長めです。結構攻めたかもしれません
「がうぅぅ!!」
"鉄塊"がベヒモスの腕をへし折りながら、その巨体ごと吹き飛ばす。
だが、これまでと同じように即座にそれは完治する。そして、魔力によって生み出した風を巧みに操ることで、その巨体の体勢を一瞬にして整える。
「うん。それは、これまでも見てきた」
僕はマンネリ化してきたそれを見て、ため息を吐く。
対話のない戦いは退屈だ。
ベヒモスは僕たちの攻撃を受けるだけで、全然僕たちのことを見てくれない。いくら攻撃しても、ただ目標を狙うだけの攻撃しかしてくれない。
今までバカ魔力にかまけて、力技だけでやってきたのだということが、ありありと伝わってくる。彼の対話スキルは、デルタと同等と言って良いだろう。
……ここから進展がないんだったら、さっさと決めちゃおうかな? 向こうはバカみたいな魔力があるようだけど、こっちの魔力には限りがあるわけだし。
デルタはそんなことには目もくれず、さらなる攻撃を叩き込もうと突進する。まさに脳筋だ。むしろ、微笑みすら浮かべていた。
その心内は、全力で戦えて最高! といったところか。丁度、ドッグランで犬が全力疾走するようなものかもしれない。まぁこれでは、ただの脳筋ではなく、脳筋な戦闘狂になるわけだけど。
進展もなさそうだし、そろそろやるか。流石にアトミックで、全部ちりに変えればもう再生するなんてことはないだろう。
「デルタ」
「があぁぁ!」
「ちょっと、デルタ」
「──きゃんっ! ボスっ! 尻尾ダメ!」
デルタが勢いよく振り向いて、涙目で抗議してくる。危うく振り向きざまに"鉄塊"をぶち当てられるところであった。
僕は「いいかい?」と指を立てる。
「僕はそろそろ飽きてきたから、終わらせようと思うんだ」
「えー! もうです?」
「そう。今日はもうお開きね。続きはまた盗賊狩りでやって」
「うー、分かったのです……」
「よし。じゃあ、少し時間を稼いで。一秒くらいでいいよ」
「分かったのです!」
デルタはまだ戦えると聞いて嬉しそうに笑う。
一秒といって侮ることなかれ。僕たちクラスになると、瞬きの間に五回くらいは技をかけられる。だから、一秒は結構長いのだ。
デルタは飛び出し、僕は魔力を練る。
「この魔力……」
すると、デルタには目もくれず、ベヒモスはこちらを見る。
おっ? 何かあるのだろうか。
「だが、もう遅い」
既に、僕の準備は整った。
周囲に魔力の渦ができる。轟々と僕を中心に暴風が吹き荒れる。
「刮目せよ──アイ・アム・アトミック」
□□□
時は少し遡り、シェリーは、以前は見なかったはずの十番倉庫の白い穴を通って、不思議な空間に出たところだ。
通ってきた穴にも驚いたが、突如として視界に広がったその光景は非日常的で、彼女は言葉を失う。
遠くでは、今まで見たことのないような戦闘が繰り広げられている。それは、シェリーではとてもではないが、目で追うことすらできそうにない。だが、荒れ狂うほどの暴風の余波と、何より吹き付けるその圧倒的なプレッシャーは彼女でも感じられた。
「シェリー・バーネット」
しばらく呆けていたところで、不意に名前が呼ばれた。
その声の方を見てみると、そこには金色の毛並みをした獣人がいた。頭には血を流したような跡がある。
ボディスーツを着ているということは、先程の一団と同じ組織なのだろうか。
「え、えっと……?」
「どうして戻ってきた? ガンマは何をしている?」
「が、ガンマ……?」
