ロリコンと奴隷少女の楽しい異世界ハクスラ生活   作:いらえ丸

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 今回は三人称、受付のおじさんから見たロリコン。
 一般庶民のロリコンがなんでこんな強いねんってのはまた今度書きます。

 ロリはまだ出ません。



せめて、ロリコンらしく

 ある日、高名なベテラン冒険者が死んだ。

 

 彼は英雄ではなかったが、間違いなく成功した類の冒険者だった。

 堅実にやっていた。無理をせず、自己を管理し、内外の同業者から尊敬されていた。

 粗暴な奴が多い冒険者にあって、善意の化身の様な温厚な男だった。

 

 王都冒険者歴30年という、極めて異例な経歴を持つ古強者。

 まさに、全冒険者が模範とすべき傑物だった。

 

 ある日、その冒険者は珍しく単独で迷宮に潜った。

 引退した仲間の娘の病を治す為、その薬を買ってやるのだと言って、たった一人で迷宮に向かって行ったのだ。

 歴戦の冒険者だった。腕の立つベテランだった。機に敏く、頭が回り、決して仲間を見捨てない、頼れる頭目だった。

 そんな奴が、呆気なく姿を消した。迷宮に、喰い殺されたのだ。

 

 よくある事さと、ギルド職員の男は酒を片手に俯いた。

 10年も迷宮に潜り続け、今の今まで五体満足だった。これまでが、出来過ぎていただけだ。

 肩入れしていたつもりはなかった。しかし、酒に頼る羽目にはなった。

 

 一ヵ月、約30日。

 それは、冒険者としての最も大きな分岐点である。

 平均寿命ではない。それは恐らくもっと短い。

 これは、引退の区切りだ。

 

 冒険者は、すぐに死ぬ。

 それでも、冒険者の人口は年ごとの増減はあっても一定数を下回った事はない。迷宮には、夢と名誉と財宝があるからだ。

 第一の踏破者、初代国王。彼は様々な種族の盟友を連れ、迷宮に潜り、見事宝を持ち帰り、国を興してみせたのだ。まさに、英雄の中の英雄であった。

 迷宮が吐き出す莫大な利益。この国の歴史は、迷宮との戦いの歴史であった。輝く剣の第二王子。農村生まれの公爵。史上最強の宿屋の娘。眩い程の栄光は、自らもまた英雄たらんと冒険者たちを駆り立てた。

 まるで狂気の坩堝であった。皆、最後は迷宮に喰われて帰ってこない。

 迷宮とは、そういうものだ。 

 

 ある日、引退した元冒険者の男が死んだ。

 娘の治療費の為、迷宮に潜り、帰らなかった。

 

 よくあることさ、とギルド職員の男は酒を傾けた。

 少し、酒の量が増えた。

 

 

 

 王都西区、第三転移神殿。

 冒険者支援組織、通称“迷宮ギルド”。

 

 男は、冒険者たちを支援する組織の職員だった。

 ギルドとは、迷宮に挑む冒険者たちを支援する組織だ。冒険者の位階に合わせた迷宮の紹介。迷宮でも通用する武具の販売。迷宮産アイテムの換金などを行う、国営の組織であった。

 ギルド職員とは、新人冒険者の登録手続きや換金手続き。血の気の多い冒険者の管理や、冒険者一党の斡旋などを行うのが仕事だ。

 

 国営の組織故、その職員になるには相応の学と能力が必要であった。また、飲み屋で「俺ギルド職員なんだぜ」と言えば「きゃーすごーい」と言われる程度には地位の高い職であった。

 男は、そんなギルドでは珍しく、けっこう不良気味な職員であった。軽い賭博はやるし、コミュ力に難ありで、受付態度もよくない。けれども、ギルドでは重宝されていた。

 何故か? 清濁呑んで、しっかり仕事ができるからだ。

 

 そんな職員には、ひとつの不文律があった。

 

 ――冒険者に肩入れする事なかれ。

 

 心を壊さぬように。

 情深い職員を守る為の、古い教えだ。

 心を配り過ぎ、気を遣い過ぎ、そうやって病んだ職員を、男は何人も見てきた。

 

 その点、男には適性があった。

 男は冒険者に期待しない。そんなもんだと思っている。五体満足に帰ってこようと、仲間が遺品を持ち帰ってこようと。心を病む事はない。よくある事さと、酒を飲んで忘れる事ができたのだ。

 それが、ギルド職員に求められる最も重要な資質であった。なまじおつむが良いと、こんな生き方はできないのだから。

 

 冒険者は、すぐに死ぬのだ。

 

 異界の迷宮を探索し、怪物を倒して財宝を持ち帰る。実に華やかで、実に夢のある生業だと思う。

 しかし、それはごく一部の者だけだ。

 

