キユリの朝までラジオ 作:短編連投カクナム
「こんにちゆりゆりぃ!
今週も食べていきましょう、キユリのカレーパンラジオ!(大嘘)
本日の
「なんつー紹介をするのじゃ! 信じらんないのじゃ!」
「貴様、流石に怒るぞアングリー!
この方を誰と心得ている! パンドラの姫、プリン姫様だぞプリンセス!」
「うむ、くるしゅうにぞリュウセイ。
流石はわらわの家来じゃ!」
「流れるようなご紹介、ありがとうございます!
という訳で、本日のゲストは
ぱちぱち~とセルフ拍手するキユリ。配信のノリで怒っただけだった二人もそれに乗っかる。
「いやー大変だったみたいですね、カレーパンで!」
「全くなのじゃ! なんだったんじゃ、あのドギラゴンとかいう奴は!」
「酷い目に遭ったぜテリブル!
あんな辛いものに夢中になっていたなんて、どうかしてたぜクレイジー」
「リュウセイさん、辛いの駄目ですもんね~」
「何故知っているんだホワイ!?」
「『
他にも、ドングリがお好きだって情報とか・・・・・・」
「何!? そうなのか、リュウセイ!?」
「違います姫様! ディファレント!
貴様、適当な事を言うんじゃない!」
「ギャー、すみません! お願いだから立ち上がらないでください!
スタジオのサイズギリギリなんですから!」
コスト3以下しか入れないこのスタジオでは、リュウセイの巨体は危険がデンジャラスだ。
尚、
「リュウセイさんの好みは置いておいてですね」
「置いておくのじゃな・・・・・・」
「プリンさん達も大変ですよね、本当に。
ついこの前、パンドラが再興したばっかりなのに・・・・・・」
「パンドラの、再興? なんの話じゃ?」
「それが本当なら最高だぜベスト」
「あ、そっか。また違う世界のプリンさん達なんでした・・・・・・!」
あまりの平行世界の多さに、頭を抱えるキユリ。これぞパラレル・マスターズ。
「そうか、他の世界ではパンドラが再興できたのじゃな!?
ならわらわたちにも不可能ではないということ! 希望が見えたの、リュウセイ!」
「姫様、感激ですエモーショナル!」
涙を浮かべて喜ぶ二人に、キユリは冷や汗を浮かべていた。不用意な事を教えてしまったかもしれない。
「は、話を戻しまして!
カレーパンと言えば、お二人とも関わりの深い、ゾルゲさんですよね!」
「ゾルゲ・・・・・・忌々しい名前だぜヘイト。
だが、何故その名前が出てくるんだホワイ?」
「え? ゾルゲさんってカレーパンお好きですよね?
《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》とか言ってますし」
「あのゾルゲが!? 初耳じゃが!?
どこ情報じゃそれ!」
「『
他にも、アウトレイジになったりしてるって情報とか・・・・・・」
「なんでもアリじゃな、『
プリンの言葉に、キユリはドヤ顔で胸を張った。やろうと思えば、失われたパンドラの位置だって特定できるのだ。主な用途はSNSだが。
「ところで、その『
《炎龍王子カイザー・プリンス》って方をご存じですか?」
「誰だぜフーメン?」
「知らない名前なのじゃ。プリンスとかいうのなら、どこぞの王家の者なのかの?」
「はい。どこぞのというか、パンドラの、かもしれませんね!
お二人の子供では? と噂されているドラゴンです」
「オ、オレたちの子供!? アワーベイビー!?」
「し、知らないのじゃ! わらわたちの!? 子供!?
信じらんないのじゃ!」
あくまで噂である。こればっかりは公式が悪い。
「うーん、真相を突き止める絶好の機会だと思ったんですが・・・・・・
あ、生まれたら教えてください!」
「せんわ! なんでお主に出産報告せにゃならんのじゃ!」
「もう怒ったぞアングリー!
壊すぜブレイク!」
リュウセイが立ち上がり、翼を広げる。片方が剣だったこともあり、スタジオは呆気なく崩れ始めた。
「ギャー!? スタジオがー!?」
「姫様、帰りますよリターン!
こんなところには居られないぜゴーホーム!」
「でかしたのじゃ、リュウセイ!
後でカレーパンで弁償する故、許せ! キユリとやら!」
「カレーパンで支払われても困るんですけど!?
ギャーーーーーーー!!!」
機材などの破損により、配信は終了した。
なお、キユリの登録者は100億人なので、翌日にはスタジオは元通りになった。
一発ネタ
「本日のゲストは、《
「#$△◎♫ @●%!!!」
「何言ってるのかわからないんですが!?
ちょ、やめ、カレーパン食べさせようとしないでください!?」