TS綾小路とオリ主   作:七画

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読みにくいと思うけど頑張って読んでください
所々忘れているので原作の出来事を飛ばしています
後で過去の出来事として閑話で出すかも


Hello World

やぁどうもこんにちは

僕の名前は丹羽万尋(にわまひろ)

今年で高校生になる青年だ

突然だけど転生というのを知っているかい?

僕はある日気付いたら赤子になっていて最初の頃、とても混乱したものだ

前世、といっても死んだ記憶すらないからよく分からないが

前の僕が居た世界と今の世界は全く別の物だった

今の世界にはない魔法と剣の世界

前の世界にいた時、僕は夢とそれを達成する為の仲間達がいた

未知なる冒険に心を躍らせ仲間達と共に成長し、夢も叶う筈だった

 

そして気が付いたら....転生していたらしい

混乱し、落ち着いたあとに言語を理解して、行動が出来るようになれば可能な限りの情報を集めた

 

その結果僕は前の世界に戻る事はおろか前の世界の存在すら確認されてない事を知り、深く絶望した

人生の全てを懸けていたものが一瞬で無くなった

その時、僅か四歳であった僕は既に生きる理由の大半を失ってしまった

 

 

 

自分の事ながら情け無いとは思うがコレばかりは仕方がない

その後も引き摺りながらこの世界の両親に迷惑を掛けないようにと勉強し、ようやく高校生までなったのだ

前世に未練あり過ぎるせいで未だに暇な時はネットなどで調べているが

それ以外だと割と平凡に過ごしている

と言ってもこの世界は僕には平和過ぎて刺激が感じられず、やる事と言えば知的探求ぐらいしかなかった

結局、高校も中学と同じように変わり映えのしない日常が待っていると思うと欠伸が出てしまいそうになる

親が決めてくれたこの学校、高度育成高等学校は東京の埋立地にある日本政府が作った未来を支える人材を育成する全国屈指の名門校であり希望する進学、就職先にほぼ100%と応えられるという素晴らしい学校だった

バスを降りて学校内に入る

ここから僕の学校生活が始まった

 

 

あらかじめ指定されていたクラスの教室の扉を開けて中に入る

扉を開けた事で多少注目されたがすぐに会話を再開してまた騒がしくなった

取り敢えず自分の席を探す事にしよう

これ名前順じゃないのかと思いつつ、しらみ潰しに机の上に置かれたプレートを読んでいく

 

お、ここだね

僕の席は窓際の一つ前にある席だった

取り敢えず座り、周りの人に挨拶する事にした

 

「やぁこんにちは僕は丹羽万尋。これから同じクラスメイトとしてよろしくね」

 

そう言って後ろの席にいた腰まで伸びた茶色髪に幼さが残る非常に整った容姿の同級生の女の子に話し掛ける

とびきりの美少女だ是非ともお近づきになりたい

 

「...えっと、私は綾小路清隆。その..よろしく」

 

「へぇ?綾小路さんか。うん、これからよろしく」

 

女の子にしては珍しい名前だが本人は普通そうだ

僕が話を振って来るのが予想外だったのか若干緊張しながらだったけど

ちゃんと返事はして貰えた

そのまま綾小路さんの隣の子、本を読んでいるこれまた可愛い黒髪の女の子にも挨拶した

 

「やぁこんにちは僕は丹羽万尋。同じクラスメイトとしてこれからよろしくね」

 

「申し訳ないけど私は他の誰かと違って仲良しごっこする気はないわ。

悪いけれど他を当たって」

 

開口一言目が拒絶だった

取り付く島もないとはまさしくこういう事なのだろう

僕が特段何かした訳ではないし元からのスタンスか

どうやら彼女は人とのコミュニケーションを軽視しているようだ

稀にこうゆうプライドが高くて一匹狼を好む者が居る。多分だが彼女も同じタイプだ

この手の人物は一度絆せばある程度の事は信頼してくれる

まぁ裏を返せばガードが堅いから時間を掛けなければいけないのだけど

 

「ああ、ごめん。気をつけるよ」

 

軽く謝罪し、会話を切ろうとすると隣から会話を聞いていた綾小路さんが待ったをかけた

 

「流石にその態度は失礼だと思う」

 

「...綾小路さんあなたには関係ない事よ。それに本人である彼も納得してる」

 

「私には教えてくれたのに丹羽に言わないのは良くないんじゃない?」

 

おや、二人は初対面じゃないのか。

確かに綾小路さんに教えて僕に教えてくれないのはちょっと傷付く

まぁ別にそこまで強く望んでないからいいけど

どのみち同じクラスメイトだ

遅かれ早かれどうせ嫌でも知ることになる

 

「綾小路さん、僕は納得してるから平気だよ。心配してくれて嬉しいけどこれは仕方がないんだ。ちゃんと彼女にも理由がある」

 

「理由?」

 

