裸の神様   作:ラージラ

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新たなる門出

「「かんぱ~い」」

ここはDMMORPG通称『ユグドラシル』

2126年に日本のメーカーが満を持して発売した体感型MMOだ。

このゲームは非常に自由度が高く、世界を熱狂させてきた。

だがそんなゲームも今日、終わりを迎える。

 

 

 

 ここはナザリック地下大墳墓。

俺のプレイヤー名は「サオウ」

種族はインキュバスだ。同じギルドのメンバーからは「竿」と呼ばれている。

俺は同僚であり友人のぺロロンチーノに誘われ、自慢のNPCを連れ彼の所属するギルド『アインズ・ウール・ゴウン』で、最後のときを過ごすことにした。

 

モモ「いや~まさかあの『裸の王様』にもう一度会えるとは思っていませんでしたよ( ´∀` )」

竿 「その二つ名を言うな( `ー´)ノあれは俺の上級職を活かすためだったって言ったでしょ!」

ペロ「確か、「裸王」だっけww?でも、最大攻撃力2倍は魅力的ですよね(*'▽')」

 

 俺はこのスキルを使うためにせっかく課金して手に入れた防具を全て脱ぎ捨て、防御力をほとんど無視した特攻ばかりを行っていた。

ただ裸と言っても、本当に裸だったわけではない。

ユグドラシルでは当然18禁行為はNGなわけで、防具なしでもインナーを自動で着る仕様になっていた。

それに俺は最初はこうではなかった。基本構成は純戦士のガチビルドで双剣を持つスピード重視のアタッカーだったのだ。

 しかし、突如「裸王」という上級職を手に入れる。

この職業は軽装になればなるほど攻撃力が増すスキルを使うことができるため、普通に戦って勝てない相手には装備ゼロで行った方が勝算があるのだ。

しかも、そのおかげで世界最高火力の一撃を叩きこむことができ、全盛期に世界1位だったプレイヤーをまぐれとはいえ一度倒している。

 

ペロ「なんでしたっけww?サオウさんの決めゼリフ?」

モモ「あーあれですよww『一発でいいわけ!俺たちは!』」

ペロ「ブッwwww(* ´艸`)」

竿 「おい、もうやめてくれ。思い出しただけで恥ずかしい(/ω\)」

 

この言葉は俺の代名詞となり俺の所属するギルドの有名なセリフにもなった。

 

ペロ「おっと、もうこんな時間だ。そろそろサービス終了ですね」

それを聞いて、寂しそうにしながらも決心したようにモモンガは言う。

 

「あの...お二人とも、サービス終了まで一緒に過ごしませんか?」

 

竿 「おーいいですね。なら最後に俺をアインズ・ウール・ゴウンに入れてくれませんか?最後にやりたいこともありますし...」

 

モモンガたちは少し驚いた様子だったが、嬉しそうに答える。

 

モモ「ほっ本当ですかΣ(・□・;)最後に最高火力の男が入ってくれるなんて、嬉しすぎます(´;ω;`)」

ペロ「でも防御は紙ww((´∀`))それで、やりたいことってなんですか?」

竿 「それは玉座の間に行ってから教えます!」

 

モモンガたち三人は円卓から立ち上がる。

ペロ「モモンガさんそのギルド武器も持っていきましょうよ!新メンバーも増えたことですし、我らの新たな門出を祝って!」

 

ギルドの象徴である《スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン》これは、41人が全員でギルドの象徴として作ったと聞く。

モモンガが手におさめた瞬間、スタッフから揺らめきながら立ち上がるどす黒い赤色のオーラ。時折それは人の苦悶の表情をかたちどり、崩れ消えていく。

実際に見るのは初めてのエフェクトに思わず見惚れてしまった。

竿 「いいですね~俺はその武器で昔、不意打ちされたんですねww」

 

モモンガと初めて会ったのは、とあるギルドとのぶつかり合いの最中。

突如アインズ・ウール・ゴウンを名乗る集団に超位魔法をぶっ放されて、横やりを入れられたときだ。

そのことを恨んではいないが、つい言いたくなってしまう。

 

