾をバッグに入れて、冒険者ギルドへGOだ。

 

 

サポート特化といえど魔法使いは貴重らしくてな、スッゲエ期待の目で見られてたぜ。

 

 

そんでメイン武装は何か聞かれたんだ。

 

 

そんなのオレはこう答えるしかなかったぜ。

 

 

 

「爆弾です!!!」

 

 

 

周りのヤツらの目ン玉飛び出てるんじゃないか?ってくらい驚いてたな。

もちろんギルドの人も。

 

 

まぁ、その後は腫れ物扱い…って訳でもなく。

 

 

意外と活躍できたな。

 

 

爆弾は一度も使えなかったが。

 

 

だから直談判した。

 

爆弾使わせろ!って。

 

 

 

まぁ結論から言えば無理だった。そりゃそうだろうな、って感じだ。

 

 

だからソロになることにした。

 

 

今思えば馬鹿だったと思うけど、後悔はしてなかった。

そんで爆弾の作り方も覚えた。火薬の独自入手ルートも作ってソロ冒険者として活動しようとしてた。

 

 

ギルドはなんも言ってこなかったけど…

ギルドとしては痛い目見て元々居たパーティーに戻るのを待ってたんだろうな。

 

 

それで初心者が苦戦しやすいが、殺されることは早々無いであろうファングウルフの討伐依頼を受けたんだ。

 

 

それで、ソロ冒険者としての始めての依頼が目の前に広がるこの状況だ。

自分でもなんでこうなったか分からない。

 

 

討伐対象である狼によく似たファングウルフってヤツが何体か血を流しながら倒れてて。

 

 

 

それに噛みついてる俺の体の100倍はありそうなドラゴン。

 

 

 

 

マジで理解が追い付かないがこれだけは言わせてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

どうしてこうなった?




初投稿なんだ…誰が何と言おうと初投稿なんだ…
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