色とりどりの花籠を持ってケツァルコアトルの神殿を歩いています
どうも!顔から笑みが飽きずに浮かぶセンテオトルです!!
今私は仕事を行っていないと屋敷を徘徊していまう程
高揚と衝動が抑えられません
先ほども花籠を走って運ぶあまり花籠を落としそうになりました
まぁ 男神の
持つ力も強いので花籠を一気に六個も運べるんです
私!センテオトルは!!
今まで感じたことのない興奮を得ているんですっ!!!
発熱していると言っても過言ではありません
いつもの胸の熱さとは決して違う
じりじりと焼け焦げるような熱さとは違う
じわじわとつま先からも感じ取れるほどの熱さ
万能ではなく全能のような陶酔感
作物を育てれば、想像通りに育てられ
花もたくさんの種類を咲かせて、今では新種の花を開発中です!!
何もかもが楽しく嬉しく喜びが溢れ出て仕方がないのです!!
朝目が覚めるだけも、ただ歩いているだけでも
手を動かし、足を動かし、息をし、瞼を開き、閉じる
顔を空に向けるだけでも、地面に五体投地するだけでも
指を折り曲げるなどの些細な行動にも喜びを感じるのです
こんなにも私が今喜びに満ち溢れている理由は単純です
テスカトリポカが私に呪術をかけてきた
私に攻撃をしてきたのだ
私を見て私に害を為すために行動をした
あの厳格なテスカトリポカが祝い事でも無いのに酒を飲んだ
あの規律を守るテスカトリポカが自分の意思で
私を殺そうと呪術を施してきた!!
直接ではないがテスカトリポカの手にかけられた
何度も何度も繰り返しこの事実と狂喜を反芻する
私が憧れれているテスカトリポカの前に
やっと!やっと!!立つことが出来た!
偶然でも偶々でも間違いでもなく!
テスカトリポカ神に手段を取らせることが出来た!!!
私はやっと!手段を取らせることが出来たのだ!
だが納得が出来ないことがある
どうしても納得の出来ない思考が止まない
なぜ どうしてと 疑問は尽きない
テスカトリポカが規律を破ってまで
シロネンに攻撃を仕掛けたのか
それはとても不思議で納得できない違和感
短い期間で全てを理解できるはずなどないけれど
テスカトリポカと暮らしていたからこその違和感
平等と名高いテスカトリポカ
敵であれ味方であれ両者に
平等であること 己の権能 神としての機構に誇りをもつ
高貴で誇り高く冷徹で他の神よりも神らしさを堪能する
あるものだけはなく、ないものも戦士の休憩所に取り入れる勤勉さ
己が神としてある限り神として役目を果たす真面目さ
そのテスカトリポカが一個体の神に対して攻撃をした
本来であればセンテオトルの行いも彼の戦いの管轄に入るなら
彼は苛烈な試練を与え、その後に些細な幸運がある筈だが
センテオトルはーーー
シロネンはテスカトリポカから逃げ出した
戦いの神の元から逃げ出したのだ
彼の妻であることが試練であったなら
シロネンは戦いを放棄したということになる
もしや呪いは逃げ出したシロネンに対するテスカトリポカの怒り?
テスカトリポカ神と話し合うこともせず一目散に姿を消した
妻に対する憤りからきた八つ当たり?
そうなら・・・もしそうなら
やはり私はテスカトリポカの敵として
向き合い立ち向かうことは許されていないことになる
まだ彼の後ろにいることになる
テスカトリポカの大きい背中だけを見つめていることになる
絶対に辿り着くことはできないと追いつめられる気分になる
あぁでも待って テスカトリポカの妻であること?
彼の方の妻って今
どうして結婚の儀式もしていないのに
ただ今日から俺の妻だと言われただけなのに
どうして私はテスカトリポカの妻であると
当然のように考えているの?
あの場所で妻として扱われて接してくれた
けれど私は?私はテスカトリポカを・・
テスカトリポカに何を思って一緒にいたの?
