ぐだりました!信彦くん   作:リューオ

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師団(バトラ)見学と黎明に轟き絶する者達

~食堂~

 

今日は2(ベト)の定食で飯を食う

 

「これが2(ベト)の食事、豪華になってる~!いっただっきま~す!」

 

「(モグモグ)うん、うまい!」

 

「よかったね、入間ち、ノッブち」

 

位階(ランク)昇級おめでとうございます」

 

「それにしても、人少ないね…」

 

「1年塔なのにガラガラなの初だったな」

 

「ええ、実は「あの、アスモデウス様ですよね?」ああ」

 

1年はアリスに「本物だぁ!」テーブル越しに近づこうとする

ま、体幹を鍛えてる俺からすりゃ何て事ないんですけどね

 

「カッコいい!」

 

「握手、握手を!」

 

「…あのさ、テーブル越しじゃなくてそっちから回れよ」

 

「え」

 

「信彦君、大丈夫?」

 

「大丈夫だぞ入間。3億トンのバーベルすら余裕で振り回せるらな」

 

「3億!?」

 

「イルマ?ノブヒコ?特待生の?」

 

「あ、知ってる!イルマは教師を侍らして、谷の猛獣を操り、同級生を襲い、ノブヒコは巨大な蜘蛛を操り、見た事ない武器を使い、体から武器を生やす事が出来るっていう!」

 

「び、微妙に脚色されてる…!」

 

「大体合ってんな」

 

巨大な蜘蛛(ORT)をある意味操り、見た事ない武器(銃火器)を使い、体から武器を生やす(チェンソーマンになる)事も出来るし

 

「近づいたら襲われるわよ!」

 

「え~でもぉ、位階(ランク)1(アレフ)でしょ?」

 

「俺と入間は2(ベト)になったが?」

 

「「「え?」」」

 

2(ベト)になったが?」

 

モブはバッジを見る

 

「わ、ホントだ。ごめんね、私ったら早とちりで…」

 

「でも凄いわね。もう2(ベト)に上がるなんて!」

 

「こっちに来て一緒に喋ろ!」

 

「よく見たら可愛いくて、カッコいい顔してるね!」

 

とんだ手の平返しだな

サイレンが鳴ると、モブは急いで食堂を出る

 

「何であんなに急いでたんだ?」

 

「あぁ!そうでした、信彦様!こちらを」

 

アリスはポスターを俺と入間に見せる

 

「この話をしたくて食堂までお連れしました」

 

「「師団(バトラ)?」」

 

「はい。位階(ランク)昇級を主な目的とした、所謂団体活動です。共通の特技や趣味嗜好を持つ者達が集まって交流します。例えば『飛行師団(バトラ)』『魔生物師団(バトラ)』『薬学研究師団(バトラ)』など。魔力、知力、体力の向上と統率訓練を兼ねていて、師団(バトラ)での活躍に応じて位階(ランク)上昇します」

 

「「へー」」

 

師団(バトラ)で参加する団体昇級試験もありますが、個人の功績による昇給も可能です。生徒の約6割が何らかの師団(バトラ)に属していて、上級生徒のコネクション作りにも有効です」

 

「ねぇ、これって…」

 

「人間界での部活と言った所か」

 

「そんな余裕なくて…、興味はあったけど」

 

「興味がおありならお供します!次は3(ギメル)!いや4(ダレス)まで一気に!入間様と信彦様の昇級にきっと役立ちます!」

 

部活か。ゲームの師団(バトラ)があれば、実家の蔵にあるポリビアス*1でも持ってくるとするか

 

「うん、見てみたいな師団(バトラ)!」

 

「一通り見てみるか」

 

「承知しました。そうと決まれば…こちらへ」

 

俺と入間はテーブルの上に座らされる

 

「…は?」

 

「やはり食堂にお連れして正解でした!ここからなら、入り口が良く見えますし!」

 

「…ア゛?」

 

サイレンが鳴り、地鳴りが発生する

何か嫌な予感が…!

