Q:三分後に世界を救いなさい。但し与えられるスキルはAIが適当に自動生成したものに限るものとする。   作:大場鳩

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デバッカーの場合

「お前、死んだわね。」

 

「えっ、えっ、どういうこと?」

 

「死因はエナジードリンクの飲み過ぎによる急性カフェイン中毒ね」

 

「えっと誰ですか?」

 

「死ぬ前にもう一つの世界に転生することができます」

 

「異世界?」

 

「そう。こちらの世界でやり直すチャンスがあるわ。でも、条件があるの」

 

「じょ条件ですか?」

 

「その世界での役割を果たすことよ。役割は勇者の仲間として魔王討伐に行くこと」

 

「えっと、なぜ俺なんですか?」

 

「それは、あなたが選ばれたからよ」

 

「もしかして俺に秘められた出生が」

 

「……ないわね」

 

「えっ?」

 

「選ばれたのは完全なる抽選の結果です。わかりやすく言うとランダム。じゃあ心の準備ができたら、スキルを与えましょう。えーとそうね。職業はなに?」

 

「フ、フリーター、いやゲームデバッカーです」

 

「デバッカー?」

 

「ええっとゲームのプログラムのバグを見つけたりするのが仕事です」

 

「じゃあそれに因んだスキルを与えます。今回も連想されるスキルを一レベルにつきひとつね。今からいうから覚えなさい」

 

「今回って俺以外にも?」

 

「はじめまーす。

レベル1: データ収集。データベースから指定した情報収集を実行する。

レベル2: プログラミング言語。1つ以上のプログラミング言語をマスターする。

レベル3: プログラミングフレームワーク。プログラミングフレームワークを利用してアプリケーションを開発する。

レベル4: データ構造とアルゴリズム。基本的なデータ構造とアルゴリズムを理解する。

レベル5: ソフトウェア設計。ソフトウェア設計を行うための方法論やツールを習得する。

レベル6: ソフトウェア開発ライフサイクル。ソフトウェア開発ライフサイクルを理解する。

レベル7: データベース管理。データベースを設計、管理、保守するための技術を習得する。

レベル8: ネットワーク技術。ネットワークの設計、構築、保守に必要な技術を習得する。

レベル9: セキュリティ技術。セキュリティに関する技術を習得する。

レベル10: クラウドコンピューティング。クラウドコンピューティングの基本的な概念や技術を習得する。

レベル11: オートメーション技術。自動化ツールやプログラムを作成するための技術を習得する。

レベル12: マシンラーニング。マシンラーニングの基本的な概念や技術を習得する。

レベル13: ビッグデータ。ビッグデータに関する技術を習得する。

レベル14: ソフトウェアテスト。ソフトウェアテストの基本的な概念や技術を習得する。

レベル15: ソフトウェア品質管理。ソフトウェア品質管理の基本的な概念や技術を習得する。

レベル16: ソフトウェアプロジェクーー」

 

「あっあの」

 

「なにか?」

 

「俺ゲームデバッカーって言ってもそんな本格的なやつじゃなくてゲームで遊んでみてへんなバグを見つけるだけの仕事で」

 

「で?」

 

「いや今並べられてる専門用語とか言われても使い熟せそうにないというか」

 

「じゃあスキルいらない? スキルなしだと多分すぐ死ぬような世界に飛ばすけど?」

 

「い、いります絶対いります!」

 

「レベル17: バージョン管理。バージョン管理ツールを利用して、ソースコードの変更履歴を管理する。

レベル18: コードレビュー。コードレビューの方法論やツールを習得する。

レベル19: ドキュメンテーション。ソフトウェアのドキュメンテーションの方法論やツールを習得する。

レベル20: プロジェクトマネジメント。プロジェクトマネジメントの基本的な概念や技術を習得する。

レベル21: コミュニケーションスキル。チーム内や顧客とのコミュニケーションスキルを磨く。

レベル22: 問題解決能力。問題解決能力を高めるための技術や方法を習得する。

レベル23: プレゼンテーションスキル。プレゼンテーションスキルを磨くための方法論やツールを習得する。

レベル24: プロトタイピング。プロトタイプを作成するための技術やツールを習得する。

レベル25: UI/UXデザイン。UI/UXデザインの基本的な概念や技術を習得する。

レベル26: マルチ??ラ????フォー??開発。??ルチ??ラ????フォー??開発のための??術や???ルを習得する??。

レベル27: ソフトウェアアーキテクチャ。ソフトウェアアーキテクチャに関する技術やツールを習得する。

レベル28: コンピューターグラフィックス。コンピューターグラフィックスに関する技術やツールを習得する。

レベル29: モバイルアプリ開発。モバイルアプリ開発に必要な技術やツールを習得する。

レベル30: デスクトップアプリ開発。デスクトップアプリ開発に必要な技術やツールを習得する。

レベル31: ゲーム開発。ゲーム開発に必要な技術やツールを習得する。

レベル32: ウェブ開発。ウェブ開発に必要な技術やツールを習得」

 