 半数の冒険者は、初の迷宮探索から帰ってこない。

 生き残った内の半数も一ヵ月以内に死ぬ。

 そこから半数が一ヵ月の区切りで冒険者を辞め、そうでなくても一年以内に見切りをつける。それから蓄えた財を手に真っ当な職に就く。現役中に力を見込まれ、騎士団に入った冒険者は何人もいる。

 あるいは、長い間浅層をブラブラするか。最近はこっちが流行であった。けれども、不思議な事にそういう奴は長生きしないものだ。

 

 本当に強い奴は頭がおかしい。

 

 そして、一年過ぎてなおより深く迷宮を潜り続ける冒険者は、皆どこか狂っていると言われている。職員視点でもそうだし、ギルド全体も何となくそう思っている。冒険者上がりの王家など、重々承知の事であった。

 莫大な富と名声を手に、それでも死と隣り合わせの迷宮に潜るのだ。まともな損得勘定ができるなら、そんな分の悪い賭けはしない。故、強者は頭がおかしいと言われるのだ。

 ベテラン冒険者は、頭のどこかが、欠けている。心底戦いが好きだとか、ただただ強くなりたいだとか、皆の為に金を稼ぐとか。

 どこぞの善人の様に、何か何処かが狂っているのだ。

 

 冒険者は、迷宮の狂気を吸って帰る。

 だからだろう、迷宮帰りの多くは生来の思想や欲望が膨れ上がり、異常な程自我が強くなる。

 そして、自他の命に執着しなくなる。迷宮において、生と死はあまりに近い。

 

 

 

「あのー、すみません。冒険者の登録ってここで合ってますか?」

 

 長年職員をやっているからか、男はたまに変な勘が働く事がある。

 このヒョロガリは一見弱そうだが、実は強いぞとか。こいつは次の探索で死ぬなとか。そういう類の虫の知らせだ。

 それなりに外れる事もあるが、強烈な奴に限っては百発百中だった。 

 

「お前さん、名前は? 字は書けるのか?」

「母国語で良ければ。イシグロ・リキタカと言います。こういう四文字なんですけど……」

「あー、わかった。代筆な、こっちで書く。イシグ……あんた苗字持ちかい。どっちがあんたの名前だ?」

「イシグロが苗字で、リキタカが名前です」

 

 そんな男からして、新たに登録した黒髪黒目の冒険者は、一等異質に見えた。

 狂ってはいない。粗野な奴が多い冒険者の中では理性的で、社交的だった。

 パッと見、弱そうだ。生まれてこの方喧嘩なんかした事ありませんみたいな顔つきと身体つき。どう見ても新人丸出しの装備と武器。生き残れそうには、見えない。

 しかし、その黒々とした瞳の奥には、男をして異様な熱を感じる程だった。まるで、少し前に死んだ善人冒険者の様な。

 

「すみません。換金はここでいいですか?」

「ん? あぁ、朝の。ほう、あんた初迷宮で初踏破か。この札持ってろ、換金終わったら呼ぶから」

「はい。……ハードオフかな?」

 

 黒髪の新人冒険者は、無事五体満足で帰ってきた。

 第一の洗礼を突破し、あまつさえ主を討伐してのけたようだ。

 二度目以降の探索からも帰還したあたり、運も腕もいいのだろう。

 しかし、何処かが異質だった。その異質さは、雰囲気だけでなく行動にも表れていた。

 

「換金お願いします」

「あいよ。ん? 杖か、あんた魔法使えたのか? なら冒険者証に書き足さなくちゃいけねぇんだが」

「え、そうなんですか? すみません。また代筆してもらってもいいですか?」

「仕方ねぇな。両方終わったら呼ぶから、緑の2番な」

「ありがとうございます」

 

 冒険者業は儲かる。

 例え初心者御用達の浅層迷宮でも、一回潜って主を倒せばギルド職員の給与一ヵ月分の金が手に入るのだ。

 一度探索に成功すれば、しばらく遊んで暮らすのがその日暮らしの冒険者流である。それは、死を遠ざけ生を繋ぐ大切な儀式の様なものでもあるのだ。

 それを、この黒髪の青年はしないらしい。酒にも女にも、興味を示さないようだった。

 

「ほらよ」

「ありがとうございます」

「あ~、お前さんよ、いい加減新しい装備買った方がいいぞ。武器はころころ変えてるみてぇだが、もうボロボロじゃねぇか」

「お気遣いありがとうございます。けど、この防具動きやすくて気に入ってるんですよね。兜も視界狭めちゃうじゃないですか。試してはみたんですけど、ちょっとアレはな~って」

「そうかよ」

 