逃げるのも、去ることも、拒絶も出来た筈なのに
本当にただテスカトリポカに妻になれといわれたから
庇護下にいるものの責務として果たそうとしたの?
それはテスカトリポカに対する憧れからくるものなの?
私はテスカトリポカに憧れているのに
テスカトリポカになることが心を焦がしているのに
まさかそんな…そんな馬鹿なことがある筈がない
第一身分も神としての経歴も何もかもが違う
生れながらにしての最高神 テスカトリポカ
生まれも権能も歪な零細の女神 シロネン
ただ同じ神という枠にいるだけで
何もかもが違う
神としての質も
神としての雅さも
違う
私はテスカトリポカになりたい!!
だから真剣に彼だけを見つめてきた
あぁそんな嫌だ!!そんな筈はない
考えてこなかった考えようともしなかった
許されるはずのない異常が
憧れてるから
手に入らないから
遠いお方だから
手にしたくないから
その力がないことなど分かりきっている
■はない 他意はない
■などない ■など焦がれるはずがない
私はテスカトリポカになりたいんだ!!!
テスカトリポカに■してほしい訳じゃない!!!
許さない許さない許さない許されない!!
ふざけるな!!ふざけるな!!!!
探した答えなど何の意味がある!!!
何たる不純何たる簡潔的な
誰にでも理解しやすい
落としどころがある答え
あるわけない正解があるわけがない
私自身も答えも結論も出ていないのに
このような狂った思慕なので理解できる筈がない
歯牙にも思慕にもかけないだろうが
彼に対し■があること自体が
彼の方に対する不敬に感じる
そうだ
私は許せない
憧れ以上の思いを抱かせたテスカトリポカを
私は許せない 許せない認めない
私を害する為に たかが私を攻撃した
テスカトリポカを許さない
テスカトリポカを■さない
テスカトリポカを■さない
憧れたいのか
憎みたいのか
ほめたたえたいのか
いかりをぶつけたいのか
テスカトリポカになることが目的なのか
今この状況がテスカトリポカになる為の手段なのか
テスカトリポカから離れたいが為の逃避だったのか
止まらぬ思考に頭も腕も重くなってきた
特に腕が徐々に重くなっている
花籠を下ろしたいのか
何をしたいのか目的が定まらなくなってきた
私は結局何をしたいのだろう
にしても本当に重くなってきたな・・・
ん?
んん?
んんん!!?
花籠を持っている腕が重い?
待て待て待て待って!?
重い!?今重いって!!?
今の私の身体はセンテオトルで
凄い!!凄い腕力とか色々あるんだけど!
凄く!!色々となんかあるんですけど!!?
こうなんかすごい強くなったと喜ぶぐらい!
余計に何もなかったと気分落ち込んだりしましたけどね!?
自覚した違和感
自覚した腕にかかっている重力
間違いないと自覚する
「センテオトルが持っていられない重さになった?」
周りを見渡せば思考を始めてから一歩も足を進められていない!!
考えすぎて進んでいないかと思えるが違う!!
何故か花籠が持ちきれないほどに重くなっている
思考を始める前は確実に軽かった!!
やっぱり六個の花籠を同時に運ぶのは欲張り過ぎたか?
確実に重くなっている、確実に持っていられない
いやそれよりも 花籠が大きくなっている?
大きい持ち始めるころよりも確実に大きくなっている
六個の花籠が持ちきれなくなってる!!
私の身体が縮んでいいないかこれはっ!?
花籠を落とさないように機構全体で踏ん張りながら
自身の腕に目を向ける
六個の花籠を抱きかかえれていない腕があった
腕の長さも足の長さも体長も変わっている!?
というよりもこの腕はまるでシロネンのーーー重いっ!!!
