【一巻発売中】たのしい異世界ハクスラ生活、あるいは超紳士的英雄譚   作:いらえ丸

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 誤字報告もありがとうございます。助かってます。

 今回はエリーゼ修行編。
 どうするのという話。
 まぁ分かりやす過ぎますよね。


鍛錬場での一日!ロリの上の夢

 俺は自他ともに認めるオタクだが、何でもかんでも好きなオールマイティオタクという訳ではない。

 実際、漫画にしても映画にしても好き嫌いはあるし、詳しくないジャンルもあった。ゲームに関しても、FPSとかはさほど面白いとは思わなかった。

 その中で、俺は特撮関連はさっぱりだった。好きじゃないと言うより、触れてこなかったんだな。どちらかというと、ニチアサはプリキュアに夢中だった。

 

 特撮に詳しくない俺だったが、知り合いには仲のいい特撮オタがいた。グリッドマンから特撮オタに変身した男こと、江藤くんだ。

 オタクでも何でもない一般スポーツマンだった彼は、ある日突然「SSSS.GRIDMAN」というアニメ――宝多六花の太もも――にドハマりしたのである。

 視聴後、原作に興味を持って特撮グリッドマンを見てドハマりし、続いてウルトラマンにハマり、仮面ライダーやスーパー戦隊その他色々へと手を伸ばし特撮沼に浸かっていったのだ。

 それはさながら、一学期は清楚だったのに夏休み明けにギャル化した女子の様であった。思い出すと今でも脳にダメージを負いそうだ……。

 

 俺の友人にしては極めて普遍的な性癖持ちだった江藤くん。

 グリッドマン以後は太もも太ももと喧しくなり、かと思えば「女型怪人の蹴りで死にたい」とか「ウルトラの母の胸にダイブしたい」とか言いだしたのである。

 現在、彼は自衛官として元気にやっている。「もし怪獣が来たら近くで見たいじゃん」という江藤くんの眩しい笑顔が忘れられない。グリッドマンの映画、一緒に観る約束だったのにな。

 

 閑話休題。

 

 太ももフェチから特撮オタになった江藤くんと、一般アニオタロリコンの俺はそれなりに仲が良かった。変身後の彼の家に遊びに行くと、毎度の様に特撮の上映会が開催されたものである。

 そんな中、これまで特撮に触れてこなかった俺でも素直にカッコいいと思えるヒーローがいたのである。

 

 仮面ライダーだ。

 あれは確か、ブレイドだったと思う。オンドゥル語がおかしくてゲラゲラ笑ってた俺だったが、主人公が戦う姿を見てロリコン感性ではない普通のオタク心が特撮ヒーローをカッコいいと感じたのである。

 一般人が変身し、外連味たっぷりに武器を構える姿が、なんとなくグッときたのだ。

 

 さて、話は変わって、俺が異世界に転移した後の事。

 

 奴隷購入前、俺は西区の有料図書館で色んな種族について調べていた。

 その中に、竜族について書かれた本があったのだ。

 

 それによると、竜族ってのはそれはそれは強い種族で……ってのはもういいか。

 竜族? 強いよね。近接、魔法、耐久……隙が無い。

 とにかく、竜族は強いぞと。

 

 で、竜族とて異世界人、お強い彼らも異世界ジョブシステムの内側にいる存在なのである。竜族の戦士。竜族の魔術師がいる訳だ。

 そこに固有の特殊能力――権能がプラスされるものだから、同じ竜族戦士でも戦い方は千差万別。実際、竜族には“ヴィーカ流剣術”しかまともな武術が存在しないらしい。竜族のほとんどは我流だ。

 

 だが、戦士でも魔術師でも、竜族の戦人には共通する戦闘法が一つある。

 竜族は皆、前衛でも後衛でも竜族鱗鎧(スケイルメイル(よろい))を纏い、竜族魔翼(ドラゴンウィング(つばさ))を生やして戦うのだ。それこそ、仮面ライダーのように“変身”するのである。

 図鑑に描いてあったとある竜族戦士さんの戦闘形態など、まんま特撮ヒーローだった。それも、ちょっとダーク寄りのヒーロー。普段は角の生えた人、戦う時は変身して全身鎧。いいじゃん、グリフィンドールに+1919点である。