 朝、決まった時間に迷宮に潜り、夕方近くになると帰ってくる。

 決まってその手に主を討伐した証と、ごく稀にしか吐き出されない聖遺物を持って。

 

「お前さん、一党は組まねぇのか?」

「一党、ですか? 仲間的な?」

「ああ。なんべんも単独で踏破してんだ。収納魔法も使えんだ、引く手あまただろうぜ」

「あぁ~、それはまた今度で。当分は一人で潜ろうと思います」

 

 通常、冒険者の迷宮探索とは、もっと時間をかけて行うものだ。

 迷宮は生き物だと言われる。冒険者が足を踏み入れると、その都度構造を変えるのだ。一度抜けると、二度と同じ迷宮には入れない。それを何とかする為に迷宮固定の“楔”を打ち込み、楔が抜けるその前に何度も挑んで主を討伐するのがセオリーなのだ。

 それを、この黒髪の冒険者はしない。楔の存在を教えてやっても、ギルドの帳簿に奴の購入履歴はなかった。一度入ると、主を倒すまで帰ってこないのだ。

 

「すみません。換金お願いします」

「ん? あ、あんた、昨日大怪我してなかったか?」

「はい、死にかけました。まぁでも宿屋で寝たら全快したんで」

「そ、そうか……。ほら、緑の4番」

 

 それだけじゃない。その黒髪の冒険者は、神殿前広場で酒盛りをするでもなく、より強力な装備を揃えるでもなく、稼いだ金を懐に入れてそのまま宿屋に向かうというではないか。

 奴は狂っていない。理性的で、社交的だ。死に魅入られてもいないし、恐怖に快楽を感じている訳でもない。

 無事帰還した事に安堵し、稼いだ金を受け取ると満足そうに笑う。どこまでいっても一般庶民。街のどこでも見かけるような、ありきたりな俗人だ。

 そんな庶民が、俗人のまま、狂人の如き速度と頻度で迷宮を踏破し続けているのだ。

 狂っていないが、異質であった。

 

「換金お願いします」

「あぁ……今日も潜ってたのか。ほら、緑の1番」

 

 それも、単独でだ。

 多くの場合、冒険者は一党を組んで迷宮に挑む。奴は、それをしない。何度か勧誘された事もあったようだが、断った様だった。今となっては奴の異質さに勘付いてか、仲間に誘う一党はいなくなっていた。

 

「換金お願いします」

「おう。緑1番」

 

 群れる事なく、後ろ盾も持たず、たった一人で迷宮に挑み、必ず帰還する。

 莫大な富を持ち、比類なき力を有し、驕ることなく迷宮に挑み続ける。その手に、数打ちの武器を握って。

 それはまるで、彼の伝説の再現の様であった。

 

「換金お願いします」

「あいよ、緑の2番。なんだ、お前さん今日は棍棒かい」

「はい。まぁでも、ちょっと使いづらいですね、これ。攻撃はやりやすいんですが、カウンターが難しくて……」

「イシグロさん、すみません。お時間よろしいですか?」

「はい、何でしょう?」

「ギルドから昇格の試験を受けるよう言われていまして」

「へー、早いですね。いいんですか? こんなペースで上がっちゃって」

「間隔は短いですが、功績が……。そうじゃないと他の冒険者に示しがつかないんです」

「わかりました。換金終わってからでもいいですか?」

「はい。換金が済みましたら、東側のあの扉までいらしてください」

 

 そして、奴は区切りの一ヵ月が過ぎても自分のスタイルを変えなかった。

 相変わらずみすぼらしい装備で、弱っちい武器を持って、毎日の様に迷宮に潜っていた。

 この頃になると、すぐに死ぬだろうと思われていた黒髪の冒険者は職員たちの注目の的になっていた。

 圧倒的な功績。尋常ではない踏破速度。一ヵ月生き延びた、確かな実力。 

 そうして、慣例として彼には当代ギルド長からこのような二つ名が与えられる事となった。

 

 ――黒剣のリキタカ。

 

 しかし、ギルド長直々につけたこの二つ名はあんまり浸透しなかった。ありがちな「色+武器」というネーミングに前例がありすぎたというのもあるだろう。あと、彼は剣以外にも色んな武器を使うので、ギルド長はニワカを晒してしまったのがちょっぴり痛い。

 代わりに、同業者や職員からは、彼はこう呼ばれていた。

 

 ――迷宮狂い、と。

 

 単独で、毎日、黙々と、必ず主を倒し、帰ってくる。

 狂っているとしか思えない彼の生き様は、畏怖と尊敬を込めてこのようにあだ名されたのだ。

 

