仮面ライダーギーツIF:仮面ライダージャマト 作:アンキパン
ギーツも完全に終わりそうですがまだこちらは続きます。
「デザイアグランプリ第3回戦・イス取りゲーム!仮面ライダーの座を賭けドライバーを取り合う過酷な戦い。
見事ライダーの座を勝ち取った3名と未だ手に入れていないギーツとパンクジャックに明暗が分かれることに。イス取りゲームの行方はいかに…!?」
撮影をし終わったツムリは
参加者の一覧を見ながらサロンで話し合うギロリとウィンに目を向ける
「よくやった、パンクジャック」
「これでギーツの脱落は決定的だな」
「本当にこれでいいのでしょうか?」
そんな2人にツムリは疑問を呈する。
「当然だ。勝ち過ぎたギーツはもはや目障りな存在でしかない。
さぁ、これでゲームが面白くなるぞ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「さてと…どうしよっか…」
一方雑木林にもたれかかったムクロはレイズバックルを眺めながらつぶやく
たとえ相手が生身と言えどもまた同じ様に負けるかもしれない
そんな考えが脳裏によぎった
そんな事を考えていると一体のポーンジャマトがムクロに近づく
「…ん?」
「ワタシハ…カタナキャ…ナラナインダ…」
そのジャマトは今までのジャマトの言葉ではなく
人間と同じ言葉を発していた
「ムスコヲ…スクイタインダ!」
その一言と共にジャマトは以前脱落したであろう人間に擬態した
その姿はまるで仮面ライダーギンペン・平孝人を彷彿とさせる
「ハハハッ!すげ〜じゃん!」
ムクロはそう言いながら肩を両手でポンポンと触る
「良いよ。君も戦ってきな、ジャマトライダー」
そう言うとディスコアIDを抑え付けもう一つのIDコアを生成し
デザイアドライバーに装着、それを擬態ジャマトに手渡す
擬態ジャマトはそのドライバーを腰に装着し、ジャマトバックルを装填
「ジュラピラ…」
『JYAMATO…』
その姿を見てムクロは不敵な笑みを溢すのだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
街で人々を襲うジャマトたち。
『SET』
「変身!」
『ZOMBE…』
道長はバッファに変身、ジャマト達を蹴散らす
「逃げて!」
袮音も一般人を逃しながら変身する
『SET』
「へ〜んしん!」
『BEAT!』
祢音はナーゴに変身、同じく戦闘を開始
『ROCK FIRE』
『TACTICAL FIRE』
ビートアックスを鳴らしジャマト達を退ける
-------------------------------------------------------
ジャマトと共に人を襲うムクロ
「ほら、もっと怯えろ!人間共!怯えて仮面ライダーを呼べ!ほら!」
「やめろ!」
その前に景和が現れ生身で殴りかかる
「待ってたぜぇ…たぬき野郎…!」
「お前には聞きたい事があるけど…まずはお前を倒す!」
「なるほどなぁ…!愛しのキツネが脱落しそうだから俺のベルトを頂いて奴に渡そうってか?
いいねぇ。燃えるじゃねぇかよ…!」
そう言うとマグナムバックルを手に
景和はコマンドバックルを握りしめお互いに変身する
『『SET』』
「変身!」
「ジュラピラ…変身!」
『GREAT!』
『MAGNUM』
タイクーンはレイジングフォームに
ムクロはマグナムフォームに変身
そこにジャマト達とジャマトソルジャーが現れ
タイクーンはレイジングソードで立ち向かう。
「お前は俺がやる!」
「やってみなぁ!」
マグナムシューターを乱射しながらタイクーンに立ち向かう
そしてレイジングソードと鍔迫り合いをする
その中タイクーンと戦っているもう1人のジャマトライダーが突然、
片言の日本語で喋り出す。
『ワタシハ…カタナキャナラナインダ!』
その言葉を聞いたタイクーンの脳裏には
自らの前で消滅した平の顔が浮かぶ
「どこ見てるんだ?お前の相手は俺だぞ!」
「うわぁ!」
その隙を逃さずムクロはタイクーンに向けて発砲
避けきれず弾丸を受けて吹き飛ぶ
「気のせい…だよな…?」
一方バッファの前には赤い帽子の少女が現れビショップに変身
「現れたなジャマト!コイツを倒せば…!」
ビショップは赤い胞子をバッファに浴びせ
バッファは咳き込む
「速攻で終わらせる!」
