ありふれた職業で世界最強if優花   作:白San

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幕間 王女の受難Ⅱ/結界の中で神官は

 

協議を始めてから二日後の夜。協議を重ねるガハルドとリリアーナのもとに、一報が飛び込んできた。

 

「以上で報告を終わります!」

 

「ご苦労、下がれ」

 

「はっ」

 

ツカツカと規則正しい足音を響かせて部下が出て行った扉を暫く見つめた後、ガハルドは、目の前で澄ました顔をしているリリアーナに視線を転じた。

 

リリアーナは、ガハルドの視線に気が付くと「大変そうですね?」と心配するような、或いは困ったような微笑みを向けた。隣国の王女として、先程報告された内容に憂いているような、されど口出しは余計だと弁えているようなそんな表情だ。

 

ある意味、見事な表情だと、ガハルドは思えた。

 

「全く、困ったものだ。ふざけた強さの魔物や魔人族の次は、ふざけた動物の仮面を付けた、ふざけた強さの四人組の襲撃か……この件、どう思う? リリアーナ姫」

 

「……私には分かりかねます。報告では魔人族の切り札的な部隊とのことでしたが……」

 

「そうだな。その可能性もあるだろう。連中がそんなふざけた仮面なんぞつけるわけがないと分かってはいるが、まぁ、可能性がゼロではない。たとえ、その内の一人が光属性の魔法を自在に操り、眩い光のアーティファクトの剣を振るっていたとしても、な?」

 

「………そうですね。恐ろしいことです」

 

「ああ、全くだ。それで何が目的かと尋ねたら、亜人奴隷達の待遇改善だと抜かすのだから、意味不明すぎて、俺も恐ろしいと、俺も思う。まるで、この世界の人間じゃないみたいだ。未知との遭遇だな?」

 

「そう、ですね」

 

リリアーナの表情は崩れない。

 

ガハルドは面白そうにリリアーナを観察しているが、笑顔という仮面は鉄壁だ。何せ貼り付けたような笑顔ではなく、王族必須スキルであるその場の状況に応じて変幻自在に変わる笑顔なのだから。

 

しかし、そんな鉄壁な仮面であっても、僅かに呼吸が乱れていたことをガハルドは見逃さなかった。

 

「リリアーナ姫」

 

「はい?」

 

「確か勇者殿は、あの、南雲ハジメと一緒に向かったのだったな?」

 

「……その通りです」

 

「そうか。そうえばな昼頃に部下からの報告でな、アレス・バーンらしき人物が帝都にいたと報告にあったんだ」

 

「………それは、真ですか?」

 

「ああ、報告だと、そのアレス・バーンらしき人物は白いローブを顔深くまで被っていたため顔までがわからなかったらしいが……その部下はアレス信者でな。ほら、覚えてるだろ? アレス信者騒動。あれは思い出す度に頭が痛くなるぜ」

 

「………はい。あれは凄かったですね」

 

うんざりした顔のガハルドの言葉にリリアーナは頬が引き攣りながら苦笑いし自分もあの騒動を思い出す。

 

───アレス信者騒動

それは、アレスが異端者として追放される数年程前に起こった騒動であり、事の発端はアレスの人気さ故であった。

元々、アレスは王国でも人気があって、その魅力に惚れた信者みたいな人達が大勢おり、更に各地の教会巡り(本当は大迷宮攻略の旅)で各地を巡ったことで、アレスの〝王国最強の神官〟の名が各地に広まり、それに加わり、サラッとした金髪、透き通った碧眼で整った顔であるアレスの外見に魅了され、女性を中心としたファンクラブが一気に倍増してしまう。その中に熱狂的な信者も増えたせいで、教会側はもしかしたら〝神エヒト〟の教えがアレスのせいで教えに傷がつくと考えてしまい全力で抑えにかかるまでに発展しまった騒動のことである。

 

