【一巻発売中】たのしい異世界ハクスラ生活、あるいは超紳士的英雄譚   作:いらえ丸

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 誤字報告も感謝です。ありがとうございます。

 キャラ・ボスのご応募もありがとうございます。

 ようやっと邂逅です。
 よろしくお願いします。


黒いロリコンは桜色の幼狐を見つける(後)

 翌朝、俺達は東区南部にある高級住宅街にやってきた。

 周辺には塀の高い武家屋敷風の家々が立ち並び、道行く人も良さげな服を着た富裕層とその奴隷が殆どだった。

 これは分かっていた事なので、俺はいつもの冒険者装備ではなく、ルクスリリアを購入する時に買った偉い人と会う時用の服を着ていた。

 ちなみに、いざという時の為に皆には迷宮用のガチ装備を着てもらっている。

 

「ここか……」

 

 少し歩いて、目的地に到着。手書きの地図と見比べて、場所を確認する。

 ここに、イリハの主人がいるというのだ。

 

 昨日、調査の過程で、とある遊女にイリハのいる場所とその地図を描いてもらったのである。

 曰く、前に腰を痛めた時に治してもらった恩があるとの事。ミアカさんの名前を出してみたら、俺を信用してくれたのだ。

 

「品の無い店ね……」

 

 目の前には、三階建ての無骨な店があった。ラリス風の大きな扉の上には、リンジュ風の書体で“豊狸屋”と書かれた看板が掛けてあった。

 造りはラリス王国でよく見る様式に近く、建材には頑丈そうな石材が使われていた。周りに木製のリンジュ式建築が多い中、石造りのラリス式は悪目立ちしていた。

 建物は立派だが、周辺の雰囲気とマッチしていない。そのくせ完璧なラリス式って風でもない。何というか、ストゥア商会の建物をガワだけ真似したみたいである。

 

「失礼します」

 

 やけに大きな扉を開けると、綺麗な鈴の音が鳴った。

 中は派手な絨毯が敷かれていて、「コ」の字型になっている階段の間に受付机が設置されていた。しかし、そこに人はいなかった。

 営業時間内のはずだがと思って待っていると、しばらく後に二階から一人の狸人の男性が現れた。彼は胡乱気な眼で俺達を見た後、俺の胸にある銀細工を認めるや否や相好を崩してドタドタと階段を降りてきた。

 

「これはこれはラリスの冒険者様! 本日はようこそ参られました! 私、店主のゴロキチと申します!」

「イシグロです。ラリス王国、王都アレクシストで冒険者を生業にしています」

「それはそれは! 二つ名など伺っても宜しいでしょうか?」

「えぇ、“黒剣”ですが……」

「おぉ! これまた勇ましい!」

 

 何というか、分かりやすい奴だなと思った。

 ゴロキチと名乗った店主は異世界人らしく大柄な男で、体格の割に器の小さそうな雰囲気があった。スリスリという揉み手が実に似合っている。

 

 まぁ、こいつとコミュをする価値は無いかな。

 

 挨拶の後、本日は何用でと訊いてきた店主に、俺は商品の取引がしたい旨を話した。すると、俺達は受付ではなく応接室的な部屋に案内された。

 応接室も偽ラリス風といった印象で、ソファやローテーブルはそれっぽいのを揃えているのだが、調度品や壁掛けがリンジュ風であった。

 二国の文化のハイブリッドと言えば聞こえはいいが、絶妙にダサい。センスに関しては俺も人の事を言えないが、クリシュトーさんの奴隷商館を知ってる身からすると存外そういうのは分かってしまうもので。

 

「さて、何を御所望でしょう? 当店ならどんなものでも揃えられますよ! リンジュの骨董品に、聖輪郷の剣。グウィネスの奴隷だって仕入れる事ができますとも!」

 

 ソファに座ると、ゴロキチはお茶等を用意する事なく早速商談を進めてきた。お茶を出してくれる従業員もいないのか、店には人気がない。

 まぁ、話が早いのはこちらとしても望むところだ。俺は意を決して本題に移った。

 

「この店に、イリハという借金奴隷がいると聞いて来ました」

「はあ、イリハですか。確かにイリハはうちの奴隷ですが」

 

 少しつまらなさそうな顔になる狸人。

 恐らく、遊郭や旅館でしていたように彼女を雇うとかの話だと思ったのだろう。

 

「はい、彼女を身請けしたく思っています」

「身請けですか? イシグロ様が……?」

 

 豊狸屋。

 調査によると、此処は金になりそうな事を手広く行う謎の店と聞いている。

 主に扱っているものはラリス王国からの輸入品なのだが、中には違法スレスレの品まで扱っているという噂だ。それ以外にも、深域武装の貸借から奴隷の販売まで。とにかく金になりそうな物なら何でもある店なのだという。

