ロリコンと奴隷少女の楽しい異世界ハクスラ生活   作:いらえ丸

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 感想・評価、ありがとうございます。やる気がモリモリ湧いてきます。

 こういう話を書くのは楽しいですね。楽しいと速く書けます。
 あと、第2話で説明もなくいきなり出てきた「深域武装」というものが出てきます。皆さん覚えておいででしょうか。

 今回、最後にアンケートがあります。
 しょうもない分岐ですが、よければ投票してやってください。


偽りの街角にロリの微笑みを…

 異世界の飯って美味いのか? という疑問は、割と多くのオタクが感じるものだと思う。

 その点、俺が転移したこの世界は存外悪くなかった。

 

 この世界の食事事情は、当初俺が想定していたよりは洗練されていた。

 俺の基準……というか、現代日本の基準的に、如何にもファンタジー世界の食事なんて食えたもんじゃねぇとばかり思っていたのである。

 

 農林出身の友達が言うには、現代で流通されてるような野菜やフルーツというのは、先人たちの努力の結果ああいう形と味になったのだという。想像しかできないが、きっと長い時間と労力をかけて品種改良を続けてきたのだろう。ありがたいですね。

 対し、一般オタクくんが異世界といって想像されるようなところで、そんな品種改良されたお野菜が食べられるかというと、ちと考え難い。保存技術や加工技術も未成熟だろうし、そうそう美味い飯にはありつけないと思っていたのだ。

 

 そも、転移者が食って腹壊さないの? とかも思ったものだが……。

 

「はあ、異世界ッスか」

「うん、多分ね」

 

 宿屋さんに怒られた後、俺たちは部屋で朝ご飯を食べていた。

 献立は平たいパンもどきとスープ。あと小っちゃいチーズ。 これはこの食堂で最もリーズナブルなメニューである。転移後から現在まで、俺はずっとこんな感じのご飯を食べていた。

 つい先日まで泊まっていた宿屋よりも、こっちの宿屋のご飯のが美味かった。値段は青銅貨3枚ほど。

 

「“日本”って国なんだけど知らない? なんか、そっから来た人がいたとか、そういう伝説」

「う~ん、知らないッスね~。女王陛下なら知ってるかもッスけど、あの人の武勇伝に異世界人の話はなかったと思うッス」

 

 で、その間俺は俺の奴隷に俺の出自の事とかを話していた。

 別に隠すものでもないし、言っちゃおうと思ったのだ。

 もうチートとかの事も言っちゃったのである。これまた隠す理由もない。無暗に情報を晒すなど愚か者のやる事だ、とかどこかの誰かに言われそうだが、誰も信用しない人こそ心が貧しいと思うのだ。愚かで何故悪い。

 

「もしかして、日本ってご主人みたいな人ばっかだったりするんスか?」

「どうだろ。まぁ俺は普通だったよ」

「ひょえー、怖いトコなんスね~」

「治安はこっちより良いけどね」

 

 などと話しながら食べていると、ルクスリリアは残ったチーズをぺろりと食べた。その表情は満足そうである。

 

「チーズ好きなの?」

「え? あ、そうッスね。というか、精以外の栄養補給としては、乳製品が一番効率いいんス。本能的? に美味しく感じるらしいッス。実際、故郷では牧場が一番デカいシノギだったと思うッス」

「へぇ、どんな感じ?」

「おう? えっと、そうっすねぇ……」

 

 ちょっと食い気味に訊いてしまったが、しゃあない。

 俺はこういう話を聞くのが好きなのだ。

 

 前世、俺は「異国迷路のクロワーゼ」という作品が好きだった。

 主人公? ヒロイン? の子がバチクソ可愛かったというのもあるが、その作品で描写されるフランスの情景や風土、文化が好きだった。日本とは全然違う街や人や思想。そういう、異国情緒が好きだったのだ。

 そういうのもあり、現地人から異世界の話を聞くと「あぁ~異世界来たんだな~」という気持ちになって、ほんのり楽しくなるのだ。

 分かる人多いんじゃないかな。

 

