モンハンは狩ゲー?いや死にゲー   作:Ωが来た!

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い、色が付いてるだと?
ないから自給自足の精神で投稿し始めたのでめっちゃ嬉しいですね。
て事で少し過去編挟んで本編です。


六乙目、今昔

 

 竜車に揺られて本を読む。内容はこの世界の生き物について。ふと後ろを見れば二台程、同じ轍を進んでいた。

 

「お?何読んでるんだ?ふ〜む、そいつはどんなモンスターなんだ?教えてくれ。」

 

 突然声が降り掛かり、ごつごつした大きな手が頭を押されて来る。声の主を見上げてみてもモヤがかかってよく見えない。

 

 

「……ドククモリ。モンスターじゃないけどとても危険。」

 

「ハンターのくせにそんな事も分からないだなんて、それじゃ貴方がやって来れるか心配ね。」

 

 わざとらしく腕を組んでそう話す女性に、心配するなと声を掛ける男性。そして何より、その光景を気にも留めずに本を読む……自分?

 よく分からないがとても懐かしい。いる事が当たり前、そんな人達だ。

 

「お子さん、本を読むんですね、私の娘にも見習わせたいくらいですよ。」

 

 そう声をかけて来たのは向かいに座るもう一つの夫婦。とは言えど娘の姿は見当たらない。

 

「娘?ですが見当たりま……あっ、え?あとのアプトノスに乗っているあの子ですか!?」

 

「そうです。相当に駄々をこねて困っていた所を親切にも行者さんが乗せてくれたんです。少しだけって、それで納得してもらいましたよ。」

 

「活発な事はいい事ですよ!寧ろ私の息子が娘さんを見習って欲しいくらいです。将来は学者を目指しているのは理解してるんですけど、だからと言って一日中本の虫って訳にもいかず……。」

 

「大変ですね、お互い。」

 

 両家族からの朗らかな笑い声が、竜車を包む。少年も、無表情ではあるがこの空間がとても居心地が良かった。

 

「所で、お父さんはハンターで?これは感謝ですね、私達が安心して暮らしていけるのも全て、ハンター様のお陰ですから。」

 

「いやこの人はそんな物じゃないですよ。リオレウスも狩れない弱腰ハンターです。」

 

「ひどいぞカナメー、リオレウスと一口で言うがめちゃくちゃ恐ろしいんだぞ?」

 

「情けないこと言う暇あるならちょっとは勝機への道でも模索したらどうだい?ロマンで正面からやり合えだなんて一言も言ってないよ。」

 

「だけど、う〜〜ん。」

 

「はははっ、小型モンスターにですら3分も持たない私からしてみれば雲の上の話ですな!」

 

「あら、流石にそれは頼りない。娘よりも動けない父親なんて幻滅されちゃいますよ。」

 

「しかし、う〜〜ん。」

 

 大黒柱ゆえの悩みだろうか?夢を目指すのも置いてはいけない。義理を果たしたくても着いていけない。だが、それで下を向くほど彼らも軟弱ではない。それをわかってイジワルに揶揄うのだ。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 何事も一瞬。良い事も悪い事も、長く感じようが短く感じようが、実際、感覚は当てにはならない。

 

「………?」

 

「……。!!!起きたのね!良かった……。」

 

 伝わる鼓動、感じる温もり。視界に入るは優しい笑顔、読めなくとも分かる、雰囲気で分かる。抱えられた母の揺籠、世界で一番落ち着く居場所。それ故に。

 

「何があったの?」

 

 まるで違う外の様相について来られずとも落ち着いて要られた。

 

「……ちょっとモンスターが襲って来たの。でも大丈夫お父さんがモンスターを追っ払ったのよ。でも……。」

 

 不意に言葉を濁す。何か誤魔化そうとしている事は分かっていた。何が起きたかも分かっていた。でも黙っていた。黙って聞かないといけないから。

 

「竜車が壊れちゃって、ここから少し言ったところに、今まさに太陽が沈む方へ行ったところ、そこに大きい村がある。賢い貴方なら行ける。私は後から行くわ。お父さんを置いてはいけないもの。」

 

「…………………………。」

 

