ようこそ夢見るアイドルがいる実力主義の教室へ!! 作:ブラックマッハ
「堀北頼む、アイドルになってくれ」
「嫌よ、貴方に関わると後悔しそうだわ」
俺海堂仙道は振られてしまった。堀北にスカウトの告白しては、振られて二年が過ぎた。
あっという間に感じてしまうが悪くはない。ひたすら情熱を込めてスカウトする日々を送っている。
「あああ、海堂君を振るなんてね」
「私もスカウトされたい」
「あなたじゃ役不足よ。私よ」
と言う声が俺の耳に入るのだが特に気にしていない。
堀北に振られるのはいつものことだった。だが俺だってメンタルは、不死身じゃない。落ち込む時は落ち込んでしまうのだ。
落ち込んでいる俺が廊下に行くと、プリントをたくさん持っている金髪の紫色の目をしていた女子の櫛田がいた。
「今日も堀北さんにスカウトしたんだ。お疲れ様」
「ありがとうさん。櫛田の方が大変そうじゃん。荷物持つよ」
そう言って俺はプリントを強引に奪った。
「ありがとうね、海堂君」
俺は知っている、どんな人物にも裏の顔がある事を。それを学んだのは、よう実の世界だった。
俺もオラオラキャラを隠していたのだから。
「気にするな、いつも世話になっている俺だ。少しはお礼をしたいと思ってしまうんだよ」
これが俺にとっての本音だった。いつも櫛田には世話になっている。だから恩返しをしたかったのだ。小さな事でもいいから。
「海堂君は、堀北さん以外はスカウトしようと思わないの?」
「その手があったか?別に彼女になる訳じゃないんだから、気にしなくていいのか。浮気し放題じゃないか?ありがとうな教えてくれて」
でも今俺は堀北以外眼中にないからな。
「浮気し放題て考え方を変えた方がいいかな?でもスカウトするチャンスは多い方がいいと思うよ」
なんか櫛田もスカウトされたそうな表情をしてウィンクしていたからそんな気がして何度もそう思ってしまう。
まぁそれも演技なんだから困ったものだ。
「まぁ今は誰にもしたいと思わないな。だって堀北以外眼中にないしな」
「そうかそうだよね」
櫛田が寂しそうな表情をしていたがこれも演技でしかないのだから騙されない。
そんな会話をしていたら無事に教室に到着した。すると野球部の赤髪の黒の瞳をした松木が言う。
「よ、堀北一筋が浮気か。珍しい」
そう、ヤジを飛ばしてきたが、別に堀北と付き合っている訳じゃない。
「別にそうじゃないさ。そんな事を考えていると次の試合エラーになるかもよ」
「おいおい、今日なんだよ。だから、スケットとしてライトにきてくれないか?」
「分かったと言いたいがバスケ部が許してくれるかどうか?」
「海堂君、今日のバスケ部は休みだよ」
ッチ、流石櫛田情報が早い。サボりたかったのにサボれないじゃないか。
「じゃあそう言う事で宜しくな」
そう言われて俺は頷いた。