キユリの朝までラジオ 作:短編連投カクナム
「こんにちゆりゆり~!
今週もやっていきましょう、キユリの朝までラジオ!! 今回のゲストは、《
「こんにちは。ワタシはアリスよ」
「よろしくお願いしますね、アリス-1さん!」
表情の無いアリス-1を気にせず盛り上がるキユリ。
「折角なので、本人に訊いても教えてくれなそうなことを聞いてみましょうかね! 具体的には、テスタさんとの馴れ初めとか!」
「知らないわ」
「知らないんですか!?」
あまりの驚愕に叫び気味のキユリ。
「ワタシの脳ミソ、足りていないんだもの。知らないわ」
「えぇ・・・・・・」
予想外の事に、キユリは若干困り顔だ。
「で、ではテスタ・ロッサさんのことはどう思ってますか?」
「テスタ? 誰かしら、ソレ」
「え゛」
「悪いけど、『アリス』の記憶はワタシには無いわ。ワタシはアリスだけど、『アリス』じゃないもの」
再びの予想外の事に、キユリがフリーズする。アンタップ不可だ。
「・・・・・・そ、そういえば! 私たち敵同士だったのに、よくゲストに来てくれましたね」
「ワタシはしてたつもりは無いわよ」
「そ、そうなんですか」
「ワタシ達はただ、ディスペクターの指示に従っていただけ。指示に従って戦い、指示に従ってその身をササゲル。それが
「え、えぇー・・・・・・反応に困りますね・・・・・・」
ディスタスとしての在り方に、キユリは困惑したきりだ。
「えーと、じゃあ好きな物とか・・・・・・」
「よくわからないけど、この身をササゲルことね。そのためにワタシは生み出されたのだし」
「それは好きって感じじゃなさそうですね~」
ウンウン唸るキユリはアリス-1は続けて言う。
「でもテスタ? の名前を聞いて、胸のあたりが暖かくなったわ」
「え、これは──そういうことと受け取っていいんですか!?」
胸元に手を当てながら言うアリス-1に、キユリのテンションは爆上がりだ。
「そういうことって、どういうことかしら」
「えー、そんな、誤魔化さないでくださいよ~」
「ワタシ、頭が空っぽなのよ。難しいことはわからないわ」
「アリス-1さん、ひいてはアリスさんがテスタさんのこと好きってことですよ!」
キユリの言葉に、小首を傾げるアリス-1。
「そうなのかしら」
「そうなんですよきっと!」
テンションが上がったキユリは、鼻息荒く頷く。
「でもワタシ、テスタのこと知らないわよ」
「そこはほら、肉体が覚えていた、みたいな! そういう感じかと!」
キユリの言葉に、再び小首を傾げるアリス-1。
「そうなのかしら」
「そうなんですよきっと!」
テンションの上がっているキユリは、鼻息荒く頷く。
配信は、終始謎のノリで進行した。
一発ネタ
「今日のゲストは、《
ってあれ!? 何か
「ゲロゲロゲーロ(ゲストに呼ぶならタンサンくらい用意しとけっつーの)」
「ちょ、ケローラさん!? ケローラさん!!??」