「さっきシェリーと話してた人だよー」
ここまでシェリーを連れてきてくれた人が、耳打ちをしてくれる。
「えっと、アーティファクトが暴走したって聞きまして、私なら、アーティファクトにも詳しいですし、お役に立てるかなと」
「ガンマはそれを了承した、と」
「は、はい」
獣人はシェリーを見てから、考え込むように顎に手をやった。尻尾を揺らしながら、何かを掴むように視線を宙に投げる。
やがて、何らかの結論が出たのか。ふんっと鼻を鳴らした。それから、ちらりとシェリーの横を見る。
「分かった。ここまで来たってことは、覚悟はできてる? もう引き返せないよ」
「は、はい!」
シェリーはやや声を上ずらせて、しかしはっきりと言い切った。
「じゃあまず、ガンマが言ってた"アーティファクトの暴走"っていうのは嘘」
「えっ」
「アーティファクトは別に暴走していない。詳しい説明は省くけど、あれは君が解析したアーティファクトから出てきた厄災。君は、見事封印を解いたってわけだよ」
「わ、私がですか」
「そう。今は主とバカ犬が戦ってるけど、相手が圧倒的な魔力を持ってて、再生力が高すぎるから決め手がない」
「なるほど……」
今も壮絶な戦いが繰り広げられる方を見るも、やはりすごいという感想しか沸かない。どちらが優勢かすら分からないが、彼女がそういうならそうなのだろう。
「そこで、君の出番だ」
パチっと指を鳴らし、獣人はシェリーを指差す。
急に話を振られたシェリーだが、ここまで聞けば、彼女がシェリーに何を求めているかは容易に想像できた。
「えっと、つまり、あの牛? みたいな魔獣をもう一回封印すればいいってことですか?」
「そ」
獣人は我が意を得たりとばかりに、頷いた。
しかし、シェリーは対照的に、指の先を合わせてこねる。
「確かに、解析は終わって見事封印は解けたみたいなんですけど、そもそも今アーティファクトが手元に無いのと……」
「あー、それならここにあるよ」
獣人がどこからか見覚えのある球体を取り出した。どこから出したのだろう?
「ペトス……って言っても分かんないか。まぁ、君の成果を利用して呼び出したやつが懐に持っててね」
「そ、そうですか……」
「これで大丈夫?」
「えっと、いや、その……」
シェリーは気まずさから、尻すぼみにどんどん声が小さくなる。指のこね具合は、最早パン屋も驚くレベルにまで達していた。
「まだ足りないものが?」
「は、はい。えっと、私も詳しくは分からないんですけど、何かを封印するには純度の高い魔鉱石が必要なんです」
「魔鉱石……そういえば、最初にここに来たとき、ペトスの後ろに光る石があったっけ」
シェリーは周囲を見回すが、ぱっと見魔鉱石らしきものはない。
「それって、一回砕けた石でも大丈夫なの?」
「さぁどうでしょうか。分かりませんが、正直無理だと思います」
「それはどうして?」
「大量の魔力を封じ込めるには、純度が高く、大きい魔鉱石が必要なんです。だから、砕けて小さくなった破片では恐らく……」
「魔鉱石の方が耐えられない、と」
獣人はごろごろと喉を鳴らす。への字に曲がった眉毛が、これは困ったと言っているようだった。
シェリーはアーティファクトの研究中に見た先行研究を振り返る。確か、こんな状況で使える知識があったはずだ。
どんな研究だっただろうか。魔力に関するものだった気がする。あとは、魂、体……
「あっ!」
「何か分かった?」