 

「っ!?な…」

 

「来ましたね…」

 

「え、何が!?」

 

師団(バトラ)所属上級生による1年生争奪戦―――」

 

ドアから悪魔が押し寄せて来る

 

「ルーキーハントです!」

 

「1年はいねぇが~~~!」

 

「え、ちょ!?」

 

「スヴァローグ!入間を守れ!」

 

俺の家系魔術である交差世界(クロスオーバー)でスヴァローグを召喚して上級生を撃退する

 

「ふぃ~、ギリセーだな」

 

「ありがとう、信彦君!このロボットは?」

 

「コイツはスヴァローグ*2。元々自我があるんだけど、そこまでは再現できなかったや」

 

「おい、アレ」

 

「間違いない、アスモデウスだ!」

 

「1年首席!」

 

「是非、我が師団(バトラ)に…」

 

アリスはチラシを燃やして、炎のバリアを張る

 

「チラシが!」

 

「炎のバリアを張りやがった!生意気な!」

 

「カッコイイ!」

 

「クソ!他行くぞ!」

 

上級生は撤退し、俺らは廊下を歩く

スヴァローグはちゃんと消したぞ。1体までしか召喚出来ないからな

 

「ルーキーハントは、師団(バトラ)見学解禁日の昼休み終了後、66分間のみ許可されています。毎年かなり強引過ぎる勧誘する先輩方が一部いる様ですが、こうすれば困った輩は近づかないでしょう!」

 

「だね」

 

「マシュマロボッボー、ファイヤー!」

 

「…うん、焼けたな」

 

クララはマシュマロを焼いて食い、俺は串に刺した肉とキノコと魚を焼いて食う。うめぇ

 

「やめんか貴様ら!」

 

廊下の方を見たら阿鼻叫喚だった

 

「何と言うか…、ルーキーハントって凄まじい…」

 

「これは酷い」

 

「しかし大丈夫ですよ。こういった時に生徒の統率をとる師団(バトラ)こそ生徒会です」

 

(生徒会!?って…確か前に“会長”が僕と信彦君の事捜し回ってる筈…!)

 

生徒会か。俺と入間を探してるんだっけな

俺は食った後の串を、いつでも投げられるように構える

 

「生徒会だ!」

 

「道を空けろ!」

 

赤ロン毛ことアメリが来たのを見た俺は構えるのを辞める

 

「あ」

 

「真っ赤ちゃん!?」

 

「アメリ会長!」

 

「ヤベッ、下手な事すると目ェ付けられるぞ!」

 

アメリがカイチョーなのはどうだっていいが、カイチョーが俺と入間を探してるのはどういう事だ?

 

「一瞬で場が治まった…。流石、生徒会長は風格が違います。入間様と信彦様は仲がよろしいんですね?」

 

「(え…!?あのアメリさん…!?)えええええええ!?生徒か…会長!?」

 

カイチョーはこっちに来きて、アリスは炎を消す

 

「会長、ご公務お疲れ様です」

 

アメリは俺と入間にチラシを渡す

 

「あ~、せ、生徒会も師団(バトラ)だからな!新人を募集している!ぜ、前回の昇級試験は見事であったし!伸びしろがあると判断したのだ!も、もっと頻繁に会って読書したいとかでは断じてないぞ!」

 

「とか言って~、入間に(ガッ)会いたいだけなんじゃないの~?」

 

(蹴りを受けても平気だと!?)

 

アメリの蹴りをノーダメで食らい、入間はチラシを受け取る

 

「い、いつでも見学に来るがよい!」

 

「待って下さい会長!」

 

「チラシ渡したぞ」

 

「やっぱりアスモデウス狙いなのか?」

 

生徒会は行く

 

「(頭が追い付かない…)後でメールしよう…。びっくりした…」

 

「入間様!信彦様!勧誘も落ち着いて来ましたし、教室塔の方へ行ってみましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~教室塔~

 

教室塔の廊下は賑わってた

 

「おぉ、賑わってんな」

 

「おー、お祭りみたい!」

 

「そうだね」

 

入間は大量のチラシを持って来た

 

「入間ち!?」

 

「どんどん積まれていって…。信彦君」

 

「あいよ」

 

俺は宿儺の術式でチラシを切り刻む

 

「ダメだよ、必要なのだけ貰わないと!」

 