 

「狐人のイリハ……で、お間違いありませんか?」

「はい」

 

 借金奴隷とは、その名の通り借金を返済する為に労働をする奴隷の事だ。ルクスリリアのような犯罪奴隷とは違い、奴隷が借金を返済し終えると晴れて自由の身となる仕組みだ。

 ラリスでもリンジュでも、借金奴隷を身請けする事は可能で合法だ。取引には奴隷が負っている借金を肩代わりする必要があるので、通常の奴隷よりも割高になる。また、身請けには持ち主の了承が必要不可欠である。

 

「それはそれは……」

 

 言いつつ、ゴロキチは俺の背後で整列しているルクスリリア達を見た。

 仕立ての良い服を着ている奴隷を眺め、何か考えているような顔である。とはいえエッチな事を妄想してる雰囲気はない。

 

「失礼ですが、理由を伺っても?」

「自分が彼女を気に入ったからです」

「そうですか。なるほど、なるほど……」

 

 値踏みするような視線が飛んでくる。

 今俺が着ているこの服は一応高級品にあたるが、普段使いの防具と比べるとその価格は雲泥の差である。もしかしたら、アセンをミスったかもしれない。こいつの場合は素敵性能より近接武器適性を高めておいた方が良かったか。

 

「おや?」

 

 などと考えていると、突然店主の狸耳が震えた。

 次いで、彼はにっちゃりとした笑みを浮べてみせた。

 

「ちょうどイリハが戻ってきたところですね。一度話してみては如何でしょう」

「はい、よろしくお願いします」

 

 店主がローテーブルにあった鈴を鳴らす。

 それから数秒後、弱々しいノックの音が聞こえた。

 

「入れ」

「失礼します……」

 

 許しを得、扉を開けて現れたのは、俺の予想通り狐人のロリだった。

 身長は140ちょうどか。大きな狐の耳が彼女の種族を明確にしていた。これも予想通りだ。

 しかし、彼女の状態は俺の予想から少し外れていた。

 

 寂しがっているとか、疲れているとか、そういう段階ではない。彼女は身も心もボロボロだった。

 今は冬だというのに、布一枚のみすぼらしい着物を着ている。露出している肌には、種類の違う小さな傷跡が沢山ついていた。

 

「イリハ、こちらはラリスの王都を拠点とする冒険者様だ。挨拶しろ」

 

 高圧的な低声に反応し、イリハはその場で土下座の姿勢になった。

 彼女の桜色の髪はくすんでいて、尻尾の毛もボサボサしている。最低限の身だしなみは整えているようだったが、身体にこびり付いた疲労と薄幸さは隠せていなかった。

 

「イリハと申します……」

 

 頭を下げた後、顔を上げる。視線は合わない。彼女は俺を見ているようで、何も見ていなかった。

 何より、これだ。半開きになっている千歳緑の瞳は、ひどく濁って見えた。虚無がたゆたうその瞳は、目の前の何も映していなかった。

 

 俺は不意に、前世の踏切前で見た光景を思い出した。

 日曜の夕方、けたたましく鳴らされる警報。電車が迫ってきて、それで……。

 

「回復を……」

 

 これは拙い。彼女の自由意思とか決定権とか、最早そういう事を議論すべき状況じゃない気がする。

 俺はエゴを押し通す覚悟を決めた。心を閉ざしている人相手に、ある意味でとても残酷な事をするのだ。

 

「彼女に、回復魔法をかけさせて貰っても構いませんか?」

「よろしいので? 料金は支払いませんが」

「では……。エリーゼ」

「ええ。まずはこっちね(・・・・)

 

 エリーゼに王笏を渡し、回復をかけてもらう。

 緑色の粒子がイリハの身体に纏わりつくと、身体にある全ての傷を瞬時に回復させた。顔にあった火傷跡も、乾いて切れた唇も、水仕事で荒れた掌も、全て綺麗な状態へ戻っていった。

 イリハは呆然と魔法の光を眺めていた。やはり、傷ついてるのは身体の方ではないのだ。

 

「もう一つお願い」

「分かってるわ。ほら、立ち上がりなさい(・・・・・・・・)……」

 

 再度、別種の回復魔法がかけられる。聖光の極大快癒、あらゆる状態異常を回復させる魔法だ。

 これは精神系の状態異常――鬱や希死念慮さえも改善する効果があるのだ。あの時のグーラにも効果テキメンだった。

 

「あ……? えっ、えぇっ!? こ、これはなんじゃ!?」

 

 パッと、ついさっき目を覚ましたように、イリハは立ち上がって自身の状態に驚愕していた。

 ゴロキチも驚いているが、視線で釘を刺しておいた。今はこいつより、彼女を優先すべきだろう。

 

