ドマイナー地方でチャンピオンやってるけど質問ある? 作:鯖村
ネタ切れしました、代わりに後書きにメタ視点での設定載せておきました許して下さい。
パルデアの学校名はパルデアアカデミー、SVブックの名前はエリアゼロブックとしておきます。雑ですね。
「ゆっくりリーフ」・「ゆっくりクリスタル」
どっちも微妙に呼びづらい名前の合成音声饅頭、ポケモン世界に合わせた形にさせてもらっています。
同人ゲームから始まった不動の人気を保つキャラクター、紆余曲折あって現在は元ネタを知らなくても動画サイトで解説する頭部の存在は知ってる人も多いという饅頭。
この世界の東方はポケモンの存在しない幻想郷でポケモンの能力を封じたスペルカードを使い弾幕ごっこで遊ぶ少女たちの弾幕シューティングゲームということで。
リーフは普通の女の子口調、クリスタルは後輩なので敬語です。
【ゆっくり解説】ジュラ地方特別編・パルデアとの歴史
「こんにちは、ゆっくり地方博士のリーフよ」
「ゆっくり助手のクリスです!」
画面の左右にはデフォルメされた頭部が浮いている。
画面の左側にはアッシュブラウンのロングヘアの少女、右側には浅黄色の髪に跳ねたローツインテールの少女が浮かんでいる。
二人と表記するか二つと表記するべきか迷うが彼女たちはリーフとクリスタルという名前の人気キャラクター。彼女達を合成音声で喋らせ様々な分野の解説を行う「ゆっくり解説」と言われる動画はPoketubeに投稿される動画の中でも一つのジャンルとして確立している。
「今回からは特別編、ジュラ地方について解説していくわ!」
「ハイ、よろしくお願いします!」
『ゆっくりしていってね!』
「ジュラ地方って、最近話題になってましたね」
「そう、急にPoketterの世界トレンドに載ったから何事かと思ったわ」
「私も見ましたよ、ジュラリーグのチャンピオンがPoketterとPoketubeを始めたんですよね」
「ジュラ地方のことが気になってこの動画を見に来た人たちは知ってるだろうけど、話題になったのはジュラリーグチャンピオンのソーン氏による動画配信が主なところよ」
【画面上にジュラリーグチャンピオンの画像が表示される】
「ソーン君、ちっちゃいですよね~。最近は若いチャンピオンもあまり珍しくはないですけどやっぱりこれだけ若いと驚いちゃいます」
「なんか嬉しそうねクリス、一応言っておくと現在は15歳よ」
「えっ、いやでも・・・逆に推せます!」
「そ、そう、深くは突っ込まないでおくわ。因みにセキエイリーグチャンピオンのワタル氏の推しでもあるよ」
「まさかワタルさんも・・・?」
「本気でやめて動画燃えるから!!」
「話を変えましょうか!ジュラリーグの初代チャンピオンは推薦形式で候補が挙げられてその中で総当たり戦をしたんだけど、まず最初の推薦時点でソーン氏しか挙がらなかったらしいわ」
「一人勝ちじゃないですか」
「結局はリーグ設立前のジムリーダー候補と四天王候補全員倒してこれで良いだろうってことになったらしいけど」
「大雑把かつ力技ですね!?」
「強さを称賛されるジュラ地方らしい決め方だと思ったわ、その後は何度か挑戦者を相手して防衛記録を伸ばしてるみたい」
「ジュラ地方が話題になった理由はジュラ地方でしか見られないポケモンの姿や太古の自然環境を残す密林地帯、摩訶不思議な生態系などが大きな理由ね」
「化石ポケモンを復活させてテーマパーク作ったあの映画を思い出しますね」
【古代ポケモンを取り扱った名作映画のポスター画像が表示される】
「あの映画ね、監督は映画の為にジュラ地方にも行ったらしいわよ。現地で撮影は無理だと判断したらしいけど、とても参考になったってインタビュー記事が当時の雑誌に載ってたの」
「今見ても巨大な古代ポケモンから逃げるシーンの迫力は圧倒的ですよね」
「そうね、ジュラ地方は気楽に観光に行ける土地ではないし雰囲気を味わうなら映画を観るのもオススメかも」
「パニック映画で雰囲気が味わえる地方って・・・」
「ところでリーフさんはジュラ地方についても知ってるんですか?」
「勿論、ゆっくり地方博士のリーフ様だからね!」
「って堂々と言えたらいいんだけどね、ジュラ地方についての資料ってかなり少ないのよ。パルデア史とイッシュ史の関連で少しあるくらいで、ジュラ地方自体の地方史の文献は私が調べた限りではほぼ出回ってないみたい」
「そうなんですね、じゃあ解説は難しいですか?」
