キユリの朝までラジオ 作:短編連投カクナム
「こんにちゆりゆり~!
今週も 始まりました キユリの朝までラジオ(字余り) ということで、今回のゲストは!」
「《♪蛙の子 会えるのは何処? 好きと謂ひて》
ヒメカットですわ」
「はい、《
「よろしくお願いしますわ、キユリ様。
ケローラ様、見ていますかー! ヒメ出演!」
カメラに向けて手を振るヒメカット。キユリは苦笑した。
「ヒメカットさんは、帰ってこないケローラさんを待っているとのことですが」
「そうなんですの。
「もうかなりの
「ええ。正しく《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》ですわ」
「それって他の方のハイクじゃありません?」
「細かいことは良いんですの」
ヒメカットの言い様に、キユリは話題を変えることにする。
「それで思い出しましたが、ハイクでカップルと言えば、『壱百年
「ですわね。お二人のお陰で、恋愛営業がしやすくて助かりますわ」
頷くヒメカットに、キユリは前髪の奥から驚きの目を向ける。
「え、それ言っちゃって大丈夫なんですか?」
「・・・・・・ここ、カットでお願いしますわ」
「ということで、生放送でお送りしています、キユリの朝までラジオ」
「い、今のナシ! ですわ!」
キユリは慌てるヒメカットを気にせず続ける。
「まぁ確かに、ケローラさんって蛙ですし、アウトレイジですしね~」
「そ、そうなんですの」
「最近
「で、でもケローラ様は素敵なお方ですし、アウトレイジもマジックとは関わりが深いんですのよ? ヒメ擁護」
「でも蛙ですよ~?」
「そこが良いんじゃありませんの!」
「・・・・・・ヒメカットさん、もしかして」
「い、いえ何でもありませんわ。何かあったとしてもこれは作戦ですわ」
「もしかして普通に好きって伝えるの恥ずかしいから策略ってことにして──」
「これは! 作戦! ですわ!!!」
叫ぶヒメカットに、キユリは満面の笑みだ。
「ケローラさ~ん! 配信見てますか~!? 可愛いマーメイドがアナタを待ってますよ~!」
「や、止めて欲しいですわ! それに、何か言い方いかがわしいですわ!? ヒメ羞恥!」
「そんな~、良いじゃないですか私もマーメイドみたいなものですし」
「でもキユリ様スノーフェアリーですわよね」
「細かいことは良いんですよ!」
配信は、終始女子会みたいな雰囲気で終わった。
一発ネタ
「今回のゲストは、
・・・・・・アレ、でもイルカって魚じゃないですよね?」
「気付いてはいけないことに気付いたな!? ムーンサルトを食らいやがれ!」
「なんで!? ギャーーーー!?」