 

 しかも空を飛べる。戦いにおいて、上を取ると有利なのは地球も異世界も変わらない。前後左右に加えて上下方向にも動けるのだ。

 そんな奴が全身に鎧を纏って魔法なり武器なりで攻撃してくるのだ。そりゃ強いだろう。権能ありで倍率ドン。やはりヤバい(確信)

 鱗の堅牢さは同じく鱗鎧を纏える蜥蜴人族には劣るし、飛行能力も翼人族に劣るらしいが、竜族はそれ以外にもご存じ再生力やら何やらがある。各能力でトップじゃなくても総合力1位である。

 

 竜族の成人は権能を証として認められるが、竜族の戦人は鎧&翼を使えて初めて認められるのだ。

 その点、鎧も翼も権能もなかったエリーゼは、さぞ肩身の狭い思いをした事だろう。

 

 ところで、エリーゼのステータスには、二つほど謎のスキルがあった。

 それぞれ、“琴竜循環”と“竜祖回帰”というものだった。

 この事をエリーゼに訊いて見ると……。

 

「分からないわ……」

 

 との事。

 

 件の項目を調べてみると、琴竜循環は「魔法が使えない代わりに、魔力が凄い強くなるよ」というスキルであった。

 どうやら、エリーゼはこのスキルのせいで魔法が使えなかったようだ。あと、このスキルのお陰で魔力の数値だけが異常に高かったんだな。

 

「……らしいよ」

「そう……。まぁ今更疑うのもバカらしいわね……」

 

 もう一つの竜祖回帰は「成長率が良くなるよ」というスキルだった。ていうか、それしか書いてなかった。

 え、何これ? と思ってエリーゼに訊くと、しばし考えた後、こう言った。

 

「よくは、わからないけれど……。竜の祖というのは、恐らく太古の竜族の事だと思うわ。今と昔じゃ、竜族は結構違っていたらしいのよね。大災厄の前、竜族には鱗も翼もなかったというもの。その代わり、角が大きかったそうだけれど……」

「エリーゼの角は小さいよね」

「小さくないわ、大きい方よ。それで、今の竜族の姿になったのは大災厄の後なのよ。少なくとも、災厄後生まれのお父様は1歳の頃には空を飛んでいたらしいわ。それと、成長しやすさが関係するのかは、分からないけれど……」

「へえ……。ヴィーカさんはどうだったの?」

「ヴィーカ様は空は飛べるけれど、鎧はなかったの。有名な話よ。災厄の直前に生まれたヴィーカ様は、生き残り含めて竜族で唯一鱗のない竜だったそうよ……」

「そうなんだ。てっきりヴィーカさんも変身するのかと……」

「けど、今生きてる人の中じゃ、ヴィーカ様がぶっちぎりの最強なんスよね。淫魔の一般家庭にも本あったッスもん」

「ええ、そうよ」

 

 要するに、昔の竜族には鱗も翼もなかったが、大災厄の後にできるようになってったのね。

 話ぶりからして、災厄前の生き残りもヴィーカさん以外は鱗鎧を纏えたと。

 

「成長っていうのは……多分、進化の余地の事なんじゃないかな。そういうの俺もあんま詳しくないけど、災厄前生まれのヴィーカさんは他竜族とは違う進化をしたから、竜族鱗鎧を纏えなかったんじゃない?」

「進化?」

 

 多分だけど、竜族という種の完成形は今の竜族……第二世代なんだと思う。

 災厄とやらの後、他種族に打ち勝つためのタクティカル・アドバンテージを進化の過程で身に着けたんじゃないかな。

 対し、災厄前の第一世代竜族は数は多いわ殆ど不死身だわでぬくぬく生きてたから、進化の必要性がなかったんだと思う。

 で、そんな中生まれたエリーゼは、第二世代にして第一世代に回帰したように、鎧も翼も使えない竜族であったと。角も大きい方らしいし。

 

 ……いや、この世界の種族が“進化”をするかどうかも、世代交代なしでそれができるかも知らないのだが。

 何でもありの竜族なら、なんかできそうじゃん? と思ったのだ。

 