「換金お願いします」

「あいよ」

「あと、なんかボスから変なモン出て来たんですけど、これも換金できますか?」

「ん? おおっ!? これ深域武装じゃねぇか! あんた、こりゃ滅多にお目にかかれねぇ希少品だぞ? ホントに売っちまう気か!?」

「へー、レアドロなんですね。んー、まぁ今は使う予定はないけど、せっかくなんでいつかの為に残しときます」

「そうしとけ。それ売る時はよっぽど切羽詰まった時だ。あんたはそうはならなさそうだが」

 

 けれど男は、彼と最も面識のあるギルド職員は、知っている。

 奴は狂ってない。ただの庶民で、ただの人間で、ちょっと真面目な青年で。

 なんてことない、異質なだけの男なのだと。

 

 

 

「あのー、すみません。とある店への紹介状を書いて欲しいんですけど……」

「ん? 珍しいな。おう、何処の店になんて書けばいい?」

「えーっと……その、西区の……」

 

 ある日、件の黒髪が変な事を言いだした。

 曰く、奴隷を買いたいから、奴隷商人宛に紹介状を書いて欲しいと。

 その店は、貴族御用達の高級奴隷店であった。

 

「へえ、あんた奴隷買うのかい」

「え、規則じゃ大丈夫って聞いたんですけど」

「あぁ問題ねぇ。奴隷を買う冒険者も珍しくねぇよ」

 

 実際、奴隷を買う冒険者は多い。それは主に、楔を打った迷宮に連れて行く調査用の囮としてだが。

 そうなると、わざわざ高級奴隷を買う理由というのが分からない。スッキリしたいなら、手っ取り早く娼館にでも行けば済む話である。バカ高い店の性奴隷を買うよりよっぽど安上がりだ。

 もしやこいつ、高級奴隷でしか叶えられないような性癖の持ち主なのか? 男は訝しんだ。

 まあ、他人の性癖だ、何も言う気はない。男は紹介状を書き終え、黒髪の男に目をやった。

 

「あいよ、書けた……ぞ」

 

 その時、男は直感した。

 勘が働いたのだ。

 こいつはこの為に、迷宮に潜っていたのだ、と。

 

「ありがとうございます」

「お、おう……」

 

 何でそうなるのかは分からなかったが、こいつは高級奴隷を買う為に毎日死と隣り合わせの探索を続けてきたのだ。

 それも奴が貯め込んだ財と名声がないと購入できないような、とんでもない奴隷を買う為だけに、命がけで戦ってきたのだ。

 いるかどうかは知らないが、竜族の奴隷ならそれくらいするだろう。天使族なら、吸血鬼族の奴隷なら、かなりの額になるはずだ。

 もしかしたら、買った奴隷を教育して、ガチで迷宮最深部を踏破する気なのかもしれない。

 彼の、建国王のように。

 

 並みの冒険者じゃ手も出せないような超高級奴隷。それを使って、何かをするつもりなのだ。この男は。何か、とてつもなく大きな事を。

 何故ならば、いつもぼんやりしていた黒髪の青年が、これまで見たことない程ギラついた瞳をしていたからだ。その熱さ、尋常ではない。

 その瞳の輝きは、熱に溺れていなかった。無垢な少年がするような、強く真っすぐな光を放っていた。

 迷宮狂いじゃない。ただの真面目な青年でもない。

 夢追い人の眼をしていた。

 

「あんた、引退するのか?」

「え、引退ですか? いえ、まだその予定はないですね」

 

 どうやら、未だ道半ばであるようだ。やはり、並みじゃない。なるほどこいつについて来れる奴は、此処にはいないだろう。なら、連れて行くしかないのだ。

 一般ギルド職員の男には、ちょっと遠いような気もしてたが。

 異質なこの男の事が、少しわかった気がした。

 

「ま、がんばりな」

「はい」

 

 男にしては、珍しく。

 いつの間にか、この夢追い人に肩入れしたくなっていた。

 

 

 

 当然だが、黒髪の迷宮狂い――石黒力隆氏に、ギルド職員のおじさんが思っているような、そんな大そうな事をする気はない。

 むしろ、現代日本倫理的には下劣で醜悪な事を考えている。夢追い人なのはその通りだが、抱いた夢がこれじゃあね。

 それ即ち、ロリ奴隷ハーレム。

 

「あぁドキドキしてきたぁ……!」

 

 この男、ロリコンにつき。

 

 

 

 ちなみに、迷宮狂い氏は知らない。気づいていない。

 こいつが欲しがっているような奴隷は、それほど高額ではないという事に。

 ぶっちゃけ、彼の夢を叶える為のお金など、ずっと前から貯まっていたという事に。

 

 ハクスラが楽しくて、相場を調べる事を怠った馬鹿の縮図であった。




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