 一つ頷く。分かっても頷く、それしか出来ないから、何も出来ないと知っているから頷いてしまう。

 相変わらず表情は読めないが、安堵の表情だとわかる。いや、ここはそうだと知っている。

 

「…諦めないで。貴方は強い、絶対に折れない不屈の心を持っている。心配しないで、貴方を世界で一番理解している私が言うの、だから大丈夫。それと……はいこれ、お父さんが貴方に、不屈の証として贈り物。」

 

「…お父さん。」

 

「あぁもちろんお父さんも一番よ。愛する心は全く同じ、だから一緒の一番。さっ行きなさい。」

 

「……………。」

 

 振り返らない、振り返ってはいけない。僕は見てない何も見てない。お母さんは普通に歩ける。お父さんを待ってるだけ。さっき話してた家族は驚いて逃げただけ、既に村にいる。他の人だってそう。そうに決まってる。だから何も見てない。

 

 

 

 泣き声が聞こえる。人の声だ、人の領域ではない完全なる自然に不自然に響く人の声、性別は違うけど同年代、そして誰だか見当が付く。

 

 探してみよう。ほっておくなどあり得ない、わかっていながら捨てて置くなど、それは絶対許されない。…もう許されない。

 

 

 

 …案外早く見つかった。ぶっきらぼうに声を掛ける。

 

「……なぜ泣き続ける。泣いても無駄だ、動けるだろう。」

 

「だってっ、だってっ。」

 

 先程までの元気な声は何処へやら、泣きじゃくる少女に声を掛けるが、悲しいかな慰めるのは不得意だ。

 

「何も無い。俺は村へ行く、歩かないなら置いて行く。」

 

「うぅ〜〜。なんで!なんで冷静なの!おかしいよっ!貴方はとんでもない薄情者よ!」

 

「………。黙れ。」

 

「何よ、言い返せないから黙らすの?女だからって舐めないで!」

 

「いいから黙れ。」

 

「……ッ!あっ……。」 

 

 

 

Gya!!!

 

 

 

 この状況で泣き続けていれば然もありなん。ここは自然の領域、つまり彼らの領域なのだ。

 

「……おこぼれ狙い。…遅かれ早かれだ。早く逃げろ。」

 

「え?貴方は?」

 

「ジャギィ、コイツを倒す。俺らを舐めて仲間を呼んで無い、好機だ。」

 

「でもモンスターだよ!それにあなた、碌な運動もしてないって、それに!こうなったのは私のせいなのに!……。」

 

 あれで会話を聞いていたのか?…なかなか鋭いな。

 

「………悔む時間はない、さっさとしろ。」

 

「…………あぁ、やっぱり駄目な子なんだ。

 

「…………。」

 

 俯いて座り込んだまま動かない少女。表情は窺えないが子供の見せていい表情では無いのは確実だ。この状況では話が通じないどころか聞こえてすらいないだろう。

 迷惑、などとは思っていない。この異常自体だこうなるのも無理はない。ただ、それはそれとしてだ。

 

 『ジャギィ』、前世では雑魚モンスターとして序盤に立ち塞がる相手。襟巻きを持った肉食恐竜といった風貌。ゲーム内では小さく見えても、実際は2メートル越えの化け物だ。

 

 

Gya?

 

 

 話の通じないのはここにもいる。仕方なしと向き直すと、特徴的な襟巻きを窄めて構えている。

 

 もう怖くない

 恐ろしい

 

 もう慣れた

 足が震える

 

 もう一息だ

 ……勝てるのか?

 

 勇気は気力。気力は根性。攻めにも守りにだって必要な力。自分だけでは足りなかった。耐えられなかった。だから感謝する。

 

 転がってた木の棒を持つ。握りすぎて棘が刺さるが気にしない。

 

 飛び掛かるモンスター。赤い目に映る食欲。牙に滴る唾液。強靭な後ろ脚から繰り出される飛び掛かり。ただの人の子が避けられるわけが無い。

 

 

Gyau!?!?

 

 

 避けられるはずがない。ただの人の子であったらの話だが……

 

 

GyAg!?!!??!

 

 

 阿保ズラかましたその頭に渾身の一撃を叩き込む!

 棒はバキリと音を立ててへし折れて、鋭い断面を露わにする。

 

「!」

 

 脳を揺らされよろめく隙に、首を貫かんばかりに突き刺す!