「いいえやるわ、ぶっちゃけ他に解説動画出てない今がチャンスよ!」
「うわぁ・・・」
「まず始めに、クリスはジュラ地方がどの辺りにあるか知ってる?」
「えーっと、イッシュ大陸のどこかですよね…………すみません詳しい場所は分からないです」
「ジュラ地方は北イッシュ大陸の端、イッシュ地方から見ると南にあるよ」
【イッシュ地方とジュラ地方が確認できる地図】
「じゃあジュラ地方は北イッシュなんですか?」
「そう、ジュラは北イッシュに属してるね。地図を見てざっくり言うとジュラ地方より南が中央イッシュ、さらに南の大きな大陸が南イッシュよ」
「何故かジュラって中南イッシュのイメージがあるんですけど」
「それはラテンイッシュのイメージなんじゃないかな、北イッシュ大陸の端の辺りから南イッシュ大陸辺りまでのいくつかの地方をまとめてそう呼ぶの」
「あ、確かにイメージしてるのこれですね、どうしてこんな風にまとめられたんですか?」
「ざっくりとものすごく簡単に言うと該当する地方の殆どが過去にパルデア帝国の支配下にあったり影響を大きく受けていたんだよね」
「じゃあジュラ地方はパルデア帝国と関りがあったってことですか?」
「イエス!それを今から解説していくね」
「では今回はジュラ地方とパルデア帝国の歴史、それから現在のパルデア地方との関係について解説していくよ」
【パルデア地方の昔の地図とジュラ地方と思われる場所のスケッチの画像が表示される】
「かつて、まだパルデア地方が統合されずパルデア帝国があった頃、ジュラ地方に莫大な財宝が眠っているという情報が流れてきて帝国がジュラ地方に兵を送ったのが二つの地方の関係の始まりね」
「始まり方最悪ですね・・・って、莫大な財宝?」
「実際のとこは分からないけど、なんでも黄金があるって伝わってたみたいよ(諸説あり)」
「黄金が?ちょ、ちょっと気になります」
「そうねー、ジュラの地方史の資料にも「我々は神の祭壇に黄金を奉じた」って文章が複数確認出来たり、ジュラの神様から宝物を貰ったって話もいくつかあるから、実際に財宝はあったと思うな」
「なるほど、それで黄金目当てにジュラ地方と戦争して支配下に置いたんですか?」
「いいえ、ジュラ地方はパルデア帝国には支配されなかったわ」
「じゃあジュラ地方が勝ったんですか?」
「判断には困るんだけど侵略戦争には失敗したけどジュラ地方が勝ったわけでもない、って感じかな・・・実はパルデア帝国のジュラ地方に干渉したらしき記録はあるんだけど、丁度パルデアの大穴の調査が盛んだった時期と被っていて詳細が分からないの」
「えっ、分からないんですか?」
「うーん、当時のパルデアの文献はそれなりに残っているんだけど……ぶっちゃけると大穴とジュラ地方はダントツで胡乱な報告が多かったせいでこの二つの資料の一部が一緒くたに保存されちゃってたの、だからパルデアの大穴についてなのかジュラ地方についてなのか分からない物が多くて」
「胡乱なって……で、でも、大穴とジュラ地方は全然違う場所ですよね?」
「かつて大穴を調査し帰還したエリアゼロ観測隊のヘザー氏が書き記したエリアゼロブックですら奇書扱いなんだから、それ以前の探検隊の報告なんてさらに情報が飛び飛びで意味不明なものばかりよ。何とか帰って来た数少ない探検隊の人達はみんな錯乱状態だったと言われているしね」
「不確かな報告書ばかりだからまとめられちゃったんですね」
「どちらも当時は詳細不明だったからね、「青くて丸くて大きくて凶暴でした、群れで生息していてきのみを食べていた、大きな牙があった」って書かれてもどこの何の報告書か分からないでしょ?」
「それは、全然分からないですね」
「そんな帝国からすれば物はないし役に立たない情報ばかりだしで当時の調査報告書の類いは重要視されなかったの、帝国の目的は金銀財宝や帝国にとって利用できる資源だからね」
「なるほど・・・帝国はジュラ地方からは何も持ち帰れなかったんですか?」
「それについてなんだけど、クリスはコレクレーというポケモンのことを知ってる?」
「えっと、確かパルデアで見かける珍しいポケモン・・・でしたよね、小さくてコインが好きなんでしたっけ?」
【画面上にはこフォルム・とほフォルム、2種類のコレクレーの画像が表示される】
「そう、以前にうちのチャンネルの「ポケモンからパルデア地方を学んでみよう」って動画内で紹介したよね、そのコレクレーなんだけど実は一説によるとジュラ地方から持ち帰ったんじゃないかって言われてるわ」
