美琴と当麻は現在颯姫の部屋にて正座させられている
1時間は少なくとも正座なので二人共震えている
「まぁ今日はここらへんにしときましょう美琴は公共の場であのようなことを起こした反省文、
当麻お兄さんはセクハラに対する反省文を原稿用紙3枚以上書いて提出」
優しくもあるが間違ったことをしたら厳しいということを再認識させられた二人は気をつけようと考えた
お説教が終わると颯姫は夕飯の支度に取り掛かる
「当麻お兄さんと美琴は先にお風呂に入っておいて洗濯物は各自纏めて置いておく当麻お兄さんは浴衣でも着ておいて」
颯姫は完璧な女性で家事は一流以上、超能力者であり、勉強もスポーツもできる、モテないわけがなく毎日告白されている
それは異性だけにとどまらず同性にも同じことが言える
「御坂風呂空いたぞ。颯姫なにかすることあるか」
男子は風呂の時間短いという理由から一番に風呂に入らされた当麻は浴衣に袖を通し脱衣場から出てきた
そしてそれと入れ替わるように美琴が脱衣場に入っていく
「奥の部屋のクローゼットに毛布と枕があるので出しといてもらえます2つずつ」
もちろんこの枕と毛布は美琴と当麻の分だ
美琴に至っては同じ寮なので一緒に寝る必要はないがそこは颯姫の我儘である
「颯姫飯はまだかぁ」
突如として窓から人が入ってくる
その正体は学園都市序列一位
「あと少しよ」
颯姫は特に気にしてないらしくいつもと同じように答える
当麻は流石に止めたがベクトルを操作され風呂の扉を突き破ってしまった
中にはもちろん美琴が居た
「変態」
電気を纏った手で殴られる当麻は脱衣場の方に飛んでいった
もちろん脱衣場には
颯姫がご飯を作り終え全員を呼んだので
「不……………不幸だぁ」
当麻はやっと開放されたが全身が痛くて叫んでいた
浴衣はところどころ破れたり焦げたりして当麻は申し訳なく思っていた
颯姫の前に行くと傷が右手以外全部消えた
颯姫の能力は
ありとあらゆるものを変化させる事が可能な能力で傷のない体に変化させたわけだ
この能力は他にもベクトルの向きを変化させて一方通行のようなことができたり幻想殺しを再現したりと学園都市で一番便利な能力だ
そんな凄い能力なら何故序列一位じゃないのか疑問に思うかもしれないが理由はシンプルで力を制限しているため
傷を追ったものの治癒や便利な資源を出せることから2位とされている
能力はおいておきご飯を食べ終え片付けに取り掛かる
美琴は颯姫の部屋の漫画を読み漁っている
当麻は反省文を書いている
急いでタオルを巻いて上がってきてみると部屋には枕が散らばっていた
幸いにも能力で自動修復をかけているので壊れているものはなかったが
話を聞くと誰がベッドで寝るかという話だったらしく颯姫はそんなこととため息を吐いた
「ベッドで寝たいなら言ってくれたら良かったのに」
颯姫は能力によってベッドを3つ出すのだが
これには流石に驚いて硬直するかと思えば一瞬で上下関係を逆転し
これには美琴や当麻はもちろん
「3人は先に寝といてしつこいお客様が来たみたいだから」
そう言って窓の方に向かいタオル姿のまま飛び降りる
それと同時に能力により一瞬で服に着替える
颯姫の部屋は3階もちろん無能力者なら無傷ですまないだろうだろう
2階まで落ちると学園都市序列三位垣根帝督が居た
しつこいお客様とは彼のことだ
空気に質量を与え落下が終わる