「つまり、エリーゼは先祖の血を覚醒させたプリミティブ竜族な訳だ」

「そう、そうなのかしら……?」

「え、つまりなんスか? エリーゼは現代に生まれた太古の竜族で、しかも実質権能ふたつ持ちで、おまけにおじいちゃんはあのヴィーカ様の伝説の超血統って事ッスか?」

「そうなるのかしら……」

「うわー、なんスかそれぇ……? その設定ひとつ分けて欲しいッス」

 

 という事を、俺たちはお買い物などしながら話していた。

 俺とロリとロリの三人のお買い物。街を歩くだけでとても幸せだ。

 

 日用品の他にも、せっかくなので俺やルクスリリア達の服とかも買ったりした。

 そろそろ、夏が近いので。

 

 

 

 

 

 

 お買い物をして、お昼ご飯食べて、ひと休みして……。

 

 それから、俺たちはいつもの鍛錬場に来ていた。

 今回転移したのは、前回の闘技場とは別の場所。緑が美しい草原エリアである。

 草原鍛錬場は、まるでどこまでも続くゴルフ場の様。実際に池もあるし、ここでゴルフしたら楽しそうである。今度やってみようかな。

 

「はい、これ持ってみて」

「これは、深域武装ね……」

「えっ、見た事あるんスか?」

「ええ、宝物庫にあったわ。鎌ではなかったけれど……」

 

 ちょうどいいところまで歩いて、エリーゼにラザファムの大鎌を手渡す。

 エリーゼは手に持った大鎌をしげしげと眺めていた。お宝好きの竜の血が騒ぐのかもしれない。

 

「くれぐれも丁重に扱ってほしいッスよ~」

「ええ、わかったわ」

 

 鍛錬場に来た理由は、ルクスリリアの時と同様共有チートの確認と習熟。

 それと、エリーゼの特質についての確認の為である。

 

「ちょっと振ってみて」

「わかったわ。鎌を握るのははじめてだけれど……」

 

 言って、俺とルクスリリアは少し離れたところで見学。

 OKとなって、エリーゼは両手で構えた鎌を、大きく振りかぶってから横一閃。そこで一時停止。エリーゼは、何か違和感があるみたいに首を傾げた。

 それから、もう一度横一閃。切り返し。クルッとターンして、斬り上げ。

 そして、頭上でグルグルやった後、柄を地面に突き刺してガイナ立ちをした。

 

「……私は、大鎌の天才なのかもしれないわ」

 

 すごいドヤ顔である。

 そう言うという事は、俺のモーションアシストが共有されてる証拠だな。動き自体もしっかりしていたし、情報通り竜魔導士は鎌を使えるようだ。

 

 見ると、ルクスリリアはエリーゼに対し、何か微笑ましいものでも見るような目を向けていた。

 うん、二人の気持ち、俺もよく分かるよ。気持ちいいよね、アシスト付きで武器振り回すの。まるで自分が達人にでもなったかのような錯覚に陥るもの。

 

 まあ、これに関しては多分大丈夫だろうと思っていた。

 この調子なら危機察知とかのチートも使えそうだし、それは後々練習すればいい。

 で、今日確認したいのは、そこじゃあないのだ。

 

「エリーゼ、次はその武器に装填されてる魔法を使ってみて」

「魔法? 武器に? あぁ、この魔術式ね……」

 

 そう、確認したいのはそこだ。

 魔力はあるが魔法が使えないエリーゼが、武器の補助効果である“魔法装填”で籠められた魔法を発動できるかどうか。

 エリーゼに貸したのはルクスリリアの愛鎌であるラザファムの大鎌なので、装填された魔法は四つ。何でもいいが、これが使えるかどうかで今後が決まるのだ。

 

「やり方は分かるッスかー?」

「ええ、なんとなく……、こう、かしら?」

 

 言って、ライフルでも撃つようにして大鎌を構えるエリーゼ。

 鎌に魔力を籠め、そして……。

 

「おぉ……」

 