 

 出血とそれにより気道が塞がり窒息死。鮮やかな連撃はまるで何回もこなして来たかの様。

 

 

「………。おい立て、生きてるなら動け、お前も動けるなら要る。」

 

「…………必要?私が?私はあなたを危険に晒したのに?何も出来なかったのに?」

 

「……早く立て同じことを言わせるな。」

 

 文字にすれば冷たいが、その言葉は確かに救いになった。

 

「……こんな私を許した上に必要としてくれるの?本当に?本当の本当の本当に?」

 

「………早く立て。」

 

「!!!ありがとうございます!!!」

 

 

 

 少女は誤魔化していた。疎まれても、仲間はずれにされても、元気に振る舞い"いつも"元気にいる事で。

 

 嫌な事は全て目を背けて隠してしまえ、いい事にだけ目を向けて全部誤魔化して笑っちゃえ。

 

 両親は優しかった。だから続けられていた。

 両親は優しかった。だから心配をかけたくなかった。

 

 両親は何処までも愛してくれて、必要としてくれていた。

 

 

 

 突然両親はいなくなってしまった、皆んな皆んな居なくなってしまった、自分だけ逃げてしまった、とうとう逃げられなくなってしまった。自分を必要としてくれる人が居ない。自分の居場所もなくなった。感情が入り乱れ、ぐちゃぐちゃになって散々泣いた、泣いて泣いて泣いた果てに、

 

Gya!!!

 

「逃げろ。」

 

 また迷惑をかけてしまった。命の危険に晒し、晒されても何もせず、結局貴方が片付けた。あんなことを言った私を見捨てずに助けてに来てしまった。なにより彼よりも私が動くべきだったのに。

 

「あぁ、ほんとにダメなんだ。私って。」

 

 自責の念に駆られる。自分のせいで人が死ぬ。

 全てが溢れて出て来てしまう。

 

 

 

「早く立て。」

 

 彼はこんな私を必要としてくれた。許してくれた。道標になってくれた。砕けた心を繋いでくれた。

 

 貴方といた時間は多くない。けれど貴方を知るのに時間は関係ない。

 貴方は口下手だから誤解される、それにあの時の動きが嘘みたいに運動音痴。だから私が支えていた、私の助けが役に立った、私の居場所は貴方の側。隣だなんて贅沢は言わない。せめて、一歩後ろに……。

 

  

 古い記憶に縋る日々はもう終わり

 

 もうすぐ、もうすぐです。どうかどうか

 

 お待ち下さい

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「…!!!……なぜいる。」

(ファ!?…夢?………ファ!?なんであんたがここにいるん!?)

 

 重みを感じで目線の先を向けるその先には、自室に(勝手に)住み着く人の形を取った龍。ルーツその人が跨っていた。

 

「腹が減ったのに朝飯の匂いがしないと思えば、我をほっぽり出して熟睡しておる生意気なハンターがおったのでな。起こしても起きないお前にどんな罰を下そうが考えておったら、不快な気を感じたのでな。」

 

「………もういい降りろ。十分体験した。」

(えぇ〜。もういいから早よ降りてくれ。こんなシチュ、100%人間でかつ前世で体験したかったよ。…は?)

 

「体験?……なっ!?」

 

 頭に『?』を浮かべるとはこの事か、目に見えて表情に色が付き、あっという間に赤面するも、何を思いついたのか、突然にやけて胸に手を置き目を閉じてふんぞりかえり始めるルーツ。

 

「……んふふん……お前も所詮は人の子よの、どれ、絶世の美女たる『我』に劣情を懐き、その目にしかと堪能するが良いぞ!」

 

 自信満々といった風貌。その表情は凛々しくも、若干の紅潮さが、彼女の魅力に色を付ける、なるほど確かに見れば見るほど吸い込まれる美しさ。だが、反応は期待しないほうがいいのだろう。なんせハンターだから。

 

「…………。」

(ほんほん素晴らしいね!お前じゃなけりゃな。知らんけど、まっ今のうちに退散……。)

 

 

「……?あれ?……おまえ!この『我』を無視するとは何事だ!このような機会が与えられた事自体に泣いて喜ぶのが普通であるぞ!」

 