「はい! 以前読んだ先行研究に、魂は肉体に比べて魔力の保有量が格段に少ないというものがありました!」
「それで?」
「はい。なので、あの牛さんの魂と肉体を分離させればいいんです!」
「なるほど……どうやって?」
「えっ? ……えっとこう、ガツンって感じで、では駄目ですかね?」
獣人の視線がどんどん冷えていく。ど、どうしよう。
「……まぁ、主なら何か手段があるかもしれない。とりあえず、その方向で──ッ!」
突如、今までとは比べものにならないくらいの、強大な魔力が生じる。それは漆黒のロングコートを纏った男を中心に渦巻いていた。
そして、シェリーにはその男に見覚えがあった。
「あのときの……」
星の降った夜、ルスランの死んだ日に、彼女の前に現れた男だ。あのとき、彼は意味深長なことを呟いて、去っていったのだ。
そして、シェリーがあの事件の裏に何かあると感じた原因でもある。
まさか、ここであの人間離れした戦闘をしていたのが彼だったとは。
「伏せてっ!」
「危ない」
「わっ」
予期せぬ再会に呆けていたシェリーは、突然押し倒されて地面に伏せる。
意味も分からず倒れ込んだ彼女が、痛みを感じるより早く世界を青紫色の光が包む。
だが、その直前、彼女は風で飛んでくるあるものを見つけた。それを掴んで、シェリーの意識は再び落ちる。
□□□
僕はあまりの衝撃に、一瞬立ち尽くしていた。
「ボスっ!」
それが祟って、二度目の、今度は物理的な衝撃によって吹き飛ばされた。
だが、その衝撃によって目の前の光景が夢ではないことが証明され、止まっていた思考が再び動き出す。
「ふむ。先程の技は見事であった」
僕は立ち上がる。身体的なダメージはほとんどない。無防備な状態でパンチを受けたが、無意識に体が受け身を取っていたのだ。
けど、そのパンチが僕に与えた精神的ダメージは大きなものだった。
僕は、僕の持てる最大の攻撃を以てしても、アレを討ち滅ぼすことができなかったのだ。
いや、それだけならまだいい。完全に滅ぼすことができず、再生して復活したのなら問題はない。
だが、現実は違った。ベヒモスは、僕の放った『アイ・アム・アトミック』と同等の威力を持つ正拳突きをしてきたのだ。何の溜めもなく、人が呼吸をするように、魔剣士が魔力を使うように平然と、その突きを放ったのだ。
まるで、存在としての差が違う。
「──クッ、クククッ、ハハハ!」
「ぼ、ボス! 変なものでも食べたですか?」
「……いや、何でもない」
僕はこのとき、確かに喜びを感じていた。
思えば、僕はこの世界に来てから本当の意味で、本気で戦ったことはあっただろうか。霧の龍やヴァイオレットさん、他にも強い相手はそれなりにいたけれど、結局僕には届かなかった。
それが今、それなのに今、僕の前には僕に届き得る存在が現れたのだ。
これは、僕が『陰の実力者』になる上で越えなければならない壁に違いない。僕は強く魔力を練り始める。
「良かろう。ならば、俺が本気で相手をしてやる」
□□□
「起きて起きてー」
「んぅ……」
体を揺すられ、シェリーは目を覚ます。どれくらい寝ていたのだろうか。周囲を見ても、環境に大きな変化は見られない。あれだけの魔力が溢れれば、地面にクレーターでもできそうなものだが。
「……って、今はそんなこと考えてる場合じゃない」
「そうだね。問題発生だ」
「問題、ですか?」
「ん」
獣人はある方向を指差した。
だが、そこには何もなかった。ただ真っ白な地面が続くばかりであったのだ。
