とあるモブウマ娘が、ループするお話。こめでぃ! 作:ライドウ
今回は、トレーナー二人に焦点を当てたお話となります。
と言ってもギャグ100%なので酉川さんと小鳥遊さんが何を言っているのか分からないと思います。
頭を空っぽにして読みましょー!
「小鳥遊、デジタルのどこに惚れたんだ?」
と、自分のデスクに座って書類に文字を書く酉川は、コーヒーを飲みながら書類を確認している小鳥遊にそう声をかける。小鳥遊は、その声を聞き・・・コーヒーを飲みこんでから、口を開いた。
「そうですねまず念頭に置くことは、デジタルちゃんが美少女と言う点でしょう。顔立ち、きめ細やかな肌、彩度が低いながら透き通るような青い瞳、ストロベリーブロンドに近い濃い目のピンク色の頭髪をツーサイドアップにまとめている点が実にグット、何より目立つ赤いリボンはそれらを引き立てつつ自分も主張するのがとてもいい。
さらに言えば、彼女は小柄でスレンダーでありながら、どんな服装を着せても主役はデジタルちゃんと、自信を持って言えるほどの雰囲気もあります。
制服はきっちりと着こなすデジタルちゃんは年相応ながらもどこか幼さを感じられる女子中学生らしさがありますし、私服だと自分のかわいさを理解しているのか、幼さを武器にする子供っぽい服装をしていますが、それがまた乙なもので一緒にお出かけしたときは何度か三途の川が見えてしまいましたよ。ですが、服装で欠かせないのは何といってもデジタルちゃんの勝負服でしょう、普段は赤く輝いているリボンを黄色くまぶしいリボンに変え、白のチューブトップに黄色いフリルを肩袖につけ、赤いフードのノースリーブパーカーで上半身の露出を腕とお腹以外は抑えつつも、自信ありげに肌を見せるその姿はたまりません!あ、右手のフリルリストバンドも忘れちゃいけませんよ!なによりもちろん、彼女の勝負服は上半身だけがいいわけじゃありませんよ?袖と同じように黄色いフリルのついたスカートに赤のベルトとリボン、トップスと同じ柄で赤く縁取りされた白いショートパンツなんてもうこれしか勝たん!!しかも脚元なんて右脚がレッグウォーマーで、左足が白ニーハイというアシンメトリー!しかも可愛らしいおみ足を頑丈なスニーカーで覆ってるんですよ!?しかもデザイン何てニーハイと同じドット絵のハート柄!!あーデジタン!最高!!デジタン!最高!!お前が推しなんだよ!!
おぉっと、これで終わったと思わないでくださいね?私はまだデジタンの容姿と体系と服装しか語っていませんから、まだまだ続けますからね!?
さて、外見の話は以上にして次は彼女の内面の話と行きましょうか、まず彼女の性格はどちらかと言うと控えめなものです。えっ、なんでそんな目を向けてるんですか?デジタルちゃんはどちらかと言うと控えめできれい好きな性格ですよ?ちょっと彼女にとっての尊いものが多すぎでめちゃくちゃ元気なだけです。そしてまた、そこが健気でかわいいんですよ!さらに言えば、どんなウマ娘ちゃんであろうと全力で推すことですね。デビューしたての子も引退してしまったウマ娘であろうと、アマチュアだろうがプロだろうが推すその姿はまさに鑑!自身が出走するレースでも構わずライブ用のグッズを持ち込みどんな楽曲でも歌って踊れるようにもマスターし、各種グッズもコンプリートするまで買い集める!もちろん、推しに恥がないように徳を積むことを忘れないその心掛けが、彼女の魅力を引き立てる!例に挙げれば図書委員や清掃委員のお手伝い!先生方に対する気配りや、用務員の方々に対する思いやり、しかもあの時の感謝祭で見せたファンサービスは生徒会のグルーヴさんとルドルフさんにも認めれるほどのもの!ここまで上げて推さない理由なんてあるかぁッ!!