「はじめまして、俺はイシグロ・リキタカ。イシグロが苗字で、リキタカが名前。ラリス王国で冒険者をやっています」

「え、あっ冒険者様!? ぎ、銀色……?」

 

 ともかく、これでやっと俺を見てくれるようになった。

 俺は膝をついて目線を合わせると、できるだけ丁寧に自己紹介をした。まるで大人が子供にするみたいになってしまったが、まぁいいだろう。

 イリハは目を丸くしている。俺の身体のあちこちを見て、ポカンと口を開けて唖然となっていた。

 

「いきなりだけど、俺はイリハさんを身請けしたいと考えています。勿論、イリハさんが望むならの話ですが」

 

 輝きを取り戻した双眸が、じっと俺の顔を見返していた。

 その表情は驚愕半分困惑半分といった感じで、正確なところは分からないが彼女の心には色んな感情が渦巻いているだろう事が把握できた。

 

「身請け? わし……あっ、いえ! 私めを……で、ございましょうか……?」

「はい。イリハさんをです」

 

 俺の言葉を聞くと、今度はゴロキチの方を見た。彼はこちらを観察するような目をしていた。

 それから、揺れるイリハの視線は俺の背後にいるルクスリリア達に向かった。

 

「え……?」

 

 驚き半分だった顔が驚愕一色に変わり、暫し硬直した。

 彼女の立ち直りを待ってから、俺は言葉を継ぐ。

 

「身請けの後は、イリハさんの意思を尊重しようと思っています。自分は冒険者として生計を立てていますが、イリハさんを無理やり迷宮に連れて行くつもりはありません。自由の身になるのも良いですし、一党の身の回りの世話をするという選択肢もあります。イリハさんが望むなら、一人立ちできるよう鍛える事も可能です。後ろにいる彼女達は、本人の意思で共に迷宮探索をしています。いずれにせよ、身請けの後はイリハさんの人生をサポートさせて頂く予定です」

 

 身請けの後の事を話すと、イリハの表情はコロコロと変化した。

 驚愕、困惑、懐疑、憂慮、不安……。当たり前だが、いきなり登場していきなり身請けしたいと言う男を信用している訳はなかった。

 しかし、瞬きの度、彼女の中にごくごく小さな希望の火が灯っていくのが分かった。

 

「あ、う……」

 

 沈黙の時間が続く。声を上げようとしたゴロキチを手で制し、俺は黙ってイリハの返答を待った。

 彼女は俯いて思案した後、またもルクスリリア達の方を見た。一人一人、確かめるように眺めて、最後に俺と目を合わせた。

 

「お、お願いします……。私めを、貴方の下に置いてくださいませ……」

「わかった」

 

 優しく、力強く断言する。同意は取れた。あとは店主と交渉するのみだ。

 立ち上がってゴロキチを見ると、彼は顎を撫でながらニヤついていた。

 こういう時、こういう奴がやる対応というのはアレと相場が決まっている。俺はこの一件がどう収まるかを薄々読んでいた。

 

「どうでしょうか。自分としては、今日にでも身請けしたいと考えているのですが」

「左様にございますか。しかしですなぁ、実のところ、イリハには他の方からも身請けの話が来ていまして」

 

 ゴロキチの言葉に、イリハはまたも驚愕していた。

 だが、俺は驚かなかった。どうせ、アレコレと理由をつけてふっかけてくると思っていたのだ。まさか、そっちのパターンとは思ってなかったが。

 

「まだ正式に契約した訳ではありませんから、優先されるべきはイシグロ様です。ですが、此方としては先方に不義理を働きたくはないのですよ。商売は信用第一ですから……」

 

 そう言って笑う狸は、俺の態度を見て勝利を確信しているようだった。

 なるほど、俺相手ならイリハ自身が人質になると踏んだ訳か。最初からそのつもり(・・・・・)はなかったが、計算高い男である。

 

「どうでしょうか。イシグロ様が先方へのお詫び金をお支払い頂けるのでしたら、イリハの身請けを許しましょう」

 

 借金奴隷の身請けには、いくつか決まり事がある。

 第三者が借金奴隷を身請けする場合、元の主人に対し奴隷の抱えた謝金にプラスして奴隷の身代金を支払う必要がある。そして、身代金には国が定めた限度額が存在する。

 しかし、身代金とは違い、謝罪金に限度額はない。やろうと思えば、どれだけでもふっかける事ができるのだ。勿論、金の流れを明らかにする必要はあるが。

 

「確認させて貰っても構いませんか?」

「ええ、どうぞこちらに」

 

 どうせ対策してるんだろうなと思いつつ一応確認すると、店主は二枚の紙を手に取り、そのうちの一枚を差し出してきた。

 そこには確かに、イリハの身請けについての話が書かれていた。どうやら、マジでイリハを欲しがってる人がいるらしい。

 書類は昨日今日書かれたものではないっぽいし、魔法で作った偽物という感じもない。差出人は……別の紙か。

 

