キユリの朝までラジオ   作:短編連投カクナム

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さあさあ皆様、ご唱和ください! これからデドダムに立ち向かいますのは、我らが無敵の死神! その名も~? ・・・・・・せーのっ! ヘ・ッ・ク・ス・ペ・イ・ン~~~!!


ゲスト《天災(ディザスター)デドダム》

「こんにちゆりゆり~!

 ということで。今週も始まりました、キユリの朝までラジオ、改め『【デドダム】ヘックスペインを救いたい【聞け】』!! 今日の被告人(ゲスト)は勿論この方、《天災(ディザスター)デドダム》さんです!」

「ドーモ、天才が生みし天災、デドダムデス。

 というか何デスか被告人って」

 ゲストの言葉を聞き流し、キユリは続ける。

「デドダム・・・・・・デドダム・・・・・・デドダム。天災の侵略者のデドダム、お前どうしちまったんだよ。お前、マナと手札と墓地を増やしてばっからしいな。そんなことより、キユリとこんにちゆりゆりしよう・・・・・・」

「もうしてマスが」

「ていうか何なんですかマナも手札も墓地も増やすって。欲張りすぎません?」

「ワタクシに言われましても。開発者が詰め込んだ機能デスので」

「つまりギュウジン丸が悪いと?」

「デスデス。ワタクシ被害者(ひがいしゃ)被造物(ひぞうぶつ)

「なんかはぐらかされてる気がしますが、一理ありますね・・・・・・」

「デショウ?」

 デドダムの言葉に唸るキユリ。

「つまり、全てギュウジン丸ってヤツの仕業なのデスよ」

「マジですかギュウジン丸最低ですね」

 ちなみに、どちらも水のクリーチャーのため《伝説の正体ギュウジン丸》とは相性が良かったりする。

「あの男は最悪なのデス。侵略ウイルスをばら撒いて侵略者を作り出したり、《伝説の禁断ドキンダムX(エックス)》の封印を解こうとしたり」

「うわぁ・・・・・・」

「《SSS(トルプルエス)(きゅう)天災(ディザスター)デッド・ダムド》を作る天才計画というのを計画したり。こちらは完成しなかったんですが」

「あれ、上手くいかなかったんですか?」

「完成より早く、自分で復活させたドキンダムXの槍に貫かれて死亡したので」

「自業自得じゃないですか」

 本人は「もう少し革命軍が来るのが遅ければ」などと述べているとかいないとか。

「あれ? でも計画って頓挫したんですよね? なんでデドダムさんはこちらに?」

「最近流行りのパラレルということにしておきまショウ」

 便利な言葉だ。パラレル・マスターズ。

「つまり、デドダムさんはヘックスペインさんのパラレル存在、と」

「イエそれは違いマスね」

「そこは否定するんですね」

「ヘックスペインはバロム・クエイクの影響で生まれてマスので、そうなるとバロムはギュウジン丸のパラレル、ということになりマスが」

「・・・・・・止めましょっか、この話」

 続けると角が立つため、話を切り上げるキユリ。

「ということで、ワタクシは無罪放免でよろしいデスか?」

「そういえばそんな話でしたね」

「エェ・・・・・・」

 てへぺろ☆するキユリにデドダムは困惑の目を向ける。

「でも、流石に無罪とはいきませんよ! あなたのせいで一体どれだけのヘックスペインさんが涙したことか!」

「ヘックスペインは一人デハ」

「細かいことはいいんです! まだまだデドダムさんの余罪はあるんですから、朝までは付き合ってもらいますよ~!」

「サッキ自分で忘れていマシタよね? まだ余罪あるんデスか?」

「なくても掘り起こします!!」

 配信は、終始こんなノリで終わった。

 

 

「あ、そういえば最近美少女になったらしいですね、デドダムさん」

「そういえばそうデスね。最近より一層可愛くなりマシタ」

「え、より一層?」

「元から可愛い系でショウ? ワタクシ」

「・・・・・・そうですね」

 キユリは色んな言葉を飲み込んだ。




一発ネタ
「今週のゲストは、出戸(でど)(たまき)さんです!」
「予想通りの紹介の仕方だな・・・・・・実に面白味のない」
「初対面(?)でいきなりディスられたんですけど!?」
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