 目を開けても期待した事は起きやしない。ステルス退出を決めたハンターに抗議の声を上げながら後をついて行く。これに限らず似たような事は日々繰り返される。もはや慣れた日常だった。

 

 

「……?」

(あれ?なんの夢見てたっけ?)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

〜〜〜ギルド〜〜〜

 

 ハンターの姿は勿論ハンターズギルドにあり。しかしギルドはいつもと違う雰囲気だった。

 

 目に止まるは竜人族、それもかなり歳を召しているようだ。彼がこちらを見た途端、

 

「久しぶりだ!このギルドの英雄ハンター君!私が中央に呼び出されて席を外している内にここまで成長するとは……。嬉しく思う!君は我らがこのギルドの誇りだ!」

 

「誰だ。」

(?誰?…見た事が……。まてよこれかなりの失言では?)

 

 

「ん?あ、初めに顔を合わせたっきりだったからか仕方もないか…。改めて!私はこの『カッペンハンターズギルド』の『ギルドマスター』だ!気軽にギルマスと呼んでおくれ。」

 

「………。何様だ。」

(へぇーーー。偉い人やん。………いや言葉遣いくらいどうにかしろや!)

 

 

「ダハッ、相変わらずだな!いや何、ギルドマスターともあろう物が、大戦果を上げたハンター一人に労いの言葉すら送れないなど笑い話にもならん!よくぞ、あの【大災難】を振り払った。」

 

 豪快な表情から神妙な面持ちに切り替わる。

 

「あやつは【怒喰】や【激昂】とは比べ物にならん被害を出す。あやつらはその猛威こそとんでも無いが、最悪ほっておいても勝手に自滅する。しかしあやつは違う、好き勝手やって好き勝手食う。そんでどんどん強くなって遂には元から出されなかったのにさらに誰も手を出さなくなる。だからまた好き勝手する。そんな奴を、身を持って止めてくれたのだ。」

 

 心の底からの感謝と称賛。これは彼だけからのものでは無い、この街以外の人々の感謝もこもった称賛だ。

 

「………生きる為に狩ったそれだけだ。」

(言っても逃げられないから戦っただけだしなぁ。てか何そのエンジョイ竜生、食えるだけ食えば強くなって?しかも元から強者だから襲われなくて?必然的に強くなってそれも反動なしの無条件?は?コイツに転生したかったわ。)

 

 思わず嫉妬の念がほろりとごぼれる。

 

「ダハッ、それもまた理由よ!寧ろ単純で最も良いな!…それと、お主に会いたいという者が今日来ると言う。確かもうそろそろの筈だが、あいt。」

 

ドンッ!

 

 ギルドマスターのお言葉を強制終了させて響く豪快な音。

 

「ハンター様、あぁハンター様、ハンター様、ハンター様、ハンター様、ハンター様、ハンター様、ハンター様、ハンター様、ハンター様、ようやく貴方に辿り着けました…。貴方を支えて、貴方のそばにいられる様、ですからどうか私を必要として下さい。」

 

 

 飛び込んできたのは、背中に狩猟笛を担いだ女ハンター。防具は着ていないのか軽装だ。故に容姿はよく見えた。

 

 艶やかな黒髪に黒い瞳。ここらの地域では珍しく、東方に位置するかの有名な温泉郷、『ユクモ』の地域に見られる特徴だ。そしてその容姿はおとなしそうでお淑やかな風貌、表情次第では子供とも、さもすれば大人とも取れる整った顔立ち。一言で言えば『美しい』の一言に尽きる。道ですれ違えれば男女を問わずして振り返り、その姿に、一言喋ればその声に、聴いて見惚れてしまうであろう。

 

「おっおやおや、これはなんともクセのある……。」

 

 ハンターの前で両膝をつきながら見上げる、期待と焦燥の表情で待機する、いかに美しいと言えど限度がある。その様子に1000年を超えて生きるギルドマスターも思わずドン引き、周りのハンターや受付嬢も、ハンターと彼女を交互に見て動いてはいるものの、実際皆、その状況故に思考が停止している事は見て明らかだった。

 

 一方のハンターはというと、

 

「……誰だ。」

(いやお前誰。)

 

 いつも通りと言うべきか?

