【一巻発売中】たのしい異世界ハクスラ生活、あるいは超紳士的英雄譚 作:いらえ丸
誤字報告もありがとうございます。助かってます。
キャラ・ボスのご応募もありがとうございます。
何度も書きますが、出て来る時はヌルッと別人化して出てきます。基本原型留めません。
出すかどうかも作者次第です。リンジュキャラはもう少し後ですね。
後書き読んでくれると嬉しいです。
エントランスを抜けた先、そこは開放的な野外エリアになっていた。
感覚的には野球場よりも広い。中心にはウエディングケーキのお化けみたいなクソデカ噴水があり、そこから流れる水が葉脈の様に水路を通って区画全体に広がっていた。
大きな水路の間には美しい曲線を描く橋があり、流れるプールの様な水路を横断する細い足場なんかもあった。
さっきのエントランスも賑やかだったが、こっちはそれに輪をかけて賑やかで華やかだ。当然、従業員以外はみんな水着姿である。
ニカノル大浴場は、上から見ると六角形の真ん中に穴が開いてるような構造になっている。
エントランスを出たここは、ニカノル大浴場の中央広場。スーパー銭湯というより、屋外のアミューズメントプールといった印象だ。
浴場内の野外広場、楽しみ方は人それぞれ。リクライニングチェアで日向ぼっこしてるお姉さんもいれば、噴水周辺のプールで泳いでる子供もいる。芝生エリアでは筋肉質な男たちが格闘技の練習をやっていた。
かと思えば、フードコートっぽい場所に並んでる屋台では淫魔氷菓が売られているし、ステージみたいなとこで芸人たちがパフォーマンスをやっていた。足湯カフェみたいな場所で議論してる知識層っぽいエルフたちもいる。
なんというか情報量が多い。捌ききれない。とにかくいっぱい人がいて、色々やっていた。
「ほわぁ……す、すごい人です……!」
「開いたばかりだし、まだ増えるのよね……」
「むむっ、みんな水着なのにエロい事考えてる人が少ないッスね……なんでッスかね?」
「気を付けてるんじゃないかな」
話しつつ、ひとまず近くにあった立て看板を見る。
看板にはニカノル大浴場の簡単な地図が描いてあり、どこに何かがあるか載っていた。
「おっ、露天風呂あんじゃん」
ちょうど野外広場の端っこの方に露天風呂があるとの事で、さっそく行ってみる。
ちょっと歩いて橋を渡って緩い階段上った先、広場を俯瞰できるポイントにそれはあった。
「えぇ? 何ですかこれ?」
困惑の声を上げるグーラ。俺も困惑した。
露天風呂と聞いてイメージするものとは大分違う。一つのデカい浴槽があるんじゃなく、そこには複数のバスタブが並んでいたのだ。
いや、それより気になるのが、そのバスタブがまんま巨大な貝だった事だ。そう、その貝だ。
貝の形は様々で、まんまアサリからホタテ等、一番デカいあの貝はカキか。質感といい何といい、今にも動き出しそうである。
ていうか、なにげに異世界で初めて貝見たな、人を食いそうな化け物貝だけど。
「これ本物だったりするのか……?」
「偽岩巨貝ね。鉱山の近くにいるそうよ」
「ほえ~、初めて見たッス」
「鉱山? えっ、魔物?」
「魔物じゃないわ、野生動物よ」
「マジか」
どうやら、異世界の野生動物は随分とパワフルな進化をしてるらしい。
確かに、前に森で倒した魔物は死体残らなかったもんな。どんだけ魔物じみていても、死体が残れば動物判定な訳だ。
件の化け物貝に触ってみる。外はザラッと、中はツルッとバスタブ触感。浴槽には流しそうめんの竹みたいな奴からお湯が流れてきており、いい感じの水量を保っている。
ええいままよと勇気を出して入ってみると、意外と座りの良い風呂だった。
湯量は胡坐をかいた半身浴ほどだが、いやはやどうにも不思議な気持ちである。
「意外と悪くないな」