シェリーはその真意を汲み取れず、首を傾げる。
「えっと……?」
「──破片ごと全て、消し飛んだ」
「あっ」
確かにそれは問題だ。作戦の根幹を揺るがしていると言っても過言じゃない。
と、そこでシェリーは気を失う以前にあるものを拾っていたことを思い出す。
「これを使いましょう」
ぎゅっと握っていた手を広げる。力強く握っていたためか、手がズキズキと痛む。
広げた手の中から現れたのは、正八面体の綺麗な水晶のようなものだった。シドが見れば、飛◯石とでも言っていたかもしれない。
「それは……!」
「はい。恐らく魔鉱石です。それもかなり高純度の」
「それをどこで……いや、主はここまで見通して……」
「あのー……」
なんか変な勘違いをされている気がする。気のせいだろうか? 気のせいということにしておこう。
「よし。それでいこう。私に何かできることはある?」
「すみません。特には……」
「分かった。じゃあ、主には私から伝えておく」
「お願いします」
「……任せたよ」
獣人はそれだけ言って背を向ける。彼女が言った通り、作戦をロングコートの男に伝えに行くのだろう。
「は、はい!」
シェリーはその背中に、大きな返事を返したのだった。
□□□
迫りくる拳を、僕はいつもより余裕を持って回避する。
そうやって、余裕を持って回避しているはずなのに、一手を追うごとにどんどん回避がギリギリになっていく。
「ふっ……」
僕は思わずニヤけてしまう。これはつまり、相手が僕のことを見て、僕の動きを予測してくれている証拠に他ならない。
そうしていく内に、ベヒモスの攻撃が僕に届く。五つに一つだったヒットが四つに一つに、四つに一つだった攻撃が三つに一つに、その精度は徐々に上がっていく。
ただ僕も漫然と攻撃を躱すだけではない。ベヒモスの拳のラインに剣を入れ、彼の拳の勢いを使って竹のように切り裂く。
そのまま肩ごと切断をするが、しかし次の瞬間にはベヒモスの肩は元に戻っている。
これだ。この再生能力こそが、最も厄介なのだ。どれだけダメージを与えようと、そんなことは関係ないとばかりに回復してくる。正直、理不尽だ。
つまり、一撃必殺の、先程放ったアトミックよりも大きな一撃を叩き込む必要がある。
しかし、それには二つ問題がある。
一つは、ベヒモス自身がアトミックと同等レベルの攻撃を放てるということ。というか、先程から掠ってる攻撃は直撃したら僕でも即死しかねないものである。
もう一つの問題は、僕の魔力がかなり損耗しているということだろう。先程のアトミックで相当量持っていかれたのだ。
この二つの問題を越えて、先程と同等以上の一撃をベヒモスに叩き込む。中々どうして、異世界に来てからで一番苦しい戦いだろう。
「ふっ、だが、今の僕は前世のときとは違う」
そうだ。あの頃の、日々どうすれば核に勝てるかを考えていた僕とは違うのだ。
──僕はもう、核を越えたのだ。
今こそ、核爆弾のその先に行くときが来た。僕は、一発目のアトミック以来ずっと練っていた魔力を解放し──
「がうッ!」
「むっ」
そうして、決意を固めた頃、横合いからデルタの"鉄塊"が差し込まれる。その"鉄塊"は今までと同じように、ベヒモスを吹き飛ばす。
「主!」
「ゼータか」
そのままデルタがベヒモスを押し飛ばして、僕と彼の間を大きく開ける。
そのすぐ後、ゼータが僕のことを呼んだ。
この連携……まさか、デルタとゼータが協力を?