モモ「本当にあのときはすみませんm(_ _;)m」

ペロ「サオウさん、昔のことでしょ?細かいですよ!」

竿 「ぺロロンチーノ、お前は俺がいるのわかってて爆撃したよな(ꐦ°᷄д°᷅)お前だけは許さんぞ!」

ペロ「テヘペロ♡」

そんなことを話しているうちに玉座の間に着いた。

 

玉座の間ではメイドたちと黒髪の美女がいた。

ペロ「このサキュバスがアルベドでモモンガさんの理想の女性なんですよ!」

モモ「おい、ぺロロンチーノ!!」

サオウはその女性を上から下まで観察する。

竿 「ふむ、巨乳好きと見た!同士ですね( ´∀` ) 丁度いいですし、私のNPCを紹介します!」

 

そういうとサオウは連れてきたNPCを紹介する。

竿 「これが俺の最高傑作、ハーフ天使のシルちゃんです!(´꒳`*)どやあああ」

その女性は白銀の長い髪を持ち、身長は低め年齢は14、5歳の見た目をしている。しかしその胸部は十分に大きく、カップ数でいうとFはあるかもしれない。そして服装も髪と同じ白を基調とした魔女っ子の姿だ。

かなり、属性を盛ってるが自身のギルドでも好評だった。...のだが

 

モモ「おっ...おうかわいいですね(´^`;)」

ペロ「やりたかったのってこれ?´・ω・)」

 

...思ったより、反応が薄かった。

 

竿 「いや....ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ そうだ!皆さんの好みのNPC紹介してくださいよ!」

ペロ「俺のは何度か見せましたが、しょうがないですね~そんなに言うなら、ちょっと連れてきます( ̄∀ ̄)ニヤ」

そういうと一瞬で転移した。

 

間横を見ると、何やらモモンガがアルベドの設定を見ているので、覗いてみる。

「「ながっ!」」

ついハモってしまった。

モモンガはそのことに笑いながら最後の一文に目を点にした。

 

『ちなみにビッチである。』

 

竿 「うーーん、サキュバスだからしょうがないのか?でも、安直過ぎません?」

モモ「タブラさんはギャップ萌えだけど、これはちょっとどうかと思いますよね?」

これに対し、サオウはある提案をする。

竿 「そうだ!3人でそれぞれ設定を変えましょう!モモンガさんはアルベドを、俺はシルを、ぺロロンチーノはシャルティアを!」

モ 「えっ、でも、しかしタブラさんに悪いですよ!(;゚Д゚)」

竿 「来なかった人が悪いんですよ。(´v`)ニィ」

 

ペロ「連れてきましたよ~」

 

ぺロロンチーノがシャルティアを連れてきたようだ。

竿 「いつ見ても、素晴らしいデザインですね。特にゴスロリがいい!偽乳なのが残念ですが...」

ペロ「ハァ~全く、サオウさんは変わりませんね。デカけりゃいいってもんじゃないっていつも言ってますよね?」

竿 「胸は盛るに限る!( ̄^ ̄)」

 

やり取りをしているうちに残り3分になってしまった。

ぺロロンチーノに先ほどのことを説明し、それぞれ最後の一文を付け足していく。

竿 「これでヨシ、二人はできましたか?」

ペロ「できました!」

モモ「....できました」

 

竿 「それではなんて書いたか発表っ!あっまずいもう20秒しかありませんよ!」

15、14、13

モモ「えっ?本当だ、すみません発表は中止でお願いします!最後にアインズ・ウール・ゴウンの掛け声をしましょう!」

竿 「おお!俺もやっていいんですか?」

8、7、6

ペロ「これがやりたかったんでしょ!?せーのっ!」

3、2、

「「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ!!」」

「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ!!」

 

0.....1、2、3

「「「あれ?」」」

 

 

 

 

 




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悪かったら、ボロクソに言っていただいて問題ありません。
何もないのが一番きついので
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