「金銀財宝じゃなくて財宝への執念だけ持って帰っちゃったんですね・・・」
「諸説ある中の一つなんだけどね。コレクレーの存在がパルデアで最初に確認されたのとジュラ地方への遠征が同じ時期なこともあって、見つけられなかった黄金への執念だとか、ジュラ地方から帰って来れなかった人達の魂じゃないかとか色々な考察があって調べてみると面白い説だと思うよ」
「その後、長く続いた大規模な大穴の調査と国力回復を狙ったはずのジュラ地方遠征のどちらにも失敗したパルデア帝国の国力は衰退、帝国は滅亡したわ。パルデア帝国滅亡についてはパルデア史の動画で詳しく解説しているから興味のある人はそちらを見てね」
「これってジュラ地方側にはどう伝わってるんですか?」
「あー・・・それがね、ジュラ地方には殆ど何も伝わってないです」
「・・・えっ?」
「一応当時のジュラ地方の文書にパルデア人に会ったって記録は残っているんだけど、パルデア帝国のことは殆ど書かれていないの。そもそも侵略戦争を仕掛けられたことを知らなかったのが通説よ」
「通説酷いな!?ど、どうしてそんなことに?鈍感ってレベルじゃないですよ?」
「ジュラ地方に関しては元々の情報が少ないので大雑把な解説にはなるんだけど、当時はジュラ地方のいわゆる伝説のポケモン達が大暴れしていたらしいのよ。帝国の侵略とは関係なしにね」
「あ、何となく分かった気はしますが続けて下さい」
「まぁ短いわよ、神が暴れ散らしてるジュラ地方に珍しく外からお客様がやってきて、随分ボロボロだったのでしばらく村々でパルデア人を療養させてやり、皆なんとか帰れそうなくらいに回復したのでお見送り」
「わぁ・・・」
「ジュラ地方に残ってる記録は「海の向こうにパルデアっていう国があるらしい、パルデアから来たという彼らの立ち振る舞いは洗練されていた」とかそのくらいよ」
「へ、平和ぁ・・・」
「その後、無事にパルデアまで帰れた探検家や商人は大穴とジュラどちらの遠征も失敗した帝国に見切りをつけたのか未開の土地に魅力を感じたのか、独自にジュラ地方と交流を続けることを選んだの」
「未開の地の冒険やその地に眠るであろう資源などに注目したんでしょうか」
「恐らくね。そうして細々とだけどジュラ地方とパルデア地方の交流や交易は続いていったの、この交流で外の文化や技術を学んだことで今でもジュラ地方の人達にはパルデア好きの人が多かったりするわ」
「戦争が起きていたら今とは違った関係だったかもしれないですね」
「かもね。現在でもジュラ地方ではパルデア地方から伝わった伝統や料理がそのまま、またはジュラに適応した形で根付いていたり、パルデア式のスタンド型のポケモンセンターを採用していたり、パルデア地方もジュラリーグの設立に協力したりと良い関係が続いてるの」
「昔から仲が良いと聞くとほっこりしますね、私そういうお話好きです!」
「因みにパルデアリーグのトップであるオモダカ氏はリーグ設立前にアドバイスの為、実際にジュラ地方まで視察に行ったことあるみたいよ」
「わざわざ現地まで自ら?流石情熱の大地パルデア地方のトップですね」
「当時のパルデアリーグブログの記事は今も読めるからリンクを概要欄に載せておくわ」
・おまけ
「ジュラ地方覚書」より抜粋
◇ジュラの黄金
ジュラ地方には黄金にまつわる伝説が複数存在する。
財宝伝説などを好んでいる人間であればジュラ地方の財宝伝説を聞いたことがあるかもしれない、調べてみれば神に黄金を捧げたという話がいくつか確認できるだろう。
いくつかの資料に目を通した後にジュラ地方の人間に黄金にまつわる話を知らないかと聞いてみると資料にはないような話をあちこちで聞けた。地方の特性上、口伝の方が多く残っており、かつ今でも続く儀式も多くあるため具体的な祭事や神の名前がいくつも出てくるのだ。
そしてジュラ地方のどこで聞いても多くの人がメタグロスについて話し出すのもまた、資料には載っていない話だろう。ジュラのメタグロスと黄金の伝説は密接な関係にあるらしい。
ジュラ地方のメタングに特別な黄金を与えることで従来とは違う姿のメタグロスに進化すると聞いた。
ジュラのポケモンのことであればここで一番強いトレーナーに聞くのが早いだろうと少年に声をかけると代替わりした腕試しポケモンを育てたことがあるからと大密林の奥にある洞窟へ連れていかれた。
