ジョジョの奇妙な冒険〜プロジェクトセカイ〜 作:エターナルロード
「あ、倖明♪ いらっしゃ〜い♪」
「よぉミク。一休みしに来たぜ」
「ん〜? 何かあったの〜?」
「この前女の子が矢で刺されてたろ? それについて涼生と一緒に今調べてんだよ」
「なるほどね〜♪」
「それで一休みついでに一つ聞きたいことがある」
「うん♪ 何でも聞いて〜♪」
「あの矢について……お前何か知ってるだろ」
「あはは……バレた? まぁ隠す気は無かったけどねぇ♪」
「はぁ……全く。で、あの矢は何なんだ?」
「まぁ単刀直入に言うと……スタンドを発現させる矢だよ♪」
「っ……!? 何……?」
「発現だけじゃなくて新たな能力を得たり、スタンドを覚醒させたりもするねぇ♪ 確か…………“レクイエム”…………だったかな?」
「お前……何でそれを早く言わないんだっ! 何で俺に止めさせなかったっ!」
「うぅ〜……ごめ〜ん……まさかいきなり矢を刺すとは思わなくて……」
「ちっ……! 来たばっかりですまねぇが……行ってくるっ!」
「うん……いってらっしゃ〜い……」
「と、いうわけだ」
「そうか……ならその娘は……」
「あぁ……スタンドを発現している可能性がある」
「分かった。まずはその娘に会いに行こう」
「会って…………どうする?」
「一緒にこの街の悪をシメてもらう…………っていうのが一番嬉しいが……女子高生だしな……まぁまずは話してみようぜ」
「はぁ……じゃあ俺が話して、お前は何かあったら〈ゴースト・ルール〉で対処してくれ」
「OK。じゃあお前は学校があるから……日曜日だ」
「ういっーす。じゃあまた」
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おい……どうするっ!? 見られたぞっ!
落ち着けよ……見られただけだろうが……
問題はそこじゃねぇっ! 目撃者がスタンド使いだって事だっ!
…………………………
それによぉ……矢で指したあの子は!?
いつもは刺したやつを回収するが、今回は回収出来なかったんだ! 警察に知られたかもしれねぇし……
もしもスタンドが目覚めていたらっ、俺達に復讐しようとするかもしれねぇ!
たかが女子高生のスタンドだぞ?
1ミリも脅威じゃねえよ。
“杜王町”くらい知ってるだろっ!
何人の若いスタンド使いがいると思ってるっ!
スタンドに若さは愚か、人間である必要すらないだろうがっ!
…………そんなのは……分かってる…………
マジでどうすんだよ……
ピリリリリリリリリリリッ
電話だ……っ!? おいっ! “ボス”からだっ!
何っ!?
もしもし……はい……
数分後
はい。それでは……
で、何だって?
……………………………………………………
あ? 早く答えろよ……
この前刺した女子高生の身元が分かった。
それで?
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矢をばら撒け…………だそうだ……
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誰もいないセカイ
ここはまふゆのセカイ。
厳密に言えばニーゴのセカイなのだが、このセカイを作ったのはまふゆであり、まふゆの想いの鏡写しといってもいい場所である。
「…………来たよ。ミク」
「あ……まふゆ、いらっしゃい……」
「…………? ミク、どうしたの? 珍しく凄い真剣な表情だけど」
「…………………………まふゆ」
「ん?」
「最近……何か力に目覚めなかった……?」
「え?」
「どんな力かは……私には分からない……でも……何かあるのは……分かる」
ミクには気づかれてるかもしれないとは思っていたが、まさかこうも単刀直入に聞かれるとは思っていなかった。
だが、ここで嘘を付く理由もない。
「………………うん。ミクの言うとおりだよ」
そう言うと、ミクは不安そうな表情になる。
様々な感情を理解し、この前の事件で失った“痛み”と“恐怖”もまだ完全では無いが取り戻しつつあった。
そんなまふゆでも何故ミクが不安そうな表情をするのかは分からなかった。
「どうしたの? ミク」
「まふゆが……笑ったり、怒ったりしてくれるのは嬉しい……でも……何か良くないことが起こるかも……」
「うん…………」
既に良くないことに巻き込まれてる故、反論は出来ないし、反論しようとも思ってない。
「心配してくれてありがとうミク。でも大丈夫。この力は……〈ジャックポット・サッド・ガール〉はちゃんと制御出来ているから」
「まふゆがそう言うのなら……私は止めたりしない……でも……一つだけ」
「?」
「まふゆのその力は……セカイにも影響してる……もしかしたら……あの子達にも……」
「皆が……スタンドに目覚めるかもってこと?」
「スタンド……? えっと……多分。私も何か……力を感じる」
「………………」
まふゆはこの力を得られたことがとても嬉しかった。