『REVOLVE ON』
『ZOMBIE STRIKE』
必殺の蹴りを放つバッファ
しかし幻覚に襲われてタイクーンとナーゴを攻撃
「何するの!?」
「誰に攻撃してるんだよ!?」
タイクーン、ナーゴはたまらず愚痴をこぼす
「幻覚を見せられていたか…!」
「ナーイス。ビショップ!うぇーい。」
そこに横から現れたムクロ
ビショップとグータッチをするとすかさず必殺技を放つ
『MAGNUM STRIKE』
マグナムシューターから浴びせられる銃撃に怯むライダー達
「へへっ…!あばよ…」
その隙を突いて2人は姿を消した。
-------------------------------------------------------------
場所は変わりジャマーガーデン。
そこでジャマトと話すアルキメデル
「これからは私の右腕になってもらうぞ!」
『君と…いっしょにしないでもらいたい…』
そのジャマトはDGPで退場した
仮面ライダーシロー/豪徳寺武と同じような言葉を発している。
「口が達者になってきたな!今日からお前は…ルークだ」
「何?もしかして新しい仲間が増えるのか!?」
そこに一時撤退してきたビショップとムクロがいた
「そうだ。この子はルーク。
ひとり立ち出来るまで少し時間はかかるがもうすぐで育つ
だから仲良くしてやってくれ。」
嬉々として2人に話すアルキメデル
「マジか!だってさビショップ!嬉しいか!?」
「モエンラ!」
「だよな〜!」
それを聞き、やったと2人で喜び合う
「こうしちゃいれない!もっとさっきみたいに仮面ライダーボコボコにしに行くぞ!」
「ツラ!」
「よっしゃ!行くぞぉ!」
「キョデズ〜!」
仲良くまたゲームへ参加する2人を見送るアルキメデル
「気をつけてな〜。」
--------------------------------------------------------------
そしてビショップと別れまたジャマトライダーと合流したムクロは
再び人々を襲う
そこにゲームマスターの裏切りにあったウィンが立ち塞がる
「そのドライバーをよこせ!」
移送された場でウィンはムクロに生身で立ち向かっていく
「手、出すなよ。」
近くにいたジャマトに声をかけると生身のままウィンに立ち向かう
殴りかかられるがそれをいなし逆にウィンを投げ飛ばし踏みつけるムクロ
本人の言っていた通り敵いそうにない。
「ふっ…こんなもんか…?」
「こんなはずじゃ…!」
「へっ…お前もここで脱落だなぁ!」
「ぐわぁっ!」
ウィンを踏みつけながら煽るムクロ
ここで英寿が現れてムクロに蹴りを入れる
「ぐはっ…」
そして英寿はウィンを連れて撤退する。
「ギーツ!?」
「来い!」
「おい!どこ行く気だお前ら!」
2人を追うムクロ
------------------------------------------------
2人が逃げた先は地下駐車場
「ツムリから事情は聞いた。運営を敵に回したら生き残れない…
お前に言われた言葉、お前にそっくりお返しするよ」
「なんで助けた…?お前を落とそうとしたのに」
疑問に思い問いただすウィン
そして2人に追いつくが「確かに」と思い裏で盗み聞きをするムクロ
「俺が知りたい事をお前は知っている。だから脱落して記憶を消されちゃ困る。」
「以前、デザイアカードに母に会いたいと書いたら却下された。
なぜ母さんに会わせて貰えない?運営は何を隠している?」
「母さんに…?名前は?」
「ミツメ。それ以外の事はわからない」
「ミツメ…んな名前何処かで…確か…」
その母の名前を聞き記憶を遡るムクロ
「どうしても会って聞きたい事があって…母さんに気付いて貰えるように
俺がスター・オブ・ザ・スター・オブ・ザ・スターな世界にしたが…何の音沙汰もない」
「だから運営側に近づいて探っていたのか…
お前も運営に翻弄された人間のひとりだったんだな…」
ウィンも英寿に自身の境遇を打ち明ける。
「スポンサー?」
「実はオレの爺ちゃん、大手商社の会長でな。デザイアグランプリに出資してたんだよ。
音楽で食っていけなくて借金抱えていたオレに仕事を斡旋してくれてな」
「それで運営のスタッフに?」
「つまりオレはただのバイトで、お前の母さんのことまで知らない。
ただ…ミツメという名前は聞いた事がある」