「主、実は──」
僕の側に来て、ゼータがシェリー先輩のことや、アーティファクトのこと、封印に関してなどの作戦の概要を手短に話す。
「ふむ。そうか」
僕は正直何を言っているかほとんど分からなかったが、とりあえず僕も思い付いていた風に頷いておいた。
まぁ、要するに、
「ガツンと叩けばいいわけだ」
「えっと……いや、主がそういうなら、そうなのかな……?」
よし、そういうことなら、僕の用意はできている。
「ゼータ。一分だ」
「……! 分かったよ」
□□□
「ワンちゃん!」
「わうっ!?」
ゼータは二つのチャクラムを投擲する。それはそれぞれ孤を描きながら、ベヒモスの四本ある腕の内、二本を切り落とした。
咄嗟的に身を屈めてそのチャクラムの軌道から外れたデルタは、後ろを振り返って威嚇する。
「メス猫! 余計なことはするな!」
「うるさい、バカ犬。一分だけだよ」
ゼータは威嚇を続けるデルタの横に並び、ベヒモスを見据える。
「……分かったのです」
その様子を見ていたデルタは、吐き捨てるように呟いた。
「バカ犬は嫌いだけど──」
「今だけは共闘してやるのです」
デルタがそう言ったかと思えば、次の瞬間飛び出した。無骨な"鉄塊"に、呆れる程の魔力が込められる。彼女はその"鉄塊"を全力で振り抜いた、
「なっ!?」
だが、その"鉄塊"は空を切る。空を切った分できた空白を埋めるように、ベヒモスが二本の右腕でデルタを殴る。
「これだからバカは……」
しかし、その二本の右腕を二本の矢が射抜く。貫くには至らない攻撃だが、その軌道をずらすには十分な威力を持っていた。
その結果、ベヒモスの拳は僅かにデルタを擦って空振った。
それでも、容易に表面の肉を持っていくだけの威力を秘めたものではあったのだが、デルタはお構いなしに、体を無理に捻ることで"鉄塊"を使った燕返しをする。
その一撃はベヒモスの顎に直撃し、その骨を砕いた。続けて、上に速度を持った"鉄塊"を振り下ろすよりも早いと判断し、デルタはシャドウ式回し蹴りを敢行する。回復中の顎に更に蹴りが入り、その首があり得ない方向に曲がった。
「ワンちゃん横っ!」
「うぐっ!?」
だが、そうして本来なら致命傷であるはずの状態なのにも関わらず、無事な左手が正確にデルタを撃ち抜く。
かろうじて、"鉄塊"によって攻撃を防ぐものの、デルタは高速で吹き飛ばされる。
その後を追い、ベヒモスは彼女に接近するが、その軌道を遮断するように、剣閃が凪がれた。ゼータが割って入ったのだ。
「手が焼けるね」
しかし、その剣は安々と躱され、逆にカウンターが来る。そのカウンターに対し、ゼータは霧となる。
空を切る、という表現が正確かは不明だが、少なくともその拳はゼータに当たらない。黒い霧でベヒモスを包囲し、ゼータが現れては攻撃し、そして消える。
流石のベヒモスも、その攻撃に翻弄されるが一旦動かなくなったかと思えば、その拳を地面に振り下ろした。
それによって生まれた風圧が霧ごと吹き飛ばした直後、ゼータは姿を現した。あのまま霧の状態でいれば、拡散し過ぎて最悪元に戻れなくなっていたかもしれない。
吹き飛んだゼータはゴロゴロと地面を転がる。起き上がろうとしたところで、黒い影が差した。
「まずっ……!」
「まったく、世話が焼けるのです!」
「ぐはっ」
ゼータは腹を蹴られて更に吹き飛ぶ。何事かと見てみれば、彼女の元いた位置にはデルタがいて、"鉄塊"で攻撃を受け止めていた。
「蹴る必要はなかったでしょ……」
肋骨が折れたかもしれない。
「さて、そろそろ──」
もう一分くらいは稼いだのではないだろうか。そう思い、ゼータは振り返る。
「──時は来た」
その期待に応えるように、その言葉は紡がれた。
「見るがいい。核を越えし力──アイ・アム──」
爆発的な魔力がゼータの頬を撫ぜた。今までにない圧迫感。赤紫色の不思議な紋様が浮かび上がる。
デルタもそれを察知してか、横に離脱した。
「──アンチマター」
眩い光がゼータの視界を包んだ。
全てが、蒸発した。
というわけで、アトミック(核)を越えたアンチマター(反物質)です。反物質爆弾というものですが、作者はよく知りません。核よりすごいらしいです。
因みに、体が吹き飛んだベヒモスは無事シェリーさんに封印されました。
次回(今週中には?)、シェリーさんをガーデンに引き込んで本章は終わりです。長かった……!