クララはサキュバス師団(バトラ)のチラシを受け取る

 

「コラッ!まだ懲りとらんのか貴様!」

 

「あ、入間軍だ~」

 

そこにジャックス達が来た

 

「わっぴー、オメェらもチラシ貰いに来たのか」

 

「(わっぴー?)まぁね、お目当ての師団(バトラ)があるからさ」

 

「ほぉ、貴様らにそんな殊勝な心掛けが…」

 

「僕は遊戯師団(ゲームバトラ)!戦略を学ぶには最高さ!」

 

「俺、(曰く付きの)ゲームいくつかあるよ」

 

「え、マジ?」

 

「Polybius*3、Ben Drowned*4、sonic.exe*5、Lost Silver*6、NES Godzilla、どれがいい?」

 

「何言ってるか分からないけど、どれもやっちゃいけない事だけは分かる…!」

 

「勘の鋭いゲーマーは嫌いじゃないよ。ジャズ、お前は?」

 

「俺は魔術開発師団(バトラ)!新たな魔術…錬金術を学びたい」

 

「水35L、炭素20kg、アンモニア4L、石灰1.5kg、リン800g、塩分250g、硝石100g、イオウ80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、少量の15の元素があれば、人間を錬成出来るぞ」

 

「ごめん、無理」

 

それにしても錬金術か。ハガレンとガッチャードの錬金術でもやってみようかな

 

「頑張れ。カムイは?」

 

「私は女体研究師団(バトラ)!」

 

「ねーよカス」

 

「入間君と信彦君は?」

 

「何も」

 

「まーそんだけ魔力があれば、引く手多数だよね」

 

「2人っていつも話題の中心だよなー」

 

「(そっか。お爺ちゃんの魔力だけど、周りからは僕の力に見えるんだ…)でも、目当てとかは特に…(ギュゥンッ)」

 

「入間ァァァァァァァァァァァァ!?」

 

入間の指輪が光り、磁石のように引き寄せられ、自前のフィジカルで後を追う

何事かと思ってたら、他の生徒に激突する

 

「大丈夫か、入…間…」

 

追いつくと、入間が緑髪メガネの首を掴んでた

 

「あの、すみま(ry死んでる!の、信彦君…」

 

「ソイツ生きてんぞ。おーおー、こんなに散らかりやがってよぉ」

 

俺は散らばった物を端に寄せる

 

「や~、びっくりしたぁ。死んだかと思ったわ」

 

「あの…血が…」

 

「あ~。僕、身体弱いんよ。大丈夫、吐血なんてしょっちゅう…。って、あ~!悪食の指輪やぁ!」

 

チリちゃんもどきは何か知ってるようだ

 

「って事は、僕の()()に反応したんやな。コレも指輪(ソレ)と同じ金属でできているから」

 

「…あれ、上級生なのに2(ベト)なのか。珍しいな」

 

「僕、魔力少のうて。首輪(コレ)も魔力を溜める用に作ったんだよ。ほんで、いつかは魔力が無い悪魔でも使うと活躍出来る。そんな魔具を作りたいんや。じゃ、僕はこれで」

 

チリちゃんもどきは行く

 

「魔力が無くても…か」

 

「この格差社会を変えたかったんだろうな」

 

「入間様!信彦様!」

 

「入間ちとノッブち、こんな所まで来てたの?」

 

「2人共、凄いスピード移動でした!さすがです!」

 

「鍛えてますから」

 

その後、魔植物、図書、魔王等を見て回った

 

「確かにこれは疲れる…」

 

「休憩しますか?」

 

「いや、その前に試したい事があるんだ」

 

「俺も試したい事がある」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~魔術開発師団(バトラ)

 

俺らは魔術開発師団(バトラ)の部室に来た

嫌な予感がしたから部員を部室から退出させた

 

「…さて『下にあるものは上にあるもののごとく 上にあるものは下にあるもののごとく ただ一つたる、奇跡をなさん』*7

 

早速、ガッチャードの錬金術を使用すると魔法陣が光り、そこから赤、青、緑、黄色、紫の光の球が出現する

咄嗟にリムル方式で俺の分身を5つ作り出すと、5つの光の球が分身に入る

分身は炎、水、木の葉、光、闇の竜巻が周囲に吹き荒れた後、縦に赤い斬撃のようなエフェクトが入ると共に竜巻が晴れ、その姿が見える

何か増えてね?