どう見ても面倒だからと適当にあしらわれただけでは?と言いたげな

彼女の視線を受け流しながら答える

 

「僕はネットで聞いた事がある。彼女みたいな人の事をツンデレって言うんだ。本当は素直になりたいけどプライドが邪魔して自分からは素直に言い出せない。だからさっきもそっけない態度を取ったんだと僕は考えてるんだ」

 

「・・・貴方想像以上にポジティブな思考をしているわね。一体どう考えたらそんな思考に至るのかしら?」

 

「丹羽ごめん、...流石に私も違うと思う」

 

黒髪の彼女は溜息を吐いて本に向き直り、綾小路さんは残念な奴を見るような目で僕を見てくる

 

「・・・まぁ冗談だよ」

 

半分くらいは割と本気で思ってたんだけど

おかしい

まぁ間違える事もあるし切り替えていこう

 

そうやって何だかんだありながらも三人で会話を続けていたら黒髪の子の名前が堀北さんという事まで分かった

それから漸く先生が教室に入って来た

担任の先生、茶柱先生の話した内容は主にこの学校についてだった

ざっくり話を要約すると

ここではSシステムという制度で毎月十万のポイント君達に払うからそれを現金に代用して生活してね、あとモラルの面とかその他色々ルールに気を付けて生活しようね

みたいな内容の説明だった

一ポイント一円の価値で支給されたのが十万ポイント

全員にいきなり十万円が支給されたようなものだ

平凡な学生からすれば大金である

質疑応答があったけど誰も質問せずに終わった、きっと皆、支給された十万のポイントに夢中だったのだろう

 

それからは自己紹介が始まり一部生徒は既にいなかったがある程度のクラスの人の名前を知れた

そうして学校一日目が終わり

僕は今月の十万をどうやって計画的に使おうか考えながら就寝した

 

こうして僕の華の高校生活がスタートした

それからの日々は基本的に堀北さんと綾小路さんの二人に話し掛けたり

池くんや平田くんなど他の生徒と喋るなどして割と充実した学校生活を送っていた

が、そんな日常がいつまでも続く事はなかった

 

入学から約一ヶ月後、ポイントが振り込まれるはずの日に振り込みがされておらず担任の茶柱先生によってもたなされた内容からクラスの様子が一変した

先生曰く僕達はDクラス、つまりは不良品としてこのクラスに配属されたのだと

授業中の態度や遅刻、欠席などでクラスポイントが0になってしまい

支払われるポイントも無くなったらしい

言われてみれば確かに監視カメラが多いし、教師が注意しなかったのも一種の試験で素の態度を見ていたと考えれば大いに納得できる

他のクラスも減ってはいるが僕達Dクラスと大きく差を離して

クラスポイントを維持していた

さらにダメ押しに卒業後の進学や就職の確約がされるのはAクラスだけという事実にクラスの皆が不満を表す

茶柱先生は特に気にせずつい先日受けた小テストの内容を配り

次のテストで赤点を取った者は退学になると僕達に言ったのだった

それで教室は赤点になりそうで焦っている者、自分がDクラスに配属されたのに不満な者などが集まり混沌と化していた

しかし、よくもまぁこんなルールが国に認められたよね

情報の秘匿とか大変そうだけど大丈夫なのかな?

 

「綾小路さんはどう思う?」

 

「どうって...何が?」

 

「え?茶柱先生の言っていた事だよ。今月は振り込みなしの0ポイントで生活しろなんて....酷い人だと思わない?」

 

「コンビニとかでも生活必需品とかなら無料だった。食事も無料の物があったから死ぬ事はないと思う・・・丹羽はもう先月分のポイント使い果たしたの?」

 

「昨日で無くなったかな。でもそっか最低限死ぬ事はないのか...良心的だね。ところで堀北さんはまだポイント余ってたりしない?」

 

「当然よ。むしろすべて使い切った貴方が稀だと思うけれど?ポイントの譲渡も嫌よ。貴方に貸しても見返りがなさ過ぎるし。他の人も今月は振り込まれていないのだから大人しく諦めなさい」

 

思惑がバレて牽制されてしまった

全く、酷い奴だよ堀北さんは

 

「人助けは見返りを求めないでやる事だと思うんだ」

 

「丹羽....先週のコンビニで私に言ったことは覚えてる?」

 

「ああ、覚えてるよ確か人に頼み事をする時は何か見返りを用意すべき...だっけ?」

 

「私はしっかりと丹羽に見返りを渡した。丹羽は?」

 

「貴方、綾小路さんにそんな事言っておいて良く私に無償でポイントを借りようと考えられたわね...」

 

ジト目の綾小路さんと心底呆れた表情をした堀北さん

 

「話変わるけど次のテスト赤点取ったら退学って中々ハードだよね。二人は点数大丈夫なの?」

 

己の不利を悟って僕は強制的に話題を替えたのだった

 

 




オリ主異世界出身の現日本人というパワーワード

取り敢えずこのまま書いていきます
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