「えーっと? 畜産は割と国全体が大々的にやってて、淫魔王国にはおっきいの小っちゃいの色んな牧場があったッス。で、それで一番多かったのが乳牛牧場ッスね。絞ったミルクでチーズ作ったりバター作ったり、ミルクに保存魔法かけてそのまま出荷したり……」

「ふんふん」

「淫魔と畜産って割と相性良かったっぽくて、アタシが物心つく前から国のメインのシノギになってたッス。そう、交配関係がとにかく強くて。一応普通の畑とかもあったッスけど、そういうのだとダークエルフにゃ敵わないッスから。淫魔といえば畜産! みたいな」

「へぇ。育ててたのは家畜だけなの?」

「ほとんど家畜だったッス。あっ、いや女王様直轄の組織で輸出用の馬とか育ててたッスね。なんか、上手に交配させて強い馬作って売る~、みたいな。確か、この国の騎士団とかが乗ってるのも淫魔王国産ッスよ」

「はぁ~、サキュバスってスゴイんだな~」

「まぁ、サキュバスに育てられた馬は結構な頻度で発情するようになるらしいんで、取り扱い注意らしいッスけどね」

 

 などと話していると、楽しい朝食タイムは終わってしまった。

 俺が匙を置くと同時、ルクスリリアは元気に立ち上がった。

 

「食器返してくるッス~」

 

 言って、愛しの淫魔は二人分のお皿を食堂に返しに行った。

 購入直後では多分しなかった行為な気がする。

 

 その間、俺はコンソールを弄る事にした。ちょうど気になる事があるのだ。

 昨日見て気づいた、俺以外のステータス。パーティメンバーについてだ。

 

 空中をタップしてコンソールを開き、「ステータス→仲間→ルクスリリア」と開いていく。前までは仲間という項目はなかったが、リリィ購入後に気づけば生えていたのだ。

 すると、コンソールにルクスリリアのステータスが表示された。

 

 

 

◆ルクスリリア◆

 

 

 

 中淫魔:レベル1

 淫魔兵:レベル4

 新規習得スキル:魔力飛行

 

 

 

 能動スキル1:魔力飛行

 

 

 

 生命:16

 魔力:29

 膂力:22

 技量:17

 敏捷:25

 頑強:13

 知力:21

 魔攻:20

 魔防:27

 

 

 

 

 

 

「ふぅむ」

 

 当然ながら、三ヵ月迷宮に籠ってた俺よりは全然弱い。

 が、転移直後の俺と比べると全能力上である。これだけステあるなら最初からそれなりのダンジョン潜れそうである。

 

 種族柄だろうか、パッと見では魔法型に見える。

 魔力とはそのままMP関連の数値であり、MPの総量だけでなく回復力や放出力も変わってくる。あと、魔族にとってのHP的なものでもあるのかな。いや、どっちかというと残機か?

 知力は魔力を使う能力の事で、魔法の発動速度や連射性能が関わってくる。

 魔攻・魔防はそのまま魔法を用いた攻撃力と防御力だな。ポケモンでいうとくこうととくぼうである。

 

 ルクスリリアは、というかサキュバスは魔法職に適性のある種族なんだとは思う。けど、話を聞くに割と淫魔王国の軍隊はバリバリ肉体派って印象だ。どうなんだろうね。

 一応、ついてるジョブは万能職っぽい。“淫魔兵”とは読んで字の如く淫魔軍の兵士の事だろう。淫魔兵がそんなジョブなのかは知らないが、俺の初期ジョブの“戦士”や“魔術師”に相当するジョブなんじゃなかろうか。

 

 ところで、この世界のジョブ関連には一個たまげた事があった。

 それはジョブごとに武器の制限があるという事だ。

 ドラクエやFEの様に。

 

 戦士は杖を持っても魔法を使えないし、魔術師が弓を持ってもひょろひょろ矢しか撃てない。それはステータスが足りないからそうなるのでなく、そもそもシステムとしてそうなっているっぽい。この世界の古事記にも書かれていた。

