キユリの朝までラジオ   作:短編連投カクナム

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お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。


ゲスト《応援(おうえん)妖精(ようせい)エール》

「こんにち~? ゆりゆり~!

 なんだか久しぶりな気もしますが! 今週()始まりました~、キユリの朝までラジオ! 本日のゲストは、エールちゃんです!

「みんな一緒にキユリちゃんを応援してね! エールだよ!」

 エールは笑顔でポンポンを振る。

「お久しぶりです、エールちゃん!」

「久しぶりだね、キユリちゃん! ビーチバレーしたとき以来かな?」

「そうなりますね~!」

 ポンポンを持ったままのエールとハイタッチするキユリ。かなり仲良さげだ。

「いや~、みんな水着可愛かったですよね~!」

「メンバーは少なかったけど、楽しかったよね!」

「ですね~。まぁ私はいつも通りの格好でしたが!」

 スノーフェアリーが集まると、大人数になりがちなのだ。

「ジャスミンちゃんとも久しぶりに遊べましたし、アジサイちゃんとヒガンナちゃんも、ガーベラちゃんとのお茶会ぶりでしたね~」

 実は、《大雪原だョ! 全員集合!》ではジャスミン以外全員集まっていたりする。

「いや~、アジサイちゃんにもオファーしようと思ったんですけど、ヒガンナちゃんのガードが堅くって~」

「あれ? でも、このラジオってコスト3以下じゃないと出られないんじゃないっけ」

「そこはほら、あれですよ。ディスタスとかバージョン違いとかあるじゃないですか!」

「その話、絶対ヒガンナちゃんの前でしちゃ駄目だよ・・・・・・」

 『アジサイを救うべくヒガンナが戦い続けていたことは、まだ語られていない』──そのため、キユリは知らなかったらしい。尚、アジサイはディスタスになってもコスト4である。

「せっかく一緒に遊んだ仲ですし、呼びたかったんですけどね~」

「その調子じゃ、難しいんじゃないかな・・・・・・」

「そうだ、お二人のお母さまである、《慈愛妖精カーネ》さんなら!」

「もっと難しいんじゃないかな・・・・・・」

 前途は多難である。

「そういえば、スノーフェアリーのみんなは結構ゲストに呼んでるよね! この前はガーベラちゃんも呼んでたし」

「そうですね! 呼びやすくて配信ウケする・・・・・・もとい、仲が良いので呼ばせてもらってますね!」

「あれ? でも、ガーベラちゃんって5コストな(ゲストに呼べない)んじゃなかったっけ?」

「あのときは特別回として、ガーベラちゃんに深海まで来て貰ったので!

 コスト制限があるのは、あくまでこのスタジオですからね!」

 そういうことらしい。細かいことは気にしてはいけない。

「そうだったんだ! でも私たちスノーフェアリーって自然文明だけど、海の中とか大丈夫だったの?」

「ガーベラちゃんが水文明を持ってなかったら危なかったですね!」

「危なかったんだ!? よくガーベラちゃんにオッケーもらえたね!?」

「いやー、直前まで深海だってこと伝え忘れてて、焦りましたね!」

「よくガーベラちゃんに来てもらえたね・・・・・・」

 一歩間違えたら特別回が()()()()である。

「まぁ、何とかなったので! 過去のことを振り返るより、前を向きましょう!

 さしあたっては、エールちゃん! 《フェアリーの火の子祭り》とか、メイドのジャスミンちゃんと一緒の《フェアリー・ライフ》に映ってる時とは衣装が違いますけど、何かあったんですか?」

「イメチェンしただけだよ!」

「思ったよりも普通な理由ですね!?」

 これ以上掘り下げられない理由に、ガビーンとショックなキユリだった。




一発ネタ
「今回のゲストは、《DARK MATERIAL(クラヤミノコンゲン) COMPLEX(コンプレックス)》さんです!」
「・・・・・・・・・・・・」
「あ、まだカード足りてないから寝てるー!?」
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