キユリの朝までラジオ 作:短編連投カクナム
「こんにちゆりゆり~!
ということで、今週も始まりました、キユリの朝までラジオ~! 今日のゲストは、《コッコ・ルピア》さんです!!」
「オイラ、コッコ・ルピアだッピ。よろしくッピ」
「よろしくお願いしますね、大先輩!」
「あ、圧が強いッピ・・・・・・」
「そりゃそうですよ~私たちコスト軽減クリーチャーの元祖みたいな方ですから!」
「厳密には違うッピけどね」
コスト軽減クリーチャーの元祖は二弾の《
「まぁまぁ、そんなマイナー先輩のことは置いておきましょうよ」
「炎上するッピよ・・・・・・」
「ファイアー・バードだけに?」
「マジで燃えるッピよ?」
「そしたら《レッツ!
「ちょっとドラゴン呼んで来て良いッピ?」
「すみません調子に乗りすぎました」
キユリは驚くべき早さで謝罪した。相手は大先輩な上に20年以上ドラゴン達の友であり続けているのだ、怒らせてはならない。
「茶番はこのくらいしましょうか。そのドラゴンで思い出したんですけど」
「オイラ、半分は本気だったッピよ?」
「ドラゴンで思い出したんですけど!」
「ゴリ押しッピ・・・・・・」
コホン、とキユリはわざとらしく咳払いした。
「ドラゴンで思い出したんですけど、最近のドラゴンって結構ファイアー・バードと組まないでドラゴンだけで纏まってることもあるじゃないですか。アレについてどう思います?」
「どうって、何がッピ?」
「もうドラゴンはドラゴンだけでも居られるのに、ドラゴンのお友達って名乗れるものなのかなーと思いまして」
ドラゴンだけでも戦えるなら、
「オイラに関しては、《ボルシャック・栄光・ルピア》ってドラゴンになれるし、未だに一緒に戦ってるッピよ?」
「あ、コレ
「なんなら、この前オイラ達もドラゴンの進化に追いつくためにアーマード・ファイアー・バードになったッピよ?」
「あ、コレ訊くタイミングも間違えてますね」
「まぁ強いて言うなら、オイラ達がドラゴンに必要とされなくなっても、オイラ達がドラゴンの友達であることは変わらないッピ。
それに、今はドラゴン達だけで戦えても、またオイラ達の力が必要になることがきっとあるッピ。そうしたらまた協力して戦うのが、オイラ達ッピ」
誇らしそうにそう告げるコッコ・ルピアに、キユリは感銘を受けた。思わず零れた涙をコッコ・ルピアの翼で拭う。
「しれっと何してるッピ?」
「いえ、温かそうだなって思ったので」
「ところで、過去のコッコ・ルピアさんの発言に、こんなものがあったのですが」
キユリはメモに書かれた
『もう、僕たちもずいぶん長いことドラゴンと一緒に戦ってきたっぴ。そして、一個わかったことがあるっぴ。それはあいつらは僕たちがいないと何もできないってことだっぴ。だから、あいつらはもっと僕たちに感謝するべきなんだっぴ!!! ――コッコ・ルピア』
「なっ、それはオイラが一番調子に乗ってた時期の!? や、やめるッピ! 今はそんな偉そうな考えしてないッピ!」
「へ~コッコ・ルピア先輩って昔こんな感じだったんですね~!」
「偏向報道はやめるッピ!? ごく僅かな時期だけだッピ!!」
「あ、《チャラ・ルピア》ちゃんからメッセージだ。
なになに、『ちーっす! 見損なったッスよ、コッコパイセン! ポンポンッ!』だそうです」
「なんでチャラと連絡先交換してるッピ!?」
「まぁ、登録者100億人なので?」
ここぞとばかりにドヤ顔するキユリ。
「そんなんだからマニフェストさんに呆れられるんだッピよ・・・・・・」
「なっ!? マニフェストさんはキユリとズッ友ですよね!!! ね!!?」
キユリがカメラに向けて迫る中、放送事故気味に配信は終わった。
一発ネタ
「こんにちゆりゆり~!
本日のゲストは、《
「時間よ止まれ! お前の配信はここまでだ」