キユリの朝までラジオ 作:短編連投カクナム
今後、更新頻度はかなり下がると思います。
「こんにちゆりゆり~!
今週もやり返していきましょう、キユリの仕返しラジオ! 今回のゲストは、この方です!」
「やられたら、やりかえす! アザミよ」
「アザミちゃん、よろしくお願いします~」
キユリが上機嫌に迎える。息ぴったりだ。
「前々から、アザミちゃんとはなんとなく話が合う気がしていたんですよね!」
「なんでかしらね。見た目が近いからかしら?」
「かもしれませんね~。
ところで、何でスノーフェアリーと近い姿をしているんですか?」
「そうね、コレは詳しいことはわかっていないのだけれど」
「はい」
その前置きに、キユリは神妙な顔で頷く。
「アウトレイジって、身体の一部を武器にできるっていうこと以外、共通点はほぼ無いのよ。逆に言えば、それがアウトレイジの証ってこと。
つまり、元になった種族があって、そこからアウトレイジに目覚めてるのよ。きっと」
「なるほど~。つまりアザミさんは元スノーフェアリー、と」
「秘密よ」
「あれぇ!?」
流れをぶった切るアザミ。
「今のはスノーフェアリーの流れですよね!?」
「秘密なものは秘密なのよ」
こればっかりは公式が明言しないのが悪い。
「そう言えば、アウトレイジの皆さんって既存のクリーチャーと似た姿の方も多いですよね」
「えぇ、だから元は別の種族なんじゃないかって説が有力よ」
「自分たちの話なのに他人事みたいな・・・・・・。
アザミちゃんも《
「気のせいよ。
別に今まで
「え? もしかしなくてもジャスミンちゃ──」
「気のせいよ」
あくまで主張を変えないアザミに、キユリは閉口した。
「キユリちゃんも気をつけてね。いつかマニフェストさんに倍返しされるかもしれないから」
「マニフェストさんはキユリとズッ友ですが!??
ってあれ、こんなやり取り前にもしたような──」
「気のせいよ」
既視感のあるやり取りだ。キユリは首を傾げる。
「ともあれ、割と謎だったアウトレイジの皆さんの出自がわかったのは大きいですね! 私も頑張ればアウトレイジになれたりするかもしれませんし!」
「いえ、今のはあくまで仮説の一つよ? 一説によれば、太古の昔の種族で、アウトレイジの書に封印された、って話もあるわ」
「だから何で自分たちの話なのに他人事みたいなんですか・・・・・・」
こればっかりは公式が明言しないのが悪い。
「つまり、ジャスミンちゃんからアザミちゃんになったのではなく、アザミちゃんが優しさを得てジャスミンちゃんになる可能性もあるってことなんですね!」
「・・・・・・まぁ、大体はそうね」
面倒になったのか、アザミは投げやりに頷く。
「ということは、やっぱり私のアウトレイジ時代が出てくる可能性もありますよね!」
「なんでそんなにアウトレイジになりたがってるの、キユリちゃん・・・・・・」
配信中、終始キユリはハイテンションだった。割といつもの事だが。
一発ネタ
「本日のゲストは、
「「「私たちが居るから、ゲストには私しか選べないわ!」」」
「そ、それは困ります~!?」