「んじゃ、失礼するッスよ~」
「不思議な感じね……」
「じゃ、邪魔だったら言ってくださいね……?」
俺の後に三人も続く。化け物貝バスタブとはいえ、四人入るとちょっと狭い。
が、この狭さが良い。右にルクスリリア、左にグーラ、真ん中にエリーゼというロリハーレムバスである。小さい身体、柔らかい肉体、ツルツルスベスベの肌が当たって気持ちがいい。
実に、良い。湯舟は貝だが露天の風呂だ。実に気分がよろしいな。
「あぁ~、いいなぁ~」
もうこれだけで来てよかったと思える。宿屋の風呂も悪くはないが、こういう味変もたまには良いものだ。
ふと周囲を眺めてみると、この貝露天風呂の利用者には共通点があった。
彼らは家族連れだったり、カップルだったり、あるいは女の子同士で入ってたり。皆さん、複数人でこの狭さを堪能してキャッキャと楽しんでいた。どうやら、お一人様には好まれないらしい。
その点、俺は最高に勝ち組である。なんたってタイプの違うロリ美少女を侍らせて露天風呂に入ってるんだからな。
メスガキ淫魔のルクスリリア。ダウナーお嬢様のエリーゼ。褐色ケモミミ少女のグーラ。ロリ御三家勢ぞろいじゃないか。なんて豪華な旅パなんだ。
この世全てを手に入れた気分である。露天風呂、女、あえてそこに何かをプラスするなら……。
「酒飲みたくなってきた」
「へえ、いいわね」
「エリーゼは本当にお酒が好きですね」
「風呂でお酒? それも日本式ッスか?」
「身体には悪いけどな」
まあ、流石にやらないけどさ。
やるとしたら夜の露天温泉でおちょこを傾けたいところ。
そんな感じでハーレムバスを堪能中、ゆったりと広場を眺めていると、これまたファンタジーな光景が目に入った。
「え、なにあれ?」
屋台エリアの奥、壁沿いの水路に半透明のヤシの木が生えていたのだ。スライム的な半透明でなく、ツルッとカクッとしてる感じの、クリスタル半透明だ。
仮称クリスタルヤシの先端には、これまた単水晶形の半透明の実が成っていた。風に揺れる葉がキラキラと太陽光を反射していた。
「あれ、あの水晶の木なに?」
「清浄樹の一種よ。知らないの?」
「初めて聞いた……」
「魔道賢者ゼノンが残したという遺産の一つよ。不浄な水を綺麗にしてくれるの。アレのお陰で王都は綺麗な水が流れてるのよ。ちなみに、あの実の中身も飲めるらしいわ。飲んだ事はないけれど」
「へぇ……」
王都には複数の川が流れており、それは俺が見た事あるヨーロッパ川より遥かに綺麗だった。
しかし、なるほど一応理由はあったのか。流石のナーロッパ川である。ファンタジー舐めんな地球だ。
感心しながら見ていると、翼の生えた従業員がクリスタルヤシの実をもぎ取ると、屋台に置いてあったコップに実の中身を注ぎ、何かシロップ的なものを混ぜて客に手渡していた。受け取った客はその場で一気飲みしていた。
「わっ、ホントに飲んでいますね……」
「ッスね~」
なんか立て続けにファンタジーに遭遇したな……。
いやまあ、俺も異世界生活一年過ぎてないもんな。知らない事ばっかよ。
で、だ。
しばらく暖まったところで、巨大貝風呂を出る。
身も心もポカポカしている。スーパー銭湯の醍醐味は色んなお湯を楽しめるところだ。次のお風呂行ってみよう。
「おぉ、懐かしいなこういうの」
「よっと、こんくらい余裕ッスね~」
「翼出しながらじゃあ誇れないわよ」
「足場を壊さないよう跳ばないといけませんね……」
落ちたら着水という細い飛び石足場を小ジャンプを使って渡る。子供の頃に行った遠足でこういうアスレチックあったな。
それから芝生エリアを道沿いに進み、俺たちは屋内浴場スペースに入って行った。
「お風呂が沢山ありますね。何が違うんでしょう?」
屋内浴場の一角。そこには、今度は一転前世スーパー銭湯で見た事あるような光景が広がっていた。