そして彼女の趣味です、趣味!デジタルちゃんは同人誌を書くことがあるんですが、あのイベントの熟練参加者とのことで、絵のタッチやシナリオの出来、何なら販売の手際まで何もかもがパーフェクト!あのキングヘイローさんにでさえ認めれたあの本は現在6巻まで存在していて、すべてがプレミアがつくほどの高いクオリティーを誇る同人誌!いつ世界に羽ばたいても恥ずかしくないほどの出来ですよ!!そして何より彼女の学力、しばしば哲学や古典の一節を引用し、オペラに関する造形も深い・・・ちなみに彼女、担任の先生に聞いたところ同学年の中でも成績上位に入るほどの学力だそうです。
ご理解していただきましたか?」
「おう。とりあえずお前が久々に気持ち悪いってことを思い出したわ。」
「酉川先輩から聞いたのにひどくないですか?」
酉川は吐き捨てるように小鳥遊に罵倒を浴びせつつ、書類を事細かに目を通して、書類に自身の名前を記載する。小鳥遊も先ほどの高速詠唱をしながらも自らの仕事を片付けているあたり、一般トレーナーはこれぐらいできなくては話にならないのだろう(混乱)
「そういえば、レースやトレーニングに関しては一言も言ってなかったが、どうしてだ?」
「”そこ”は私が語るべき部分ではない、と言うだけですよ。彼女は誰よりも何よりも努力家、推しが輝く姿を間近で見たいという欲望こそありますが、勝利にも貪欲で誰より何倍もの努力をする。私は彼女を導き、また導かれる”同士”なわけですから。」
「・・・魅力的でも卒業するまで手は出すなよ?理事長の扇子の文字が『粛清ッ!』になるからな。」
「出すわけないでしょ、何言ってんだむっつりスケベ。」
「悪いが俺は彼女持ちだ。猿山の野郎と一緒にするな。」
「くっそ、このダメ女製造機!女性たらし!加湿器製造機!」
「お前は何を言ってるんだ・・・?」
「無自覚だよコイツ・・・」
もはや先輩後輩の理念はどこへやら、小鳥遊が酉川へため口で暴言を吐き、酉川は涼しい顔で受け流す。なお、相変わらず書類作業は丁寧に行われている。
「そういう先輩は、初スカウトのマックイーンさんのどこに惚れたんですかー?」
「惚れたも何も、俺は真崎先生からの紹介だよ・・・事の成り行きだ。」
「・・・『一心同体の覚悟』、このトレーナー室で。」
「んー?この文字が読みずらいな・・・小鳥遊、虫眼鏡取ってくれ。」
「アンタの机の上にあるだろうが。話し逸らそうとすんじゃねぇよ。しかもあんた、ライスさん、チケットさん、ブライアンさんに、スズカさん、スペシャルさん、それに・・・」
「わかったわかった、降参する。白状するからやめてくれ、顔から火が出そうだ。・・・だが、惚れた訳じゃない。俺が彼女たちをスカウトしたのはたった一言で片づけられるぞ?」
「・・・それで?」
「俺は彼女たちに”脳を焼かれた”んだ。初めて会って、彼女たちが栄光をつかみ取るのを幻視して・・・それに脳を焼かれちまった。言い換えれば、”存在しない記憶があふれた”ってやつだよ。」
「・・・いい精神病院紹介しましょうか?知り合いが経営してるんで。」
「ブーメラン刺さってんぞ。」
・・・実際、酉川はループ経験があるからどっちとも言えないな!(混乱)
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その後、酉川と小鳥遊は昼食を近場の食堂で取ったのち、書類作業を終わらせ、自分たちの担当ウマ娘のトレーニングの準備をするのであった。
Q.二人はウマ娘をエッチな目で見ていまか?
A.酉川&小鳥遊
「お前を社会的にコ〇す」