 

「至高なるもの、それは愛…。全ては愛のために…愛ゆえに…!」

 

赤はウェディングドレスのような衣装のエリザのような女性に

 

「積み重なる我が悲しみに…貴方は堪えられるか…?」

 

青は水時計を首から下げ、ピエロみたいな衣装の男性に

 

「見せてやろう…我が勇姿を…」

 

緑はヒロイックかつ原神のタルタリヤのような青年になり

 

「ボクと一緒に遊んでくれる?」

 

黄色は電気を帯びてフードを脱いだ頭巾を着けてるショタに

 

「さあ…私を崇め称賛なさい…♡」

 

紫は全体的にロボットのような見た目で腕は10本ある女性になった。…って、轟絶1周目じゃねぇか!?

奥を見ると様々な姿の奴らがいた。他の轟絶もいるのか…

とある5人は俺の前に出る

 

「っ!?」

 

そいつらの頭上には太陽、ステッカー、シャンデリア、灯火、六芒星のヘイローがあり、その中心には1周目共通のあのマークがあった

まさか、黎絶もいるとは…

 

「やっと会えたな、ストライカー」

 

エンベズラーが俺にそんな事言ってきた。俺の事知ってるのか?

 

「ふふ。知ってるも何も、私達と戦った仲でしょう?」

 

「はぁ!?いやまぁ、全員運極にして連れ回したけど…。えぇ!?」

 

俺はロヴァーの一言に驚く

オイオイマジかよ。モンストの記憶あるのかよ!?

てか、地の文読むなし!

 

 

 

 

 

=================================

 

 

 

 

 

あの後、誘われたが断って入間達と廊下を歩く

轟絶と黎絶の事を入間軍に話すと、アリスは感激してた

 

「次はどこどこー?」

 

「待ってよ、クララお姉ちゃん!」

 

ラウドラはクララに懐いてるようで何よりだ

 

「こら!勝手に行くな!」

 

(やっぱり、魔力と評価は比例するな…。色んな師団(バトラ)が誘ってくれたけど、皆、指輪の魔力に期待してくれてるんだよな…。この魔力は借り物だと分かったら、がっかりされちゃうかもしれないな…)

 

クララ、アリス、ラウドラは走り去ると、カイザフォンXXから着信音が鳴る

 

「あ、アメリさんからだ」

 

<今どこにいる?見学に来ないか?>

 

俺らはメッセージを送る

 

<見学のお誘い、ありがとうございます。後で行きます>

 

<カイチョー、お前んとこに入れさせたい奴がいるんだけど、いいか?>

<モラル、アンチテーゼ、ドケソコトリ、ユビレギリ、アレスターの5人だけど>

 

<ああ、歓迎しよう!>

 

<マジか、あざっす!皆、クセが凄いけど頑張って!>

 

ドケソコトリにはリバイス、キングオージャーを、アンチテーゼにはヒロアカを見せたから、多少考え方がマシになってるといいな…

体は俺だし、性格が若干丸くなってるけど念の為って(ドォォォン!)突然、近くの部屋が爆発する。何事?

 

「けほっけほっ。あ~失敗やー。…あれ」

 

「貴方は…」

 

「いつぞやの…」

 

中を覗くといつぞやのチリちゃんもどきがいた

*1
中毒者が続出したアーケードゲーム

*2
崩壊:スターレイルに出るロボット。クラーラの家族

*3
前述参照

*4
溺死した少年の魂が宿ってるムジュラの仮面。怪奇現象が起きるとか

*5
ソニックの姿を模した異次元の生命体

*6
ポケモンの都市伝説。FNFでしょっちゅう出てる

*7
ガッチャードの錬金術




Q:黎絶と轟絶の奴ら、大丈夫なん?

A:分身とは言え信彦が依り代な上、モンストの記憶があるから、性格は結構マシになってるし、信彦が考え方を改善しようとしてるから大丈夫です
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