この騒動で王国、帝国、教会の上層部は頭を痛め、この騒動の中心となってしまった、ある意味被害者の立場のアレスはこの件は自分にとっての黒歴史になり、両手で頭をかかえるほど苦悩していた。

 

しかし、アレスが異端者として追放されてからは、めっきり信者やファンクラブがなくなってしまった。しかし、隠れ信者は所々存在しており、それは王国ではなく帝国に多く存在している。

 

「それで、その信者の部下の報告だと、その白ローブの人物はある集団と一緒にいたらしくてな、その集団は余り帝都には見かけない集団だったらしい」

 

「へ、へぇ……それは、どんな集団でしょう?」

 

ガハルドの説明に思い当たりがあり過ぎるリリアーナの鉄壁の笑顔が少し引き攣ってしまう。

 

「ああ、なんかな。その集団にな余り見ない黒コートを着た白髪で眼帯を着けた男や美女、美少女の集まりだったらしい。リリアーナ姫は何か知ってるか?」

 

「さ、さぁ……私は知りませんね。そんな方々…」

 

「そうかそうか。実は最近、面白い亜人を捕まえてな」

 

「?」

 

内心、仮面達の正体を察したり、アレスのことで冷や汗を掻いていたリリアーナは、突然の話題変更に目を瞬かせた。ガハルドはお構いなしに語る。

 

「特殊な、そうあまりに特殊な──兎人族だ」

 

「………」

 

ぶわっと毛穴が開くような感覚。笑顔仮面を強化!猫を被るように、リリアーナは五人目の動物仮面……猫仮面となった。

 

「樹海の外れだというのに帝国の兵士とまともにやり合いやがった。とても、兎人族とは思えん殺意と覇気を持っていてな」

 

「まぁ!温厚の代名詞のような兎人族に、そのような部族もいるのですね。恐ろしい……」

 

「それだけじゃない。そいつらの装備がな、これまた凄かった。オルクス大迷宮でしか取れないような貴重な鉱石で作られたものばかりでな」

 

「フェアベルゲンの技術力も侮れませんね」

 

「そうだな。本当に、フェアベルゲンの職人が作ったんだからな。俺には、あんな業物の装備を量産できる奴は見当がつかなかったが今なら見当がつくんだよ。あんな装備を作れるのは〝稀代の錬成師〟の南雲ハジメぐらいだとしか思えんが」

 

「……………」

 

胃がしくしくする。今日の協議を終えたら、ヘリーナ特製のお腹に優しいジャスミンティーでも入れて貰おう、そうしよう。リリアーナは心のヘリーナにお願いした。

 

と、そのとき、再び扉がノックされた。

 

「入れ」

 

「ハッ。失礼します。緊急故、報告をお許し願いたく!」

 

「構わん、どうした? また仮面でも出たか?」

 

「い、いえ。それが、その──地下牢のハウリア族が全員、脱獄した模様です!」

 

「…………は?」

 

有り得ないことを聞いて、声をだしながらガハルドの視線がリリアーナに向けられた。珍しく無表情だ。無機質な目がジッとリリアーナに注がれている。

 

リリアーナは「あらまぁ、大変!」と言いたげな表情を見事に作りだすと同時に、内心で絶叫する!

 

「(来てる! あの人……ハジメさんが絶対に来てるぅ! 帝城の地下牢から気付かれずに脱獄させるなんて、ハジメさんにしか無理ぃ!というか光輝さん達も何をやっているのですかぁ!? 仮面、意味無いし! 顔面隠して聖剣隠さず〜って馬鹿ですかっ! それに兄様も兄様ですっ!なんでハジメさん達を止めずに帝都に来てるんですかっ、あの人!ヘリーナに言いつけようかしらっ! )」

 

無表情なまま、ガハルドが感情のない音声で尋ねた。

 

「そういえば、リリアーナ姫」

 

「はい、陛下。なんでしょうか?」

 

「南雲ハジメには、異常な程に強い仲間がいるのだったな?その内の一人は、兎人族だとか」

 

