ぐだりました!信彦くん   作:リューオ

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使い魔召喚(ただし悪魔と蜘蛛とする)

『ナンデジインニキカイガアンダヨ!オシエハドウナッテンダオシエハ!』

 

スマホ(魔界用にカスタマイズ済み)のアラームを止めて起きる

クソ眠い…

 

「はぁ…、やるか…」

 

俺は私服でもある黒ジャージに着替えて、爺さんに頼んで作ってもらったトレーニングルームでウマ娘と同じトレーニングを始める

何のトレーニングかは読者のお好みでよろし。ただし賢さ以外のものとする

 

 

 

 

 

~1時間後~

 

「グッドモーニング信彦くーん!」

 

トレーニング中に、爺さんがドアを開けて入ってくる

 

「朝ごはんたーべよ♡」

 

「もうそんな時間か。早いな」

 

「朝からトレーニングなんて、精が出るね~」

 

「子供の頃からやってる事だからな、やってないと落ち着かないし」

 

んで、朝飯を食う

 

「よく眠れた?」

 

「永眠する勢いで」

 

「う、はい…」

 

「今日は初登校だもんね~」

 

「(い、行きたくない。だって、人間ってバレたら悪魔達に何されるか分からないんだもの!)あの、ご、ご相談が…」

 

「ん?」

 

「どした?話聞いてやるけど」

 

「学校の事なんですが…」

 

「あ、その前に!」

 

爺さんは色んな物を出す

 

「入学祝いー!みてみて!奮発しちゃった!オペラと2人で刺繍を入れたの!慣れない事で疲れたけど、楽しくってさあ。で?相談って?」

 

結局、入間は相談できず登校する事になった

 

「―――全く、気紛れにも程があります。養子などいくらでもとれましょうに、わざわざ人間の子を孫に等…、何をお考えで?」

 

「…べっつにぃ。手の掛かる子ほどかわいいってね!よし、後を追うぞ!」

 

「今日は1日自宅勤務です」

 

 

 

 

 

==================================================

 

 

 

 

 

「お早うございます、入間様!信彦様!」

 

校門でアスモデウスが待ってた

 

「お、はよう。アスモデウス君…」

 

「おっすー、アスモデウス」

 

「どうぞ「アズ」とお呼び下さい!あ、鞄はお持ちします!」

 

「ア゛ー、俺のは俺の魔術に入れてるから大丈夫だ」

 

「だから手ぶらだったんだ…」

 

特待生(入間&信彦)だ。主席侍らせてるって本当だったんだ」

 

「と、とりあえず立とうか!鞄は自分で持つよ!」

 

俺らは歩きながら使い魔召喚の事をアリスから聞く

 

「召喚した使い魔の質で生徒の位階(ランク)を計ります。そして位階(ランク)を上げていくことが悪魔学校(バビルス)での成績に繋がるんです」

 

その部屋に着くと、えらく物々しい雰囲気だった

 

「き、緊張感あるね!」

 

「そうか?俺は何とも…」

 

「この状況でもものともしないとは、さすが信彦様です!」

 

「えへへー、そうk(バァンッ!)お?」

 

「粛に。監督官のナベリウス=カルエゴである」

 

扉を開けながら威圧の声を上げて入ってきたのは黒色の短髪で前髪以外はオールバック、両側の髪は短い角のようになっているという特徴的なもので厳格さと陰鬱的な雰囲気も持つ男だった

勝敗は目に見えてるが、ライザーと戦わせたいな。エジプトで

 

「この行事は常に私の担当だ。何故か? 私が常に厳粛であるからだ。貴様らが使えないゴミか、はたまた多少は使えるゴミかを判断する。例えば、祖父の威光を借りて栄えある場で下品な呪文を唱え、剰えその日の内に乱闘騒ぎを起こすようなゴミがいたら即刻、処分対象である」

 

「うっわ、何ソレ?入学式早々物騒だなぁ?」

 

カルエゴ先生は最後の方で俺と入間に近づいて睨みながら言った

今の俺はオベロンみたいな悪い顔をしてるだろうな

 

「ふん。出来の悪い者は即刻退学処分とするので、そのつもりで」

 

「退…!?」

 

「粛に!」

 

そう言って黙らせ、デカいディスプレイのようなものを叩きつけように台の上に置くと映像が映る

 

『簡単!使い魔召喚講座

1:羊皮紙に血で丸を書く

2:魔方陣の中へ

3:羊皮紙を中央のロウソクにくべる…と

4:その煙が形を成し、使い魔に!』

 

カルエゴ先生はディスプレイを叩きつける

 

「概要は以上だ」

 