 で、俺はそれをモロに体感できる。何故か? モーションアシストの有無だ。戦士でチェストする剣と、魔術師でチェストする剣では力も技も速さも比べ物にならない。ついでに動きもへっぴり腰のへなちょこと化すのだ。

 

 あと、この世界のジョブは位階が上がって行くにつれ使用できる武器の制限が強くなる傾向にある。

 例えば、基本職の戦士は盾含む近接武器全般を使えるが、下位職剣士になると短剣・直剣・大剣等の剣カテゴリーのみとなり、中位職の“ソードダンサー”は短剣・直剣などの片手剣のみというようになるのだ。

 強くなると、特化していく印象である。

 

「ただいまーッス。何やってるッスかご主人?」

「リリィのステ見てた」

「あぁ~、なんか見えるらしいッスね。アタシにはさっぱりッス」

 

 と、戻ったルクスリリアに返すと、何気なく見たステータスに引っかかる部分があった。

 

「リリィって小淫魔なんだよね?」

「え? まぁそうッスね」

「なんか、中淫魔ってなってるけど」

「ん~?」

 

 もう一度見る。ジョブのレベルとは別に、ルクスリリアにはもう一つレベルがあったのだ。

 中淫魔レベル1。これは何だろうか。人間にはない、魔族固有のレベルという奴だろうか。ジョブとは独立してるっぽいが。

 

「いや、アタシは小淫魔ッスよ。母も小淫魔だったんで」

「進化したんじゃないの? なんか“魔力飛行”ってスキル新しく生えてるっぽいし」

「進化ッスか? いやいやご主人、あり得ないッスよ。いいッスか? 確かにアタシら魔族は力を蓄えると種族としての位階を上げられるッス。けど、小淫魔が中淫魔になるには、それはもう過酷な実戦経験が必要なんス」

「それってどういう?」

「そりゃあ、栄養たっぷりの精を食べたり、強いオスと交尾したり、何百人という男を絞ったりッスよ。あと、単純にモンスター狩りまくって進化っていうパターンもあるッスね。まぁいくらなんでも、20そこらで進化できるなんざあり得ねぇッスよ」

「そうなんだ」

 

 ともかく、中淫魔になるには時間と労力がかかるらしい。

 再度、見る。やっぱり中淫魔だ。ルクスリリアを見る。確かに見てくれは変わっていない。ロリのままだ。

 けど、なんだろう。以前よりも感じる魔力がほんのり多い気がするのだ。これは数値にできない感覚的なものなんだが。

 

「試しに飛んでみてよ。魔力飛行使えるらしいよ?」

「はあ、飛ぶったって、どうやればいい……か?」

 

 瞬間、ルクスリリアはぽかん顔になった。

 口を半開きにして、虚空を眺めている。

 

「おぉ!?」

 

 かと思えば、急にふわりと浮かび上がったではないか。

 何事かと思って注視すると、ルクスリリアの背中から蝙蝠みたいな翼が生えていた。

 翼はなんかそういうコスプレのアクセサリーくらいの大きさで、どう見てもルクスリリアの身体を浮かせられる程のパワーがあるとは思えない。

 というか、その翼はたまにパサッと羽ばたくだけで、基本的には動かさずただ浮いてるだけだ。某飛行機兄弟が見たら卒倒しそうな光景である。

 

「できたッス……」

 

 宙に浮いたルクスリリアは、呆然とした面持ちで呟いた。

 そのまま、空飛ぶリリィは部屋をふよふよと移動し始めた。

 右へ、左へ、一回転して天地逆転。スピード上げてクルッとターン。なんというか、飛行というより浮遊……ラムちゃんみたいな空の飛び方だ。

 

「と、飛べたッス! 飛べたッス! いつの間にかアタシの背に翼が! アタシ、もう小淫魔じゃない!? このアタシが!? いぃやっほぉぉぉぉう!」

 

 そして、ルクスリリアは宿部屋狭しと爆走しはじめた。

 その速さはなかなかのもので、少なくとも後ろからの奇襲であれば前世人間程度なら一方的に狩猟できそうであった。

 実際、ダンジョンで出くわす飛行エネミーはクソウザい。上を取るのはそれだけでかなりのアドなのだ。

 