「ええ、可愛いらしい兎人族の少女の方がいましたね」

 

それが何か?と可愛いらしく、首をコテンと傾げるリリアーナ。笑顔仮面からキョトン仮面にシフトチェンジして誰が見ても不思議そうな顔だ。

 

しかし、ガハルドは疑いの目を向けるが相手が悪い。

 

目の前にいるのは〝王国最強の神官〟と呼ばれているアレスと同じように〝王国の才女〟と呼ばれる王女。故に彼女は仮面を幾つか持っている。それは王族必須スキルであり、王族の誇りを誇示するためである。たとえ、どんな状況下におかれても、それに見合った表情の仮面を付け、相手に自分の弱さを見せず堂々とした態度を見せる。それが王女リリアーナが鍛え上げた技術なのである。

 

無表情のガハルドに「ん?」と何も分かっていなそうな可愛いらしい疑問顔を見せながら、リリアーナは内心で、つらつらと愚痴やらツッコミを入れ、ハジメとアレスが強く出れない優花とヘリーナの二人に言いつけやると心の中で誓った。

 

 

その翌日。

 

この日はリリアーナ姫とバイアス皇太子の婚約発表を兼ねた歓迎パーティが催されることになっており、リリアーナは朝から大忙しだった。

 

そんな、彼女の耳に、ある一報が届く。

 

「リリアーナ様。その、門のところにですね、リリアーナ様を訪ねて来ている方々がいるそうなのですが……」

 

門番の兵士から伝言を預かった使用人が困惑したように伝えてくる。予定にない来客にリリアーナも少々困惑しつつ、小首を傾げて尋ねた。

 

「どなたですか?」

 

「はぁ。なんでも、勇者を名乗っていらっしゃっるとか」

 

「なんで正面から来てるのですかぁ!」

 

リリアーナは絶叫した。使用人はビクッと体を跳ねさせた。だが、リリアーナに取り繕うほどの余裕はない。何せ、正体バレバレのお尋ね者が正面から自分を訪ねてきているのだ。勇者の傍には首謀者と傍観者の二人もいるに違いない。

 

「直ぐ迎えを! 必ず、私の部屋の応接室に通して下さい! 一直線で! 有無を言わさず!お願いしますね!」

 

「は、はいぃ!」

 

王女に両肩を掴まれ、若干血走った目で〝お願い〟された使用人は、涙目で部屋を出て行った。

 

「ヘリィ〜〜〜ナァ! 光輝さん達がガハルド陛下と謁見する前に、何がなんでも割り込みますよぉ! 準備を!」

 

「お任せあれ!」

 

ヘリーナを筆頭に、連れてきた侍女達が一斉に動き出す。リリアーナもまた、「今度は何をやらかす気ですかっ?!」と、鼻息荒く準備を進めるのであった……。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「───〝千断〟!」

 

瞬間、襲いかかる竜達の体がズリュッとした生々しい音と共に体がバラバラになる。

 

「グリュァァァアアア!!!」

 

「くっ」

 

しかし、数を減らしたとしても、たったの数体。この空間にいる竜の数はまだまだおり、獲物(アレス)を狙って一斉に息吹(ブレス)を吐く。

 

「〝空絶〟!」

 

全方向から放たれる息吹に対してアレスは咄嗟に展開した防御結界で完全に遮断していく。

 

 

────複合魔法〝空絶〟

光魔法の聖絶と空間魔法を組み合わせ、完全なる外からくるあらゆる物を遮断する魔法。これは空気も含まれてしまうので長くは発動できないデメリットもある。

 

防御結界の中、アレスは荒い息を整えつつ状況の整理と魔力の補給を行う。

 

「ふぅ……(ざっと、四百五十体ぐらい倒したましたが、残りは見たところまだ、五百)……多いな」

 

神の魔法によって、この結界に囚われしまったアレスは竜達と休む暇無く、ずっと戦いを続けていた。この防御結界も後数分も経てば息が出来ないため解除することになる。

 

