ぐだりました!信彦くん   作:リューオ

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開花する、空想の樹と桃色の花

おいっすー。朝練にオオクワガタオージャーを入れたノッブだ

俺は今、爺さんが入間の送迎の為に買った馬車と並走してる

大丈夫なのかって?ウマ娘と同じトレーニングしてんだ。これくらいどって事ねぇよ

とか語ってたら、もう着いた

 

「入間様のおなーりー」

 

オペラはレッドカーペットを敷く

 

(すっごい目立ってる!)

 

「どうぞ」

 

「どうぞでなくて!」

 

「入間様、信彦様、おはようございます!」

 

アリスが俺らに駆け寄る

 

「よっすー。オージャカリバーの使い心地はどうだ?」

 

「はい!それはもう、他の剣が使いたくなk「ドーン!」

 

アリスはレッドカーペットに巻かれたクララに衝突して吹っ飛ぶ

使い心地がいいなら渡した甲斐があるってもんよ

 

「おはよ、入間ち、ノッブち」

 

「何をするか貴様!」

 

投げ飛ばすが戻ってきた

 

「おーい、いつまで遊んでんだ?そろそろ教室行くぞ」

 

「入間君、鞄」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「おい、理事長にかばん持ちさせてるぞ!」

 

「入間ってやっぱスゲー!」

 

「それから、入間君専用電話買っちゃった!僕もとうとうス魔ホデビューだよ」

 

俺らはコッソリと教室に行く

ちな、俺は人間界から持ってるカイザフォンXX*1を使ってる

 

「まだ全然操作分からないんだけどさ、いつでもかけてね入間君。…あれ、入間君?信彦くーん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~問題児クラス~

 

教室で、俺は机に脚を乗せて新聞見てた

 

「まーた俺と入間の記事かよ。いい加減見飽きたっての」

 

「学校の皆が、いつも2人に注目してるんだから、こういうのは知らせてあげないとっていう使命感からしただけだよ」

 

リードがそう言うが、納得いかん

 

「そういうのいいからさー、人気アクドルくろむをデカデカと取り上げろっての。その方が華になるからさ?」

 

「え、意外!信彦君、くろむちゃん知ってるの?」

 

「そりゃ新聞見てたら嫌でも目に付くっての。ライブ映像見たり曲聞いたけど、パフォーマンスもバリ高で、俺も見惚れるレベルの可愛さだったから、人気になるのも納得ってもんよ」

 

「信彦君も分かってんじゃん」

 

「まぁ、くろむの曲をリミックスしたくなるけどな」

 

「信彦君、曲も作れるの!?」

 

「て言っても、カバーとリミックスしかできないけど」

 

「いや、それでも十分凄いから!?」

 

教室にカルエゴせんせーが入室する

 

「粛に!出席を取る。呼ばれた者は速やかに返事をしろ。サブノック・サブロ」

 

「うむ!」

 

「シャックス・リード」

 

「はーい」

 

出席を取る

 

(目立たないようにって思ってるけど、どうして…)

 

「入間、入間!」

 

「おい、呼ばれてるぞ」

 

「へ?あ、はい!」

 

「本日より、他の先生方の授業を始める。名を呼ばれても答えないなどという舐め腐った態度は、戦いを挑むなどといった身の程知らずの愚行は慎め」

 

それだと俺らがいつも問題行動している問題児じゃないですかやだーw

 

「以上だ。速やかに準備して授業棟へ向かえ」

 

カルエゴせんせーは教室を出る

 

「助かった…」

 

「入間様」

 

アリスの方を見ると、クララが変顔してた

 

「うおっ?!」

 

「な、え、どうしたの!?」

 

「いえ、その、朝から元気がないご様子でしたので、励まそうかと」

 

「入間ち、ノッブち、おんぶする?おんぶ!」

 

「なぜ貴様が乗る!」

 

クララとアリスのやり取りを見て入間は笑う

 

「授業、行こっか」

 

「よし、問題児クラスらしく、問題行動しようず!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~植物塔~

 

