NARUTOの世界で陰の実力者になりアイアムアトミックを放ちたくて!! 作:ブラックマッハ
俺は両親の期待(忍術を使えない事)には応えられなかった。だが俺は、モブを演じたい、俺としては丁度いい。丁度いいのだがな、
「こらシドウ、逃がさないんだから」
「ハァやれやれ全く、少しくらいは見逃してくれよ」
「私は、アンタのためにしているんだからね」
「ハイ、ハイ分かりましたようだ」
俺には忍者として才能がない。それなのに姉さんは俺に修行をつけてくれる。
本当に優しい姉よ。嫌がっているが実は喜んでいるんだぜ。厳しいが丁寧に手裏剣や体術について教えてもらえるんだからありがたい事だ。
「コラ、シドウわざと足を遅くてサボらない」
「ヘイヘイ」
姉さんは手裏剣の腕も凄いし、なんと言っても体術も凄い。流石の腕前だ。
これはモブの俺としての意見です。決して俺の本気には勝てません。
「私を見下す目を見ないの」
良くそう言われるが、別に見下した訳ではない。
「いや別にそう思っていないよ。ただ俺は、もっと期待をしているだけ」
俺も更なる力を求めているだけだ。だから姉さんも早くこの段階まで届いて欲しいと思う。
「そう、上から目線で言うなんてシドウも言うわね。では手裏剣を始めましょう」
こうして俺の手裏剣の練習が始まった。命中率50%くらいにしている。まず初級は、外さないがな。
まず初球投げました。約束通り外さない。2球目は、カーブさせてどっかに行った。3球目はここも的より下に落ちて失敗した。4球目は、ど真ん中に命中。5球目はギリギリ右外に的中。
まぁこんな感じで的中率50%の維持をし続けた。だが狙った場所、に全部狙えて良かった。
「的中率50%、まぁまぁね。見てなさい」
姉さんは、もの凄い速いスピードで手裏剣を投げまくる。しっかりとそのスピードを捉えていたが、想像以上の的中率だった。10球で9回しっかり的中していた。
「凄いや姉さんは、かっこいい」
「シドウ、憧れただけじゃダメなの?憧れていたら永遠に届かないわ」
その後も褒められて嬉しかったのか投げまくるも的中率9割を維持し続けた。
俺の領域まで、辿り着けるかもしれない。だから天才は嫌だね。でも成長してくれたのは嬉しい。今までなら7割くらいだったのが成長したんだな。
「嫌やっぱりこれを越すなんて不可能じゃないか?」
「諦めないの、もう一度行くわよ。今度はスピードに意識して投げてみて」
そんな感じで再び俺の場面に移動した。そして俺は、期待に応えようと必死になって取り組んだ。
……
「お疲れシドウ!!速さをこだわると相変わらずフォームが崩れて下手な投げ方なのに5割の的中率変わらないわね」
今考えたらモブムーブするなら5割じゃない様にするよな。
家に帰ると、親父がキレて
「シドウお前が住む家じゃないんだ。ここからされ。忍者ないのだからお前なんていらない。クレアちゃんおかえり」
相変わらず気持ち悪いジジイだな。俺は追い出されてしまった。
行く当てなどないが、何処に行けばいいのだ。
そう思いノロノロ歩いて落ち込んでいると、町中から変な目で見られる男がいた。なんでも関わっていけない人物だとか言われていた。
「うっす!!」
「俺になにか用があるんだってばよ」
「用がないけど話相手がいないから付き合ってくれないか?」
「分かったてばよ」
「俺はシドウ宜しく」
「うずまきナルトだってばよ」
話相手が出来た俺は、それはとても喜んだ。他の人からどんな視線を向けられようと関係ない。
俺には姉さんじゃない心の助けが必要だったからだ。
そして俺らは友達となり、アカデミアに入ったのだった。