「……(体幹的に一日が経った気がするが現実世界との時間軸の差はどれぐらいなのだろうか)」

 

だが、休める合間にと外などの事も案じ、魔力を補給し終えるとアレスは〝ロンギヌス〟を構えた瞬間、結界を解除した。

 

『グラァァァァァ!』

 

アレスが結界を解除したのを皮切りにワイバーン型の竜の群れが襲いかかる。

 

「──〝天翔閃・極〟」

 

対してアレスは横に一直線に大きく振るう。その瞬間、極大の光の斬撃が大きな音と共にワイバーン達のもとへ向かい、数体は直撃により消し炭になるが、残りはアレスの行動を狙ってかのように、上から、下から、後ろから突っ込んでいく。

 

しかし、ワイバーン達の行動もアレスは予測してた。

 

「───〝綺羅〟」

 

全てを見透かしているかのようにロンギヌスを持っていない手を突き出すと、幾多の数の光の斬撃がアレスの周りから飛ばされいき、ワイバーン達を細切れにしていく。

 

────複合魔法〝綺羅〟

光魔法の天翔閃と空間魔法の千断、魂魄魔法の選定を組み合わせた自動追尾型の光の斬撃である。当たれば絶対にその部分を綺麗な断面になって切れていく斬撃魔法。

 

ワイバーンの群れを殲滅し終え、安堵したのも束の間、黒い何かがアレスの目でも捉えられないほどの高速移動で横腹を抉る。

 

「……ぐっ!?」

 

横腹を抉られ口を歪めるアレスは片手で抉られた横腹を抑えつつ同時に再生魔法を発動し回復させていく。そして、横腹を抉りとった相手を確認する為に自分の魔力を辿っていき其の敵を視認した。

 

アレスの目が見開く。

 

「まさか、そういう個体もいるんですね。それもそうだ人間すら強化していますからね……不覚でした」

 

アレスが見たのは、鋭利な刃で作られたような翼にスピードを重視するために通常のワイバーンより少し体躯の小さいワイバーンだった。見れば、そのスピード型はこの空間の中に十体程だと認識する。

 

「……(あの、スピードは使徒の銀翼よりも速い。面倒な………だが、数は少ない)ならっ」

 

まだ回復し終えてない横腹を無視して、スピード型以外の竜達をロンギヌスと魔法と槍で殲滅していく。ロンギヌスに魔法を乗せ、投擲して周りの竜を滅しながら近くにいる巨体の竜に急迫すると竜の腹部に貫手を繰り出すと同時に魔法を発動する。

 

「──〝衝魂〟!」

 

「グルゥア!?」

 

魂魄魔法〝衝魂〟で目の前の巨大な竜に防御無視の衝撃を与える。それと、同時に投擲していたロンギヌスが、ワイバーン達に風穴を開けながら進んでいきアレスのもとヘ戻っていく。

 

「───〝天翔閃・羅円〟」

 

戻ってきたロンギヌスを手で受け取り、その戻ってきた時の力を利用して円を描くように回りながら光の円の斬撃を飛ばし、周りにいる竜達の首、胴体を切り離していった。

 

同時に〝天翔閃・羅円〟を放つと、腕輪で貯めていた魔力を使って魔力補充する。

 

「(これで、魔力を回復できる回数は三回ほどですか)厳しいですね……」

 

アレスの言う通り、竜の数はまだ、多くて四百はいる。もし、魔力の底が尽きたら確実にここで命を落とす。アレスから冷や汗が流れる。

 

「(ここで死んだら今までやってきたことが無駄になる)いや……」

 

アレスは自分の頬を両手でパンッと叩く。それは自分の弱音を払拭していくように、やり過ぎたのかジンジンと痛みを感じながらアレスは顔を上げる。

 

「ふっ、マイナス思考は駄目でした。これでは、神殺しを目的としている癖に恥ずかしいばかりです。此処にハジメ殿達がホントに居なくて良かった」

 