寝そべって浸かる浅い風呂に、深く丸いお風呂。一番大きな浴槽には柱があって、柱の上からちょろちょろとお湯が流れ落ちていた。
「あら、蒸し風呂じゃない」
エリーゼの視線の先、開けっ放しの大きな扉。その上には異世界文字で「温浴室」と書いてあった。
すると、温浴室から一人のマッチョが出てきた。彼は汗に濡れた身体をタオルで拭っていた。その顔には疲労と満足感が浮かんでいた。屈強な異世界人でも、サウナ後は貧弱地球人おじさんと同じだった。
「蒸し風呂……エリーゼが前に言っていた竜族式のお風呂ですよね」
「ええ、そうよ。竜族式は一つの建物がそうなのだけれど」
「エリーゼは汗あんまりかかないもんな。何でなんだろう」
「知らないわ」
「アタシ等に効くんスかね? 基本、魔族汗かかないッスよ」
「ぼ、ボクも暑くて汗をかく事はできませんね……」
話しながら温浴室に入ると、モワッとした蒸気に包まれた。石床が夏の砂浜の様に熱く、さっきの場所よりも音が反響して聞こえる。
広さは更衣室すぐのエントランスほどで、まるで前世で見た礼拝堂の様にベンチが並んでいた。ベンチにはポツポツと人がいて、手うちわでパタパタやっていた。
「できれば人のいないとこがいいんだけど……」
何でもいいが、俺は銭湯は好きな癖にサウナは他者と離れたい人だった。
サウナ入って自分一人だと得した気分になる。やっぱ風呂は一人が……いや、ロリと一緒の方が素晴らしいな。
「あら、あそこ入っていいんじゃないかしら……?」
いい感じの場所はないかと歩いていくと、左右の壁沿いに木製の小屋の様なものがあるのに気づいた。
小屋の形はマイクラで作った様な豆腐ハウスで、それがみっちりと並んでいる。扉の上には「発汗室」と書いてあった。
まるでカラオケ店の様である。空いてる小屋はドア開けっ放しで、使用中の小屋は閉まっている。イメージとしてはこっちのがサウナっぽい。
「こっち入ろう」
空いてる個室に入り、ドアを閉めた。閉める時の圧力からして、マジサウナだ。
小屋の中は案の定狭く、L型の一段長椅子がある程度だった。入ってみて分かったが、屋根は一部ガラス製で温浴室の灯りを取り入れる仕様だった。
「おぉ、密室……! ご主人、ここなら吸精できるかもッスね♡」
「流石にしないよ」
「ふ、不思議な感じですね……湯気を浴びるのでしょうか?」
「いいえ、この熱を感じるのよ」
言うと、エリーゼは真っ先に座ると、リラックス姿勢に移行した。そうされると鼠径部が強調されて凄くエロい。
俺もいつものサウナスタイルで座ると、ルクスリリアとグーラは俺を挟むように座った。リリィの長い足と、グーラの蒸気に濡れた褐色の肌が艶めかしい。
おっと、血が下に行ってしまう。サウナでそれはシャレにならない。
「で、此処で何すんスか?」
「言ったでしょう? この熱を楽しむのよ。心を落ち着けて、徐々に上がっていく体温を感じるの」
「やっぱり、暑いと汗かくんですね。ご主人様の匂いがします」
「あぁ、うん……。グーラは平気そうだな」
「ええ、はい。熱と言っても、ダメージはありませんから」
「アタシも全然ッスねー。淫魔の汗はそういう目的のじゃないんスよ」
「確かに、ルクスリリアは夜伽の際は汗かきますよね」
「舐めたら欲情するッスよ。今舐めてみるッスか?」
「ホントに凄いな淫魔って……」
異世界ナイズドされた俺でも、暑いものは暑い。汗か蒸気か肌が濡れ濡れだ。
同じく、エリーゼも汗をかいている。首から玉の汗が滲み出て、それが一筋落ちていく。やがて鎖骨のポケットに辿りつくと、それは艶消しのスク水に滲んでいった。
我知らず喉がなる。ほうと満足そうなエリーゼの吐息が妙に煽情的に感じる。このドラゴン、スケベ過ぎる……!