「はぐぇ!?」

 

 やがて、アイアンマンスーツではしゃいでいたトニー・スタークみたいだったルクスリリアは見事天井へと頭をぶつけた。めちゃ痛そうである。

 落下してきた女の子を、俺はパズーの様にキャッチした。

 

「魔力過剰充填、“小治癒”」

「あ、ありがとうッスご主人……」

 

 回復魔法を使い、頭にできたたんこぶを治す。とはいえ痛いのは飛んでかない仕様なので、キャッチした淫魔は元の椅子にリリースした。

 

「飛べたみたいだけど、これは中淫魔になったっていう事じゃあないの?」

「うぅ……まあ、そうッスね。飛べる魔族なんて珍しくないッスけど、淫魔は中位じゃないと無理なんス。生まれつきの中淫魔は最初から飛べるんスけど、小淫魔は進化しねぇと飛べねぇんス」

 

 見ると、たんこぶ跡をさすっているルクスリリアの背中から例の蝙蝠翼が消失していた。

 どうやら、飛ぶ時だけ出てくる仕様らしい。

 

「おめでとう。ルクスリリアは中淫魔に進化した」

「は、はあ……ありがとうッス……」

 

 とはいえ、めでたい事なのだと思う。俺はパチパチ拍手して新たな中淫魔の誕生を祝った。

 

「多分ッスけど、昨日一昨日と吸精しまくった後、寝てる間に進化したっぽいッスね」

「嬉しくない?」

「そりゃ嬉しいッスよ。強くなれた訳ッスし、寿命も延びたんス。いやでも……なんなんッスかねこの気持ち」

 

 と、ここにきてぺちんと一発。ルクスリリアはおもむろに自身の角を叩いた。

 

「まっ! ご主人の言う通りめでてぇモンはめでてぇッス! これでアタシも一端の淫魔戦士ッスね! 一般兵から昇格ッス!」

「あ、その事なんだけど……」

 

 いいタイミングだったので、かくかくしかじか。

 俺はコンソールで見た彼女のステの内容と、その他諸々についてを話した。

 あと、ダンジョンの同行についても話した。せっかくだし、一緒に強くなりたいものである。

 

「はい、アタシは最初からそのつもりッス! おあつらえ向きに、女王陛下の呪いで死に難い身体にされちゃったんで、迷宮探索には喜んで同行するッスよ!」

 

 すると、ルクスリリアはダンジョンへの同行を承諾してくれた。まぁこれは契約前に聞いた内容ではあるが、今一度確認したかったのだ。

 

「ありがとう。ところで、その呪いっていうのは?」

「あぁ……あれッス。寿命削って魔力沸かすみたいな? 魔力枯渇した時に未来の魔力を前借りするんス。まあ、飢餓状態でも労働する為の処置ッスね、ははは……」

 

 急に世知辛い話になった。

 やな話である。

 

「ま、でもそれはご主人のお陰で心配なくなったッスけどね!」

「そうなの?」

「きひひっ、そりゃあ……あんだけ注いでくれたんスから、アタシの魔力は常時満タンのフル勃起状態ッスよ!」

 

 ふんす、と両手を上げてマッスルポーズをするルクスリリア。コロンビアを思い出すドヤ顔だ。

 

「リリィはかわいいなぁ」

「きひひっ、素直に受け取るッス。あ、でも昨夜みたいなのはNGッスよ。いくら淫魔でも食べ過ぎは身体に毒なんス」

「はいッス」

「そうッス」

 

 さて、ダンジョンアタックへの許可が下りたところで、本格的に準備に入ろう。

 ルクスリリア用の武器や防具も買わないといけないし、何ができて何ができないのかも把握しておきたい。俺もパーティ行動は初めてなので、ちゃんと練習しておきたいものである。

 

「とりあえず、実際ダンジョンに行くのは後日って事にして、今日は買い物に行こうと思う。リリィの装備整えないとね」

「はいッス! できれば一番いい装備がいいッス!」

 