「先方の名を明かす事はできませんが、これは先月届いたものでございます。先ほども言った通り、まだ正式に契約した訳ではありませんが、相手様とは懇意にしておりまして……」

 

 少し、きな臭くなってきた。

 そもそも、件の先方など実在さえ怪しいものである。言っちゃアレだが、クリシュトーさんの話を聞くにこの世界におけるロリ奴隷の価値は低い。需要が無いのだ。

 にも関わらず、イリハの身柄を欲しがる人が現れたという。仮に実在したとして、そいつがゴロキチと組んでいる可能性だってあり得る話だ。残念ながら、俺に真実を暴く力はないし、イリハの状態を見るに時間の余裕もなさそうだ。

 これまた白だったとして、相手がまともなところならば俺も考えただろう。だが、この狸野郎と懇意にしてるってだけで俺はこの先方さんを信用できない。印象、思い込みによる決めつけが良くないのは分かっちゃいるが、そんな奴にイリハの身を預ける気にはなれなかった。

 

「いくらになりますか」

 

 まあ、白でも黒でもどうでもいい話だ。

 イリハはうちで預かる。これは決定事項だ。金に糸目はつけない、今はとにかく彼女の身柄が最優先である。

 彼女の心身はボロボロである。うちには精神異常を回復させられる魔法があるのだ。ケアにしても何にしても、彼女の社会復帰にエリーゼの支援は必要なはずだ。

 それに、イリハの意思は聞いた。なら俺は彼女の手を離さない。

 俺の問いに、狸人はにやりと笑んで答えた。

 

「えー、イリハの借金残高が1億ルァレ。身代金が2000万ルァレ。そこに先方への謝罪金を加えまして……締めて3億ルァレになります」

 

 最近、金銭感覚が狂っている自覚はあるが、それでもロリ奴隷の値段でこれはかなり高い。

 ルクスリリア何人分だろうか。1リリィでも高級奴隷扱いだというのに、この値段は普通に法外である。

 

「わかりました。今すぐお支払いする事はできませんが、それでお願いします」

 

 とはいえ、怖気るような価格でもない。

 残念ながら、リンジュで今すぐ用意できる額ではないが、金策の手段ならあるのだ。

 

「左様にございますか。では、初春までにはご用意してくださいな。こちらにあるように、先方は春に身請けする事を考えておいでですので」

「では、こちらからもよろしいですか?」

 

 笑みを深くする狸人を制するように、俺は毅然とした態度で口を開いた。

 

「自分が身請けをするまで、イリハさんの休暇と身の安全を要求します」

 

 当然の要求である。

 イリハの服は見るからに冬用ではない上、与えられている食事も十分とは思えない。

 回復こそ使用したが、これは急場しのぎである。心の傷はそう簡単に癒えないものだ。

 

「ふむ……しかし、うちは奴隷相手にしては上等な寝床を用意しているのですがね」

「別途、前金を払いましょう」

 

 これ以上の問答は結構である。俺はアイテムボックスから王国金貨の詰まった袋を取り出し、ドンと机に置いた。

 確認するよう促すと、ゴロキチは中身を見て目を見開いた。袋には1000万ルァレが入っているのだ。

 

「これでいいですか?」

「は、はい。承りました。イリハには暇を与えましょう……!」

 

 かなり乱暴なやり方だが、金で解決できるならそうすべきだろう。

 異世界は血生臭いトコがある。同じように暴力で解決すべき問題もあるとは思うが、そうではない事を願うばかりである。

 

「少しの間、待っていてください。必ず迎えに来ます」

「えっ、あ、はい……」

 

 呆然としているイリハに近づき、再度目線を合わせて話す。

 祝福付き回復魔法のお陰で髪も肌もツヤツヤしている。輝きを取り戻した瞳は、それでも不安に揺れていた。

 

「どうか、自分に貴女を自由にする手助けをさせて下さい」

「は……はい、待っておるの……おりますっ」

 

 契約後、店を出た俺は、背中に視線を感じて振り返った。

 フロントでは、イリハとゴロキチが俺を見送っていた。

 俺はイリハに対し、小さく手を振ってさよならをした。イリハは深々と頭を下げていた。

 

「ごめん、旅行どころじゃなくなっちゃった」

「結局こうなるんスね~」

「いいじゃない。戦いのない生活なんてつまらないわ」

「頑張りましょう。ボクもイリハさんを助けたいです」

 

 一応、俺の残高に余裕はあるが、リンジュの銀行で下ろせる額には限界がある。すぐ使える手持ちがないのだ。

 ならば、行き先は決まっている。

 

 向かうは、カムイバラ第三転移神殿。

 ハック&スラッシュの時間である。




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