「あらあら、どうしたのかしら? アナタ……」
「可愛いなって」
「素直なんだか、そうじゃないんだか……ふふっ」
魔力で感情が分かるのだ。エリーゼに嘘は通じない。
嘘ではないが全てではない俺の言葉に、エリーゼは薄く笑んでみせた。
「も~! ご主人もエリーゼも何かズルいッス~! ちょっとは魔族サイドを気遣え~!」
「ごめんごめん。暇だったらさっきの清浄樹ジュース飲んできてもいいよ。お金余ってるよね?」
「それは何か違うッス~!」
そんな感じでサウナを満喫していると、退屈したルクスリリアは狭いサウナ室を物色し始めた。
同じ暑さ無効でもグーラは大人しくしている。というか、俺の身体にぴったり張り付いてリラックスしていた。止めてくれグーラ、その身じろぎは俺に効く。
「見て見て! なんスかこの葉っぱ!」
「あら、熱波団扇じゃない。いいわ、それで私たちを仰ぎなさい」
「えぇ~、エリーゼの奴隷じゃないんスけどねアタシ~」
と言いつつ、ルクスリリアはコログの葉みたいなのでぱたぱた仰いでくれた。
もわっとした風が全身に当たる。湿った巨大ドライヤーの風でも受けている様だ。
「気分が良いわ……」
「ちょっと竜族の感覚が分かんなくなってきたッス」
エリーゼはご機嫌だ。対し、ルクスリリアはすぐに飽きちゃったらしく葉っぱ団扇を元の場所に戻した。
「ん? この葉っぱは……」
ルクスリリアが手に取ったのは、さっきの葉っぱとは形の違う葉っぱだった。
さっきのが団扇だとしたら、こっちのは葉っぱの長いネギだ。茎が太く、長い葉が沢山ついている。
「それはドワーフ式蒸し風呂で使われる道具ね。仰いで風を送るのではなく、身体を叩くのに使うの」
「た、叩く……?」
「ほう、ほうほうほうっ、叩くんスか!」
ちょっと怯えるグーラに対し、ルクスリリアはにんまりと満面のメスガキスマイルを浮かべた。
「つまり、お風呂でプレイする為のムチって事ッスか?」
「違うわ。この葉っぱで身体を打って、血の巡りを良くするとか聞いたけれど……」
「きひひ♡ じゃあ、アタシがやってあげるッスよ♡ エリーゼ様、さぁ何なりとご命令を♡」
「遠慮しておくわ……」
エリーゼの説明を聞いて、ピンと来た。
フィリピン式だか何だかで、身体を葉っぱでペシペシやるってのを聞いた事がある。あれ? どこ知識だこれ? まぁいいや。
とにかく、前世で体験できなかった事だ。ちょっと興味がある。
「じゃあ俺にやってもらおうかな」
「かしこま~ッス♡」
「ご主人様、大丈夫ですか……?」
「だいじょぶだいじょぶ」
心配するグーラに答えつつ、ちょっと退いてもらってL字段にうつ伏せに寝そべった。
いつでも来いの姿勢である。
「叩くといっても、どうするのでしょうか? まさか、迷宮で武器を振るうのと同じではないでしょうし……」
「さぁ? そこまでは知らないわ……」
「ふふ~ん、竜族式だかドワーフ式だか知らないッスけどね、淫魔にムチ使わせりゃ右に出るモンいねぇんスよ! ほぉら、行くッスよご主人♡」
言って、ルクスリリアはムチ葉っぱを大きく振りかぶった。
「このマゾ豚野郎!」
「ぬおっ!?」
バシィーッ! と、俺の背中に鋭い痛み。いや、痛みというほどのものでもないが、しかししっかり感じられるくらいにはピシッと来た。
「ご主人様、痛くないのですか……?」
「あ、あぁ……まぁ痛くはないけど」
「何か間違っている気がするわ……」
派手な音は鳴ったが、それほど痛くはない。俺はルクスリリアに続けるよう言った。
「どんどん行くッスよ♡ ほら、ご主人の大好きな鞭ッスよ! ありがたく頂戴しなッス!」
バシィーッ! バシィーッ! バシーッ! 一発一発、肩甲骨から足先まで丹念に叩かれる。
ムチめいた葉っぱで叩かれる度、俺の身体に甘い痺れの様なものが広がっていくのを感じた。痛いけど気持ちいいというか、痛気持ちいいのだ。
これってM的な快感なのかな……?
