最強転生トレーナー奮闘記   作:XIYON

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ではどうぞ。


・豪勢な朝飯と悪い奴らに追われる女

 

ポケットモンスター…縮めてポケモン。この星の不思議な不思議な生き物。

 

空に、海に、森に、街に、世界中の至る所でその姿を見ることができる。

 

というのは架空のお話で……まぁ、実際今、俺のいる世界は…

 

レンカ「ポケモンの世界だけどなぁ…」

 

俺の名前はレンカ、夜中まで徹夜でポケモンスカーレットをやっていて寝落ちしていたら、ポケットモンスターの世界に転生しちゃった。しかも産まれた世界はシンオウ地方。

 

だけど、今は色々と理由があってカロス地方のミアレシティで暮らしている。

 

ヌーン「あ、またそんなところで寛いでる。」

 

メア「全く…お前はいつもダラダラし過ぎなんだよ。」

 

レンカ「おはようヌーン、メア。」

 

コイツはヌーンとメア。俺のポケモンで唯一人間の言葉を話せるエーフィとブラッキーだ。何故この2匹が言葉を話せるかって?

 

ロケット団のニャースが努力の賜物だとか言ってなかったけ?ま、いいか。

 

レンカ「とりあえず朝ごはん食べるか。」

 

そう言った俺達は朝飯を食うために近くにあるミアレ食堂にやってきた。ここの店主……実は変わり者がいるのだが…

 

リングマ「いらっしゃい!…って、なんだお前らか。」

 

ヌーン「何よ。朝飯を食べるぐらい来てもいいじゃない。」

 

リングマ「あのなぁ…ウチはお前達の家の冷蔵庫じゃねーんだよ。他の客もいるんだから迷惑かけんなよ?」

 

メア「俺ミックスグリルの特盛。」

 

リングマ「だからウチは冷蔵庫じゃ…」

 

レンカ「スペシャルアローラパンケーキ。」

 

リングマ「(--;)」

 

ヌーン「んじゃ私はアフタヌーンティーセットをお願い、」

 

リングマ「お前らどんだけ有り金が残ってんだよ。」

 

てなわけで俺はスペシャルアローラパンケーキ、ヌーンはアフタヌーンティーセット、メアはミックスグリルを頼んだ。他のお客さんはそのようなメニューは高額な為、なかなか頼めない訳なのだが…

 

「なにあのお客さん?めちゃくちゃ高いの頼んでるじゃん。」

 

「とくにあの喋るエーフィとブラッキー…変わり者ね?」

 

リンクマ食堂でランチを楽しんでいる他のお客さんはドン引きしている。

 

そりゃそうだ。あんな小柄なヌーンとメアがこれほど量があるご飯を食べるわけじゃないと…

 

そもそも人間が食べるものを気に入っている。そのせいで2人はポケモンフーズが大嫌い。

 

いや、元から嫌いだったか。そして食堂を出たあと…

 

メア「いやぁ~♪食った♪食った♪」

 

ヌーン「うーん♪相変わらずリングマが作る料理は美味ね♪」

 

リングマの奴は様々な地方に行き、その地方ごとの料理を作っていた。そんな豪勢な朝食を堪能して家に帰ろうと思ったその時だった。

 

フレア団「追いかけろ!絶対に逃がすなよ!」

 

ヌーン「ん?なに?」

 

メア「あぁ?早速家に帰って寝ようと思ってたのになんの騒ぎだよ…」

 

俺達が向こうの方角を見ると青い服装に身を包んだ女性がなんとフレア団に追いかけられていたのだ。

 

ヌーン「フレア団!?」

 

メア「アイツら、まだ生き残りがいたのかっ!」

 

レンカ「あの子を助けるぞ。ヌーンは【サイコキネシス】!メアは【あくのはどう】!」

 

ヌーン&メア「OK!」

 

ヌーン「食後の運動よ!浮かびなさい…!」

 

メア「俺の【あくのはどう】を喰らってミアレから立ち去りな!」

 

ヌーンがサイコキネシスでフレア団団員を拘束、そこにメアがあくのはどうで壁に吹き飛ばした。

 

メア「あ!わりぃ!」

 

レンカ「あとで弁償だなこりゃ…」

 

フレア団「くぅ……って、ヤベぇぞ!アイツはカロスの破壊者だ!」

 

フレア団「えぇ!?嘘だろ!?珍しいポケモンを使って悪い連中を懲らしめてるって!」

 

とフレア団が困惑しているとヌーンとメアが…

 

メア「おいテメェら……可愛い女に何を手ぇ出してんだ?」

 

ヌーン「痛い目に逢いたいみたいね?サイコキネシスで浮かばせた岩石で潰されたい?それともギブアップするまでワイドフォースでもしようかしら?あ、ワイドフォースはサイコフィールド付きね?」

 

フレア団たち「ひいいいい!?」

 

メアは極道……ヌーンは悪女である。これじゃ完全に龍が如くの設定をポケモンの世界にぶち込んだようなもんだ…

 

トウコ「うわぁ!?エーフィとブラッキーが喋ったァ!?」

 

レンカ「あははは……初めて見るヤツはやっぱり変わり者だよな。」

 

フレア団「くっ!覚えてろよ!俺達は必ず刑務所からクセロシキ様を脱獄させる!」

 

フレア団「これで勝ったと思うなよっ!」

 

フレア団の2人はその場からお小遣いを捨てて去っていった。

 

ヌーン「お駄賃感謝~♪w」

 

メア「毎度ありぃー♪w」

 

だからただのヤンキーと悪女……こりゃダメだ。

 

レンカ「あははは( ̄▽ ̄;) あ、君、怪我はしてない?」

 

トウコ「あ、大丈夫です!」

 

レンカ「俺はレンカ、このミアレシティに住んでる何でも屋だ。」

 

トウコ「私はトウコって言います。さっきのフレア団…私の珍しいポケモンを狙って追いかけてきたんです。」

 

レンカ「トウコ?あれ……どこかで…」

 

ヌーン「レンカ、知ってるの?」

 

レンカ「うーんと……確か…」

 

メア「なんだよ。悩んでねぇではよ言えよ。」

 

あ、そういえば以前に依頼の相談予約しておいた人がいるんだっけ。その人物が確か…

 

レンカ「君……依頼者さん?」

 

トウコ「あ、そうですけど……」

 

レンカ「依頼の内容次第では無理なこともあるけど……それでも依頼して欲しいかい?」

 

トウコ「勿論です!お願いします!」

 

レンカ「……着いてきて。」

 

俺とヌーンとメアはこの時、カロスを拠点に様々な地方を旅するとは思わなかった…




次回

・色違いのクレセリア
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