 一条。青白い魔力の光線が、大鎌の槍部分から発射された。例えるならそれは、まさにガンダムのビームライフルといった感じ。いや、色的にはデルタプラスか? まぁそれはいい。

 それは“貫く魔力の槍”という魔法で、貫通力と弾速に優れる単発魔法である。魔力消費はそこそこで、魔法装填の仕様により通常より少し燃費が悪い。魔攻の数値も乗らないので威力も微妙だが、やっぱ戦士でも遠距離魔法を使えるのは色々便利だ。飛んでる敵の対策にもなるしな。

 

「できたわね、魔法が……」

 

 発射姿勢そのまま、エリーゼは呆然と大鎌を眺めていた。

 権能に続き、補助付きとはいえこれまで出来なかった魔法を発動できたのだ。

 今の彼女の中に、嬉しい気持ちがある事を願いたい。

 

「よし……」

 

 その結果に、俺は内心ガッツポーズだった。

 魔力は高いが魔法が使えないエリーゼ。それを知っても動じなかったのには、ほんなら武器に魔法付けちゃえばいいじゃんという思惑があったからだ。

 武器に装填された魔法は、魔力さえあれば誰でも使える。実際、俺もリリィもラザファムの大鎌の必殺技である“破壊する魔力の刃”なんて覚えてないが、鎌を持って魔力を流せば撃てちゃうのである。無論、剣士や武闘家でも確認済み。

 なら、魔法が使えないエリーゼであろうと、魔力はあるのだから装填魔法は使えるだろうという予想だ。

 

 これが、見事的中。なら選択肢が広がるぞ、と。

 仮説を実証し、俺はゲーマー的わくわくが止まらなかった。

 

「ふぅ……はぁっ!」

 

 しばらく後、エリーゼは大鎌に装填された魔法を好き放題ブッパし始めた。

 消耗の激しい大技に、さっきのビーム。爆弾めいた魔法や、弾幕めいた魔力弾。しかもそれらを順ぐりに何度も何度も……。

 

 魔法装填で付与された魔法には、それぞれ独立したクールタイムがある。さっきのビームの場合、同じの撃つにはしばらく待たないといけないが、ビームの待ち時間中でも他の魔法は使えるのである。

 故に乱射。故にコンボである。エリーゼはまるでわんこそばのように次々と装填された魔法を回していった。

 

「ひゃー! アタシなら今頃枯渇してるッスよあれ~」

「俺もアレはできないなぁ」

 

 しかも、エリーゼは持ち前の魔力とMP回復があるので、消耗著しい魔法をぽんぽん連発しても魔力切れを起こしていない。

 実際、リアルタイムで彼女のMPを見ているが、魔法発動直後はミリ減ってもすぐにMAXになっている。ネクストACのブーストゲージの様である。

 

「どうだった?」

「ええ、とても爽快だったわ……」

 

 好き放題魔法を使った後、大鎌担いで戻ってきたエリーゼは、とてもスッキリした顔をしていた。当然のようにMP満タン。これもうチートだろ。

 それから、大鎌を持って、言った。

 

「アナタ……」

「なに?」

「この大鎌が欲しいわ」

「それは駄目ッス!」

 

 エリーゼの要求に、ルクスリリアは強い拒否感を示した。次いでエリーゼに襲い掛かると、持っていた大鎌を強奪した。

 

「あら……」

「これはご主人がアタシにくれた鎌なんス! ぜってぇ譲らねぇッスよ!」

「そう……。それなら仕方ないわね……」

「まあ、そういう事だから」

 

 実際、欲しいと言われてもこれはルクスリリアの愛鎌だ。奴隷のものは主人のものだが、それでもリリィから鎌を取り上げる気にはなれない。

 それに、エリーゼにはもっと良いものをプレゼントする気なのである。

 

「エリーゼには専用の武器を作ってもらうよ。そっちのが良いし、合うと思うよ」

「そうね。ごめんなさいね、いきなり……」

「まあ、わかりゃあいいんスよ、わかりゃあ」

 

 実際、この鎌は四つも魔法が装填されているが、だからといってエリーゼにベストマッチする武器って訳じゃあないのだ。

 ラザファムの大鎌はあくまで近接武器。魔法はその補助であり、魔法装填に特化した武器ではないのだ。

 エリーゼと“魔法装填”の相性も確認できた事だし、もっと良い武器を作ればいいだけの話である。

 