「そんなに気持ちいんスか! この変態め! これじゃどっちが奴隷か分かったもんじゃないッスね!」
「んぅ~っ!」
「あら、意外と楽しそうね」
「なら、ボクがエリーゼを叩きましょうか?」
「え、遠慮するわ……」
バシンバシンバシン! 淫魔お得意のムチ捌きで俺の身体は隅々まで叩かれていった。
「はぁ~♡ なんか快感♡ ほら、皆もやってみるッスよ♡」
「いいわね、貸して頂戴」
「そっちはやるんですね、エリーゼ……」
「お手柔らかに」
「思いっきりいくわよ。えーっと……この、変態!」
ぴしっと勢いの割に弱い一撃。やっぱテクニックが必要らしい。
ていうか、罵倒はセットじゃなくていいから……。
「上手くいかないわね……」
「そんなんじゃ足りねぇッス! もっと魂籠めるッスよ!」
「魂……そうだわ」
何か思いついたらしいエリーゼ。それから、今度は僅かに魔力を籠めて葉っぱを振りかぶった。
「この……
ピシッ、ピシッ、ピシッ……相変わらず音は控えめで、全く痛くない。
いや、痛みはないが癒やしがある。この感覚には覚えがあった。エリーゼは葉っぱに権能で祝福を付与したのだ。
精神異常回復を受けた時の、あの多幸感が広がっていく。叩かれる度、罵倒される度にふんわり幸せな気持ちになる。
「ふぅ……これくらいかしら」
「ほう……鞭テクの方はまだまだッスけど、それを種族特性でカバーするッスか……。エリーゼ、恐ろしい子……!」
「じゃ、じゃあ次はボクが……」
楽しそうに葉っぱを受け取ったグーラ。ロリに打たれて幸せになってる俺。
色々と気を付けていたが、何かもうどうでもよくなってきた。このまま隠れて愉しんじゃってもいいんじゃないか……。
それから、グーラはムチ葉っぱを両手で振りかぶった。
さあ、思い切り来い!
「この……」
瞬間、俺の危機察知チートが警鐘を鳴らした。
ガー不じゃない。受け流し可能。食らってもダメージは低い。けど、当たると痛い系の攻撃……回避は、間に合わない!
えっ、葉っぱって攻撃判定なんですか?
「万年発情期……!」
「いってぇッ!?」
バッシィーッ! と、それはもう盛大な打擲音が響き渡った。
僅かながら俺のHPが減少した。異世界ナイズドされた俺の肉体に葉っぱでダメージを与えるとは、やるなグーラ。
「あっ! すすす、すみませんご主人様!」
「あぁいや……大丈夫、今の良い気付けになったから……。うん、サウナは程々にしておこう……」
「いい音鳴ったわね……。回復は……あら、武器がないわ」
「グーラ、叩く時はもっと真心籠めるッスよ」
「真心? 叩く時に、ですか……?」
まあ、今ので分かった事がある。
幸か不幸か、俺はマゾではなかったようだ。
まぁけど、次来た時はもう一回やってもらおうと思った。
どうせなら、次は全員同時に来てほしい。
「う~ん、もっと手首の曲げ具合が……」
「今度アタシが教えてあげるッスよ」
「は、はい……!」
……手加減はしてほしいけど。
感想投げてくれると喜びます。
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