それは、自分が長らく失っていたものを取り戻せたからである。
たが、ニーゴのメンバーはどうだろうか。
スタンド能力を身に付けることが彼女達に悪影響をもたらすかもしれない。
そう考えると、どうしても不安は拭えなかった。
「だからあまり……能力を使わない方がいいかもしれない」
「分かった。気をつけるよ」
本気でそう思うまふゆであった。
だが、世の中とはそう上手くいかないものである……
[newpage]
日曜日
倖明と涼生はスクランブル交差点に集合していた。
「それじゃ、行きますか」
「ああ」
それなりに歩き、数時間後。
「お、いたぞっ! あの時の娘だっ!」
「よし。じゃ、話しかけてこい」
「ちっ! この万年思春期やろうが……」
「うっさい」
女性が苦手な涼生の代わりに倖明がまずは話しかける。
「HEY! そこの君っ!」
「………………なんですか」
(Oh……ゴミを見る目って本当にあるのか……)
「大丈夫っ! 俺も君と同じ高校生だ。そこで、君に話があるんだよ。いや、見てもらった方が早いかな……」
「…………?」
倖明の後ろに〈アンタイトル〉が現れる。
すると……
「っ!」
女子高生の手にどこからともなく弓が現れる。
矢は完全に俺の方を向いていて……
「ちがっ! 待って!」
彼女が弓を撃とうとする…………が…………
「っ!? 撃て……ない……いや、動けない……」
後ろを振り返るといつの間にか涼生が近くまで来ていた。
「悪いな。今、俺のスタンド、〈アンタイトル〉で君に“動けなくなる”というルールを課させてもらった。ついでにいうと、俺のスタンドは透明なんでね。気づけなかったんじゃないか?」
と、格好良く言っているが女性が大の苦手な涼生は体が地味に震えている。
(女子高生の事動けなくしといて何でそうなるんだよ! あいつひょっとしてサイコか?)
「ま、まぁまぁまず、俺たちの話を聞いてくれないか?」
「…………分かりました」
ちなみに、涼生は新たに分かった〈ゴースト・ルール〉の性質をまだ誰にも話していない。
敵とはいえ、自らの認識の誤りを指摘した岸辺露伴には感謝の念すら抱いている。
が、だからといってそれをすぐさま言いふらすのも、涼生自身のプライドが許さなかったのである。
「ほう。それで無事に…………なのかは分からんけどスタンドに目覚めた訳だな。ええと……何だっけ?」
「〈ジャックポット・サッド・ガール〉」
「そう! それだ。ってそうだ、まだ俺の能力を教えてなかったな。俺のスタンドは〈アンタイトル〉。力や何かしらの流れにたいしてブレーキとか歯止めを消す能力だ。ま、実をいうとこの能力があれば町一個壊滅させることも出来る。嘘じゃねえ! 例えばあそこに電線があるだろ? あの電線を通ってる電気からブレーキを奪えば、電力、電圧、熱量、速さ、それら全てが暴走する。後は……分かるだろ?」
(つったけど……実際にはそんな何個も同時に消すことは出来ないんだけどな…………)
「…………………………」
「そんなガチな顔しないでくれよ〜。今の笑うとこだぜ?」
「それで……何の用ですか?」
「単刀直入に聞くぜ。その力……スタンドを何に使うつもりでいる?」
「それが…………何か?」
「まぁいきなりこんなことを聞いてもあれだと思うが…………スタンドがあればぶっちゃけちょっとした犯罪ならバレずに犯すこともできる。その上で聞きたいんだよ。ま、何か悪さするってんならいくら女子高生でもしばらく入院してもらうけどな」
「………………私はこの能力を自分のために使う。いつかこの能力を使う必要が無くなる未来を目指して使い続ける。でも、それで私の…………友達に危険が及ぶなら…………その危険から守りたい」
「ふぇーなるほど。立派な使い道だ。俺には到底出来ないな。分かった。まぁそれなら俺らも干渉しないよ。じゃあ理由が聞けたところで君に頼みたいことがある」
「何でしょう?」
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俺たちに……協力してくれないか……?
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よしっ!
5枚くらいに砕ければ十分だろ。
ほいっ。じゃあお前の〈ヒバナ〉でこの欠片たちを飛ばしてくれ。
………………了解
男がそういうと、“矢”の欠片を真上に向かって投げた。
しかし、地上からおよそ5m程しか飛ばない。
すると次の瞬間、投げた矢は最低でも100m程上空まで飛んでいた。
そして、花火のように散らばっていった。
よし…………これで任務は完了だ…………
だが、ボスの狙いは何だ……あまりにも大胆過ぎる……
この街のスタンド使いは急増するだろうが……
下手すれば死人も多くでるぞ……
おいMP5。
俺はボスからお前のスタンド〈ヒバナ〉を使って矢を拡散しろと言われたが……何かボスから聞いてたりしないか?
…………………………いえ。
ちっ!
でもよう……これで本当にいいのか……?