「エリーゼは魔法は使えないけど、魔力はある。だから魔法装填を使えば、色んな事ができるはず。なら、もうそれに特化した武器のがいいんじゃないかな。エリーゼにしか使えないエリーゼ専用の特化武器、ロマンがあると俺は思う」

「なるほど……」

 

 納得してもらったところで、しばらくは色んな武器を試していこう。

 エリーゼの場合、魔法といっても武器に籠められた魔法を使うんだから、別に魔法職や魔術師用の武器にこだわる必要もない。

 俺はコンソールを弄り、エリーゼを“竜魔導士”から“竜族戦士”にジョブチェンジさせた。

 

「エリーゼ、次はこれ振ってみて」

「ええ、わかったわ」

 

 そうして、その日の午後は鍛錬場で過ごした。

 武器を振るうエリーゼの表情は、とても晴れやかだった。

 

 

 

 時は過ぎ、夜。

 

 今日も一日楽しかったが、俺は寝る前にちょっと悩んでいた。

 いや、これは良い悩みだ。ゲーマー的に楽しいところでもある。

 エリーゼのビルドについてだ。

 

 エリーゼのステータスは、清々しい程の魔力特化の純魔ビルドである。

 しかし、これはあくまでほぼ初期レベル。“竜祖回帰”の恩恵がどれだけあるかは分からないが、通常の竜族よりは成長する事を期待したいですね。

 

 で、だ。

 

 ぶっちゃけ、魔力に関してはこれ以上要らない気もするのだ。魔法職にするメリットもない気がする。何故なら、魔法職とは魔力以外にも知力とか魔攻とかが上がりやすいジョブだからだ。

 エリーゼは武器の補助効果で魔法を使う都合上、魔攻の乗らない装填魔法にとって魔力以外の魔法系ステは無駄になってしまうのである。

 

 なら、前衛職のが良いんじゃないかと思う。

 既に魔力が極まってるのだ、ならば他ステを伸ばして弱点を補うというのはアリだと思う。もしかしたら、偉大なるおじいちゃんの様に鱗鎧無しでも立派な前衛になれるかもしれない。

 曰く、エリーゼは竜族にしては膂力に欠けるらしいが、ぶっちゃけ転移直後の俺よりは力持ちである。そういうのはレベルアップでなんとかなるはず。そう思いたい。

 

 けれどけれども、既に極まってる魔力を更に極めていくというのも、ロマンである。そっちのが強くなる、というのもあり得なくはない。

 でもでも、自衛の為にも前衛ジョブを伸ばして近接能力を上げる方が堅実だとは思う。生存能力の向上は大事だ。

 

 うーむ、悩ましい……。

 

 弱点を補う為、前衛職を鍛えるか。

 無駄はあるが、魔力を伸ばす為に魔法職を鍛えるか。

 はたまたどっちも伸ばす為に魔法戦士系統にするか。バランスは良いだろうが、開花に時間がかかりそうである。

 あるいは、もっと特殊なのを目指すのもいいだろう。あるかどうかは知らないが、例えば召喚士(サモナー)系とか遊び人とか。いや流石に遊び人は無さそうだが……。

 

 さて、エリーゼのビルド方針はどうしようか……。

 

「エリーゼはどういう成長がしたい?」

「そうね……。アナタの思う通りにしてほしいわ……」

「そっか、なら……」




 感想投げてくれると喜びます。



◆エリーゼの情報◆

・魔力はほぼ無限。
・魔法は使えない。“魔法装填”は使用可能なので、戦闘ではこれを主に使う。
・スキルの恩恵で成長率は軒並み高いと予想される。
・他の竜族と違い、鎧も翼も起動できない。だが、“進化”の余地がある。




【挿絵表示】




 ぴょー様より、素敵な支援絵を頂きました。エリーゼです。 
 掲載許可を頂いたので、自慢させていただきます。

「この私を愛でる覚悟はあるのかしら……」のシーンです。

 最高ですね! ありがとうございます!
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