そうだ。こんなんで弱音を吐くなど言語道断。彼等の仲間の一人なのに恥ずかしいことだ。

 

アレスは手に持つ愛槍ロンギヌスを強く握る。その目は真剣でありながらも口は微かに笑みを浮かべていた。

 

「かかってこい。偽りの竜……いや、雑種共っ」

 

アレスの挑発に、言葉は理解せずともその雰囲気で舐められてると知覚した全てのワイバーン型の竜達が血走った目でアレスを睨む。直後、アレス目掛けて百以上の群れが襲いかかる。。

 

その中にはスピード型が混じっているのを確認したアレスは今度は其の攻撃を確かに目で捉えていた。

 

「見えたっ!」

 

アレスは最初のスピード型にダメージを喰らった際、己の〝適応〟が発動し、ある技能を獲得得していた。その名は〝真眼〟能力は視覚能力の上昇。その技能でアレスはスピード型(敏捷35000)のスピードまでなら目で捉えることが可能になっていた。

 

故に、スピード型が接近する手前に行動に出る。

 

貴方(スピード型)は面倒くさいですからね。ここで全滅させましょうか──〝大震天〟!」

 

瞬間、アレスを中心に大きな音と共に広範囲の空間爆発が起こり、大きな煙が舞う。

そして、煙が晴れれば一人の男が立っていた。

 

「ふぅ……これで、スピード型共々、ワイバーン型は諸々殲滅しましたかな?」

 

立っていたのは勿論アレスだった。アレスは口元から流れる血を袖で拭ってからワイバーン型、総勢二百の数を殲滅したことを確認する。

 

「これで、残りは……」

 

アレスは上に視線を向けれると、そこには、ワイバーン型とは違い、ちゃんとした竜の姿をした竜達が総勢二百程の数がいた。 呼称は、造られし竜……偽りの竜(デミ・ドラゴン)と呼べば良いだろう。

 

偽竜達は突貫かブレスしか脳がないワイバーン型とは違い、僅かながら知能があるのだろう。

奴等はアレスの動きを観察していたのか余り、アレスに攻撃をせずに主にワイバーン型のサポートか戦い眺めているだけだった。アレスも今まで、この結界内でデミ・ドラゴンを倒した数は十体ほどであった。

 

「少し、面倒ですが、まぁ何とかなるでしょう(それに、私が一番警戒はあれですし……)」

 

アレスはそんな事を口にしつつ、チラリと、其処に鎮座する覇気ある十体の偽竜を見る。

 

「……やはり、あの中で彼等が一番巨大ですね」

 

アレスは一番の警戒は偽竜達の更に向こうに鎮座した十のそれぞれ異なる色の巨躯の竜達に向けている。竜達も同様かこれほど数を減らしても一向に動こうしていない。

 

「(やっぱり、そうですね。あの竜達の魔力量が他と全く違います。この場所の親玉?)……ですが、それがどうしたってことです」

 

色々と考えるが意味は無いと思ったアレスはロンギヌスを偽竜達に突きつけながら告げる。

 

「私にはやるべき事があるため刻一刻と外に脱出したい。故に、貴方達には死んで貰いたい」

 

偽竜達を睨みつけながらアレスはロンギヌスをギュッと強く握りしめる。偽竜達もアレスが此方へ向かってくることを察してか、本格的に動きだしアレスのもとへ近付いて来ているのが分かった。

 

それを見たアレスは笑み浮かべる。それは、どっかの白髪眼帯の黒コートのように不敵な笑みを浮かべていた。

 

「さぁ、第二ラウンドです。行くぞっ、偽りの竜共っ!」

 

「「「「グルゥアアアアア゙ア゙ア゙ア゙!」」」」

 

偽竜達に宣戦布告するように声を上げるアレスに対して偶然か分からないが、偽竜達はアレスの宣戦布告に応えるかのように各々、大きな咆哮を上げるのだった………。

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