あっだめだと感じた同時に立てなくなった
重さを感じる聞きのあまり花籠を離す腕
複数の花籠から飛び出す色とりどりの花達
花の上に倒れ伏す身体 両手を前にして受け身をとる
幸い散乱した花達が積み重なって
倒れた衝撃を抑えれたのか
いや身体の大きさには問題がある
それは花籠を抱きかかえていた時
そして両手を前にだした時に確信したことだった
先ほどまでセンテオトルだった身体が
豊穣の女神 シロネンの姿に戻っている
センテオトルの身体はケツァルコアトル神の御力を得てなったもの
それにトラロック神の庇護下に入ったことにより
センテオトルという男神の存在は些細なことでは揺らがないはず
最高神の二柱から加えられた守護の力 お二人からの加護があった
つまりセンテオトルがシロネンに戻っているということは
お二人の身に何かがあったという異常事態を想定する
加護を保てなくなるほどの何かがお二人にあった
たが今までにない異常事態に思考だけに行動を割く訳にもいかない
マクイルショチトルとショチピリを探しに立ち上がろうと
一度を顔を窓から見える景色をみた
それは目に焼き付くような光景だった
あれほど高麗な太陽はもう二度と見ることは出来ない
そう思うほどの風景だった
時代とその時代を担う神の象徴である太陽が
ケツァルコアトル神の太陽が
恩恵を受けるもの区別なく太陽が黑く染まっている
まるで黒曜石の様に此方が映し出されるような
あぁ 彼の色だ
どこまでも引き込まれる
どこまでも見ていられる
何気なく何の気もなく
腕を天に伸ばす
あれだけ大きいなら少しくらい
手に入りそうだと邪心して
手が太陽に重なりそうにーーーー
「センテオトルゥうううううっ!!!」
なっ!?マイクルショチトルッ!!
探そうとしていた人物その1が見つかった
というよりも自分から来てくれた
探す手間が省けてありがたい
だけどショチピリはどうしたんだろう
「この空見てわかるよな!?緊急事態だ!!」
「わかる!けど一体何が起こってるんだ?原因は」
「テスカトリポカ神が!ケツァルコアトル神が!トラロック神が!!」
「何なんです!?一体何が起きているんです!!」
普段は走ったりしないからか機構がそもそも戦向きではないのか
マクイルショチトルの呼吸音は激しくなる一方だ
取りあえず落ち着いて話せるまで待った方が良いよな
落ち着くまで様子を見よう
「ぜーーーっ・・・・が」
「うん」
「はーーーっ・・・して」
「うんうん」
「ぜーはーーーーっ・・・した」
「うんうんうん」
「・・・・わかった?」
「何にもわかりません!!!」
ぜーーーーーーはーーーーっという
息切れしか理解できませんでした!!
呼吸が落ち着いてきたのか大きなため息をはいて
マクイルショチトルは目を見開いて叫んだ
いまわかっているこ全てを伝えるように
「テスカトリポカ神がケツァルコアトル神を強襲し!神の座から落とした!!」
はぁーーーーーー!!!?
「なんですかそれ!?何が起きてるんですか一体!?」
「わからん!!!今言ったことしかわかってない!!」
つまり原因も何が起こったかも
何一つわかっていないってことですよね!?
ん?花の香り・・・これはっ!!!
「センテオトル!!マクイルショチトル!!」
「「ショチピリっ!!」」
後から来たなら事態の解明も先に進んでいるかもしれない
一縷の望みをかけてマクイルショチトルと顔を見合わせる!!
