Q:三分後に世界を救いなさい。但し与えられるスキルはAIが適当に自動生成したものに限るものとする。   作:大場鳩

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コックの場合

「お前、死んだわね。」

 

「えっ、どういうことでしょう?」

 

「どうやら食中毒で死んだみたいね」

 

「そういえば料理をしていたところまでは覚えているのだが……はて貴方は?」

 

「私はそうね。女神とかコーディネーターなんて呼ばれてるわ」

 

「コーディネーター?」

 

「貴方の死後をコーディネートするの。貴方はもう一つの世界に転生する権利を得ることができたわ」

 

「もうひとつの世界?」

 

「そう。貴方には異世界でやり直すチャンスが与えられたの。でも、条件があるのよ」

 

「ほほう、どんな条件ですか?」

 

「異世界での役割を果たすことよ。役割は勇者の仲間として魔王討伐に行くこと」

 

「なぜ私なのでしょうか?」

 

「それは、あなたが選ばれたからとしか言えないわね」

 

「ふむ」

 

「さあ心の準備ができたら、異世界で役立つスキルをスキルを与えましょう。えーとそうね。貴方の職業は何かしら。武器を持っているけど軍人なの?」

 

「これはただの洋包丁です。自分は寂れた洋食店でしがない料理人をやっておりました」

 

「では貴方らしいスキルを適当に見繕ってあげる」

 

「私らしい……ですか?」

 

「じゃあ行くわね。

「鉄のシェフ」:異世界で必要な調理技術を習得するスキル。

「魚の目利き」:新しい種類の魚を発見し、調理方法を編み出すスキル。

「食材調達の達人」:異世界の豊富な食材を見分け、入手するスキル。

「味覚の博士」:異世界の食材を使い、美味しい料理を作り出すスキル。

「食品加工のプロ」:異世界の食材を加工し、美味しい食品を作り出すスキル。

「料理のアルケミスト」:異世界の食材を組み合わせ、化学反応を起こし、新たな料理を創り出すスキル。

「火の使い手」:異世界で調理に必要な火をコントロールするスキル。

「食卓の芸術家」:異世界で美しい盛り付けを行い、料理を芸術作品に仕上げるスキル。

「肉の解体師」:異世界の畜産物を上手に解体し、最高の部位を取り出すスキル。

「フレーバーハンター」:異世界の調味料を探し、新しい味を生み出すスキル。

「食文化の研究家」:異世界の食文化を研究し、地元の人々と共に食卓を囲むスキル。

「食べ物の偵察兵」:異世界で食べ物を探し求め、飢えをしのぐスキル。

「食材の抽出技術者」:異世界の食材から必要な成分を抽出し、料理に応用するスキル。

「料理の魔術師」:異世界で魔法を駆使し、奇跡的な料理を作り出すスキル。

「炭火料理人」:異世界で炭火を使った料理を作り、独特の風味を出すスキル。

「調理器具の達人」:異世界の調理器具を使いこなし、最高の料理を作り出すスキル。

「食べ物のハンター」:異世界で珍しい食材を探し、新しい料理を創り出すスキル。

「食物アレルギーの専門家」:異世界の食材に対するアレルギー反応を正確に判断し、安全な料理を提供するスキル。」

 

「ふむふむ?」

 

「何か文句でもあるのかしら」

 

「いえいえ素晴らしいスキルをたくさんありがとうございます」

 