「ふいっ。問題児クラスの皆さん初めまして、植物塔にようこそ。ここでは魔生物について勉強してもらいます。魔生物を担当させてもらいます『ストラス・スージー』です。ふいっ」

 

ストラス…、確か『王冠を被ったフクロウの姿で、天文学や薬草学、宝石に関する知識に優れ、召喚した者にその知識を授ける』だったな

 

「今日は魔術を使ってお花を咲かせてみましょう。ふいっ。特殊な苗に手をかざして『クワンックワンッ』」

 

苗が成長して花が咲く

 

「ふいっ。花が咲きましたぁ。このお花で自分の魔力を形として見る事が出来ます。コツは頭の中で完成系を思い浮かべる事でぇす」

 

皆は魔術を使う中、上から見る生徒達がいた

 

「なあ、アイツらは?」

 

「上級生ですね。1年生のランクが出たので、チェックに来たのでしょう」

 

「げぇっ、見ろよ。生徒会だ」

 

リードが指した方を見ると、黒い服を着た生徒がいた

 

「普段は下級生の塔なんて、殆ど来ねぇのに」

 

「いったい何しに?」

 

もしかして、俺と入間か?

 

「愚問!2(ベト)ランクにして、次期魔王!このサブノック・サブロの拝見n「いやー、ないでしょw」えぇ…」

 

サブロが咲かせた花…というかパックンフラワーの評価はB+で、アリスが咲かせたファイアフラワーの評価はA+だった。水かけられて消火したけど

ジャズは財宝の花、リードはルーレットの花、カムイはR-18な花、シュナイダーは巻物の花、ゴエモンは風の花、エリザベッタはフェロモ増し増しの花、ケロリはアイスフラワー、ピケロは寝床の花を咲かせた

それはそうと、ジャズの声どっかで聞いたような気がするな…*2

 

「へぇ、皆違って面白いなぁ。クララはどうだっ…た?」

 

クララは変な花を咲かせ…あ、隠した

 

「今何か…」

 

「おらぬ!何もおらぬ!」

 

「オイこっち何か変なもん出たぞー!」

 

「あれ、ホントにいなくなった!」

 

「どんな魔力を込めたら、ああなるのだ…?」

 

「バーンとやったら、ギャーとなって、ドバーン」

 

「いや、微塵も分からん。何故照れる?」

 

やっぱ問題児クラスは当たりのクラスだったな。見てて飽きない

おっと、そろそろ俺もやらなきゃな。やっぱ第2部のアレにしようかな

 

「魔力か…、ごめんね大きく出来なくて(もし魔力があったら、あったかい色の花がいいなぁ。あったかくてフワフワの…)「クワンックワンッ」…なーんちゃって」

 

指輪が光り出す

 

「入間様!」

 

入間の電話が鳴り、出ると爺さんだった

 

『やっほーお爺ちゃんだよー!イエーイ初通話!』

 

「おい爺さん、何しに電話したんだ?」

 

『いやね、一つ言い忘れたけど。ほら、前にさぁ、その指輪にORTの魔力込めたでしょ?だから、君今魔術使えるから』

 

2つの苗が成長を続ける

 

『あ、でも使っちゃダメだよー。まだ出力の調整が出来てないからね!ヘタに使ったら大変な事に(ブツッ)』ありゃ、切れちゃった」

 

「理事長、素晴らしい眺めです」

 

「おー、こりゃ見事」

 

こうして、バビルスに桜と空想樹メイオール*3が咲いた

 

「会長!1年の特待生が、ピンクの何かフワフワした物と、中に星空のような物を…!」

 

「あれは…、人間の世界にしか存在しない花だ」

 

「人間…?」

 

「特待生入間、信彦…。やはり一度、話を聞かねばならん。―――じっくりとな」

*1
スマホ型デバイス。ドライバーがあれば、ネクストカイザに変身できる

*2
後で思い出したけど、クソ勇者だったわ

*3
異聞帯の維持に必要な大樹のような何か。作られた目的とホントの使い方は一体…?




Q:異聞帯作られない?

A:作られない代わりに、魔力の出力が高いようです
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