やはり機構が向いているだけあってか
息切れもなくこっちに走ってきた
「二人ともあの異常事態についてはわかっているか!?」
「さっきセンテオトルに話した」
「先ほどマイクルショチトルから聞きました」
テスカトリポカ神がケツァルコアトルを強襲し神の座から突き落とす
前例がない訳ではないむしろ前時代においてそれを行ったのは
ケツァルコアトル神 その
なので今回のことは前回の復讐と仮想しておくか
とはいえ事を起こした張本人に聞かないと
何もわからない 現状は手詰まり一手だ
「なら話は早いマクイルショチトル薬草を用意してくれ」
「薬草?ケツァルコアトル神に必要なのか?」
「トラロケの神殿にテスカトリポカが表れてトラロック神も重傷だって事も」
「「ほはぁぁああああああっ!!?」」
予想もしていなかった事態に二人して絶叫する
するとショチピリは説明を続けてくれた
「トラロック神の奥方ショチケツァル様がテスカトリポカに攫われた!!!」
「その所為で今はどこも大混乱だ!!!」
「上から下まで大混乱が続いている恐らく時代を担うのはトラロック神になると思うが」
「だが今重傷?・・・一体全体何が起きてるんだ!!」
「襲われたお二方は重傷で今は神核を維持するのに精一杯だから・・」
「回復するまで事を把握するのは難しいか」
落ち着いたマクイルショチトルとショチピリは
冷静に話し合っている、その冷静さは私にはなかった
なぜならテスカトリポカが人妻を攫ったという衝撃
未婚なら話が変わってくるだろうが(それでも神格に関わる罰はある)
根は大真面目なテスカトリポカが自ら規律を破って
トラロック神の妻ショチケツァル様を攫った
離婚してもいない妻を攫う
離婚して正式な手段を踏んでいれば
王権の象徴であるテスカトリポカなら
迎え入れることが出来ただろう
だが今回はどの手順も踏んでいない
最大の不義にして最悪の略奪
「・・・・一体何が起きようとしているんだ」
「ここで討論しても仕方がない取りあえず薬草だ」
「そうだなセンテオトル・・・今はシロネンか?」
「センテオトルでいいよ薬草だね手伝うよ」
「よし薬草を集めたら本館に行こう」
私達は薬草を集めに花畑に向かった
黒い太陽に背を向けてーーーーーーーー。
「ちっ!!邪魔されたか・・・・」
まぁいい一時的に時代の太陽を乗っ取り
シロネンがどこにいるかは確認できた
ついでにトラロックのいる場所も把握出来た
あの脚じゃ神殿につくまでにいくらかかることやら
トリ公もあの様子じゃ全身回復まで一時間弱ってところか
だが十分だ今回の目的を果たすには
十分すぎるほどの時間、俺であれば五分もあれば充分な時間
まぁ折角だ 折角の機会だ 二度とない乾季だ
「悠々自適に向かいますかね」
トラロックの神殿に来るのは初めてだからな
観光ついでに参考にしよう
俺の受け持つ領域の雨季の参考になるかもしれないからな
雨の恵み多きトラロックの神殿
その神殿の奥深く
いつもは色鮮やかに花々が咲き誇る
ショチケツァルの華やかな庭園
だが今日は華やかな花達の見る影もなく
庭園の花々は枯れていた
これから起きる蹂躙から逃げるように
これから起こる理不尽に踏みにじられないように
恐怖を見てしまわないように
花達は自ら散った
その異様な光景をみて
怯えたのは庭園の主人 ショチケツァル
昨日までは瑞々しく生き生きと色づいていた
輝かしい花達が次の日花びらだけを残し
その姿は見る影も無かったのだから
トラロックの神殿に不法者あり
不審者でありいるはずのない神
ショチケツァルから最も縁遠き神
争いの神 テスカトリポカの来訪である
勿論戦いと縁遠いショチケツァルに対応できる筈はない
戦神と花の女神では親と赤子程の差がある
つまり何もできない 力の差は歴然
赤子が親の指を握りしめる力しか出せない
花深き慈悲深き女神ショチケツァル
彼女には戦う力が何もなかった
抵抗することも考えたことはなかった
何故ならーーーーーーー。
女神である自分を傷つける神は
いるはずがないと想定したからだ
トラロックの妻であるからと
胡坐をかいていたわけではない
それが普通で日常だったからだ
何処にでもある平穏
何気ない日常
その終わりは
突然の暴風によって荒らされる
