キユリの朝までラジオ   作:短編連投カクナム

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お久しぶりです。二週間ほど空けてしまいました。申し訳ありません。ちなみに、サガが殿堂しなかったらこの話はお蔵入りなのでもう一週間空いてました。ありがとうサガ。

今回、特に独自解釈が酷いです。ご注意ください。


ゲスト《絶望神(ぜつぼうしん)サガ》

「えー、それでは。(ただ)(いま)より、《絶望神サガ》さんの告別式、及び殿堂入り祝賀会を始めたいと思います。ゲストはこの方、《絶望神サガ》さんです!」

「いや、まだ死んでないが・・・・・・更に言えば、告別式と祝賀会って普通(なら)ばない単語だが?」

「正論は聞きません。効きません。こんな視聴率稼げそ、ゲフンゲフン重大なイベントを、逃すわけ無いじゃないですか!」

「我が言うのもなんだが、《キユリのASMラジオ(そちら)》も大概だからな?」

「大概って何ですか大概って!? 私はただこうしてラジオを放送しているだけなのに!?」

 尚、《キユリのASM(あさまで)ラジオ》を採用した【絶望神サガ】も存在した。

「それと、何故我が封じられねばならん。我はただ破壊と創造を繰り返(同名カード二枚でループ)しただけだが」

「それが大問題だったんですけど!?」

「我は勝手にゴッドにされてそうなっただけだ。我は被害者と言ってもいい」

「え、そんな事情があったんですね・・・・・・」

「まぁ、知っての通り非常に強いのでむしろ感謝しているが」

「最悪じゃないですか!? 私の同情返してください!?」

 叫んだキユリは、気を取り直して手元のメモを見る。

「ほ、本題に戻ってですね。

 告別式ということで、今回は色んな方からお手紙が届いています」

「ほう」

「まずは《一なる部隊イワシン》さんから。『「俺達も」お前を信じていたぞ。遠からずこっちに来るって』だそうです」

「どんな信頼だ。温泉に行ったら茹でて食らってやるからな」

「続いて《爆龍覇ヒビキ》さんから。『中々の戦いっぷりだったよキミ。ま、全盛期のボクら(ドラグナー)ほどじゃないけどね!』とのことです」

「貴様はバトライ刃が本体だっただろうが。我は単体で完結した神だぞ」

「続いて《ラトリエ・ロブション》さんから」

「待て、誰だそれは」

「『何回も料理(ショッキング・ダンタル)するの疲れてたから助かった。これで休める』だそうで」

「貴様かぁ! まさか、《蝕王の晩餐(ショッキング・ダンタル)》を使う度にあ奴が調理していたのか!?」

「・・・・・・? はい、そうに決まってるじゃないですか」

「何故そんな不思議そうな目を向けられねばならん・・・・・・?」

 愕然としているサガをスルーし、キユリは続ける。

「《蒼狼の大王イザナギテラス》さんから。『あ、じゃあ自分【鬼羅.Star】のところに帰るんで』」

「イザナギ貴様!? 貴様らが勝手に我をゴッドにしたと言うのに、なんだその態度は!?」

「あ、すみません間違えました。『今は遠き我らが祖よ。我らは汝を忘れぬ。故に、我らは戦おう。汝の思いを胸に、(うつつ)の友と共に』らしいです」

「どこをどう間違えたらそうなる!? というか内容ほぼ変わって無いだろう!?」

 誤って訳のメモを先に読んだキユリは、思い切り目を逸らした。

「最後に、《邪神M(マッド)・ロマノフ》さんですね。『復活せし我を一番上手く使いこなしたのは貴様らだ。誇ると良い』」

「M・ロマノフ・・・・・・!」

「『じゃ、我R(ロック)・ロマノフとC(チェスター)・ロマノフとゴッド・リンクしてくるから』だとか」

「M・ロマノフぅ!? 貴様もかぁ!!」

 碌でも無い内容の手紙ばかりであることに、サガが思わず叫ぶ。

「そんなに我が憎いか、貴様ら!?」

「いえ、結構マトモなお手紙もあったんですよ? 《禁断竜王Vol(ボル)-Val(バル)-8(エイト)》さんとか、『一時であったが、共に戦えたことを嬉しく思う』って書いてますし」

「ならば何故それを出さん!?」

「それよりこっちの方が面白そうだったので」

「貴様ぁ!」

 悪びれる様子もないキユリに、サガは再び叫んだ。

「あ、そろそろ時間ですね。それでは、次の環境でお会いしましょう! ま、《キユリのASMラジオ(このラジオ)》は変わらず環境に居続けるでしょうし、安泰ですね!」

「待て、まだ話は終わっていない! もう少しマトモな見送り方をしろ!」

 締めのムードになったスタジオに、サガの言葉が木霊する。

「貴様ら! 殿堂ゼロで覚えておけよ!!」

 ──配信は終了しました。




一発ネタ
「今日のゲストは、殿堂入り繋がりで《アクア・メルゲ》さんです!」
「サガ規制の代わりに俺が殿堂解除と聞いて」
「残念ながら、そんなことは無いです!」
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