 それに関しては大丈夫だ問題ないと返せる自信がある。

 なんたって俺は銀細工持ち。銀行には何百枚という王国金貨が預けられているのである。武器の一個や二個余裕だ。多分。

 

「ところで、淫魔はどうやって戦うの? 武器とかは?」

「ん~、割とその人次第ッスね。素直に魔法やる淫魔もいれば、鞭使う淫魔もいるッス。アタシが兵士やってた頃の教官は大鎌使ってたッス。あ、女王はなんか変な楽器で戦うって聞いたッスね」

「へえ。リリィは何使うの?」

 

 聞いてみると、ルクスリリアはこれまた自身の角を撫でた。

 

「いや~、アタシってば軍すぐ辞めちゃったんで、まともな武器の扱いなんて習ってねぇんスよね~。やったのはせいぜい初歩的な格闘術とか、基本の魔法訓練くらいッスかね」

「なるほど」

 

 もう一度コンソールを見て、ルクスリリアのジョブの淫魔兵をタップしてみる。

 すると、淫魔兵のジョブの簡単な説明が出てきた。

 

 ふむ、どうやら俺の読み通り淫魔兵=戦士みたいな感じらしい。とはいえ、そこは淫魔に適合して魔法も使えるようだ。魔法戦士とでも言おうか。強そうというより、器用貧乏な印象だ。

 で、使用可能武器を見てみると、さっきルクスリリアが言った通り鎌とか鞭とかが出てきた。戦士より使える武器多いぞ。

 

「ふむ……?」

 

 なんか、引っかかる記憶があった。

 俺は使わないが、確かアイテムボックスの奥底にちょうどリリィに合う武器をしまっていたような気がするのだ。

 

 えっと、アレはいつだったか。普通にダンジョンボス倒して、出てきたドロップアイテムの中に異様な武器があったのだ。

 で、それを受付おじさんに見せたら「レアだから持っとけ」って言われたんだよな。

 

 確か、その名前は……。

 

「深域武装……?」

「ん? どしたッスか?」

 

 曰く、ダンジョンボスが時たま落とすレアな武装の事……だったと思う。

 その武装はこの世界の住人では再現のできない不可思議なパワーが宿ってるとか何とかで……。

 とかく凄い武器らしいのだ。これまた曰く、この国の初代王様も深域武装を使ってたとか。

 

「深域武装って知ってる?」

「ええ、まぁ知ってるッスよ。あれッスよね、迷宮が吐き出す特別強い武器。うちの女王が使ってる楽器も深域武装ッスよ」

「へえ」

 

 話しつつ、虚空に手を突っ込んでお目当ての深域武装を探す。

 如何せんいつ入手したかも覚えてないので、どこにしまったのか分からないんだよな。

 まさかドラえもんみたいにぽこじゃかアイテム放り出す訳にもいかないし……。

 

「……っと、あった」

 

 俺は探していたアイテムを取り出し、そのままルクスリリアへと手渡した。

 

「ほえ、なんスかコレ?」

「深域武装、あげる。これ使って」

「はあ……はぁあああッ!?」

 

 という訳で、俺はルクスリリアに深域武装を装備させる事にした。

 武器は装備しないと意味がないぞ。




 感想投げてくれると喜びます。



・深域武装(しんいきぶそう)
 ダンジョンボスがドロップするレア武器。
 街で買える武器とはけた違いの性能で、武器ごとに固有の能力・効果を宿している。
 ソウルシリーズのデーモン武器とかソウル錬成武器みたいなもん。銀細工以上の冒険者は一つは持ってる。



◆ルクスリリアの情報まとめ◆

・初期の力は弱いが、種族レベルの上昇により克服可能。
・種族柄、魔力に優れるが、お察しの通り知力は微妙なので沢山の魔法は覚えられない可能性がある。
 戦場童貞の為、本人の適性は現状不明。前衛向きかもしれないし、後衛向きかもしれない。
・魔力による浮遊行動が可能。これに関してはかなり才能があり、飛ぼうと思ってすぐ飛べたのは何気に凄い事である。
・女王の呪いの影響で、脆いが死に難い。減った寿命は吸精により回復可能。

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