石畳の上に敷き詰められた花びらたち
色とりどりの花達に照らされるように
その上を歩くショチケツァル
彼女は枯れていない花がないか
庭園を歩いている最中だった
すると大きな布を身に纏う長身の者がいた
トラロックの客人かと普段なら近づいたであろう
だが今は神殿の庭園の花すべてが枯れるという
異常事態につき流石に近づこうとはしなかった
だが尋ねることはした、見るからに怪しい人物だったので
「貴方は誰ですか?この神殿に一体・・・」
「ショチケツァル」
「!!!」
この声は!聞き覚えがある
かつて夫トラロックとの婚姻の時
訪れた神の中にいたトラロックの神の兄
「・・・テスカトリポカ神?」
ショチケツァルは安心した 安堵した
トラロックの兄であり、一部でもある
テスカトリポカが訪れたとなると
この異常事態について何か尋ねることが出来ると
安心して視線を足元に向けた
その一瞬が命取りだった
その一時がショチケツァルの今後を決めた
テスカトリポカの覚悟を決めてしまう一時だった
何も起こらないと思いテスカトリポカに近づくショチケツァル
テスカトリポカの目の前に近づくショチケツァル
安堵の一瞬
安堵の一蹴
全てが一瞬 全てが一風
石畳の上に散っていた花びらが巻き上がる
テスカトリポカがショチケツァルを
抱え走り出した衝撃で花びらが紙吹雪の様に
舞い上がり、散り落ちる
一方変わってケツァルコアトルが神の座を落とされた
その事態の対応に追われたトラロックは
自身の神殿の異常事態に気づいたときは遅かった
辿り着いた時には遅すぎた
すぐに すでに
テスカトリポカがショチケツァルを抱えて走っていたからだ
舞い上がる無数の花びらに紛れるように
疾走する暴風 テスカトリポカ
その一瞬を見逃さなかった 愛しい人を見逃さなかった
トラロックは走り出した というよりは領域に雨を降らし
その雨粒雨粒に瞬間移動した
追跡するは暴風の化身にして自身の現身 テスカトリポカ
「久しぶりだなトラロック!」
「ショチケツァルを離せ!テスカトリポカ!!」
「おーおー最初から本気かトラロック」
「当たり前だ!ここは俺の領域!!お前!自分が何したかわかってんのか!?」
「わかってるに決まってんだろう?」
「貴様ぁっ!!!既に婚姻した神を攫う事が最大の不義理と知っての事か!!」
トラロックは雨粒で瞬間移動しながら
俺を追い続ける、素晴らしい素晴らしい移動方法だトラロック
これが戦争であればどれだけ良かったかどれだけ神核震えたか
だがこれは此方の言葉だぞトラロック
「それは此方の台詞だトラロック」
「はぁっ!!?何を言っている!!!」
「お前が庇護下に置いた神にセンテオトルがいるだろう」
「それがどうかしたか!彼は男神だろう!!!」
「ケツァルコアトルにそう言われたのか?」
「あぁ!彼に庇護下に入れてほしいと言われたからな!」
「あれな俺の嫁だ」
「「はっ???」」
二人揃って間抜けな顔をするな
勘違いしてるんだろうな~面白ろい
だが戦争とは言わないがこれは略奪者と守護者の戦いだ
「余所見とは余裕だなトラロック」
「がっ・・・・・!!」
トラロックに油断をした罰として蹴り飛ばす
蹴る直前に足を折りやがった良い戦い方がだが
それは俺には通じない、神核を蹴り砕く勢いで蹴ったので
暫くは動けないだろう仕方がないお前に経験が足りないせいだ
ショチケツァルは元々の機構が戦向きではないから
魔力と暴風雨に耐え切れず気絶している
元々そうなのだから 戦の要素を求めるわけにはいかない
さてそろそろ雨が止む
トラロックの領域を抜ける
今の俺を止めれる神はいない
ケツァルコアトルもトラロックも邪魔は出来ない
唯一怪我をしていないがウィツロポチトリは
騒動の対応に追われて追いかけてこれない
だから今のうちにショチケツァルを後宮にいれる
トラロックの妻であろうが関係ない
俺が妻にしたいから妻にする 欲しいから手に入れる
このような大騒動を知ればシロネンは何と反応するか
今から楽しみで仕方がない
逸る気持ちと共に走る走る
シロネン さぁシロネン
次はお前だ
俺を見るときだ
テスカトリポカに会う時だ
俺をみろシロネン
俺を見ろ
■■なのか ■■なのか 好意なのか 疑問は尽きず 答えも出ず