「まだあるから黙っていなさい。

「異世界のフードスカウト」:異世界で美味しい食べ物を発掘し、人々に紹介するスキル。

「美食探検家」:異世界を旅し、新しい美食を見つけ出すスキル。

「バーベキューマスター」:異世界でバーベキューを得意とし、肉料理を作り出すスキル。

「シーフードマイスター」:異世界でシーフードを扱い、最高の海鮮料理を作り出すスキル。

「スパイスの魔術師」:異世界のスパイスを使い、料理に深みと風味を与えるスキル。

「料理のテクニシャン」:異世界の料理技術を習得し、新しい料理を創り出すスキル。

「食物分析士」:異世界の食材を分析し、最適な調理法を見つけるスキル。

「食品衛生士」:異世界での料理に必要な衛生管理を徹底し、安全な食事を提供するスキル。

「焼き菓子の職人」:異世界で焼き菓子を作り、甘い香りと美味しさを提供するスキル。

「調理書の解読者」:異世界の調理書を解読し、新たな料理を作り出すスキル。

「素材のコレクター」:異世界の食材を収集し、最高の素材を使った料理を作り出すスキル。

「エスニック料理人」:異世界のエスニック料理を研究し、新しい味を生み出すスキル。

「酒の達人」:異世界で酒造りを学び、最高のお酒と料理のペアリングを提供するスキル。

「食品保存のプロ」:異世界の食材を上手に保存し、長期間にわたって美味しい料理を提供するスキル。」

 

「まだまだ途中のようですがすみません女神様」

 

「何かしら?」

 

「これらのスキルはすべてすぐに使えるようになるのでしょうか?」

 

「いい質問ね。貴方にはスキルツリーが与えられます。未知の素材で料理をするごとに与えられたポイントで成長することができるでしょう」

 

「よく分かりました。ありがとうございます」

 

「続けましょう。

「料理の研究者」:異世界の料理についての研究を行い、新たな発見や改良をするスキル。

「野菜ソムリエ」:異世界の野菜に詳しく、最高の野菜料理を提供するスキル。

「スープマイスター」:異世界の食材を使って、美味しいスープを作り出すスキル。

「鍋料理の達人」:異世界の鍋料理に詳しく、最高の鍋料理を提供するスキル。

「スイーツクリエイター」:異世界の素材を使って、美味しいスイーツを作り出すスキル。

「炭火焼きのプロ」:異世界で炭火焼きを得意とし、独特の風味を持つ料理を作り出すスキル。

「調味料の魔法使い」:異世界の調味料を使いこなし、新しい料理を創り出すスキル。

「ビュッフェマスター」:異世界のビュッフェ料理を得意とし、バラエティに富んだ料理を提供するスキル。

「手作りパスタ職人」:異世界で手作りパスタを作り、美味しいパスタ料理を提供するスキル。

「フルコースのオーケストラ」:異世界の食材を使って、バランスのとれたフルコース料理を提供するスキル。

「魚料理の達人」:異世界で魚料理を得意とし、新鮮な魚を使った料理を提供するスキル。

「スタミナ料理人」:異世界の食材を使って、栄養たっぷりのスタミナ料理を提供するスキル。

「屋台の達人」:異世界の屋台料理に詳しく、手軽に食べられる美味しい料理を提供するスキル。

「肉バルのマエストロ」:異世界の肉料理を得意とし、美味しい肉料理を提供するスキル。

「フルーツのアーティスト」:異世界のフルーツを使って、美しいデザートを作り出すスキル。

「野外料理のプロ」:異世界の野外での料理に詳しく、自然と共存する料理を提供するスキル。

「スピリッツメーカー」:異世界の素材を使って、美味しいアルコールドリンクを作り出すスキル。

「バラエティシェフ」:異世界の食材を使って、様々な料理を提供するスキル。あらゆるジャンルの料理に精通しており、オリジナルメニューも作り出すことができる。

以上」

 

「ところで女神様」

 

「何かしら?」

 

「魔王討伐においてこれらのスキルはいかような貢献をするのでしょうか?」

 

「良い質問ね。答えは『知るわけないじゃない』よ」

 

「は?」

 

「スキルを活かすのか殺すのかはそれを使う貴方次第に決まっているじゃない。異世界にはモンスターたちがわんさかといるから死に物狂いで戦わないとね」

 

「アドバイス痛み入ります」

 

「貴方、動じないのね?」

 

「いいえ。喜びに打ち震えています」

 

「どういうこと?」

 

「私は最高の料理人になりたかった。そしてそれに相応しいスキルを頂いた。さらには未知の食材と格闘できるという機会まで。感謝してもしきれません」

 

「料理のスキルでモンスターをどうこうできると思えないけど?」

 

「料理の前には瑣末なことでございます」

 

「そう。つまんない。精々生き延びて楽しませて頂戴ね」

 

「はっ、この洋包丁に誓って」

 

追伸:この後、剣聖として無茶苦茶名を馳せたが、料理の腕はからっきしのままだった。


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