「本当か…?」
「デザイアグランプリのナビゲーター。」
「ん…?そうだったか…?ナビゲーターなんてやってたっけか…?」
自らの記憶を遡るも全く合致せずに静かに困惑するムクロ
それを知らない2人は話を続ける
「どれくらい前だったかわかんねぇけど、ツムリの前任者だ」
「あの女より前…?いや、最近どこかで聞いたぞ…?あぁっ!思い出せない…」
ムクロの中で話が混濁し
尚且つ復活したのが最近のことで記憶が無く裏で1人頭を抱える
「…ありがとう」
そしてウィンに感謝する英寿
「ま、詳しいことはゲームマスターにでも聞けよ」
「で、誰なんだ?ゲームマスターの正体は」
「しらばっくれんなよ。気付いていたから家族になって近づいたんだろ?」
ニヤリと笑う英寿
「お前と話して良かったよ。ドライバーを奪わせた甲斐があった」
「は?」
「は!?」
衝撃の事実に驚くウィンとムクロ
「…お前まさか!?ウソだろ!?気付いていてワザと奪われてたのか!?」
「負けたフリでもしなきゃ運営を探れないからな」
手で狐を作りながら話す英寿
そこにたまらずドアを開け乱入するムクロ
「お前…!?ふざけんじゃねぇぞ!?」
「「あ。」」
「あ。やべ。」
案の定2人に見つかり不意打ちの作戦が白紙になった
「隙あり。」
「ぐわぁ!」
と一瞬の隙をつき開いた扉を蹴飛ばしムクロにぶつける英寿
そしてたまらず怯み撤退してしまう
「行くぞ。」
「お…おう。」
とウィンを連れ逃げ出す2人
「…結局キツネに化かされちまったか。ゲームマスターにも騙されて、とんだザマだな…。」
ウィンが逃げた先で口を開く
「だったら見返してやればいいだろう。諦めない限りチャンスはある。
お前にだって叶えたい理想の世界が無いわけじゃないだろ」
英寿の言葉で人気ミュージシャンとして活躍する世界を想像したウィンは前を向く。
「言ってくれるじゃねえか…」
----------------------------------------------------------------
「あぁ…ふざけやがって…いった…」
地下駐車場から逃げてきたムクロ
その目線の先には仮面ライダー達とジャマトが戦いあっていた
「やってやるよ…」
『SET』
「ジュラピラ…変身!」
『MAGNUM』
マグナムフォームに変身すると
ビショップと戦うバッファの前に立ち塞がる
「ちょうど良い…お前もぶっ潰す!」
「良いぜ…ちょうどイライラしてるからなぁ!」
バッファの攻撃をいなしながら
マグナムシューターを脇腹に打ち込みひるませる
だがバッファも負けじとゾンビブレイカーで斬りつけ互いに相打ちになる
「ぐっ…」
よろけるバッファ
「大丈夫?」
そこにジャマトライダーを倒したナーゴも駆けつける
しかしビショップが放つ赤い胞子にやられたバッファとナーゴは幻覚で同士討ちの戦いに。
「助かったぜ。ビショップ。ありがとう。」
だがそこにレイジングソードにエネルギーが溜め終えたタイクーンが現れる
『FULL CHARGE』
『TWIN SET』
『TAKE OFF CONPLETE
JET&CANNON』
『READY…FIGHT…!』
タイクーンはコマンドフォーム・キャノンモードへ
「今度こそ…勝ち抜く!」
「やってみろぉ!」
ビショップと共にムクロがタイクーンに立ち向かう
マグナムシューターや胞子の攻撃を
ソードの接近戦と肩のトロンキャノンでいなしながらその場を縦横無尽に駆け巡り
2人を圧倒するタイクーン。
「このままじゃ…」
『RIFLE』
マグナムシューターをライフルモードへ変形
そのまま打鉄状のレバーを引く
『CHARGE』
『TACTICAL SHOOT』
「これでも喰らいやがれぇ!」
マグナムシューターから放たれる赤いエネルギー弾と
ビショップの胞子攻撃との合わせ技を披露するがタイクーンに空へ飛ばれあっさりかわされる
更にお返しと言わんばかりに砲撃を喰らわせる
「ぐわぁっ!」
あまりの強さによろめく2人
そしてタイクーンはムクロ目掛けて着陸
「まずはお前からだ!」
そう言うとバックルソケット部の横を押す
『RAISE CHARGE』
『TACTICAL RAISING』
刀身に炎と雷撃を纏わせムクロに何度も斬りつけ
最後は斬りつけると同時に遠くへ打ち飛ばす
そのままムクロは変身解除