 

 

 

 その後の荒れ様は凄まじかった。絶望の表情を浮かべ

「私を忘れてしまったのですか!?」

だと驚愕の声を上げたかと思えば、無表情で、

「…必要とされてない?」

と、急に静かになると蹲り、ぶつぶつと独り言を言う様になり、その果てには。

 

「もう意味がない……。」

 

 と、呟いたのが聞こえた辺りで外周がざわつき、流石のハンターも声を掛けたがその内容て更にざわついた。

 

「…家に来るか。」

 

「「「「「「は?」」」」」」(は?)

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「と、いう訳でこの家に暫く住ませて頂くことになりました。所で貴方はハンター様の"何"ですか?」

 

「なぁにがという訳じゃ!戯け!どうにも不愉快だと思えば今朝の奴か!お前も何故こ奴を拾って来た!はよう捨てて来んか!」

 

「心外ですね、小娘に上からこの様なことを言われる程落ちぶれては居ないと思っていたのですが…。」

 

「こっ小娘だと!お前!雌人の癖してこの我を愚弄するとは!」

 

「まっ、口が悪い事、親はどんな教育をしていたのかしら?」

 

 

「…………。」

(地獄かな?)

 

 一触即発、地獄の空気。自宅にルーツがいた時よりも、ルーツと夕飯を食べた時よりも終わっている空気に満ち満ちた我が家に戦々恐々。

 

「黙れ。」

(は?思ったけど言えとは言ってないんだよなぁ)

 

「はい!わかりました!」

 

「お前!コイツをこのまま入れるのか!」

 

「ルーツ、部屋に戻れ。」

 

「ッ!〜〜〜〜ッ!。」

 

 黙る必要はない。従う必要もない。人の話を聞いてやる事はないのに黙ってしまう。その様子を見てほくそ笑む雌人に気付くとますます顔を赤くする。ここで居座るのも場が悪い、と、渋々自室()に戻るルーツ。

 

「で、お前はなんなんだ。」

 

「忘れてしまったのですね…。でも大丈夫です!思い出して頂ければいいのですから!改めまして『シナラ』といいます。実際決定的な居場所もないですし、暫くと言わず、末長くよろしくお願いします。」

 

「………。」

(えぇ……。)

 

 

 かくしてまた一人居候が増えてしまい、(心の中で)頭を抱える羽目になったハンター。完全ニートのルーツに比べればまだマシかと考えていたが、次の一言で(心の中で)目が飛び出た。

 

「あっ、今のハンターランクは【G3】です!あっ、近々【マスター】ランクに改名される事になったとか…。要領を得ずに済みません。」

 

【G級】、もしくは【マスターランク】、大陸に、そして同じ時代に数人いるかいないかの稀代の人々。その多くが歴史に名を残し、ハンター達の憧れである、ある意味で超人。

 

        モンスターハンター

 

引いては真の意味で【英雄】と呼ばれる者達である。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハンター君

 決別の記憶、自立の記憶。心に納めて解く事のない、大切な記憶。

 実は学者希望。別たれた双都市かミナガルデのどれかに行きたかった。

 よくわからん美女をどさくさに紛れて家に招き入れるやり手の上位ハンター。尚、やられる側の模様。

 

ルーツ

 ハンター君大好き一号(二号)人に被れて丸くなる。初日の夜に見たハンターの顔が大好きでもう一度見たいと思ってるが、相変わらずの鉄仮面。本人…龍はそれでもいいと思ってる。

 何気に龍化しなかったのは日頃の成果の賜物。

 

シナラ

 ハンター君大好き二号(一号)隣に立つ為に頑張った結果マスターランク到達の天才肌。故に軋轢も多く…。

 本質的に求められたい。だからこその狩猟笛。

 昔色々あってハンターに惚れ込んだ。吊り橋効果って奴かな?知らんけど。

 

ギルドマスター

 G級ハンターが来ると思えばとんでも無いのが来て面食らったが、こういうので変じゃないのを見た事がないのですぐに落ち着く。

 

 




 だっと行けば二、三話で終わらそうかな?本当はもっと長くなったけど流石にだから色々はぶった。行き先は何処?とか。
 頑張って最後まで行きたいな(願望)
 あと復活してほしいモンスターはアプトノスです(唐突)
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