俺らの目的はボスの目的達成。
だが、ボスの目的は…………ボスの…………
やめろ。それ以上言うな。
何処で“処刑人”が見てるか知ったもんじゃあねえ……
あいつのスタンドで確実に殺されるぞ…………
そう……だな。
ひとまず俺らはボスの命令に従うだけだ。
行くぞ。MP5。
…………………………了解
[newpage]
そして……清太と啓、そしてMP5の行動により……
この街は大きく変わってしまった。
「じゃあ私、バイトあるから。ここで」
グサッ
「いたっ……!」バタッ
「え…………え!? 志保ちゃん!?」
「またね。みのり」
グサッ
「っ…………!」バタッ
「………………………………………………………………遥ちゃん!?」
「よしっ。じゃあ行くぞ。とう……」
グサッ
「や………………」バタッ
「っ!? おいっ! 彰人っ! しっかりしろっ! 彰人っ!」
「わんだほ──い!!! ☆」
グサッ
「はれぇ…………?」バタッ
「なっ!? ……おいっ!! えむっ!! どうしたっ!! 何が起きたんだっ!?!?」
「じゃ、そゆことで。これからよろしくな。まふゆ」
カンッ!
「あ? なんの音だ?」
「あれ…………は…………」
「っ!? これはっ!」
(矢の…………破片…………)
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スタンドのセカイ
ふふふっ♪ 外で中々凄い事が起きてるみたいだね♪
これが倖明に良い影響を与えてくれたらいいな♪
でも…………
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所詮ゴミムシがやることはみんなゴミ溜めのクソカス以下で……吐き気が死ぬほどわいてくる……
ムカつくんだよ……クソインポ野郎共が……
この時…………清太達は知らなかった……
知る由もなかった…………
初音ミクという……
恐ろしいスタンド使いをプッツンさせたことを……
[newpage]
5話にして初めてのスタンドパラメーター
スタンド名
アンタイトル
本体
17歳。神高生。
生まれつきスタンド能力を保有しており、
一見平凡な青年だが、その心は陽気かつ短気である。
友人の涼生とともに街を守ってきた。
能力
対象から、ブレーキといった歯止めを消す能力。
どんな事があっても自分を突き抜けさせるという思いが反映されている。
パラメーター
破壊力A スピードB 射程距離C 持続力B
精密動作性C 成長性A
スタンド名
本体
初音ミク
言わずと知れたバーチャルシンガー。
そのルックスと持ち前の明るさ、
そして圧倒的な歌唱力で多くの人を魅了させた。
この能力を持っているのは“スタンドのセカイ”のミクだけである。
能力
対象からスタンドによる“変化”を消す。
例えばクレイジー・ダイヤモンドなら、
「治った」という変化を消すことが出来る。
キング・クリムゾンなら、
「時間が飛んだ」という変化を消すことが出来る。
パラメーター
破壊力B スピードB 射程距離D 持続力A
精密動作性A 成長性E
スタンド名
ゴースト・ルール
本体
17歳。学校には通っていない。
ちょっとした組織を作っており、それなりにメンバーがいる。
主に自分の住む街を守るために倖明と行動している。
女性が引くほど苦手。
能力
相手に認識出来ないルールを課す能力。
透明なスタンド。
どんなものにも秩序あるべきという思いが反映されている。
パラメーター
破壊力B スピードD 射程距離B 持続力A
精密動作性B 成長性C
スタンド名
フラジール
本体
詳細不明
能力
対象を何かに“執着”させる。
パラメーター
破壊力D スピードD 射程距離B 持続力A
精密動作性C 成長性C
スタンド名
メルティ・ランド・ナイトメア
本体
詳細不明
能力
詳細不明
パラメーター
詳細不明
スタンド名
ジャックポット・サッドガール
本体
17歳。宮女生。
成績優秀。運動神経抜群。性格は○。正に優踏生という言葉を体現したかなような少女である。
が、心の奥底には深い闇を抱えており…………
正体不明の人気音楽サークル、
『25時、ナイトコードで』の歌詞担当。
能力
他人からその時の感情を宿した矢を手に入れる。
また、その矢を対象に刺すと、刺された感情にする能力。(説明がムズ過ぎる……許して……)
まふゆの奥底に僅かに残った感情が矢と共鳴したことで生まれた。
パラメーター
破壊力E スピードE 射程距離A 持続力A
精密動作性A 成長性∞
スタンド名
ビター・チョコ・デコレーション
本体
パッキ・ユー
能力
体に入り込むことで自身を細胞から精神まで対象に成りすますことが出来る茶色のスライム。
例え心を読まれたとしても正体を見破ることは出来ない。
生涯を盗みに捧げた結果発現しま。
パラメーター
破壊力E スピードB 射程距離E 持続力A
精密動作性D 成長性D
これからプロセカキャラは全員スタンド使いにしてやります。
乞うご期待。