ベルトも遠くへ飛ばされてしまった
「ごめん…ビショップ…。」
そしてその先には英寿とウィン
「間に合った~!ギリギリイスをゲット出来るぞ!」
「くそっ…。」
それを見て負けを確信してしまうウィン
英寿とウィンはジャマトの落としたドライバーを回収しようとすると
「…待て!」
そこにゲームマスターが3人の前に姿を現す。
「もうお前の思い通りにはならないぞ。ゲームマスター…いや、ギロリ」
「…失望したぞ、パンクジャック。」
ゲームマスターは仮面を外しギロリとしての正体を明かす。
そして長方形のベルトを取り出し腰に装着
『VISION DRIVER…』
手袋を外してヴィジョンドライバーの上部をタッチ
『GLARE LOG IN…』
待機音声が流れる中プロビデンスカードをドライバーにスキャン
「変身。」
『INSTALL』
『DOMINATE A SYSTEM』
『GLARE』
ギロリは紫と赤のラインが施された黒い装甲を纏った姿仮面ライダーグレアへ変身
「お前もライダー…!?」
「なんだと…?」
困惑する英寿とムクロ
ウィンは拾ったドライバーで変身
『SET』
「変身!」
『MONSTAR!』
パンクジャックに変身し
グレアに立ち向かうが逆に圧倒されて軽々と持ち上げられる
『DELETE…!』
カードをスキャンし回し蹴りが炸裂、吹っ飛ぶパンクジャック。
「お前がその気なら、こっちにも考えがある。」
『HACKING ON CRACK START…!』
パンクジャックの頭部が弾け飛びグレアから分離した胸部が装着された
「うわっ…!!ああっーーーー!」
「やめろ!」
それを見た英寿はドライバーを片手に近寄る
「うわっ…!ああっ…!」
だが抵抗虚しくパンクジャックは洗脳され、生身の英寿に襲い掛かってくる。
それを眺めているグレアに誰かが掴み掛かる
「どういうつもりだ…?」
掴み掛かったのはムクロだった
「てめぇ…ゲームマスターだかなんだか知らねーが
ふざけた事してんじゃねぇぞ!」
そしてグレアを突き飛ばす
「なに?」
「俺たちは遊びでやってるわけじゃないんだ!
今もそうだ!あいつらもこいつらも願いの為にお互いに命をかけて戦ってるんだよ…!」
その目の先にはビショップとタイクーン
そして洗脳されてしまったパンクジャックが映る
「それをこんな簡単にメチャクチャにされて黙ってられるか…!」
「……。」
それを静かに聞く英寿
そしてムクロは落としたベルトを拾い上げ腰に装着
バックルを手に掲げる
「ジュラピラ…変身。」
『JYAMATO…』
ジャマトに変身するとグレアに殴りかかる
しかしそれも簡単に受け流す
「こんちくしょうがぁ!」
『JYA-JYA-JYA!STRIKE!』
バックルを押し込み必殺パンチを顔面に向けて放つ
少しよろめくがすぐに体制を立て直すグレア
「お前には少し躾が必要だな…!」
そう呟くとプロビデンスカードを2回スキャンする
『SHUT DOWN…』
電子音が鳴り響くと回し蹴りの要領でムクロの首元に蹴りを浴びせる
「っ…!」
蹴りを喰らったムクロは声にもならない悲鳴をあげ
その場に倒れ込み変身解除されてしまい、再びドライバーが吹き飛ぶ
一方タイクーンとビショップとの対決は決着が着こうとしていた
『LOCK ON…』
「決める…!」
『COMMAND TWIN VICTORY!』
バックルを操作し、砲撃による必殺技でビショップを撃破。
「ミッションコンプリートです!」
ツムリの掛け声と共に
それぞれのスパイダーフォンに結果が知らされる
「よし!ギーツが落ちた…!」
それは浮世英寿の敗北だった。
「浮世英寿。お前はゲームオーバーだ」
そうギロリが宣言するとギーツのIDコアが消滅
そして英寿もドライバーを残して消滅してしまった…
『RETIERD』
そしてその瞬間を複雑な感情で見届けるしかなかったムクロだった…
-----------------------------------------------------------------------------------
DGPルール
ゲームマスターは、
ゲームの勝敗を操作してはならない。
もうギーツVシネ公開ですか…
どれだけサボってたんだって話ですね…
次回結構端折ります
久々にギーツ見ましたが面白いですね