金の竜骨洞と呼ばれるその洞窟には自然光が射さないのだが岩肌の奥からぼんやりと漏れ出す光で常に夜明け前の様に薄明るい。そして洞窟の奥に行くほどに明るくなり、ぼんやりと明るいだけだった岩肌に金色が見え始める。
眩い洞窟奥地に佇んでいたのは黄金の体を持つメタグロスだった。黄金の体には小さなタイルを繋げたようないくつかの線が走り、特徴的なX字の部分は黒く滑らかで四の鉄脚にはそれぞれ異なる宝石が埋め込まれている。
このメタグロスの輝く金の体は竜骨洞で過ごすことで何度も脱皮のような現象を起こしながらより大きくなっていくそうだ、その際に出る薄布のような黄金はその昔ジュラ地方の王が身に纏ったと言われている。
リージョンフォームというよりメタグロスとは別のポケモンなのではないかと聞いてみると、黄金のメタグロスはジュラ地方でも常に二、三体しか存在せず、ジュラの人々が黄金のメタグロスを見る機会は数年に一度の神事だけ故に図鑑登録するほどの情報がないという。
ジュラの初代チャンピオン候補はとても元気が良かったので試練のノリでジムリーダー候補と四天王候補のポケモンとトレーナー全部まとめて倒しました、どっちの為の試練だろうな。
ラテンアメリカに当たるポケモン地理用語がわからなかったので適当にやってます、この辺全く詳しくないので何となくで流して下さい。
ジュラをコレクレー・サーフゴーの産地にしたのは面白そうだったからです。
◇メタ的な話
フレーバーテキスト的なものなので以下は全部読み飛ばしても大丈夫です。お疲れ様でした。
公式インタビューでもシリーズの時系列を厳格に考えてはいないと言っていたのでシリーズ間の流れなどは雑に濁していきますがとりあえず大事件全部終わってて欲しいので現在は
・SVのDLCまで終了済み
・そもそも起きてない事件もある
・主人公+一部キャラの役職等がゲームとは違っている
という感じです。
ゲームシナリオの流れも場合によっては違っていたり、伝説のポケモンも共闘こそすれ殆どは捕まえていません。
ゲーム寄りっぽい世界くらいに考えて下さい。
作中世界は「歴史の転換期で大きな問題が発生したため他の並行世界では絶対に存在しないジュラ地方が発生している1つの並行世界」としております。
大まかには
・ジュラ地方に落ちたはずの隕石で古代・化石のポケモン等が絶滅していない
・パルデア帝国(その他スペイン・ポルトガル等に該当する地方)からの侵略を受けていない
という本来はあったはずの生態系と文明に対する二度のリセットが起きなかった世界線です。
本当なら上記二点によって全く別の地方になっています。
ジュラ地方以外で他の並行世界との違いは
・メガシンカ現象が複数の地方で確認されており起源不明
・ホウエン地方で隕石騒ぎが起きていない
・ガラルのブラックナイト事件の詳細や顛末がゲームとは異なる…などいくつかあります。
なお最初に書いた通り本編は10歳5年目のチビッ子蛮族が田舎で遊び回ってるだけのほのぼのちいかわ系コメディなのでこの設定は重要ではないです、ちいかわなので。
考察とか好きな方向けのフレーバーテキストですのでお好きな方だけどうぞ。
たまに言われますがポケマス・ポケスペ・その他外伝系作品、昔のは覚えておらず最近のはやってないのでこの辺の要素も出ないです。
その他ゲーム要素でHPや経験値などの明らかにゲーム的な都合の数字など自分では描写しようがないので採用していません、種族値は公式ポケモンずかん方式で才能(個体値)はジャッジさん達のような特殊な共感覚を持つ人に見える何かとしておきます。
その他よくコメントいただくアニポケについては「作中世界でもサトシが主人公のアニメ・ポケットモンスターが放送されている」設定でいきます。
レッドとグリーン、10歳の少年による連続リーグ制覇で沸いたカントー地方で制作され初期はまあまあ問題や炎上を起こしつつ現在は世界中で親しまれています。
作中ではまだ放映開始から26年経ってないのでサトシが現役です。
ただジムリや四天王など有名人は概ねアニメオリジナルキャラに置き換えられています、各地方の博士やチャンピオンは本人役でアニメにゲスト出演してたりします。
サトシくんの初代ライバルが当時無許可でモデルにされた本人が嫌がったことで第一シリーズ以降存在を封印されたり、やるなら山男役が良いとか言い出して謎の山男役で出演したチャンピオンもいますが別に作中で話題が出たりはしないです。
あとモチーフとはいえ流石にアステカ文明のヤバいとこは出ないです、資料探しの段階で自分には無理です。