「げっ、ゲーム開発って」

 

「は?」

 

「異世界に行くっていうのは何かの比喩でどこかでスマホのアプリゲームを作れば良いってことですか?」

 

「異世界は異世界です。凶悪なモンスターが闊歩する暴力だけがものを言う弱肉強食の世界です。貴方のイメージだとサバンナが近いかしら」

 

「えっとそんな世界でSEみたいなスキルが役に立つんですか?」

 

「それは使い方次第じゃないかしら?

レベル33: フロントエンド開発。フロントエンド開発に必要な技術やツールを習得する。

レベル34: バックエンド開発。バックエンド開発に必要な技術やツールを習得する。

レベル35: クラウドコンピュー????ング。クラウドコンピュー????ングに関する??術や???ルを習得する??

レベル36: セキュリ????。ソフトウェアのセキュリ????に関する??術や???ルを習得する??

レベル37: ???タ????。データ????に????な??術や???ルを習得する??」

 

「えっ?」

 

「……ふむ?

まあいいか。

レベル38: 機械学習。機械学習に必要な技術やツールを習得する。

レベル39: ディープラーニング。ディープラーニングに必要な技術やツールを習得する。

レベル40: 自然??語????????然??語??????????な??術や???ルを習得する??

レベル41: ロボティクス。ロボティクスに関する??術や???ルを習得する??

繝ャ繝吶Ν42: IoT縲?oT縺ォ髢「縺吶k謚?陦薙d繝??繝ォ繧堤ソ貞セ励☆繧九?」

 

「なに言ってるんだ?」

 

「繝ャ繝吶Ν43: 繝悶Ο繝?け繝√ぉ繝シ繝ウ縲ゅヶ繝ュ繝?け繝√ぉ繝シ繝ウ縺ォ髢「縺吶k謚?陦薙d繝??繝ォ繧堤ソ貞セ励☆繧九?

繝ャ繝吶Ν44: 3D繝励Μ繝ウ繝?ぅ繝ウ繧ー縲?D繝励Μ繝ウ繝?ぅ繝ウ繧ー縺ォ髢「縺吶k謚?陦薙d繝??繝ォ繧堤ソ貞セ励☆繧九?」

 

「言ってる意味がわからない」

 

「繝ャ繝吶Ν45: VR/AR縲7R/AR縺ォ髢「縺吶k謚?陦薙d繝??繝ォ繧堤ソ貞セ励☆繧九?

繝ャ繝吶Ν46: 繧イ繝シ繝?繧ィ繝ウ繧ク繝ウ縲ゅご繝シ繝?繧ィ繝ウ繧ク繝ウ縺ォ髢「縺吶k謚?陦薙d繝??繝ォ繧堤ソ貞セ励☆繧九?

繝ャ繝吶Ν47: 繧キ繝溘Η繝ャ繝シ繧キ繝ァ繝ウ縲ゅす繝溘Η繝ャ繝シ繧キ繝ァ繝ウ縺ォ髢「縺吶k謚?陦薙d繝??繝ォ繧堤ソ貞セ励☆繧九?

繝ャ繝吶Ν48: 繝??繧ソ繝吶?繧ケ險ュ險医?ゅョ繝シ繧ソ繝吶?繧ケ險ュ險医↓髢「縺吶k謚?陦薙d繝??繝ォ繧堤ソ貞セ励☆繧九?」

 

「あのですね!」

 

「んっんっ。

レベル49: ネットワーク設計。ネットワーク設計に関する技術やツールを習得する。

レベル50: システム監視。システム監視に関する技術やツールを習得する。

以上ね」

 

「あのあの」

 

「以上が貴方のスキルよ」

 

「途中何語だったんですか? しゃべっている言葉がなにを言っているのかほとんど聞き取れなかったんですけど」

 

「どうやら文字化けしたみたい」

 

「文字化け?」

 

「いわゆるバグね。多分何とかしないとそのままではスキルとしてまともに機能しないと思うから注意しなさい」

 

「注意しなさいって、ただでさえ使い方がよくわからないスキルなのにバグってどういうことですか。こんなんで異世界に行ってもどうしようもないんじゃ」

 

「大丈夫よ」

 

「根拠は……?」

 

「だって貴方、デバッカーなんでしょう?」

 

「……」

 

追伸:この後、無茶苦茶苦労したけど異世界のバグをついた無双とかして何とかなった。

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