(はたき倒した…)

 

(嫌いなんだ、あの可愛い説明セット…)

 

ぜってぇ爺さん製だろアレ

 

「羊皮紙は私の印が入った物を使うように。不正があれば、すぐに分かるからな」

 

「危険はないんですか?」

 

「愚問だ。使い魔の召喚は『隷属可能な種族を呼び出し使役する』。もし使い魔が主人に歯向かえば」

 

電撃でディスプレイを破壊する

 

処罰(しつけ)が下る。それ程までに濃い血の契約なのだ。心してかかるように」

 

こうして、使い魔召喚の儀式が始まる

アリスが召喚した使い魔は、悪魔の角があり、体には悪魔の翼、尻尾は炎という白い蛇だった

ヤベェ!中二心くすぐられるよ!助けて!

 

「入間様!信彦様!」

 

「す、凄いねアズ君!」

 

「おお。むっちゃカッケーぞアリス!何の種族だ?」

 

「ありがたき言葉。これはゴルゴンスネークと言います」

 

「いいなー!俺もこういうの召喚したーい!」

 

「気に入っていただけて嬉しいです。しかし、これから入間様と信彦様が召喚する魔獣に比べれば大した事は無いですよ」

 

「それはどうだか…」

 

「必ずしも、凄い魔獣が来るとは限んないからな。ガチャもそうだし」

 

そして入間が召喚すると、魔法陣からカルエゴ先生が出てくる

入間が下から押したせいで、カルエゴ先生が使い魔になった

アリスが感激してる中、俺の番が来る

 

「次は俺か」

 

羊皮紙に血で円を描き、蠟燭にくべると魔法陣が出現する

その中から出てきたのは()()()()()()()()()()()()だった

そして、魔法陣が緑の水晶になり、砕け散って吸収された

 

「…え?」

 

「おい、ソイツは何者だ?」

 

カルエゴ先生が俺にソイツの事を聞くが、反応できなかった

ソイツは、俺がここに来る前にいた人間界に眠る存在であり、ゲームに出てきた亜種ではない怪物、ORTなのだから

何でコイツが。そう思ったのもつかの間、ORTに光が灯り始める

 

「嘘だろ…!?」

 

即座にORTの周りをバリアで囲うと、再起動の衝撃波の余波が来る

 

「ぐっ…!」

 

「信彦君、アレってn「コイツはORT、弱点が存在しない究極の生命体だ!」えぇ!?」

 

「しかも、出力と破壊本能が凶悪で、周囲をアイツがいた環境に変えるというおまけ付き!」

 

「何故そのような奴が召喚された!?」

 

「こっちが聞きたいくらいだ。ホントなら、有害な高エネルギーの放射線を放射してるはずなんだが…、それがないのが唯一の救いだな」

 

説明を終えると、ORTは再起動が終わったようだが、原種なのにやけに大人しかった

 

「…もしかして、使い魔召喚のシステムを捕食した?」

 

「捕食?」

 

「ORTは捕食した対象の性質を獲得する能力と、『アナライズ/デコード/ディセーブル』という解析能力もあって、対象を解析して全ての強化状態をひっぺがして特攻で確実に仕留めるという能力があるんだが…」

 

「解析した影響で処罰(しつけ)を恐れてるとか?」

 

「いや、それは無いんだg(バクシーン!)ん?」

 

スマホにORTからのメッセージが届く

 

『―――アクセス、言語学習、共に完了』

 

「Oh…」

 

『主の考察の通り、使い魔召喚のシステムを捕食して解析しました。解析した影響か、宇宙線の放射も100%カットされ、破壊本能を抑制されました』

 

やっぱ捕食してたぞコイツ!

 

『使い魔召喚システムにのっとり、貴方を主としてお供致します。その為、死ぬ世界線の主を捕食して擬態します。擬態している時はオルト・シバルバーとお呼び下さい』

 

そういや、捕食した生命体に擬態して行動を真似るって聞いた事があるな

 

『なお、処罰(しつけ)如きで恐れる私ではありませんのであしからず』

 

もし、処罰(しつけ)が発動したとしてもノーダメだしな

 

「の、信彦様」

 

「アリス?」

 

「感服いたしました!」

 

「どうした急に」

 

「まさか最強の生物を使い魔にしてしまわれるとは…!」

 

「あざーっす」

 

こうして、俺と入間の位階(ランク)は測定不能。結果として、『悪魔を使い魔にした恐怖の悪魔』、『究極の生物を使い魔にした最強の悪魔』として俺らの悪名は更に轟いた

ま、あんだけやらかしたんだから、そうなるのも是非もないよね!

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